2007/06/21(木)21:05
深く考えると言う事
”ディープ エコロジー(Deep Ecology)”
これは、環境哲学の一つである。
1973年に、ノルウェーの哲学者であるアルネ・ネスによって提唱された環境保護に対する考え方である。
環境保護と言う観点から、彼は生態学的知性の必要性を生み出した。
なぜなら、生態学的科学の論理や真実だけでは、生き方についての倫理的問いに答えることが出来ないからである。
そして、この考えは深い経験、深い問い、深い義務又は責任が相互に繋がると言う事に焦点を当てている。
さらに、これは環境保護に重きを置いた上で、人間の利益は結果でしかないと説いている。
アルネ・ネスは人間の利益の為に行う環境保護を”シャロー(浅はかな) エコロジー”として非難した。
”ガイア仮説”があるが、これが”ディープ エコロジー”の基本となる。
人間中心的な考えを完全に改めるとまでは言わないが、この考え方は非常に環境保護を行う上で有意義な考え方で在ると僕は考える。