太陽仮面の日々

4月になってから仕事が忙しくなり空手もサボりがちになって、しかもご主人様も疲れ気味で相手してくれなくなったとすっかりしおれてしまった太陽仮面です。

しかもツイッターをやってそしてiPod touchでネットができるようになって以来、どうも長文を書く気力がなくなってこのブログも放置状態だったのですが…。

いやー、今日久し振りにあまりにも怒りが治まらないので書かせていただきますわ、「つくば市が福島県からの転入者に対して放射線検査を要求し、パスしたら入居手続きを行う、ということをしていた」ということ。

何が許せんって一つめ、「本来なら民間の差別を正すべきお役所が、自ら人の差別行為を行っていたこと」。
これまでにも宿泊拒否から始まって子供の仲間はずれも出たなど様々な差別があったことに怒りを感じてはいたのですが、まさか行政がやるとは。
それどころか「市民が不安がるから」って、よけい自分の市民に対して差別感情を煽りかねん言葉を発している。

しかも市民もそうお役所にバカにされて怒らない(というように見える)のも同罪。

で、もう一つめの怒りポイントは
「つくばは昔から『学研都市』として放射線関係の研究施設がたくさんあるところで(←というか茨城県全体も全国でダントツに放射線施設がある)、知識のある人の街」
であるはずなのに、肝心の科学的知識についてあまりにも無知なこと。

まぁこれは、過去にも市が市内の小中学校に実用にもならん風力発電用の風車を(これは風車の開発途中なのにええ加減な調査のまま売り込んだ某大学も問題だけど)導入し、案の定事業を破綻させたこともありますんで
「研究者が多い=市民の意識が高い」
には必ずしもつながらんところがあるんでしょうけどね。

こいつら今外国で日本からの輸入品にせんでええ放射線検査するように自分が外国人に扱われても甘んじて受けるともとても思えんし…。

もっとも今はさすが抗議を受けてつくば市も証明の要求を撤回したらしいけど、これを機会にみっちりと人権意識+放射線に対する知識をお役所の方々に身につけていただきたい太陽仮面なのでした。