カテゴリ:政治・経済
政治参加しなければ人生を他人に渡しているようなものです! (デービッド・バースティーンさん) 皆さん、こんばんは!^^ テレビを見ていると(民間機である)マレーシア航空機が墜落された事件で大騒ぎになっている。ロシアから武器提供された親ロシアの撃墜なのか、ウクライナ政府軍による撃墜なのか、喧々諤々と議論されている。雰囲気ではロシア製の迎撃システムでの撃墜らしくロシアから武器提供された親ロシア派の犯人説が濃厚になっている。ある番組の専門家など最後には(失言なのだろうが)親ロシア派の犯行説のようにを言い切っていた。 ロシアの支援を受けて使い慣れない武器を使用した『親ロシア派』が民間機を撃墜してしまったのだろう。その結果は何の罪もない民間人が300人近くも殺されてしまった訳です。『誤射』?..なんと簡単に多くの命が奪われることだろう。 それ以上に私が気になるのは『イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻』です。空爆だけでは飽き足らず、多くの人が(まさかそこまでは)行わないだろうと思っていた地上侵攻に(18日)イスラエルは舵を切ったのです。これでまた多くのパレスチナ人(民間人)が殺されることでしょう。夜のニュースでも犠牲になっている乳幼児が多数いると言っていました。絶対に戦争出来ない子供たちが犠牲になっています。 イスラエルは人道に対する罪を犯している。 『人道に対する罪(じんどうにたいするつみ、英: crime against humanity)とは、「国家もしくは集団によって一般の国民に対してなされた謀殺、絶滅を目的とした大量殺人、奴隷化、追放その他の非人道的行為」と規定される犯罪概念。ニュルンベルク裁判の基本法である国際軍事裁判所憲章で初めて規定され、1998年の国際刑事裁判所ローマ規程において「人道に対する犯罪」として定義された。現在ではジェノサイド、戦争犯罪とともに「国際法上の犯罪」を構成する。戦時、平時に拘わらない。』(Wikipediaより) (引用始まり) イスラエル軍は17日夜、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を開始した。同軍のガザ地上侵攻は2009年1月以来。8日の戦闘開始以降、ガザでの死者はすでに240人を超えており、犠牲がさらに拡大する恐れがある。 ... イスラエルのネタニヤフ首相は17日、同軍に地上戦の開始を命じ、まずはガザの武装勢力が侵入用にイスラエルとの間に掘ったトンネルを破壊するよう指示した。地上戦に備え、これまでに予備役4万8千人を招集しているが、さらに1万8千人を追加招集することも承認した。 同軍は18日未明にかけてガザ北部と東部で空爆を強化。ガザ境界に展開する戦車部隊、海上に控える艦隊も攻撃に参加している模様だ。同軍はガザ北部と東部で作戦を行うとして住民約10万人に退避を警告していたが、多くの人が自宅にとどまっている。ハマスのバルフーム報道官は「イスラエルは高い代償を払うだろう」と非難した。 ... 08~09年にあったガザへの大規模空爆と地上侵攻では、ガザで1400人以上が死亡。犠牲者の多くが一般市民でイスラエルは国際的な非難を浴びた。 (引用終わり) (7月18日 朝日新聞デジタルより) http://digital.asahi.com/articles/ASG7L1VPJG7LUEHF001.html?ref=reca ガザ地区 = イスラエル中西岸、地中海に面する東西約10km・南北約30kmの地区。東京23区の半分余りという狭い面積に約150万人が暮らす。住民の大半はイスラム教スンニ派のアラブ(パレスチナ)人である。2005年までは約8千人のユダヤ人入植者が暮らしていたが、イスラエルのシャロン政権が入植計画を撤廃。すべてのユダヤ人をガザ地区外に強制移住させ、その後イスラエル軍も撤退させている。 現在、ガザ地区の行政権はパレスチナにあるが、領空・領海はイスラエルが実効支配しており、水や電気などのライフラインもイスラエルの管理下に置かれている。また、地区外へのパレスチナ人の移動も自由ではない。1990年代から隔離フェンスが設置されており、外部に出るには2カ所の検問所を通らなければならない。この出入りもイスラエルが監視している。また最近は物資の窮乏も深刻で、ガザ地区はまさに「巨大な監獄」と呼ばれる状態に置かれている。98年に開港したガザ国際空港も、2001年にイスラエル軍によって破壊され、復旧の見通しは立っていない。...(続く) (知恵蔵2014の解説より) 驚くのは『ガザ地区の行政権はパレスチナにあるが、領空・領海はイスラエルが実効支配しており、水や電気などのライフラインもイスラエルの管理下に置かれている。また、地区外へのパレスチナ人の移動も自由ではない。1990年代から隔離フェンスが設置されており、外部に出るには2カ所の検問所を通らなければならない。この出入りもイスラエルが監視している』である。それ以外では徴税権もイスラエルにある。 この上にイスラエルの度重なる(経済力を背景にした莫大な軍事力による)攻撃によりガザ地区の国民は殺され続けている。学校を空爆している様子を見れば、将来国を支える国民を減らそうとしているとさえ感じます。 イスラエルはガザ地区の領空・領海を実効支配しており、更にガザ地区に住むパレスチナ人の移動も自由ではなくイスラエルの監視下にある。水や電気などのライフラインも管理し、徴税権もイスラエルは握っています。後はガザ地区に住むパレスチナ人が居なくなればガザ地区は完全にイスラエルのものになるだろう。 しかし幾ら大金持ちのユダヤ人国家であるイスラエルだとしてもパレスチナのガザ地区を武力で盗み取っていいのだろうか? そんな野蛮な行為を国際社会は許していていいのだろうか? 国際世論を高めなくてはならないと思いませんか? まず初めに日本の世論が反対の声を上げませんか? 今、経済力(軍事力)をバックに横暴の限りを尽くす国家に対して私たちは大きく強い世論で対抗しなければならないと思います。何故なら明日は我が身だからです。その時、国際世論が見捨てたら私たちはどうなるでしょうか? 政治参加しなければ人生を他人に渡しているようなものです! (デービッド・バースティーンさん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.07.19 00:24:49
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