カテゴリ:音楽に恋してる
テレビでカーペンターズの特集を観ました。
私もカーペンターズ大好きなので特集食い入るように観ましたね。 カレンが昔はドラムに夢中だったことは昔やってた「知ってるつもり!?」で見たんで知っていたんですが、天才音楽家のリチャードがカレンを説得して歌わせたこと(ちなみにリチャードによると、カレンの美声に気がついたのも彼だそうです)、デビューしたての頃はロック全盛なこともあってカーペンターズの評判がさんざんだったのは初めて知りました。 最初はドラムを叩きながら歌ったカレンでしたが、売るために大好きなドラムを手放し、歌に専念することを決めたんですね。 それによって「ドラムの後ろに隠れるようにして歌っていた」カレンは「華」になれたのですが、ものすごく辛かっただろうなぁ。 しかも売れたら売れたでアルバムも出せないほどツアー三昧になってしまったんですねぇ。 リチャードもそのころのことを悔やんでいるようでしたが、カレンは歌とともに、いやそれ以上に家族も大事にしたかったのにできなかった。 (そのときできたのが「青春の輝き」だそうです) そして光が強くなればなるほど、影ができるように彼らは自己破壊的な行動に出てしまいました。 カレンが拒食症になったのもそうですし、リチャードも薬物に溺れて更正プログラムを受けたほどと聞いて私は唖然としました。 そしてカレンは自分を追い立てるように単身ニューヨークに行ってソロデビューしようとしたけど結局曲は出せなかったんですね。 結婚しても1年ほどで破綻、拒食症の治療中になくなったカレン。 いまはもうカーペンターズは存在しませんが、歌は永遠に生き続けるんでしょうね。 実際何度聴いても飽きないでいい曲ばかりですもんね、彼らの曲は。 カレンの声もすばらしいし、気づかなかったけど歌詞も引き込まれてしまいます。 「イエスタディ・ワンス・モア」なんて、今聴けばまさにカーペンターズ自身のことを歌っているよなぁ(まさか本人たちがそれを意識していたわけでもないでしょうが)。 私もたぶん死ぬまで曲を聴き続けるアーティストの一つになるでしょう。 ※それにしても、今も音楽活動をしているリチャードの当時を語るのを見ていると、この人カーペンターズのことしゃべらせたら何時間でもしゃべってそうやなぁ、なんてよけいなことまで思ってしまいました。 でもそうなるのも当然かもしれません。 だって、幸せなことも不幸せなこともひっくるめて、カーペンターズは彼ら、特にカレンとっては青春そのもの、人生の大部分だったのですから…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月27日 11時59分16秒
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