たいらんの道 neo

いたずら好きの小さな妖精パック。

地方によってはポーク、プーク、パックル、パグと呼ばれている。どれも違った姿に描かれていることがこの妖精の変身能力を表している。毛深い小柄な人間の姿か、半人半獣の牧畜の神ファヌウスのように、ヤギの脚を持つものとして描かれる。

人間が好きで、だまされやすい人間を見るといたずらを仕掛け、しばしば困らせたりまごつかせたりします。ある時はイスに化けて、お婆さんが腰をおろそうとすると、お尻の下からスルリと逃げ出したり、お酒のコップの中に入って踊りまわったり。

　しかし、どんないたずらをしても、それほどひどい悪ふざけをすることはありません。貧乏人や弱い者たちに優しいパックは、恋人に冷たい仕打ちを受けた二人の若い乙女が森の中で道に迷っているところに遭遇したとき、彼女たちを気の毒に思って手助けしてあげるのでした。

好きな子にはついいじめたり、ちょっかい出したくなるってことありますよね～。
寂しさの裏返しみたいな？

↓面白そうだけど、高っ！


図説妖精百科事典