太陽仮面の日々

2009/10/24(土)07:50

一つの目標は、達成できなかったけど…

目標&夢/振り返る(15)

ここ2週間ほど、小熊が早く出勤するのに合わせて私も早起きしていたら、夜12時には猛烈に眠くなってきている太陽仮面です。 で、休日も平日と同じように早く目がさめ、Macに向かってメタリカを聴きながらだらだらしております。 さて、昨夜急に太陽仮面、子供の頃読んだ雑誌だったか子供用の年鑑の中に「テリー・フォックス」というカナダの若者の話が載っていたのを何のきっかけもなく思い出しました。 テリー・フォックスをご存じない方に少し説明しますと、 「癌撲滅のために、自分の病にもいとわずカナダ横断マラソンをした青年」。 彼はスポーツを愛するごく普通の大学生だったのですが、18歳の時に膝の痛みを感じ、お医者さんに見てもらったところ、その原因が「骨肉腫」であるということで、右脚を切断されることになったのですね。 その後癌研究の資金を集めるため義足をつけた状態でカナダを横断するマラソンを始めるのですが、その間にも彼の体を癌が蝕み、ゴールまであと少しということで肺に癌が転移してマラソンを断念、その約9ヶ月後に22歳の若さで亡くなってしまいます。 しかし、目標としていた募金額については目標の100万ドルを大きく超え、その偉業にカナダでは今もヒーローとされているそうで、後にロッド・スチュワートが彼に捧げる曲として「Never Give Up On A Dream」を作っています。 (←iTunes Storeにもありますよ) で、この話から私が学べること。 「一見不幸に思える出来事でも、行動いかんで素晴らしいきっかけになる」 「ただの人の小さな行為でも、あきらめずにやり続けているうちに、大きな業績になることもある」 ことですかね。 子供の頃、その話を聞いても「マラソンが完走でけへんのは悲しいなぁ」くらいの感想しか持てませんでしたが…。 まぁそれはともかく、太陽仮面、もちろん順風満帆な人生をこの先も歩んでいきたい、とは思っていますが、一見アンハッピーでアンラッキーだと思える出来事に出会っても、実はそこにたくさんの宝が隠されているものだと気づけ、感謝できる心をこれから持っていきたいな、と思うのでありました。

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