生々しくペット保険について考える。
13歳になった我が愛犬。「今日誕生日なんだ。13歳になれた。」と夫に報告した。「そうか、13歳かぁ。」と、たまたま財布をの中を確認していた夫が答えた。冗談で「誕生日プレゼントくれるの( ̄∇ ̄)?」と聞くと「え?何か買ってあげる?」と聞かれたので「いいえ。高額な治療費を払って頂いているだけで十分です( ..)。」と辞退すると「そうですよね。」と夫。余命3〜7か月と宣告されたあの日から約2年と4か月。「どれくらい遣った? 100万くらいか?」と夫。え(・∀・)? 本気で言っているのか。そんなんで済んでいると...。知ったところで、節約出来る類のものではない。なので敢えて放置していた。しかし、この際だから、と取っておいた明細書を計算してみた。夫も興味があるようだ。 この厚み...(・_・)********************************************初めのひと月 体調に異変) 軟便が2日ほど続き病院へ。「そろそろ保険の事、考えなきゃな。」なんて思いながらの治療中 に、「腹部に"何か"あるかもしれない。」と言われた。院長の都合で2日後にしか検査が出来 *ないと言われ、、冗談じゃない!と、即、別の病院に連絡し、翌日連れて行った。 そしてエコー検査で腫瘍が見つかった。 動物総合医療センターで、CT検査を受けるまでの13日間、毎日通院し、注射、点滴、投薬を 続ける日々。そして検査の結果高分化型リンパ腫と診断された。 ❢ ここまでで 165,627円 也。 因みに、ここの病院は、注射と点滴で5,000円、CT検査は52,000円だよ。 治療開始) オンコビンという注射の抗癌剤を使用することになった。 3週続けての投与。そして、投与の翌日、翌々日は点滴。週の半分、通院だ。 ❢ ここまでで計 240,057円 也。 オンコビンは1回19,000円。抗癌剤もいろいろ種類があり、数千円〜十数万円のものまで あるそうだ。年が明け 1年目) 抗癌剤の効果がすぐに表れ、あっという間に寛解状態に。稀なケースらしい。 ただ、寛解状態になっても、継続的な抗癌剤投与が必要で、その他、血液検査、 エコー検査などで週2日の通院が続いた。 しかし、副作用も無く、状態もとても良かったので、夏頃から治療方針が変わり、 エンドキサンという、飲み薬の抗癌剤と併用することになり、通院回数も少しづつ 減った。 ❢ 2013年は 810,395円 也。 百万円なんて、とっくに超えちゃってるよ。 2年目) 寛解状態を保てており、体調も良いので、更に治療方針に変更が。 オンコビンの週、エンドキサンの週、お休みの週、という具合に、3週間で 1サイクルのプログラムになった。なので、通院も3週間に2回と激減した。 ❢ 2014年は 722,961円 也。 少し減ったよ。そして2015年 予期せぬ病) CTとMRI検査の結果、不安定症と診断された。 歩行困難の原因はそれだったのだ。幸い、痛みはほとんど無いらしく、自立、 排泄、歩行も可能なので手術は見合わせた。しかし、今後の経過次第では 手術が必要になるかもしれない。その場合、15万円の手術費がかかるそうだ。 ❢ 2015年は、とりあえず 251,486円 也。 (CTとMRI検査には90,000円くらいかかったよ)というわけで、2年と4か月で掛かった治療代、 計 2,024,899円 ********************************************テーブルに広げた大量の明細書を見て「いくらだった?」と聞かれたので、「遣っちまった金のことは考えるな( ̄д ̄)。」言って追い払った。保険について考えると言っても、我が家の、我が愛犬に関しては、加入する気は無い。ここまで来たら、もう同じだもの。夫も、あと9年は働く予定だし( ̄∇ ̄)ニヤッ、我が愛犬も、さすがに、22歳まで生きることは無いだろう。しかし、結婚していて良かった。勿論、独身時は仕事をしていたが、自分の稼ぎでは、治療を受けさせてやることは出来なかったと思う。いや、絶対に出来なかった。夫にはとても感謝している。ありがとうね。********************************************💛 参考まで 💛 左) 注射の抗癌剤の日 (1週間分の薬代を含む) 中) 飲み薬の抗癌剤の日 (2週間分の薬代を含む) 右) たまたま、薬だけ貰いに行った日(1週間分) 正直なところ、これが1番ギョッとする。********************************************"こやつ"で節約せねば。ペット保険の基礎を学ぼう-【電子書籍】価格:300円 いつも愛犬のご飯を買っているショップ。 病院で買うと高いからね。