カテゴリ:政治・経済
民・自・公による弱い者イジメ消費増税
議員だって超党派で『原発ゼロの会』 皆さん、おはようございます!^^ 各党議員で作られた超党派の勉強会『原発ゼロの会』が『原発危険度ランキング』を発表しました。この議員たち『大飯原発再稼動』では(当然)反対にまわってくれたのでしょうね、多分? 党議拘束に従ったとか、棄権とか、欠席でないことを祈ります。 (引用始まり) 全原発廃炉を目指す民主、自民両党などの有志議員が27日、超党派の勉強会「原発ゼロの会」を立ち上げた。政府が新しいエネルギー基本計画を策定する前の6月をめどに原発に頼らないエネルギー政策をまとめ、政府に提言する方針。 発起人は民主党の近藤昭一、自民党の河野太郎、みんなの党の山内康一、社民党の阿部知子の各衆院議員と公明党の加藤修一参院議員。阿部氏は「思いを同じくする議員の参加をさらに募る。原発ゼロの声を国会の過半数にするためのエンジンになりたい」と述べ、各党議員に参加を呼び掛ける意向を示した。 勉強会は今後(1)新たな原発建設を中止し、廃炉を促進する「原発依存ゼロ」(2)使用済み核燃料を再利用する核燃料サイクルから撤退する「再処理ゼロ」(3)「再生可能エネルギーへの大胆な転換」-の3本柱を軸に議論を深める考えだ。 (引用終わり) (3月27日 SenkeiBiz) 財界が『ただ同然の電力エネルギー』を諦め、『原発マネーに群がる』のを止め、『原発利益共同体から離脱させる』ことが出来る政治勢力になれるかは疑問ですが.. そして当面の原発再稼動を容認する為の方便でも困ります。(選挙狙いでも困るが..) 勿論、『脱原発』を希望する国民としては反対勢力になって欲しいと熱望しますが.. 出来れば、大飯原発再稼動が決まる前に発表して欲しかったですね。当初の予定では6月に提言を行うと言っていたのですから。『危険度ランキング』が発表されていたら、違う方向に動いたかもしれないと思うからです。6月は6月でも28日の発表じゃあね。発表時期を調整していたと思われても仕方ない気がします。(それでも発表した勇気を買うべきか?) 『原発ゼロの会』メンバー:(河野太郎公式blogより) 民主党 近藤 昭一(衆議院議員) 逢坂 誠二(衆議院議員) 自民党 河野 太郎(衆議院議員) 長谷川 岳(参議院議員) 公明党 加藤 修一(参議院議員) みんなの党 山内 康一(衆議院議員) 日本共産党 笠井 亮(衆議院議員) 社民党 阿部 知子(衆議院議員)(事務局) 新党きづな 斎藤 やすのり(衆議院議員) さて..気になる『原発危険度ランキング』ですが、どうなっているでしょうか? 少し長いですが全文掲載しますので、是非お読み下さい。 (引用始まり) 超党派の国会議員らでつくる「原発ゼロの会」は28日、全国の商業用原発50基について、稼働年数や耐震性などを基に判定した「原発危険度ランキング」を発表した。東海地震の想定震源域にある中部電力浜岡原発3~5号機(静岡県)など24基は直ちに廃炉にし、残り26基も危険度が高い順番から廃炉にすべきだと訴えた。 同会は原発の危険度を、専門家の意見や経済産業省、NPOなどから提供された資料に基づいて/(1)/原子炉の型や運転開始からの年数/(2)/耐震性や地盤/(3)/周辺の人口など社会環境―の3分野9項目で評価。15点満点で、点数が高いほど危険とした。断層上に立つ原発や、地震や津波の被害を受けた原発は即時廃炉が望ましいとして、ランキングの対象外とした。 即時廃炉は浜岡の3基のほか、直下の破砕帯と呼ばれる軟弱な断層が動く可能性が指摘された日本原子力発電敦賀1、2号機(福井県)、東日本大震災で被災した東北電力東通1号機(青森県)、女川1~3号機(宮城県)、東京電力福島第1の5、6号機、福島第2の1~4号機(福島県)、原電の東海第2(茨城県)。 2007年の新潟県中越沖地震で被災した東電柏崎刈羽1~7号機(新潟県)や、1991年に蒸気発生器事故で緊急炉心冷却装置が国内で初めて作動した関西電力美浜2号機(福井県)も含む。 危険度ランキング最上位は関電大飯1、2号機(福井県)の10・75ポイントで、30年以上運転し、事故率が比較的高いことなどが理由。次いで関電美浜1、3号機、中国電力島根1号機(島根県)など、稼働年数が長い原発が上位を占めた。 ゼロの会の阿部知子衆院議員(社民党)は「今まで危険度を示す視点がなかったことが問題だ」と述べた。同会は民主党の近藤昭一、自民党の河野太郎各衆院議員ら7党9人で構成される。 (引用終わり) (6月28日 共同通信) ここで見ると危険と判断する原発の耐用年数を30年としているのが分かります。ところで先に提出された『原子力規制関連法案』を覚えているだろうか? 次々出てくる法案を国民が覚えているのは不可能に近いが、それがまた政治家の狙いでもあるように感じますね。 その『原子力規制関連法案』は当初、政府案では廃炉の基準を40年にしていたのですが自民・公明の主張を容れて原子力規制委員会による『見直し』を受け入れてしまいました。これにより原子力規制委員会が認めれば40年超も可能になる訳です。 この原子力規制委員会のメンバーは国会が任命する5人の委員が率いることになるため、政治的思惑に左右される可能性が高いという。そうなれば(原発推進派・原発利益共同体のメンバーが考えることは)電力会社に莫大な負担が生じる廃炉を先延ばしにする可能性は高い。日本にある原発のうち、17基は運転開始から30年以上たっていると言う。40年規制が出来れば電力会社は10年以内に莫大な廃炉費用が必要となるのです。 因みに福島第一原発の3基の原子炉は全て1970年代に建設されています。 従来、原発の運転期間については法律で決められてはいませんでしたが、運転開始から30年たった時点で審査し、以後10年ごとに審査することになっていたということです。 話しを元に戻しましょう!^^ そう考えると『原発ゼロの会』が原発危険度の基準の一つである耐用年数を30年にしているのは納得出来ると思います。 ランキングを見たい人は朝日新聞デジタルまで..(無断転載・複製を禁じます..なので^^) http://www.asahi.com/politics/gallery_e/view_photo.html?politics-pg/0627/TKY201206270653.jpg 福島第一原発の世界最大級の事故を小さく小さく見せようとし、放射能の被害を隠そう隠そうとしている政府や与野党そして財界..その手先のマスコミです。それでも心ある人たちの勇気と努力でネットを探せば、幾らでも情報を得ることは出来ます。 被害の実態は誰に囁かれる言葉ではなくて自分の目で見て下さい。 自分の身と自分の将来は、自分で守るしかないのです。 原発がない不自由さは、未来の安全を買う負担だと思って下さい。 安全な社会を未来に残す為にも.. だから私は『原発再稼動に反対』します! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.06.29 10:36:40
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