2009/04/10(金)00:56
少しでも、不安あったら
病院に行っとけよとは思うけど、まるで「細菌テロ」のようにパニックになる必要あるの?とハリセンボンの箕輪はるかちゃん結核に対する報道に首をかしげざるを得なかった太陽仮面です。
で、結核というのがどんな病気かを、Wikipediaとか結核予防会のページで調べてみました。
調べた結果は…。
・結核菌が呼吸器官を中心に、体のある組織に感染して起こる病気
・有効な治療法のない昔は死亡率が高い病気で、亡国病と恐れられていた
・主に空気感染である。
・感染しても9割は発症しない(菌が体の中で寝ている状態、もちろんこの人たちからは感染しない)
・結核患者は、隔離病棟に入れられる(痰や咳など排菌症状のある場合)
・薬を飲み続ける期間は、入院する/しないにかかわらず標準で6ヶ月
・世界で人口の3分の1が結核菌に感染、毎年900万人が新たに患者になり、200万人が命を落としている
・かつてに比べて少ないが、今でも先進国の中では日本は結核発症者、死亡者共に多い
・多く(4種類以上)の抗生物質が効かない「多剤耐性結核菌」もいて問題になっている(ただし、ほとんどの場合、発症しても医師の指示にきちんと従って薬を飲めば、必要以上に耐性菌の心配をすることはないそうです←結核に限らず抗生物質を服用する場合、治療を中途半端にやめるから耐性菌が出てくる)
・結核ワクチンとされるBCGは、子供には有効だけど大人にはあまり有効でない
ざっと↑のとおりです。
…やっぱり、油断はしてはいけないけど、必要以上に恐れる病気でもない、というのが私の結論。
そういや、一昨年から去年にかけて、若者を中心とした「はしか」騒動があったなぁ。
これも必要以上に恐れなくていいけど、こっちはウィルス感染である以上かかったら対症療法しかないので、乳幼児期にワクチン接種していない人はした方がいいですよ~と太陽仮面は思います。
(もちろん、ワクチン接種していても100%安心とは言えませんが…)
それにしても、人間って、本当に忘却力の強い生きものなのですね~。
これらの病気については、メジャーじゃないけど忘れてはいけないのに。