一斗缶で杏仁豆腐！

2007年01月17日

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カテゴリ：ノンジャンル

不二家が消費期限切れ原料を使っていたことで、問題になっていますが、昔、ある洋菓子を作る工場での経験を一つ。

私はけっこうその仕事場が気に入ってたので、割と長い間勤めてました。
そんなことで色々な場所をやらされたのですが、ある時、杏仁豆腐を作る仕事を任されてました。
一度はやってみたい＆食べてみたいバケツプリンてあるじゃないですか、それに似た感じで大量に杏仁豆腐を作るためにその工場ではよくドリフなんかのコントで使う一斗缶に原料を流し込み、それを冷やして使ってました。
バケツプリンならぬ、一斗杏仁。
こうなるとそれが食い物だって実感はほとんど全く感じませんでした。

で、そのデカい一斗杏仁をさらに細かくする為に裁断する機械にセットするのが私の主な仕事だったんですが、約18kgの重さの次々持ち上げセットするおかげでかなり腕力がつきました。

と同時に腰痛にもなりましたけど・・・。

さすがに一斗缶自体は灯油とかが入っていたわけではありませんが、主に菓子の原料が入っていた空き缶を再利用していて、それで杏仁を作っては洗って再利用を繰り返してました。
ブリキ製という性質から長く使えば錆びてくるし、決して衛生的にはいいものではなかったと思います。一応、殺菌みたいなことはやってましたけどね。