入院初日及び発見の経緯

        2003年6月25日の日記


梅雨に入っているというのにここ福岡は雨が少ないような気がする。
夏の水不足がちょい心配・・・。
今朝もいい天気。
絶好の入院日和。

入院中の荷物を整え車で出発。
10時半に病院到着。
手続きを済ませ病室へ。

○病棟2○○号室。
ここが暫らくお世話になる病室なのね。

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最初に気になりだしたのは4月の中ごろ。
単なる口内炎と思ってました。
舌で奥歯を触ると多少ギザギザになってて、そこに舌があたって口内炎ができていると。

初めて歯医者に行ったのはゴールデンウィーク前。
事務所近くの歯医者をインターネットで調べて。
「あぁ、奥歯が虫歯になってますね」
ということで歯の治療開始。
他にも虫歯があり、両方の治療で約一ヶ月。

その間、舌(直径約2ミリのポッチ)の痛みはそのまま。
歯医者さんでもらった口内炎の軟膏を塗ると暫らくは痛みが治まるが、大きくもならず
小さくもならず。

歯の治療が終わったところで、これはちょっと歯医者以外に見てもらった方がよかん
べぇと思い出したのが6月に入ってから。
でも舌の痛みって何科の病院?
とりあえず、これまたインターネットで調べて近所の耳鼻咽喉科へ。

耳鼻咽喉科で見てもらうと「1ヶ月以上舌の同じところにあるのは危険とみた方がいい」
との事。
大学病院で検査をした方がいいとの事で、翌日手術で舌のポッチをとり検査に送る。

翌週、抜糸と検査結果を聞きに耳鼻咽喉科へ。
舌をちょっと切ったのでまだハレは多少あるけど、ポッチをとったおかげでそれまでの
痛みは全くなくなっており、快調そのもの。
検査結果など聞くまでもないと、本人心配ゼロ。

まず抜糸をすませ、先生がこちらにちょっとにじみより、やや深刻な表情。
「検査の結果はよくない」
「あきらかに症状がでてる」
「初期の段階だから手術をすればかならず治る」
「若いから大丈夫」
と、いうようなことを言っていたと思う。

そのとき僕は先生が言ってる言葉を、割りと冷静に受け止めていたように思う。

「病院の知り合いの先生に紹介状を書いておくから、明後日にでもいきなさい。すぐ
に入院できるように、電話でよーく言っておくから」
「・・・はい」

先生は最後まではっきりとは病名を言わなかった。
ように思う。
いままでの説明と紹介状の宛先で判断しなさい。
ということでしょう。
舌の悪性腫瘍。いわゆる舌がんですね。

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病室は4人部屋。
たまたま一人いた方がお世話好きの方のようで、色々と説明してくれる。
「この部屋は他の二人の方もおとなしい方なのでいいですよ。こういう病気だから、
わがままになる人も多いけどね」

しばらくして他の二人の方もベットに戻られ、ご挨拶する。
いずれも60代~70代といったとこでしょう。

これから暫らくお世話になります。




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