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太陽の道

[戦争と平和] カテゴリの記事

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混ぜるな危険！指名入札復活

災害復旧・復興での公共事業の不正を許さない！！　皆さーん、おはようございまーす！^^今日は午後から雨の予報です。久しぶりの雨になるでしょうか？外出する予定の人は、傘を忘れないで下さいね。放射性物質の混じった雨です。健康の為にも濡れないようにご注意下さい。さて、今日のタイトルは『混ぜるな危険！指名入札制度の復活』です。私のblogを見ている人ならタイトルを見ただけで何が言いたいのか、分かってしまうと思います。それでも飛ばさずに読んで欲しいと思います。暫し我慢を^^大地震の復旧・復興がこれからの日本の大きなテーマになることは誰の目にも明かだと思います。それまで国民的議論になっていた公共事業は『いい・悪い』の議論を飛び越えて、必要不可欠な災害復旧・復興工事として巨大化することになりました。大量に出る公共工事の発注業務は被災地の地方自治体の処理能力を超えているだろう！　そこで、こんな記事が出ていました。（引用始まり）仙谷由人官房副長官は８日のＮＨＫ番組で、東日本大震災で発生した大量のがれきの処理は、国の直轄事業とする考えを示した。　仙谷氏はがれき処理が市町村事務とされていることについて、「財政的にも現実の処理能力の面でも（市町村では）できない。県が代行する制度に切り替えたが、県は廃棄物処理の実際の行為を従来ほとんどやっていない」とした上で、「国が直轄事業でやることまで踏み込まないと、処理は進まないのでないか。特例措置を作ることを議論している」と語った。　政府は震災後、国ががれき処理の全額を負担する措置を決めたほか、県による代行も認めている。（引用終わり）　（５月８日読売新聞）現在は『国ががれき処理の全額を負担する』ことや『市町村事務とされていたがれき処理を県が代行出来る』ことなどが決まっているが、その県の代行事務も国が直接やろうとしているという訳です。当然、国は公共事業の発注には慣れているので代行するのは容易いですよね。今回の大災害の復旧工事の最初は（当然に）『がれきの処理（撤去）』である。それもまた道路や橋を作るのと同じ公共事業である。『政・官・業』の癒着が起きやすいと言われた『贈収賄』の温床ともなる公共事業である。長い時間をかけ公共事業を監視してきた一部野党やＮＧＯ等の努力により日本の公共事業はかなり良くなってきたと私は思っています。何故？良くなったと言えるのか、それは公共事業の発注がクリーンになって来ているからです。核心を言えば、入札方式が『指名競争入札』から『競争入札』に変わったからです。入札制度について、簡単に解説します。（４月１０日blogより抜粋）＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊さて国土交通省が『公共工事（公共事業）』を発注する時は幾つかの方法があります。不正や不透明性が起きる可能性があるすれば、その場面ではないかと考えます。それらの発注方法をWikipediaで見てみましょう！随意契約＝随意契約（ずいいけいやく）とは国、地方公共団体などが競争入札によらずに任意で決定した相手と契約を締結すること、及び締結した契約をいう。指名競争入札＝指名競争入札（しめいきょうそうにゅうさつ）とは、競争入札の手法の一つ。（一定の条件を満たす）希望者すべてを入札に参加させる一般競争入札と異なり、特定の条件により発注者側が指名した者同士で競争に付して契約者を決める方式。各省各庁の長は参加資格を定めなければならない（予算決算及び会計令第95条）が、一般競争入札と同じ場合は、資格内容、名簿とも一般競争の物を準用できる。競争入札＝競争入札（きょうそうにゅうさつ）とは、単に入札（にゅうさつ・いれふだ）とも呼ばれ、売買・請負契約などにおいて最も有利な条件を示す者と契約を締結するために複数の契約希望者に内容や入札金額を書いた文書を提出させて、内容や金額から契約者を決める方法。主として国や地方公共団体などの公的機関などが行うことが多い。今日のお話は、『公共事業』をどのように発注するのかというお話なので上記の３つが該当することになります。個人的には（内容を読めば多くの読者も同じ意見を持つように思いますが）上から順に危険な匂いがします。要するに、発注方法において『官僚』の恣意性がどれだけ排除出来る可能性があるかという問題だと思います。民主党政権は『政治主導』を掲げているので以前ほどの官僚の好き放題は無いと思うのですが、それでも『今回の非常時』です。大量に発注されるであろう『公共工事』で『昔の夢をもう一度』とばかりに、公正で公平な発注（入札）が全てに亘って行われるかが心配になります。イヤ心配と言うより『不正』（＝官僚の恣意性）が行われる可能性が高いと個人的には思っています。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊震災前に国民からソッポを向かれた『公共事業』は、適正な価格て適正な入札が行われなかった為に起きたことでした。その為に本当に経済対策としての公共事業が必要な時に公共事業は国民から嫌われてしまったのです。政治家と官僚が『欲と二人連れ』で公共事業を食い物にしてきた結果です。そんな中で今回の大震災による『復旧工事』と言う名の大量に発注される『公共事業』が気になります。政治家・一部官僚による『業者選定』の為の不正が行われるのではないかという心配です。イヤ心配と言うより確率のかなり高い危険性だと思います。特に民主党政権によって権力を奪われた『官僚』の巻き返しです。勿論、一部の心無い官僚たちではありますがとても危険です。公共事業を食い物にする政治家は主に自民党とその流れの竹の子新党の中にいると思われるので（復活するためには＝食い物にするためには）大願成就の為には民主党政権を倒さなければならないです。一部の悪徳官僚ならば、今すぐにでも“恣意的入札”？が出来るだろう！どれだけマトモな官僚が居て『恣意的入札＝指名競争入札』を復活させないように戦ってくれるかに頼っているだけでは、あまりに情けない気がします。国民自らが、公共事業発注時の不正を厳しく監視する必要があると思います。一部官僚の良心に期待するだけでは、不正の排除は難しいです。もう始まっている『公共事業』を食い物にしようとする一部官僚や政治家を排除するためには今の『競争入札』を危険な『指名競争入札』に変えないように監視しなければならない。官僚の言い分は分かっています。大量の『公共事業』発注の為には、迅速な処理が出来る『指名競争入札』がいいと言うのです。何故なら、指名入札なら自分たちで業者選定が出来る（と同じだ）からです。面倒な入札業者の調査が必要ないからです。絶対に『指名競争入札』を復活させては駄目です。

2011.05.10

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中村哲氏が語る本当のアフガン

労働者派遣法改正案（製造業の禁止）の成立を目指そう！景気対策・雇用対策としての公共事業をしませんか？消費税増税反対！　　法人税減税反対！　皆さーん、おはようございま～す^^　　　　　今日は風もなく穏やかな日になりました^^　寒いですが、気持ちのいい日です。先日、テレビで『中村哲氏（ペシャワール会）』をお見掛けした。日頃、正確な情報が得難い『アフガニスタン』の現状についてお話していたので興味深く見ることが出来ました。アフガニスタンと言う国..覚えていらっしゃいますか。アフガニスタンについて思いつくままに書き出してみると...１．世界一貧しい国の部類に入る。２．ほぼ１００％の国民が農業をしている国（農業国）３．アメリカの攻撃以前は、タリバンが実効支配していた国４．オサマビン・ラディン氏を匿ったとして米ブッシュ大統領に攻撃された国そんなところでしょうか？　大国アメリカが何の理由か明白では無いが、テロ支援国家として軍事攻撃、あっと言う間にタリバン政権を崩壊させてしまった。アフガニスタン攻撃の米国側の理由は『タリバン政権が９．１１事件の首謀者であるアサマビン・ラディンを匿っている。』というものだった。匿われていると思われていた山間部は“地形が変わる”ほど米国の攻撃を受けたが、（何故か？）オサマビン・ラディンは今も生きている。米国の主張する根拠になる証拠を見た人は誰もいない。あっ、当時の小泉純一郎首相は見たと言っていた気がしますね。今、思えば、彼の見た筈のビデオテープは何だったのでしょうか？　世界一の軍事大国アメリカが、世界一貧しい国のアフガニスタンを攻撃したと言うことだ。この戦争は（予想通り）あっと言う間に決着がついた。（と思われたが..）何故か今なおアメリカを悩ませているアフガニスタン。収拾がつかなくなっているのが分かる。圧倒的軍事力を持ってしても解決出来ないことを知るべきだ。そんなアフガニスタンの（報道では見えてこない）現状を現地にいる中村哲氏が伝えてくれた貴重な番組だった。要約は雲の記憶によるものなので、多少の言葉の違いはお許し下さいね。『アフガニスタンで言われる『アメリカとテロとの戦い』と言うのは、フェクションだと言っている。実際には、アメリカ兵が簡易爆弾で殺された場面では、車から出てきた米兵が、川で遊んでいた子どもに向けて銃を乱射した。その場で５名の子どもが即死した。戦争で物事は解決しない...』『100％に近い国民が農民の国がアフガニスタンだ。戦争前は100％の自給率の国が戦争や旱魃等で、今は６０％まで落ちている。貧しいアフガニスタンでは４０％の人達は、そのまま飢えてしまうのです。』『アメリカがアフガニスタンを攻撃した理由はタリバンがオサマビンラディンを匿ったとされることです。その結果が、今尚続く混乱のアフガニスタンです。アフガニスタンは、ここまで崩壊させられる必要があるのだろうか？』私も、そう思う！！　オサマビン・ラディンを匿ったと米国に言われたアフガニスタン政府のタリバン攻撃は、今なお続く戦闘と国土の荒廃をもたらす程の罪だったのだろうか？挙句に匿っている筈のオサマビン・ラディンを見つけることさえ出来なかった。２００１年の米国のアフガニスタン攻撃の数年前、大学の講義で聞いた話しを思い出しました。　米国が石油を運ぶためのパイプラインがアフガニスタンの一部を通らなければならないのだが、アフガニスタン政府の協力が得られないために開通出来ないと話していた。そのパイプラインは、アフガニスタン攻撃直後に建設され、開通したようだ。そこは米兵が厳重に守っているらしい^^あくまで個人的意見ですが、アフガニスタンを攻撃したのはパイプライン建設の為であり、イラク攻撃（大量破壊兵器を持っている）の理由は（世界第二位の埋蔵量を誇る）『石油の確保』の為だと思っています。要するにアメリカの石油産業のためですよね。ブッシュ政権内には、ブッシュを筆頭に石油会社関連の政治家が多かった　今なお..苦しい状況にあるアフガニスタンの国民を忘れないで下さい。

2010.11.19

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興味が湧かない？難しい？

　　　　消費税増税に反対します　皆さーん、おはようございま～す^^流石に１０月に入ると肌寒い日が多くなりますね。夏のままの寝具だと風邪をひく可能性があるので気を付けて下さい。季節の変わり目の風邪って多いですからね^^最近は領土問題がクローズアップされがちですが、相手の挑発に乗ることなく、又過激に軍拡議論に進まないことを願います。マスコミの偏向報道によって良からぬ方向に行かない冷静さが必要な時だと思います。個人的に思う心の問題と外交では大きく違うことを忘れないで欲しいですね。民主党の議員のように『感情的発言』をすることで大きく『国益』を損なうようなことはしないで欲しいです。少なくとも政権与党だという自覚を持って発言して欲しいものですね。枝野幸男幹事長代理には失望しました。（正直言って前から期待してはいなかったが..）それにしても政権党である民主党幹事長代理が“この程度”では寂しい限りですね。だからと言って（結果的に）大国？中国の言いなりになる必要は全く無く（個人的には、いつもの外交手段である“揺さぶり”なんだと思っているが）、日本の外交努力によって正しく解決して欲しい問題だと思っています。子供の喧嘩じゃあるまいし、口汚く罵りあうのはあまりに情けないでしょう！　どちらが先に言ったかも関係ないですからね。同レベルに成り下がらないで欲しい限りです。財界も猛反発をしているらしいが、『儲ける為の反対』と一緒にしないで貰いたいものです。さて..こういう外交問題がこじれた時に必ず出てくるのが軍拡（論）だろうか？？いや..軍拡を目指す一部の人達が外交問題を利用しているのかも知れないですね^^そうやって..相手よりも勝る軍事力を持つことで優位な外交（関係）をしようとする人達は『巨大な軍事産業』との利害関係を絡ませながら“摩擦”を利用しようとするのでしょう！　幾ら言葉を尽くしたところで『軍拡』も『戦争』も一部の人間の『金儲け』の手段でしかないのです。それでは世論を誘導出来ないから、尤もな理由が他に必要なだけではないだろうか？？　そんな危険な議論でも日本には『歯止め』になる法があります。　憲法９条です。政権からもマスコミからも（意図的に？）遠ざけられているかのような存在の憲法９条ですが、外国からは高く評価されている存在です。日本国憲法第９条１　日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和をせいじつに希求し、　　　　　国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を　　　　　解決する手段としては、永久にこれを放棄する。　　　２　前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。　　　　　国の交戦権は、これを認めない。あの有名な憲法９条は、こんな僅かな量の条文です。丸暗記することも可能ですね。書いてあることも誰にでも分かる内容だと思います。是非、面倒がらずに読んで下さい。日本国憲法は日本の最高法規です。私達日本人は、この憲法に守られて多くの権利を得ていることを忘れないで下さい。日本国憲法の多くは私達日本人の権利を謳っているのです。例えどのような外交関係になろうとも“武力による威嚇・行使”が出来ない以上、外交努力による解決しかないのです。それ以外の解決方法を国民の中に植え付けさせようとしている勢力があることが心配です。最後に日本が『終戦の日（太平洋戦争の終結）』を迎えた１９４５年(昭和２０年)の日本人の平均寿命について書こうと思います。男性は　２３．７歳です。女性は　３２．３歳です。この年、日本の男性は平均して２４歳までしか生きられなかったのです。多くの男性が戦地で亡くなった為です。国内でも東京大空襲・広島・長崎の原爆と多くの一般市民が亡くなりました。その結果が上記の平均寿命なのです。本当なら今の日本のように長寿をお祝い出来た筈なのに..　１９４５年から今まで、日本は戦争で人を一人も殺していないです。誇りに思えることだと思いませんか？？　それが出来たのは、日本国憲法を守ってきたからです。今だからこそ..また憲法９条の大切さを思い出して欲しいです。長い文を最後まで読んで頂き、有難うございました。　　

2010.10.06

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人類史上初の原爆投下日！

今日はアメリカが広島に原爆を投下した日　皆さ～ん、こんにちは～！^^　　　　　　　今日も、お暑ぅございます^^　本当に暑い日が続きます。こんな暑い日に..もっと熱い熱線に焼かれて死んだ多くの人達がいます。今日は広島に（アメリカによって）『人類史上初の原爆が投下』された日です。（引用始まり）１９４５年８月６日午前８時１５分、アメリカの爆撃機Ｂ２９「エノラ・ゲイ」が投下した原子爆弾「リトルボーイ」は、島外科（同市中区）上空約６００メートルでさく裂。同年内だけで約１４万人が命を奪われ、生き残った人々も後遺症に苦しめられ、その苦悩は６５年を経た今も続いています。...被爆者健康手帳を持つ被爆者は２２万７５６５人（うち広島市が７万１１９４人、３月末現在）、広島市内の被爆者の平均年齢は７６・３歳と高齢化が進んでいます。新たに死亡が確認された５５０１人の名簿が原爆碑に奉納されます。原爆死没者は２６万９４４６人になりました。（引用終わり）　（８月６日　しんぶん赤旗）私たちは中国や韓国から『過去の蛮行』について、現在に至るまで..機会ある毎に非難され、謝罪もされてきた。悲惨な戦争をしてきた罪は今尚、重くのしかかっています。日本人の中には『批判し続ける』中国や韓国に対して非難する人もいますが、被害者が『もういい』と言ってくれるまで、批判は受け続けなければならない。そうでしょう？　加害者が『もう充分誤ったのだから終わりにしよう！』と言う訳にはいかない。被害者が『もう忘れます』と許してくれるまで、謝り続けなければならないのです。それが『謝罪』と言うものでしょう？？戦争ですから..日本は中国や韓国に対しては加害者ですが、反面、被害者の一面もあります。アメリカによって日本は広島・長崎と原子爆弾を落とされ東京を火の海にされました（東京大空襲）。戦争末期に行われた『残虐な行為』は『戦争の早期終結の為に必要』（日本の敗戦）だったと、米国内では位置付けられているのです。何故なら..日本は中国や韓国のように『被害者意識』を持たない（＝非難しない）からです。一度でもアメリカから原爆投下の謝罪を受けたことがありますか？？あれから６５年も経つのです。それでも..日本への原爆投下、東京大空襲は米国にとっては戦争終結に『必要な措置』だったのです。あなたも、そう思いますか？アメリカもやっと戦争好きのブッシュ大統領から『オバマ大統領』へと替わった。オバマ大統領が『核兵器なき世界』を提唱したことで世界の核兵器廃絶への思いが再び高まりつつあります。にも拘らず最初の原爆投下国である日本は『原爆の日』が来る度に報道は減り、国民の関心は減っていくようです。記念式典はセレモニー化され『年中行事？』に変わりつつある。中国や韓国の人達より日本人は犠牲者に対して冷たくないだろうか？　そんな気がしてきます。今なお、被爆者健康手帳を持つ被爆者は２２万７５６５人もいる。この人達が生きている間に、世界中から核兵器がなくなる日が来るのだろうか？？いつか歴史の中で『核抑止を叫ぶ人』より『核兵器廃絶を叫ぶ人』の方が高く評価される日が来ること祈りたいです。今日８月６日は、アメリカによって広島に『原子爆弾が投下された日』です。日本人なら絶対に忘れないで下さいね。今日も元気で　ファイトです！！　　　　　　　　

2010.08.06

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ガザ地区人道支援をまた拿捕

ユダヤ人国家・イスラエルの横暴を許さない！国会改革法案に反対です。法人税減税と消費税増税に反対！　皆さーん、こんにちは～！ ^^　　　　　　　　　　　　　　今日も青空が広がっている朝を迎えましたね。清々しい朝でした。来週からはお天気も崩れるようなので、最後の晴天か..な？　数日前に郵便局に行きました。そこの待合室で中年女性と隣り合わせになりました。テレビの画面には『管直人新首相』..　テレビを見ていた私に隣の女性が言いました。明らかに批判的..　続いて夫婦関係まで..（この人..よく知っている）どうも民主党批判らしい！　鳩山さんも管さんも嫌いなようだ。見ず知らずの椅子で隣合っただけの私に民主党批判を延々と続けている。幸いなことに窓口の人に呼ばれて（助かった）その場を逃れられたが、こういう選挙運動もあるのかな？と納得しました。この人の場合、政権批判（民主党批判）がハッキリしていて、どう見ても俄か活動家のようだ。話す内容もゴシップ記事のような内容が多かった。徹底した与党批判からすると『野党支持者』なのだろう！！　もう少しいれば次の参議院選挙の話しになるのだろうが、その前に私は窓口に呼ばれたので助かった^^皆さんもくれぐれもご注意下さいね。一見、普通の人が（選挙の時期になると）俄か活動家になって政治活動（選挙運動？）もするのですからね！..　ご用心です。こういうのって私は大嫌いですが、世界に目を向ければ驚くような横暴が国家レベルで行われている。世界的に批判されているが、日本のマスコミはユダヤ系の経済力に圧倒されているのか？、はたまた自己規制しているのか？..分からないですが正確な報道が少なく非難の世論も大きくなっていないのが残念です。（その時だけ）（引用始まり）イスラエル軍は五日、アイルランドからパレスチナ自治区ガザに向け航行していた新たな支援船「レイチェル・コリー号」を、ガザ沖の地中海で拿捕（だほ）した。ＡＦＰ通信によると、十五人の乗船者は船に乗り込んできたイスラエル兵に抵抗せず、負傷者はいなかった。コリー号は軍の監視下で、イスラエル南部アシュドッド港に到着した。五月末に起きた国際支援船団拿捕事件で乗船者九人が死亡したことから、アイルランド政府はイスラエルに対し、安全にガザに入港させるよう要請していた。ガザの経済封鎖を続け、自由な航行を認めないイスラエルの方針に、再び批判の声が高まるとみられる。イスラエル軍の艦船は五日朝にコリー号に接近し、アシュドッドに入港するよう要請。支援物資はイスラエル政府が検査した上でガザに運ぶと提案したが、コリー号側が拒否したため、拿捕に踏み切った。ＡＰ通信によると、現場は公海上だった。コリー号は国際支援団体「自由ガザ運動」が運航。アイルランドから車いすや薬品などを運ぶ途中だった。一九七六年にノーベル平和賞を受賞した英国・北アイルランドの活動家マイレッド・マグワイア氏や、アイルランドやマレーシアなどの活動家が乗船。五月末に拿捕された船団に加わる予定だったが航海が遅れ、単独でガザを目指していた。「レイチェル・コリー」は二〇〇三年にガザで、イスラエル軍のブルドーザーにひかれて死亡した米国人活動家の名前。（引用終わり）　（６月６日　東京新聞）ユダヤ人国家であるイスラエルは５月31日にも地中海上でパレスチナ支持の人権活動家らが乗った船団を拿捕(だほ)している。その時には武装兵士が発砲し死者が１０人以上も出ている。（イスラエル軍発表）　どちらも『公海上』での拿捕である。★公海＝特定国家の主権に属さない海洋。世界各国が共通に使用し得る。（広辞苑）イスラエルの主張はいつも同じである。　ガザ地区を実効支配している『ハマス』に武器を輸送されないためと言っているが、本当のところはどうなのだろうか？イスラエルの横暴に世界中が反対の声を上げている。ガザ地区への無差別攻撃はまだ記憶に新しいだろう！！　世界中の人道支援団体がガザ市民への『支援』をしようとしているが、それをイスラエル軍は阻止しているのと同じです。『兵糧攻め』か？？　このようなイスラエルの横暴を何故..世界は解決出来ないのだろうか？それはイスラエルがユダヤ人国家だからだと私は思っています。世界の金持ち『ユダヤ人』です。世界の金持ちというと『華僑』が有名ですがユダヤ人も同じです。私が大学で習った時は『金融の華僑』..『保険のユダヤ』..と聞いた記憶があります。記憶違いだったらゴメンなさい！！★華僑（かきょう）は、中華人民共和国の中国共産党政府の定義によると「中国大陸・台湾・香港・マカオ以外の国家・地域に移住しながらも、中国の国籍を持つ漢民族」を指す呼称である。華僑はマイノリティながら、同郷者で形成されるコミュニティーと、これをもとにした同業者の集団ができあがり、現地の経済・政治に大きな影響力を持つことが多い。（Wikipediaより）最近まで日本ではユダヤ人に対して悪い印象は少なかったと思っています。世界中で嫌われているユダヤ人ですが、やはり決定的に嫌われたのはパレスチナでイスラエルが行っている蛮行の為です。それを支持するのはユダヤ人に中枢を握られている米国が一番だろう。欧州の先進国の中枢にも（勿論）経済的な意味も含めて大きな影響力を持っているのも確かなことだろうと想像します。Wikipediaを見れば、ユダヤ人の居住地域が載っています。少し書き出して見ましょう..ユダヤ人の総人口・・・1,300-1,400 万人　イスラエル・・・・・・ 5,309,000人アメリカ・・・・・・・ 5,275,000人フランス・・・・・・・・ 492,000 カナダ・・・・・・・・・ 373,000 イギリス・・・・・・・・ 297,000 ロシア・・・・・・・・・ 228,000 アルゼンチン・・・・・・ 184,000 ドイツ・・・・・・・・・ 118,000 ブラジル・・・・・・・・ 96,000オーストラリア・・・・・ 88,831 ......世界中に居住しているユダヤ人ですが、ずば抜けて多いのは、やはりアメリカですね？？　本国と同じ数だけ住んでいます。世界のお金の多くを集め、それを武器に世界中で影響力を伸ばすユダヤ人です。ユダヤ人国家のイスラエルが、何故あそこまでパレスチナを、ガザ地区を、蹂躙出来るのか、そして何故先進国は黙って見ているのか、理由が分かりませんか？ユダヤ人が世界の人から何故嫌われるのか？..それは『ホロコーストの被害者面をしながら、今度は自分達が同じ様な事をしているからです。嫌われて当然では無いでしょうか？』（知人の言葉）　私も同感ですね^^ユダヤ人が嫌いなんじゃない！　今のユダヤ人国家のイスラエルがしている横暴が許せないのです。金があれば、何をしてもいいのか？　そしてアメリカの情けない姿を見るにつけ、日本は独自の方向に行くべきだと考えますね。日本の郵貯を民営化するように再三日本に迫ったアメリカですが....簡保はユダヤ資本に...郵貯は華僑資本に...売却されるところだったのでしょうかね＞＜　あくまで独断と偏見ですが..子供が遊んでいる声が聞こえます^^　暖かい陽だまりの中で遊ぶ子供の声って..何よりの癒しですよね。いつまでの幸せでいて欲しいと、祈らずにはいられません。今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2010.06.06

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国民投票法　改憲より「活憲」

国会改革法案に絶対反対！政治独裁を絶対に許すな！！法人税減税と消費税増税に反対！　皆さーん、おはようございま～す ^^　　　　　　　昨日は寝苦しくて、よく眠れない上に寝汗を沢山かいていたように思います。やっぱり体調が悪いんだなと気を落としていたのですが、よく考えてみたら冬と同じ布団をかけていたのですね。暑い訳です^^　暑くて眠れなくて、寝汗もかく...＠＠何だか、そう思ったら少し元気になりました。　皆さんは、大丈夫ですか？？本題に入る前に、ちょっと発言..　タイの騒乱が悪化していて心配です。（引用始まり）タイの首都バンコクの騒乱が収まらない。内乱さえ危ぶまれる情勢で、そうなれば政府側もタクシン派も益することなどないはずだ。収拾のため、双方にぎりぎりの努力を求めたい。１３日以降の衝突で死者３７人、負傷者約２７０人が発生した（１７日午後２時現在）。首都の繁華街に銃声や爆発音が轟（とどろ）くようでは内戦に近い。一部デモ隊はコンビニエンスストアから食料を強奪するなど暴徒化している。銀行も襲撃し、ホテルも砲撃された。「微笑の国」のイメージは地に落ちつつある。タクシン元首相が農村振興を前面に打ち出していたこともあり、タクシン派は農村部に支持者が多い。一方で現政権は都市住民の支持を受けており、騒乱は都市部と農村部の対立という様相を呈している。だからこそ国民の分断も危ぶまれるのだ。タイ政府は１７日までにデモ隊に撤退、解散するよう求め、応じない場合、強硬手段を取ると警告している。（引用終わり）　（５月１８日　琉球新報）今朝、動きがあったようですね。強制排除に向けて治安部隊が動き出したようです。未だにデモの中に残る女性や子供が心配ですね。デモ隊は女性や子供を盾にしているようにも見えるので尚更心配です。（引用始まり）タイの治安部隊とタクシン元首相支持派「反独裁民主統一戦線（UDD）」がにらみ合いを続ける首都バンコク中心部のビジネス街シーロム通りに19日朝、兵士ら100人以上と装甲車7台が集結、タクシン派の強制排除に着手した。治安部隊は占拠地域のバリケード前で、退去するようスピーカーで警告した上で、放水を開始した。占拠地域付近では激しい銃声も聞こえた。（引用終わり）（５月１９日　時事通信）こんなことで命を失ったり怪我をして欲しくないですね。だって、そうでしょう？？タクシン派にしても、現政権にしても、タイの国民の貧しさは変わってはいないです。権力者が国の富を独占しているからです。そんな人達のために戦うのは『貧しい農村部の人』と『極端に給料が安いと言われている兵士や警察官』なのです。変ですよ！（引用始まり）１８日付のタイ英字紙バンコク・ポストは、首都バンコク中心部で、タクシン元首相派のデモ隊と治安部隊の衝突による死傷者が出る騒乱が続く中、海外逃亡中のタクシン元首相が１５日、パリの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」で買い物しているところが目撃されたと報道した。同紙によると、マレーシアの雑誌取材班が１５日午後、次女とルイ・ヴィトンで買い物中のタクシン氏を発見。カメラマンが写真を撮ると、タクシン氏のガードマンが近づいてきて店から連れ出されたという。同紙はタクシン氏とみられる人物が買い物をしている写真も掲載しているが、撮影日時などの説明はない。　バンコクでは治安部隊とタクシン派のデモ隊が衝突を繰り返し、銃撃戦などで多数が死傷。衝突が始まった１３日夜からの死傷者は３００人を超えている。（引用終わり）　（５月１８日　共同通信）海外で優雅に暮らすタクシン氏のために、貧しい農村部の人達は『人間の盾』になって闘争している。その理由はタクシン氏が『農村振興』を打ち出していたということです。そんな人間の言葉にすがらなければならないほと、タイの農村部は経済の繁栄から取り残されているのです。本人は首相在任中に莫大な資産を作り、今も優雅にブランド品を家族で買っている。タイでは命懸けで戦っているのにです。こんな人のために..＞＜翻えって考えるに、それでは今の日本は、どうだろうか？　タイとは全く違うだろうか。日本の労働者は、どんどん搾取され給料は減っている。その上に税の負担は増えている。その分のお金は大企業の内部留保・役員報酬・株主配当になってしまったのだろうか？今の大企業は、経済活動で儲けるより『労働者から搾取する方が楽だ！』と気が付いてしまったのだろうか？　経済活動は海外で、日本の労働者からはあらゆる形で搾取を！でしょうか？？^^さて..遅くなりましたが、これからが今日の本題です。(う～ん..本当に遅いですね)blogタイトルの『国民投票法　改憲より「活憲」』は琉球新報の社説：『国民投票法　改憲より「活憲」が大切だ』からパクリました＞＜皆さんは、憲法改正の手続きを定めた国民投票法が１８日に施行されたのは、ご存知でしょうか？　憲法改正の準備は、着々と進められているのです。そして民主党・自民党・各種竹の子新党も『憲法改正』に言及しています。個人的に言わせて頂ければ、今は憲法改正よりしなければならない(政治)課題が沢山あると思うのですが、そんなに改正したいのですかね^^　それは、少なくとも国民のための憲法改正ではないですよね^^だって今は、他に国民が困っている問題が沢山有るのですからね..国民投票法＝日本国憲法第96条に基づき、憲法の改正に必要な手続きである国民投票に関して規定する日本の法律。日本国憲法第96条第1項は、憲法の改正のためには、「各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする」旨を規定しており、憲法を改正するためには、国会における決議のみならず、国民への提案とその承認の手続を必要とする旨が憲法上規定されている。ところが、具体的な手続については憲法上規定されておらず、改正を実現するためには法律により国民投票等に関する規定を定める必要があると考えられている。本法はかかる規定に対応するものである。（Wikipediaより）なぁ～んにもしないで、あっという間に病院に逃げ込んで辞職した安倍首相ですが、この憲法改正のための『国民投票法』は、ナント..この超短期政権で成立した法案です＞＜２００７年５月１４日、参議院本会議で自民・公明両党などの賛成多数（ボタン式投票、賛成122・反対99）で可決、成立した。なお、民主党では渡辺秀央元郵政大臣が党議拘束に造反し賛成票をいれた。その施行が昨日：２０１０年５月１８日と言う訳ですさあ、これで憲法改正の手順は揃った訳です。現在の日本の悲惨な状況より、落ち込んだ経済より、失業者の増加より、天文学的赤字国債より、自殺者毎年３万人強より憲法改正が重要だと考える人達の念願が叶った訳です。誰のための憲法改正かは想像が付きますね。彼らが変えたい憲法は、唯一つ..！　憲法９条です。憲法改正まで待てない小沢氏などは『内閣法制局長官』の国会での発言を封じ込め、数の力で『憲法違反の法案』も成立させようとしているのです。そして官僚の人事権も握り、両面から圧力を加え、政治家の言いなりにさせる！　それが今回出された『国会改革法案』の中身です。官僚攻撃とマッチさせて、上手く誤魔化したものだと感心します＞＜それではblogのタイトルにパクった記事を引用して終わりにします^^　これが本題です。（引用始まり）　憲法改正の手続きを定めた国民投票法が１８日、施行された。実施にはいまだ不備の多い法だが、護憲の外堀の一つが埋まった。悪用されないよう警戒が必要だ。　戦後６５年、日本は戦争に巻き込まれず、武力による国際紛争の解決を阻み、軍隊による侵攻や侵略を回避し、軍隊が他国民の命を奪う暴挙も無かった。　平和憲法が掲げる絶対平和主義の理念が「戦争抑止力」となり平和国家・日本を築いてきた。誇るべきことだ。　平和憲法を、なぜ改憲しなければならないのか。疑問は尽きない。　確かに憲法第９６条には「改正」手続きが盛り込まれている。だが、各議院の総議員の３分の２以上の賛成で国会が発議し国民に提案してその承認を得なければならない。　過去数十回も改正されたスイスの「軟性憲法」と異なり、改正がより困難な「硬性憲法」となっている。過去の大戦の反省を踏まえ、時の権力の乱用を防止し、監視し、抑制する役割を果たすためだ。　国民投票法を強行採決で通過・成立させた安倍晋三内閣の狙いは、自主憲法制定という名目での軍隊の保持、集団的自衛権の行使、海外派兵、国土防衛義務の追加などにあるとされる。　つまり改憲の焦点は「第９条」にある。徴兵制復活をも想起させる改憲を国民がなぜ望もうか。何のために必要なのか。不可解で危険な発想と言わざるを得ない。　特定の思惑を持つ時の政権が、国民の生命、財産、権利、基本的人権を侵害しないように憲法が守っている。　戦争のない平和な国家が、戦後６５年も続いてきたことを、国民の誰が恥じようか。　武力による国際紛争の解決が、何をもたらしているか、イラクやアフガニスタンの戦況をみれば明確であろう。武力は武力の、殺りくは殺りくの連鎖を生み続ける。　ＮＧＯやＮＰＯを含め国家レベルでも経済支援や復興支援、災害救援など武力によらない紛争解決手段が効果や実績を上げている。　武力中心の日米安保の重圧と過重負担、事実上沖縄のみに適用される軍用地特措法など「法の下の平等」が実感できない県民にとって、平和憲法の存在はより重い。　国民に必要なのは改憲ではなく、平和憲法の理念を活（い）かす「活憲」だ。改憲に歯止めをかけ、護憲や活憲への流れを加速したい。（引用終わり）　（５月１９日　琉球新報　社説）今日も長い文を最後まで読んで頂き、有難うございました。　感謝！！今日も元気で　ファイトです！！　　　　　　　

2010.05.19

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イスラエルの横暴を許さない

派遣禁止法案が骨抜きになりそうです！法制局長官発言封じる『国会法改正』反対！企業・団体献金の禁止が絶対に必要です！幹部官僚の人事権を政治家が掌握しようとする『国家公務員法改正案』に反対です。国民の暮らしを圧迫する消費税の増税及びあらゆる国民負担の増加に反対します！それでも鳩山政権を応援しています。　...辛い！！　皆さーん、おはようございま～す！^^　　　　　　　今日は“どんより曇り空”です。気温もぐぅ～んと低くなると言っていたが、現在は大丈夫みたいです。　ホッと一安心！！　今日は怒り狂っています。『一体何なんだ！この国は？　イスラエルって最低だな』そんな不快な感情が渦巻いています。毎度のことながら..暗い歴史を持つユダヤ人の国なのに、今や自分達が迫害者になっている。世界に散らばる金持ちのユダヤ人達は傲慢にも隣国『パレスチナ国家』を迫害・占領している。あたかも“たちの悪い隣家”が境界線から侵入、境界線を少しずつ広げているようなものです。土地泥棒と同じだ。それを国家規模でやっているのが、イスラエルだと私は思っている。まるで品の無い成り上がり者のように『傍若無人』に振舞っているのがユダヤ人国家のイスラエルだ。日本の新聞では（何故か？）殆ど報道されないので怒りようがないが、それでも僅かに情報が流れてくる。今回もＡＦＰ通信が伝えています。（引用始まり）イスラエルが新たなユダヤ人入植者を建設すると発表した東エルサレム（East Jerusalem）で16日、パレスチナ人数百人がイスラエルの治安部隊と衝突した。暴動は未明に発生し、複数の場所へと拡大した。投石や火炎ビンを投げるパレスチナ人らに対し、警官隊はゴム弾や閃光弾、催涙ガスで対応。重傷２人を含むパレスチナ人６人が病院に搬送され、１５人が拘束された。警察によると警官２人が負傷した。一方、米国のジョージ・ミッチェル(George Mitchell)中東和平担当特使は中東訪問の延期を発表した。イスラエルは前週、中東和平交渉の再開に向けジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)米副大統領が訪問中に、アラブ人の多い東エルサレム地区にユダヤ人入植者住宅1600戸を新たに建設すると発表し、パレスチナ側だけでなく、米政府からも激しい怒りを買っていた。中東和平交渉に乗り出そうとしていた米国とイスラエルの外交関係は数十年ぶりの険悪さとなっている。（引用終わり）　（３月１６日　ＡＦＰニュース）アメリカもクリントン大統領の時は、本気で中東和平に取り組んでいたように見えた。だが、その後のブッシュ大統領は政策自体がイスラエルと同じ武力でねじ伏せるやり方だから..見るからに中東和平などする気が無いように見えた。（戦争好きのブッシュと私は呼んでいる）　でも今回は違う！　オバマ大統領だからです。期待が..他国の土地を実質的に占領するために(それを確定する為に)ユダヤ人入植者住宅を建設するのだと言う..　金持ちユダヤ人国家は、理不尽なことをするのも堂々としている。●パレスチナ自治区：パレスチナ自治区は、パレスチナ地域のうちヨルダンに接するヨルダン川西岸地区とエジプトに接するガザ地区からなるパレスチナ人の自治地区である。その行政は、パレスチナ解放機構が母体となって設立されたパレスチナ自治政府が行う。現在、ガザ地区をハマースが実効支配し、ヨルダン川西岸のみファイヤド政権の支配下にある。もちろん、イスラエルの入植者に占拠されている地域は、いずれの支配も及んでいない。　（Wikipediaより）怒りに震えている私では、どうしても感情的な表現(口汚く罵る？)になってしまうので今日はジャーナリストの江川紹子さんのＨＰ『イスラエルとパレスチナ自治区に行ってきました』（2009年06月01日）から抜粋して、お知らせしようと思います。興味のある方は、是非..直接ご覧になって下さいね^^（ソース先：http://www.egawashoko.com/c006/000288.html）（引用始まり）イスラエルはテル・アビブとエルサレムに滞在し、パレスチナの方は、ヨルダン川西岸の町や村をいくつか訪ねた。...ともあれ、こうやって小さい頃から苦難と独立を”勝ち取った”歴史を繰り返し教え、愛国心を鍛え上げていくのが、この国の教育方針。ただし、その課程でパレスチナ人の土地を収奪したことや、今もパレスチナ人を迫害していることは伝えず、ひたすらイスラエルの正統性と過去の受難を教え込み、兵士として国を守る義務を叩き込む、ということのようだ。そんな国のあり方に疑問をもった複数の若者が「イスラエルの教育は、疑問を持たず、ひたすら従順な兵士をつくることが目的だ」と言っていた。...パレスチナ自治区とはいっても、ユダヤ人が入植という形で次々にパレスチナ人の土地を収奪している。入植地はどんどん増殖し、そこに住むユダヤ人を守るためという名目で軍隊が侵出したり、分離壁が築かれる。この壁を作るために、また新たにパレスチナ人の土地が奪われる。ビリン村はすでに５割以上の土地を奪われた。毎週金曜日に地元の住民が非暴力で抗議のデモを行うが、それに対してイスラエル兵は力で対抗している。催涙弾やゴム弾を発砲し、村人たちを拘束し、けが人もたくさん出ている。４月には、地元住民のリーダー格だった青年が、催涙弾の直撃を受けて殺された。...彼が撃たれた場所に行くと、催涙ガスが辺りに染みついて、目がヒリヒリする。その場の写真を撮った途端、銃を構えたイスラエル兵が飛び出してきて、「写真を撮るな」「パスポートを出せ」とわめき始めた。案内してくれた住民が（こちらは丸腰）、「ここは我々の土地だ」「そっちこそＩＤを見せろ」と一歩も引かずに言い返す。イラクでの米兵もそうだったが、ここのイスラエル兵も、撮られて報じられては困るようなことをしているから、カメラに敏感になるのだろう。私が持っていたのは、ホントに小さなデジカメだったのだが。...ヘブロンには３宗教の祖とも言うべき予言者アブラハムの墓がある(といわれている)。かつてはイスラム教のモスクだったが、今では内部が二つに分けられ、片方はユダヤ教徒の教会となっている。というわけで、熱心なというか、パレスチナ人の住んでいるところも「神が我々の土地だといった」と平気で追い出す過激なユダヤ教徒たちにとっては、ヘブロンは「我々の土地」。５００人のユダヤ人を３０００人のイスラエル兵が守り、３万５０００人のパレスチナ人を追い立てにかかった。その結果、パレスチナ自治区なのに、この地域の約２割はイスラエルの占領下に置かれている。ユダヤ人はそれだけでは満足せず、パレスチナ人の地域にも入植を続けている。ユダヤ人たちは建物の上階に住み着き国旗を掲げ、路上に向かってゴミを投げつけるなどパレスチナ人に対して嫌がらせを行う。瓶や缶が上から振ってくるので、上階にユダヤ人が住み着いた所では、ケガをしないようネットを張ってある。そういう嫌がらせに耐えかねて、出て行くパレスチナ人も少なくないらしく、商店が閉まって、日本風に言えば“シャッター通り”と化しているところも。いびり倒して追い出そうという、これは大がかりな（しかも国がバックについた）苛めだ。　最近のガザ進行などでパレスチナ人の市民が殺されたりケガをしている報道も衝撃的だったが、パレスチナでは国際的に報じられる軍事行動だけでなく、日常生活の中でこうした悪質な苛めが日々横行している、ということなのだ。イスラエル軍の蛮行もすさまじいが、それは戦争や軍隊がもたらす狂気、と考えることもできる。しかし、こうした日常の苛めや嫌がらせは、どうしてここまで底意地悪くなれるのかと愕然とするほどだ。これは狂気ではない。悪意であり、醜い人種差別だ。パレスチナ人を劣った人間とみる意識はは、こうした”熱心な”ユダヤ教徒ばかりではなく、程度の差はあれ、多くのユダヤ人が共有していると思われる。（引用終わり）　（江川紹子さんのＨＰ『イスラエルとパレスチナ自治区に行ってきました』2009年06月01日から抜粋）この文の続きは、この後に江川紹子さんたちが出会う(検問所の)イスラエル兵の横暴な様子を書いています。そしてその態度を見て彼女は、こう感じたと言っています。『過去のナチス・ドイツ兵が、今のイスラエル兵だ。ユダヤ人たちは今、過去にナチス・ドイツにやられたことと同じようなことを、今度は自分たちがパレスチナ人に対してやっている。』そして私は、こう思います。『過去のナチス・ドイツ国家が今のイスラエル国家だと！』暴力を振るわれた子供が成長すると、またその子供にも暴力を振るうようになるという話と同じだと私も思いますね。（勿論、例外はありますが..）あるblogの中に、こんな言葉があったのを思い出したので記しておきます。『ある著名なパッカーの著書に載っていた言葉...｢私が旅をして、露骨にRacial discrimination（人種差別）を受けたのはイスラエルであった。道の反対側からジャップ（日本人を蔑む差別用語）早く消えろ！猿は檻の中に入れ！であった。｣この差別は滞在１ヶ月の間、頻繁にあったという。』日本も含めて、世界中で団結してイスラエルを禁めるべきだろう！！　遠い国の出来事だからと見て見ぬ振りをしてはいけないと思う。ユダヤの資金力に負けないで欲しい。日本が果たせる役割がある筈だ！！　今..日常の中で繰り返されるイスラエルによる『暴力』に怒りを感じて欲しいです。　日本に出来ることが、きっとあると思います。忘れないで下さい。イスラエルのパレスチナに対する横暴を！！！！！何だか太陽が出てきたみたいです^^　そんなに寒くもないですね！　嬉しい！！もう春なんですね^^　春♪　春♪　春♪　春で～す^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2010.03.17

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ノーベル賞受賞演説の感想

　　内閣法制局長官を国会から締め出す　　　　　　　　　『国会法改正』に反対です！！　皆さーん、こんにちは～^^　　　　　　　　　今日は晴天です^^　昨日が雨だった(その上、寒い＞＜)ので『天と地』の差です..陽だまりが暖かくて、気持ちがいいですね^^　昨日のblogにオバマ大統領の『ノーベル平和賞受賞演説』(日本語)をＵＰしました。私はテレビで見ていたので『同時通訳^^』を通して、オバマ氏の演説を聞くことが出来ました。（同じ方も多かったでしょう！^^）飾らない率直な言葉で、心に響く言葉になりました。いつもの私なら『ふん..結局は自分達の戦争を肯定しているじゃない！！』と反発するところですが、今回だけはそんな気持ちにならなかったです。　幾ら理想論を言っていたところで..あまりにも悲惨な紛争や戦争を垣間見てきた所為だろうか？？　小さな変化でもいいから平和な世界に向けて..小さな一歩を踏み出して欲しいという思いの方が勝った..　オバマ大統領のノーベル平和賞受賞は、世界一の軍事大国であるアメリカ大統領の言葉『核兵器のない世界』だからこそ、値するのだと思います。　ブッシュのアメリカとの差が、あまりにも大きいことで『得』をしたのかも知れません..イラク人記者に靴を投げ付けられる大統領に比べたら(イヤ比べ物にならないが..)、世界が考える..平和な世界を望む人々に『僅かな光り＝小さな希望』を芽生えさせてくれたのが、オバマ大統領の就任ではなかっただろうか？　反対に言えば、それ程に世界は絶望の中にいたとも言えるだろう！！　ブッシュ米国の『覇権主義』と（グローバル化？）、それに続く『グローバル化推進国？』（世界の経済を牛耳っている人たちの国？）に、“えも言えぬ”恐怖を感じていた人々は多かった筈です。そういう意味で..流れの中でオバマ氏は良いポジションにいたのかも知れませんね。（引用始まり）ヤーグラン委員長は、１０日の授賞式を前にＮＨＫのインタビューに応じ、この中で「世界は核軍拡競争に陥りかねない危険な状況に直面している。紛争や地球温暖化に歯止めをかけるためにも国際的な協力が必要だ」と指摘し、「そのための国際機関の強化や外交努力に向けて、オバマ大統領は世界を動かそうとしている」と受賞の理由を説明しました。そして、実績を伴わない早すぎる受賞ではないかとの批判に対しては、「世界をよりよい方向に向けて動かすこの機会を逃しては手遅れになるおそれがある」と述べて、地球温暖化や核問題などで新たな打開の道を開こうとするオバマ大統領の提案を今支えなければならないとの考えを示しました。そのうえで、ヤーグラン委員長は「これはオバマ大統領だけでなく、すべての国の指導者、すべての人々に現状を深刻に受け止め行動するよう促すものだ。とりわけ各国の指導者にはどのような貢献をしているか、みずからに問いかけてほしい」と呼びかけました。（引用終わり）　（１２月１０日　ＮＨＫ『平和賞“危機の潮流変えた”』より）この受賞理由の中で、私が取り分け重要だと考えるのが...『ヤーグラン委員長は「これはオバマ大統領だけでなく、全ての国の指導者、全ての人々に現状を深刻に受け止め行動するよう促すものだ。とりわけ各国の指導者にはどのような貢献をしているか、みずからに問いかけてほしい」と呼びかけました』上記の部分です。にも関わらず..オバマ大統領の受賞演説後、テレビではコメントが放送されていた..　その内容に驚く。オバマ大統領の受賞には賛否両論があるが、それら全てのコメントの中に見られたことは『核兵器廃絶＝平和の世界』がまるでオバマ氏に課せられた責任のように言うコメントなのだ！！　そうなのだろうか？　『核兵器のない世界』『紛争のない世界』『暴力や搾取のない世界』は人類が解決しなければならない課題ではないのだろうか？ノーベル平和賞を受賞したのだからオバマ氏がするべきなの..？　最初の言い出しっぺだから、オバマ氏なの..？オバマ氏がアメリカの大統領だから..？困難な道（＝得にならない道）には向かいたくないが..『平和な世界』を奇特な誰かが導いてくれるなら、その恩恵だけは受けたいと言うことなのだろうか？？世界がそんな人ばかりになったから、今のような世界が出来上がったのでしょうね。ヤーグラン委員長は、インタビューの中で..『「世界をよりよい方向に向けて動かすこの機会を逃しては手遅れになるおそれがある」と述べて、地球温暖化や核問題などで新たな打開の道を開こうとするオバマ大統領の提案を今支えなければならないとの考えを示しました。』支えるのは..全ての地球国民ではないだろうか？？　(特に各国政府首脳でしょう)はっと..もう日が陰ってきましたね。夕暮れが早いです。同時に気温も急降下です。今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　　　　　　

2009.12.12

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オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説全文　（１／４）

オバマ大統領のノーベル平和賞受賞には、様々なご意見があると思いますが、少なくともアメリカが世界一の（核を保有する）軍事大国であることに異論はないと思います。そのアメリカの舵取りをする大統領の演説です。是非、時間があれば読んで頂きたいと思いＵＰします。オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説全文　（１／４）国王王妃両陛下、皇太子皇太子妃両殿下、ノルウェーのノーベル委員会のみなさん、米国民のみなさん、そして世界の市民のみなさん。　この栄誉を、私は深い感謝と非常に謙虚な気持ちで受ける。これは、世界のすべての残酷なことや困難にもかかわらず、我々は単なる運命の囚人ではない、という高い志を示す賞だ。我々の行動には意味があり、歴史を正義の方向へと向けることができる。　しかし私は、みなさんの寛大な決定が、かなりの論争を生み出したことを認めないわけにはいかない。それはまず、世界の舞台での私の仕事が緒についたばかりで、終わっていないためだ。シュバイツァー氏（医師）やキング氏（牧師）、マーシャル氏（元米国務長官）、マンデラ氏（元南ア大統領）といった、この賞を受けた歴史上の偉人たちに比べて、私が達成したものはきわめて小さい。そして世界には、正義を求めて投獄されたり暴行を受けたりする男女や、人々の苦しみを和らげるために人道組織で苦労しながら働く人々、勇気と思いやりをもった静かなる行動で、最もかたくなな皮肉家の心さえ動かす何百万もの名もなき人々がいる。私は、これらの男女――名が知られた人もいるし、助けている相手にしか知られていない人もいる――が私よりもこの名誉に値すると考える人々に、反論できない。　しかし恐らく、私の受賞に関する最も深い問題は、私が二つの戦争のただ中にある国の軍最高司令官だという事実だ。これらの戦争の一つは幕を閉じようとしている。もう一つは米国が望んだのではない紛争であり、さらなる攻撃から米国自身、そしてすべての国を守る努力として、ノルウェーを含む他の４２カ国が参加している紛争だ。我々はなお戦時下にあり、私には、遠い地での戦いに何千人もの米国の若者を送り出している責任がある。その中には、殺すことになる者もいるだろうし、殺されることになる者もいるだろう。だから私は、武力紛争に代償が伴うことを切に感じつつ、ここに来ている。戦争と平和の関係や、戦争を平和に置き換える努力についての難問を抱えて、だ。　さて、これらの問いは新しいものではない。どんな形であれ、戦争は最初の人類とともに登場した。歴史の始まりにおいては、その道義性は問われなかった。干ばつや疾病のように、単なる事実にすぎなかった。部族、そして後には文明が、お互いに権力を追い求め、不一致を解決するための方法だった。　やがて、法によって集団内での暴力の制御が模索されるようになり、哲学者や聖職者、政治家らは戦争の破壊的な力を規制しようとした。「正しい戦争」という概念が生まれ、一定の条件が満たされる場合にのみ戦争は正当化されるとされた。つまり、最後の手段または自衛として行われ、武力の使用が（目的に）釣り合うものであり、可能な限り、民間人に暴力が及ばないように行われなければならないというものだ。　歴史の大部分において、この「正しい戦争」という概念は、めったに守られなかった。互いに殺し合う新しい方法を考えつく人間の能力は、容姿が違いや信仰の異なる人々に慈悲を示さない能力と同様、尽きることがなかった。軍隊同士の戦争は、国家間の戦争に取って代わられた。戦闘員と民間人との区別があいまいになる全面戦争である。３０年の間に、そのような大量殺害が２度、この大陸を席巻した。（ドイツ）第三帝国と枢軸国を倒すこと以上に正当な理由は見いだし難いとはいえ、第２次世界大戦は、戦死した民間人の数が、死亡した兵士の数を上回った戦争だった。そのような破壊と、核兵器の時代の到来で、勝者と敗者双方にとって、さらなる世界大戦を防ぐための機構が必要だということが明らかになった。そして、ウッドロー・ウィルソン元米大統領がこの賞を受賞したアイデアである国際連盟を米上院が拒否してから四半世紀後、米国は平和を維持するための仕組み作りで世界をリードした。マーシャルプランと国際連合、戦争遂行を統制する機構、人権を守り、集団殺害を防ぎ、最も危険な兵器を制限する諸条約だ。　さまざまな意味で、この努力は成功した。確かに悲惨な戦争が起こり、残虐行為も行われた。しかし、第三次世界大戦は起きていない。歓喜に満ちた群衆によって壁は倒され、冷戦は終結した。商業によって、世界の大部分がつながれた。何十億人が貧困から脱出した。自由、自己決定、平等、そして法の支配といった考えは、たどたどしくも前進した。私たちは、過去の世代の不屈の精神と先見の明の継承者だ。そしてこれは、私自身の国が誇るに値する遺産だ。　しかし、新しい世紀に入って１０年がたち、この古い構造物は新たな脅威の重みに押しつぶされつつある。世界はもはや二つの核超大国の間での戦争のおそれに震えることはないかもしれないが、核の拡散は、大惨事の危険性を増大させうる。長い間、テロリズムは戦術だったが、現代の科学技術によって、不相応に大きな憎悪に駆られた少数の者たちが、恐るべき規模で罪のない人々を殺害できるようになった。　さらに、国家間の戦争は急速に国家内の戦争に取って代わられつつある。民族や宗派間の紛争の再びの台頭、分離独立運動や反乱、失敗国家の増加。これらはいずれも終わりなき混乱に民間人をどんどん巻き込んでいる。今日の戦争では、兵士より多数の民間人が殺される。将来の紛争の種がまかれ、経済は荒廃し、市民社会はずたずたに引き裂かれ、難民は増加し、子どもたちが傷ついている。（続く..）

2009.12.11

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オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説全文（２／４）

オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説全文（２／４）今日私は、戦争の問題について明確な解決方法を持ち合わせていない。私が知っているのは、これらの困難に立ち向かうには、何十年も前に勇敢に行動した男女が持っていたのと同じ構想力や勤勉さ、粘り強さが必要だということだ。そして、それは私たちに、正しい戦争の観念と、正しい平和をもたらすという急務について、新しい思考を求めるのだ。　我々は、厳しい真実を認めることから始めなければならない。我々が生きている間には、暴力を伴う紛争を根絶することはできないという真実だ。一国による行動であろうと、複数国の共同行動であろうと、武力行使が必要なだけではなく、道義的に正当化されると国家が考える場合が出てくるだろう。　私はこの発言を、ずいぶん前にマーティン・ルーサー・キング牧師がこの授賞式で語った言葉を胸に行っている。彼は「暴力は決して恒久的な平和をもたらさない。それは社会の問題を何も解決しない。それはただ新たな、より複雑な問題を生み出すだけだ」と言った。キング牧師が生涯をかけた仕事の直接の結果としてここにいる者として、私は非暴力が持つ道義的力の体現者だ。私は、ガンジーとキング牧師の信条と人生には、何ら弱いものはなく、何ら消極的なものはなく、何ら甘い考えのものはないことを知っている。　しかし、私は、自国を守るために就任した国家元首として、彼らの先例だけに従うわけにはいかない。私はあるがままの世界に立ち向かっている。米国民への脅威に対して、手をこまねいてることはできない。間違ってはいけない。世界に邪悪は存在する。非暴力の運動では、ヒトラーの軍隊をとめることはできなかっただろう。交渉では、アルカイダの指導者たちに武器を置かせることはできない。武力行使がときに必要だと言うことは、冷笑的な態度をとることではない。それは人間の不完全さと、理性の限界という歴史を認めることだ。多くの国々では、理由はどうであれ、今日軍事行動をめぐって深く相反する感情がある。だから、私はこの点を提起する。時にこれは、唯一の軍事大国である米国への反射的な疑念を伴う。　しかし、世界は思い出さねばならない。第２次大戦後の世界に安定をもたらしたのは、国際機関だけや、条約や宣言だけではないことを。我々は誤りも犯したかもしれないが、事実として、米国は６０年以上に及んで自国民の流した血と軍事力によって、世界の安全保障を保証する助けになってきた。米国の男女の兵士による献身と犠牲が、ドイツから韓国に及ぶ平和と繁栄を促し、バルカンのような場所に民主主義が根を下ろすのを可能にしてきた。我々がこうした負担を背負ってきたのは、我々の意思を押しつけたいからではない。我々がそうしてきたのは、見識ある自己利益のためだ。つまり、我々の子孫のためによりよい未来を求めるからだ。他国の子どもや孫たちが自由と繁栄のうちに暮らせたならば、我々の子孫の暮らしもよりよくなるだろうと信じるからだ。　そう、だから戦争の手段というのは、平和を保つうえで役割を持っている。しかしこの真実は、また別の真実と共存せねばならない――いかに正当化されようとも、戦争は人類に悲劇をもたらすという真実とである。兵士たちの勇気と犠牲は栄光に満ち、国家、大義、戦友への献身を表す。しかし、戦争それ自体は決して輝かしいものではないし、我々は決してそのように持ち上げてはならない。　したがって、我々の課題の一つは、これら一見矛盾する二つの真実――戦争は時に必要であり、また戦争はあるレベルにおいて人間の愚かさの発露だという真実――を調和させることだ。具体的にいえば、かつてケネディ大統領が呼びかけた課題に努力を振り向けなければならない。彼は語った。「人間の本性の急激な変化に基づくものでなく、人間のつくる制度の段階的な進化に基づいた、より実際的で、より達成可能な平和を目指そう」と。人間の作る制度の段階的進化。この進化とはどんなものだろう？　これらに向けた実際的なステップは何か？　まず最初に、私は強い国も弱い国も同じ様に、すべての国は武力行使を規定する基準を厳守しなければならないと信じる。私は、ほかの国の元首と同様、もし自国を守るために必要ならば一国で行動する権利を留保する。しかしながら、基準を厳守するものは強くなり、厳守しないものは孤立し、弱体化すると確信している。　世界は９・１１後、米国のそばに結集した。そして、米国のアフガニスタンにおける取り組みを引き続き支援している。無分別な攻撃への憎悪や広く認識された自衛原則からだ。同様に世界は、サダム・フセインがクウェートに侵攻した時に彼に対決する必要を認めた。それは、侵略の代償についての明確なメッセージを送る世界の総意でもあった。　さらに米国は、いや実際どんな国でも、自らが規則に従うことを拒めば、他国に規則に従うように主張できない。規則を守らなければ、我々の行動は恣意的（しいてき）に映り、正当化されうる場合でも、将来の介入の正当性を損なう。　この点は、軍事行動の目的が、自衛や、侵略を受けた国の防衛の範囲を超える時に、特に重要となる。我々はみな、政府による自国民の虐殺をどう防止するか、暴力や被害が地域全体を巻き込むような内戦をどう食い止めるかといった難問に直面するケースがますます増えている。　私は、バルカンや、戦争で傷ついた他の場所でそうであったように、人道的な見地からの武力行使は正当化できると信じる。行動をしないことは我々の良心を引き裂き、後により高くつく介入へとつながりうる。だからすべての責任ある国は、明確な任務を与えられた軍隊が平和を維持するために果たすことができる役割を認める必要がある。世界の安全保障に対する米国の決意は揺るがない。しかし、脅威が拡散し、やるべきことがより複雑になった世界では、米国だけで平和を確保することはできない。それはアフガニスタンでも同様だ。テロリズムと海賊行為に、飢えや人々の苦境が重なり合ったソマリアのような失敗国家にもあてはまる。悲しいことだが、今後もそれは不安定な地域の現実であり続けるだろう。　北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）の指導者たちと兵士たち、そしてその他の友好国と同盟国は、アフガンで発揮した能力と勇気を通じて、その事実を明らかにした。だが、多くの国で、こうした任務に当たる人々の努力と、一般市民の相反する感情の間に、溝が存在する。戦争がなぜ不人気なのかは分かっている。だが私は同時に、平和が望ましいという信念だけで平和が達成できることはめったにないことを知っている。平和には責任が必要だ。平和は犠牲を伴う。だからこそ、ＮＡＴＯは不可欠なのだ。だからこそ、我々は国連と地域の平和維持活動を強化せねばならないし、その役割を限られた国に任せてはいけない。だからこそ、我々はオスロやローマ、オタワやシドニー、ダッカやキガリへと、国外での平和維持活動や訓練から帰還した者をたたえるのだ。戦争を起こす者としてではなく、平和を請け負う人たちとしてたたえるのだ。　武力行使について、最後に１点強調させて欲しい。戦争を始めるという難しい決断をする時も、我々は常にどう戦うかについて明確な考えを持たねばならない。ノーベル賞委員会はこの事実を認識し、赤十字の創設者でジュネーブ諸条約（制定）の原動力となったアンリ・デュナンに最初の平和賞を与えたのだ。（続く）

2009.12.11

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オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説全文（３／４）

オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説全文（３／４）武力が必要なところでは、我々は一定の行動規範を守ることに道徳的で戦略的な利益を見いだす。ルールに従わない悪質な敵と立ち向かう時も、米国は戦争遂行上の（規範を守る）旗手であり続けなければならない。それが我々と戦う相手との違いだ。それが我々の強さの源泉だ。だから、私は拷問を禁じた。（キューバの）グアンタナモ米軍基地の対テロ戦収容所の閉鎖を命じた。そして、私は米国がジュネーブ諸条約を順守することを再確認したのだ。まさにそうした理想について妥協してしまえば、我々は自分自身を見失ってしまうことになる。そして、それを守るのが困難な時にこそ、我々は理想を守り、敬意を払うのだ。　戦争の遂行を選ぶ際、我々の頭や心に重くのしかかる問題について、私は時間を割いて話してきた。しかし、そのような悲劇的な選択を避けるための我々の努力に話を移し、正義として持続する平和を築く三つの方法について話したい。　一つ目は、ルールや法を破る国々に対応する際、暴力ではない形で（その国の）ふるまいを変えさせねばならないということだ。もし持続的な平和を求めるなら、国際社会の言葉は、何らかの意味のあるものでなければならない。ルールを破る政権は責任をとらなければならない。制裁は、真の代償を払わせるものでなければならない。非妥協的な態度にはより強い圧力で対応せねばならない。そして、そのような圧力は、世界が一つにまとまった時にのみ、存在するのだ。　喫緊の例として、核兵器の拡散を防ぎ、核なき世界を求める努力が挙げられる。前世紀の半ば、各国はある条約に拘束されることに同意した。その内容は明確だ。すべての国は平和的な原子力を利用できる。核兵器を持たない国は所有をあきらめ、核兵器を持つ国は軍縮に向かうということだ。私はこの条約への支持を明言する。それは私の外交政策の中心項目であり、メドベージェフ・ロシア大統領とともに米ロの核保有量を減らそうと努力している。一方でまた、イランや北朝鮮などの国がこのシステムをごまかさないよう主張することが、すべての国にとって必要だ。国際法を尊重するという国は、法が守られない状況から目を背けてはならない。自国の安全を大切にする国は、中東や東アジアの軍備競争の危険を無視するわけにはいかない。平和を求める国は、核戦争のためにほかの国が武装するのをただ傍観するわけにはいかない。　同じ原則は、自国民を残虐に扱うことで国際法を犯している者にも当てはまる。（スーダンの）ダルフールでの集団殺害、コンゴ（旧ザイール）での組織的なレイプ、ビルマ（ミャンマー）での抑圧などは、必ず重大な結果が伴うべきだ。もちろん、対話や外交も行われるだろう。だが、そうした営みが失敗したときには重大な帰結を招くべきなのだ。我々が団結を強めればそれだけ、軍事介入と抑圧の共謀者となるという二者択一に直面しなくても済むだろう。　そこで私は二つ目の点、我々が求める平和の本質について語りたい。なぜなら、平和は単に目に見える紛争がないということではない。すべての個人の持つ尊厳と生来の権利に基づく公正な平和だけが、本当に持続することができるのだ。　この知見こそが、第２次世界大戦後に世界人権宣言の起草者たちを後押しした。荒廃の中にあって、人権が保護されないのなら平和はうわべだけの約束にすぎないと、彼らは悟ったのだ。　それなのにあまりにも頻繁に、これらの言葉は無視されている。一部の国では、人権はいわば西洋の原則であって固有の文化や自国の発展段階の中では異質のものである、という間違った主張をもとに人権を維持しない口実にしている。そして米国では、自らを現実主義者と称する人々と、理想主義者と称する人々との間の緊張が長く続いてきた。その緊張が示すのは、狭い国益を追求するべきか、世界中で我々の価値を押しつける終わりのない運動をするべきなのか、という厳しい選択だ。私はこうした選択肢を拒絶する。自由に話したり、好きなように礼拝したり、自分たちの指導者を選んだり、恐れず集会を開くといった権利が否定されている場所では、平和は不安定なものになると信じる。抑圧された不満が募り、部族や宗教に根ざしたアイデンティティを抑えれば暴力につながりうる。我々はその逆も真実であることを知っている。欧州は自由になった時、やっと平和が訪れた。米国は民主主義国家に対する戦争は一度もしたことがなく、我々と最も密接に関係がある諸国の政府は、彼らの市民の権利を守る。いかに冷静に定義しようとも、人類の希望を否定することは、米国の利益にも世界の利益にもつながらない。　米国は、様々な国の独自の文化と伝統を尊重しながらも、普遍的な希望のためにいつでも声をあげる。我々は、静かに威厳を保っている（ミャンマーの）アウン・サン・スー・チーのような改革者の証人となる。暴力にさらされながらも票を投じるジンバブエ人の勇気や、イランの通りを静かに行進した何十万の人々についても証人になる。これら政府の指導者は他のいかなる国家の力よりも、自国民の希望を恐れるということがわかる。そして、希望と歴史に根ざしたこれらの運動に対して、我々が味方であることを明らかにするのは、すべての自由な国民と自由主義諸国の責任だ。　もう一つ言わせてほしい。人権の促進は、言葉で熱心に説くだけでのことではない。時には、困難な外交と組み合わせなければならない。抑圧的な政権と対話すれば、憤りの純粋さという満足感に欠けることは私も分かっている。しかし、相手に手を差し伸べずに制裁を科すことや、議論を経ないままの非難が、ひどい現状を継続するだけになりうることもわかっている。開かれた扉という選択肢がなければ、どんな抑圧的な体制も新しい道を進むことはできない。（続く..）

2009.12.11

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オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説全文（４／４）

オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説全文（４／４）文化大革命の戦慄（せんりつ）を考えると、ニクソン（元米大統領）が毛沢東（元中国主席）と会ったことは弁解の余地がなかったように見える。だがその会談が、何百万人もの中国国民を貧困状態から引き上げ、中国を開かれた社会とつながる道に乗せる助けになったのは確かだ。ローマ法王ヨハネ・パウロ２世がポーランドと対話したことは、カトリック教会だけでなく、レフ・ワレサ（元大統領）のような労働指導者にも（活動の）場を作った。ロナルド・レーガン（元米大統領）が軍縮に取り組み、ペレストロイカ（改革）を受け入れたことは、ソ連との関係を改善しただけではなく、東欧全体の反体制派に力を与えた。ここに単純な公式はない。しかし我々は、孤立と関与、圧力と報奨のバランスをとるよう最善の努力をして、時をへて人権と尊厳が前進していくようにしなければならない。　三つ目に、正義としての平和とは、市民的・政治的権利だけではなく、経済的な安全と機会を含まなければならない。というのも、真の平和とは恐怖からの解放だけでなく、欠乏からの自由でもあるからだ。　開発は、安全なしには根付かないということは疑いようのない真実だ。生きるのに必要な食糧やきれいな水、医薬品や寝場所が手に入らないところに安全は存在しないのも事実だ。子どもたちがまっとうな教育や、家族を養える仕事を望めないところにも安全は存在しない。希望の欠如は、社会を内側から腐らせうる。　だからこそ、農民による食糧供給や、国家による子どもの教育、病人への医療を支援することは、ただの慈善事業ではないのだ。同様に、だからこそ、世界が一緒に気候変動に立ち向かわなければならない。もし我々が何もしないなら、この後何十年にもわたって一層の紛争の原因となるような、干ばつや飢饉、大規模な避難民の発生に直面することになるいうことには、科学的にはほとんど争いがない。科学者や運動家たちだけが迅速で力のある行動を求めているのではない。わが国や他国の軍指導者も、これに共通の安全保障がかかっていることを理解している。国家間の合意。強い組織。人権への支持。開発への投資。これらすべてが、ケネディ大統領が言及した進化をもたらすのに不可欠な材料だ。とはいえ、さらなる何かがなければ、我々がこの仕事を成し遂げるための意志や持久力を持つとは思わない。それは、我々が倫理的な想像力の広げること。そして、我々みんなが共有し、奪い得ないものがある、ということへのこだわりだ。　世界がより小さくなるにつれ、人類はいかに似通っているかということが認識しやすくなるだろうと思うかもしれない。我々は基本的に同じものを求めていること、すなわち、自分と家族にとっての幾ばくかの幸福と満足感をもって人生を送る機会をみんなが望んでいることが理解しやすくなると思うかもしれない。　だが、めまいがするようなペースでグローバル化し、近代という文化的な平準化が進んでいることを考えると、人々が、自らが慈しむ特定のアイデンティティ――自らの人種、部族、そして一番強いであろう宗教――を失うのではないかと恐れることは驚きではない。その恐怖が紛争につながった場所もある。時には、我々は昔に逆戻りしているのでないかとさえ感じることもある。それは、中東では、アラブ人とユダヤ人の間の紛争が激化する中に見られる。部族の境界で引き裂かれている国家にも、そうしたことが見られる。そして最も危険なことに、イスラム教という偉大な宗教をねじまげ、汚してきた者たち、アフガニスタンから私の国を攻撃した者たちによる罪のない人々の殺害の正当化に、宗教が使われるというやり方にもそれが見られる。この過激主義者たちは、神の名の下に殺人を犯した最初の者たちではない。十字軍の残虐ぶりは十分記録に残っている。だが、それらは、聖戦は正義の戦争にはなり得ないということを思い出させてくれる。というのも、もしも神聖な神の意志を実行していると本当に信じているならば、抑制の必要がないからだ。（神の意志ならば）妊婦や医者、あるいは赤十字社の職員、さらには自分と同じ信仰を持つ人に対しては危害を加えないとする必要もない。そうしたゆがんだ宗教の見方は、平和の概念と相いれないだけではなく、信仰の目的自体とも矛盾すると私は信じる。というのも、すべての主な宗教の中核にある法則は「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」ということであるからだ。　この愛の法則に従おうとすることは、常に人間にとって本質的な闘いであった。我々は誤りに陥る。間違いを犯し、自尊心、権力、時には邪悪の誘惑に屈する。最も善意を持った人びとも、目の前の悪をただすことができないときはある。　だが、人間の性質は完全であると考えなくても、人類が置かれる環境を完全にしうると信じることはできる。世界をより良い場所にする理想を追求するために、理想化された世界に住む必要はない。ガンジーやキング牧師のような人々がとった非暴力は、いかなる状況でも現実的で可能なことだとは言えなかったかもしれない。しかし、彼らが説いた愛――人間の進化に関する彼らの根源的な確信、それこそが、常に我々を導く北極星であるべきなのだ。なぜなら、もし我々がこの信念を失ったら――それをばかなもの、幼稚なものとして退け、戦争と平和の問題について下す決断とは無縁だとしてしまえば、その時我々は、人類にとって最善のものを失ってしまう。我々は可能性への意識を失う。我々は倫理の羅針盤を失う。　我々の先人の幾世代もがそうだったように、我々はそんな未来は拒否しなければならない。何年も前に、キング牧師がノーベル平和賞授賞式で語った。「私は歴史のあいまいさに対する最終回答として絶望を受け入れることを拒む。『いまこうあること』が人間の今の状態だから、人間の前に永遠に立ちはだかる『こうあらねばならない』というものに達することは道徳的に不可能だとする考え方は受け入れない」。こうあるべき世界を目指そうではないか。我々の魂をなお揺り動かすあの神の輝きに到達しようではないか。　今日もどこかで、武器の数で圧倒的に不利な状態にあっても平和を保つため踏みとどまっている兵士がいる。今日もこの世界のどこかで、政府の残忍さを知りながら抗議のデモ行進をする勇気を持つ若い女性がいる。今日もどこかで、貧困に打ちのめされながらも、それでも自分の子どもに教える時間を作り、なけなしの小銭をはたいて学校に行かせる母親がいる。こんな残酷な世界であっても、子どもが夢見る余地は残っていると信じているからだ。　そんな彼らを見習っていこうではないか。常に抑圧はあることを認めながらも、正義を追求することはできる。手に負えない欠乏があることを認めながらも、尊厳を追求することはできる。曇りなき目で見れば、これからも戦争があるだろうことを理解しつつ、平和を追求することはできる。　我々にはできる。なぜなら、それこそが人間の進歩の物語であるからだ。それこそが全世界の希望だ。この挑戦の時、それこそが、この地球で我々がやらなければならない仕事なのだ。　どうもありがとう。（終わり）

2009.12.11

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今日は終戦（敗戦）記念日

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　　　今日も暑い日になりそうです^^　蝉が精一杯の声で鳴いています。夏ですね♪さて..今日は土曜日ですが、同時に『終戦記念日』(＝敗戦の日)になります。今日、日本は太平洋戦争に負け、降伏した日になります。厳密には天皇陛下の(いわゆる)敗戦を告げる玉音放送(ぎょくおんほうそう)があった日になります。『1945年（昭和20年） 8月15日正午（グリニッジ標準時午前3時）から、前日に公布された「大東亜戦争終結ノ詔書」(終戦の詔書などともいう)を昭和天皇が朗読したレコードがラジオ放送され（いわゆる玉音放送）、国民及び陸海軍にポツダム宣言の受諾と軍の降伏の決定が伝えられた。当日は朝から「賢き辺り（＝天皇）にあっては本日正午から重大発表を行なうので、必ず聴くように」と繰り返しアナウンスされた。天皇の肉声が初めてラジオで放送されことと共に、戦争終結を発表されたと、このラジオ放送は国民にとって敗戦の象徴ともいうべきできごとであり、大きな衝撃を与えた。この日をもって、アメリカ・イギリスとの戦闘は事実上終了した。』（Wikipediaより）私が初めて韓国に行った頃、韓国では『８月１５日』が『光復節』という祝日であることを知り(当たり前ですが^^)、驚きと共に悲しい気がしました。それまでの私は、思想信条を別にして純粋に『戦争の犠牲者』を慰霊していたからです。８月１５日以外でも『戦没者慰霊碑』の前では『辛かっただろう！』『死にたくなかっただろう！』と思い、いつも手を合わせて来ました。８月１５日は日本人にとって『悲しい日であり』『二度と戦争をしないと誓う日』なのです。ところが..その日が『お祝いの日』になる国がある。悲しいね。頭で考えれば、当たり前のことなのに“初めて遭遇”した時は正直悲しかった。多くの日本人には殆ど残っていない戦争の傷跡を(それも日本軍の)、しっかりと胸に刻んでいる人たちが外国に沢山いる..という現実は私を狼狽させました。第二次世界大戦が終わった日の定義は、以下の4通りに分けられるという。1945年（昭和20年）8月15日：日本軍の戦争当事者である昭和天皇が、戦争の　　　　　　　　　　　　　　終結を国民に告げた日。 1945年（昭和20年）9月 2日：ポツダム宣言受諾の降伏文書に調印した日。 1952年（昭和27年）4月28日：日本本土において第二次世界大戦後の米軍占領　　　　　　　　　　　　　　が終わった日。 1972年（昭和47年）5月15日：沖縄において、第二次世界大戦後の米軍占領が　　　　　　　　　　　　　　終わった日。日本にとっての『終戦の日』は、外国にとってはどういう日になるのだろうか。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊アメリカ合衆国では、9月2日を対日勝戦記念日 (V-J Day) としている。当時のアメリカ合衆国大統領トルーマンは、ポツダム宣言受諾の文書に調印した９月２日を「V-J Day」として宣言した。1995年9月2日には、対日勝戦50周年を記念して、記念切手が発行されている。ただし、私的あるいは州レベルでは8月14日や8月15日とされることも多い。イギリスでは、一般に8月15日をV-J Dayとしている。大韓民国では8月15日を光復節と称して、日本の植民地支配からの解放を祝う日となっている。朝鮮民主主義人民共和国も同様に、8月15日を祖国解放記念日として祝っている。カナダでは、V-J Dayは9月2日である。2005年、カナダは勝戦60周年を記念して、「Victory 2-9-45」と刻印されたメープルリーフ銀貨を発行した。フランスでは、2000年9月2日に、対日勝戦55周年を記念する式典が、フランス国防省主催で行なわれた。旧ソ連では対日勝戦記念日は9月3日だった。これは、降伏文書に調印した1945年9月2日の翌日に、対日勝戦祝賀会が行われたことにちなんでいる。ロシアでは、旧ソ連の対日勝戦記念日を引き継いでいるため、9月3日である。中華人民共和国でも、旧ソ連と同じく、9月3日を抗日戦争勝利の日としている。2005年9月3日、北京の人民大会堂で抗日戦争勝利60周年記念式典が開かれた。ただし、支那派遣軍岡村寧次司令官が中国国民政府と降伏文書調印した9月9日や、日本の終戦記念日である8月15日を対日勝戦記念日とすることもある。台湾では抗日戦争勝利にちなみ、9月3日を軍人節としている。（Wikipediaより）＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊日本人が多く行くハワイやグアムでも『対日勝戦記念日 (V-J Day)』として盛大なパレードが行われると聞いています。そんな時、日本人観光客はどんな気持ちで過ごすのだろうか..と考えてしまいます。（だから私は行かない）広島原爆投下から８月１５日までの間は、流石にマスコミも戦争関連の放送を多く流します。　是非、この機会に(私達の経験していない)戦争について見て・聞いて欲しいと思います。悲惨な戦争を見聞きすることで、二度と繰り返さない覚悟が継続されるのではないだろうかと..私たちが戦争に学ぶことがあるとすれば“戦争の残酷さ”と“二度と繰り返さない戒め”ではないだろうか？私は子供の時から『朝はパン』でした。アメリカ産輸入小麦消費のＰＲに乗り、母もパン好き、私もパン好きでした。それがＰＲだったと分かったのは、随分後になってからでした。（もう遅い＞＜;）　何故なら、私はアメリカが嫌いだったからです。　中学生から高校生にかけて『ヒロシマノート』『東京大空襲』と続けて読んだからでしょうか？　多くの若者が憧れたアメリカを好きになれなかった..　いや、嫌いだった！アメリカに偏見を持つことはないが、この２冊の本は絶対に読むべきだと私は思います。　ヨーロッパ人がアウシュビッツを忘れないように..ね！テレビに沖縄の人間国宝が出ていました。沖縄は唯一地上戦があった場所です。アメリカ軍が沖縄に上陸した時、使われた砲弾は３５００万発だそうです。３５００万発は、沖縄県民一人当たりに対して６０発分になるそうです。どんなに激しい砲撃がなされたか、想像が付くでしょう..　犠牲者は１２万人以上..沖縄県民の４人に１人が犠牲になった計算です。　そんな莫大な犠牲を強いられた沖縄ですが、今なお米軍基地が存在し、婦女暴行が後を絶たない..今も昔も、沖縄は本土を守る為の犠牲なのだろうか？　経済支援を貰うことで潤う僅かな人の為に、『沖縄の人の誇り』は守られるのだろうか？と心配です。戦争のこと..今のこの時期だけでも思い出してみませんか？？靖国神社に行くことだけが『慰霊』ではないと思います。アジアに行けば多くの場所に日本兵の(他国の)慰霊碑はあります。近くに行った時は、是非..立ち寄って下さい。日本兵の墓地や慰霊碑も、外国人兵士の墓地も人気が無く寂しい佇まいですから..　同じ日本人が、日本から遠く離れた暑い地域で風土病や戦闘や飢えで死んでいったのです..　誰も好き好んで行った訳じゃないです。戦争を覚えていてあげることも『慰霊』になると思いませんか？？　今日も午後になり、暑くなっていますね^^　　皆さんは夏休みでしょうか？？今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.08.15

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今日は広島原爆投下の日です

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日も曇りなのに蒸し暑いです。朝から少し動くと汗が止まりません。こんな暑い日に、熱い火で焼かれて死んだ大勢の人たちがいます..＞＜１９４５年８月６日午前８時４５分　広島に(米国の)原子爆弾が投下されました。その事実を何年経とうとも、私達日本人は忘れてはいけないと思うのです。このblogを書き始めるまで、広島の平和式典をテレビで見ていました。毎年の私の定例行事です^^　広島市長の話を聞き、８時１５分に黙祷を捧げ、子供たちの平和への誓いを聞き、次の総理大臣のお話に移行したらテレビを切ります^^今年の広島平和の式典には、アメリカ大統領のオバマ氏が来てくれるのではないかと、多くの『核廃絶』を願う人々が期待したと思います。私もその一人です。でも、来なかった。がっかりすることはない..　来年もある..　再来年もある..広島平和の式典は、永遠に続くのだから..^^　諦めずに招待し続けましょう..♪私には一人だけイギリス人の友人がいます。（いた？）　その人から聞いたのですが、ヨーロッパの子供たちは学生時代に、アウシュビッツなどのナチスドイツがユダヤ人虐殺を行った地を訪問すると言っていました。社会勉強の一環なのでしょう..　彼女も当然行ったといい、資料館などの感想を聞かせてくれて、私の好奇心を満足させてくれたのでした。ヨーロッパの人にとっては特別な地なのでしょう..　そして日本にもアウシュビッツにも負けない人類の汚点の地があるのです。人類が作り上げた悪魔の兵器であり、大量破壊兵器であり、非人道的化学兵器である『原子爆弾』が投下された(使われた)場所＝広島・長崎が日本にあるのです。戦後日本は米国の『原子爆弾』投下について“声高”に抗議することを封印してきた。世界で唯一の被爆国でありながら、今なお被爆の後遺症に苦しむ人々がいるにも関わらず、世界に原子爆弾の恐怖を知らせることを躊躇ってきた。でも..もういいだろう..　今のアメリカ大統領は、バラク・オバマ氏なのだ！！　オバマ大統領はプラハで『核廃絶』に向けた演説を行っている。内容は..(抜粋)『　米国は、核兵器国として、そして核兵器を使ったことがある唯一の核兵器国として行動する道義的責任がある。米国だけではうまくいかないが、米国は指導的役割を果たすことができる。今日、私は核兵器のない世界の平和と安全保障を追求するという米国の約束を、明確にかつ確信をもって表明する。この目標は、すぐに到達できるものではない。おそらく私が生きている間にはできないだろう。忍耐とねばり強さが必要だ。しかし我々は今、世界は変わることができないと我々に語りかける声を無視しなければならない。まず、米国は、核兵器のない世界を目指して具体的な方策を取る。...』そして今日、秋葉忠利広島市長は平和宣言で『核なき世界』を提唱するオバマ米大統領への支持を表明した。また秋葉市長は＜広島平和宣言＞の最後で次のように呼び掛けました。『被爆６４周年の平和記念式典に当たり、私たちは原爆犠牲者の御霊（みたま）に心から哀悼の誠を捧(ささ)げ、長崎市と共に、また世界の多数派の市民そして国々と共に、核兵器のない世界実現のため渾身(こんしん)の力を振り絞ることをここに誓います。　最後に、英語で世界に呼び掛けます。Ｗｅ　ｈａｖｅ　ｔｈｅ　ｐｏｗｅｒ．Ｗｅ　ｈａｖｅ　ｔｈｅ　ｒｅｓｐｏｎｓｉｂｉｌｉｔｙ．Ａｎｄｗｅ　ａｒｅ　ｔｈｅ　Ｏｂａｍａｊｏｒｉｔｙ．　Ｔｏｇｅｔｈｅｒ，ｗｅ　ｃａｎ　ａｂｏｌｉｓｈ　ｎｕｃｌｅａｒｗｅａｐｏｎｓ．Ｙｅｓ，ｗｅ　ｃａｎ．』（英訳：私たちには力があります。私たちには責任があります。そして私たちはオバマジョリティーです。力を合わせれば核兵器は廃絶できます。絶対にできます。）式典では秋葉市長と遺族代表が、この１年に死亡が確認された被爆者５６３５人の名前を記した死没者名簿を慰霊碑に納めましたた。　名簿は計９５冊、記載人数は２６万３９４５人となった。２６万３９４５人です..　数字で見ると分からないことが沢山有ります..　この人たち一人一人の人生です。一瞬にして奪われてしまった命..じわじわと被爆後苦しめられながら奪われた命..その人の周りにいる人たち（家族や愛する人たち）の悲しみ..　一つの命が消えるということは、本人と本人以外の多くの人たちを悲しみのどん底に落とすことだ..今、平気で憲法９条改正が言われ兵器売買の道が要望されている..　酷い人になると『軍需景気』をもう一度と言う人さえいる世の中だ..　そういう流れに歯止めをかけたいですね。　一年に一度だけ訪れる８月..　広島の原爆投下、長崎原爆投下、そして『敗戦記念日＝終戦記念日』だ。遠い過去になってしまった『日本の戦争』を思い出して欲しいです。苦しみの中で死んでいった人の無念を感じて欲しいです。戦争などしてはいけない..　原子爆弾を使ってはいけない..　日本人は今まで通り憲法９条を守りながら、日本の平和と世界の平和を望まなくてはならないと思う..８月４日アメリカの世論調査が発表されました。（引用始まり）米キニピアック大学(Quinnipiac University)が4日に発表した世論調査によると、米国人の約3分の2が、第2次世界大戦中の64年前、米国が広島と長崎に原爆を投下したことは正しかったと考えていることが明らかになった。...この世論調査によると、当時のハリー・トルーマン（Harry Truman）米大統領が原爆投下を命じたことは間違いだったと回答したのは回答者の僅か２２％だった。（引用終り）　（８月５日　ＡＦＰより）『原子爆弾の使用』を正しいと言える理由など、絶対に無いと思いませんか？？『核兵器保有』の怖さは、これだと思います..　皆さんは、どうだろうか？？蒸し暑いですね。でも..もうすぐお盆休みが来ますよ～^^　あと一息です^^今日も元気でファイト！！　　　　　　　

2009.08.06

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何故戦争は無くならないか？

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日はドンヨリ曇り空..　それでも雨が降っていないので(気温も高い^^)外では蝉が鳴いています。　梅雨明け宣言して以来、蝉の声をトンと聞いていないので心配していたんです。『どうしたのかな？って..』　でも今日、複数泣いているのが確認出来ました。一週間の始まりですね。暑い夏ですから体調管理にご注意下さいね^^　先日のblogで『服役者の労働の時給５円～』と言う衝撃のご報告をしました。その中から個人的な買物もする訳ですから、出所時に返されるお金は総額は出所者の半数以上が３万円以下だというのです。３万円以下ですよ！　そのお金を持って、家もない、援助してくれる家族や知人・友人もいない世間に出される訳です。それから仕事を探し、働いて給料を貰うまで生活しなければならない訳です。運が良ければ可能でしょう..　あくまで運が良い人だけです。普通の人でも仕事がない時代に、僅かな所持金でいつまで持つか？想像が付くだろう..　お金もない..　頼るところもない人間の選択肢は、２つしかない..『死ぬか？』『犯罪を犯すか？』です。どんなに責めても怒ってもこれしかない。何人かは死ぬことになるだろう..　だが多くは、また犯罪を犯して刑務所に入ることになる。犯罪を二度としたくないと思っても、生きていけないから罪を犯す。そんな事件が起きてしまった。（引用始まり）＜殺人未遂＞「刑務所戻りたい」と刺す　容疑の男逮捕　東京１日午前１０時１０分ごろ、東京都東村山市栄町１の警視庁東村山署久米川駅前交番に、牛刀（刃渡り約２１センチ）を持った住所不定、無職、清水良雄容疑者(６１)が、背中から血を流している無職の男性(７５)と一緒に訪れた。清水容疑者が男性を刺したことを認めたため、署員が殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。男性は１カ月の重傷。清水容疑者は「刑務所に戻りたかった。就職先が見つからず、誰かにイライラをぶつけたかった」と供述しているという。逮捕容疑は、同市栄町２の西武新宿線久米川駅の南口ロータリーで、路上生活をしていた男性の背中を牛刀で３回刺したとしている。２人に面識はなく現場から約１００メートル離れた交番に一緒に来て、男性が「刺された」と届けたという。（引用終り）　（８月１日毎日新聞）悲しい事件ですよね。６１歳の男性が仕事も無く、生きていけないから「刑務所に戻りたい」と７５歳の路上生活者の背中を刺したという事件です。こういう事件は(どんなに忌み嫌っても)何度でも起きます。出所者の生活支援が出来ない限り、(時給５円～で働かせている限り)何度も起きるのです。次の被害者が『あなた』かもしれない..『私』かもしれない..　社会から犯罪を無くす為には..出所者の再犯を防ぐ為には、時給の改善と出所後の生活支援が不可欠だと思います。死刑でない限り、犯罪を犯し、罪を償ってきた人は私達の隣に住むのですからね。　こういう話をしていて気になるのは、出所者に対する必要以上の差別です。犯罪を犯しても、刑に服して罪を償った以上..普通の人と同じ扱いであるべきです。それでこそ、真面目に生きようと思う人を後押し出来ると社会だと思うからです。再犯を防ぐ方法だと思います。さて..本題が遠退いて行きますね^^　文字数に限りがあるので本題に戻ります^^今日のタイトルは『何故、戦争は無くならないか？』です。理由はいろいろ思い付きますが..　相手の富を奪う侵略戦争が『本音』だと私は思います。どんな理由を並べたところで『侵略戦争』に変りは無い..^^それでは略奪するだけの理由で、こんなにも世界中で戦争・紛争は起きるものだろうか？　民族争い！　資源争奪戦！　テロとの戦い！　(これが一番曲者だが)皆さんは、どう考えるだろうか？？　勿論ブッシュのように石油の為に戦争する人もいるだろうが、その背景にあるものは『巨大な軍事産業？』だろうと思っています。と言うのも、最近読んだ本の中で『野中拡務(のなかひろむ)氏』が同じことを言っていたからです。　それで意を強くした次第です^^　（単純-_-）　『巨大な軍事産業』がある限り『戦争は無くならない！』と言うのは、どういうことだろうか？？　予備知識として世界の軍事費を見てみましょう^^【２００８年度世界の軍事費】　１位・米国：　６０７０億ドル　２位・中国：　　８４９億ドル　３位・仏国：　　６５７億ドル　４位・英国：　　６５３億ドル　５位・露国：　　５８６億ドル　６位・独国：　　４６８億ドル　７位・日本：　　４６３億ドル　８位・伊国：　　４０６億ドル　９位・サウジ：　３８２億ドル１０位・印度：　　３００億ドル１１位・韓国：　　２４２億ドルスウェーデンのストックホルム国際平和研究所（Stockholm International Peace Research Institute、SIPRI）が出した『2009年版年鑑』を発表。年鑑によると、世界の軍事費は昨年、前年比1250億ドル増の１兆４６４０億ドルとなっています。米国の伸び率は同９.７％%で、世界の軍事費の４２％を占めた。(ブッシュ政権時で) 中国の軍事費が前年比でUS$266億増で、US$849億になり、世界全体で5.8%となり、初めて世界で第２位になったと報告した。年鑑によるとロシアに対し警戒感を高める東欧諸国も急増中。武器輸入額では、過去５年間で中国が全体の１１％を占め、２位インド７％、４位に韓国６％となっている。(中国・北朝鮮脅威論は拡大宣伝中！！)こんな情報が流れると日本は大丈夫なのか？と焦る必要など何もない..　そうやって不安材料を提供しては儲けている企業があるのだ。今までの世界は彼らの牙城だった。その彼らとは誰なのか？？　　軍事費が過去最高の伸びを示しながら増えていく..　隣国中国が世界２位になった。日本も遅れるな！！　対抗して軍事費を増やせ！　武器を買え！　ヤンヤ..ヤンヤ..そこで登場するのが『死の商人』と言われる『軍事産業』だ！　不況に強い産業＞＜世界の2008年軍事費売り上げ企業トップ１０(Top 10 arms producers 2007, according to sales)　１. Boeing (US) 　　　　　--- US$305億　２. BAE Systems (UK) 　　 --- US$299億　３. Lockheed Martin (US) --- US$294億　４. Northrop Grumman (US) --- US$246億　５. General Dynamics (US) --- US$215億　６. Raytheon (US) 　　　　--- US$195億　７. EADS (West Europe) 　 --- US$131億　８. L-3 Communications (US) --- US$112億　９. Finmeccanica (Italy) 　--- US$99億１０. Thales (France) 　　　　--- US$94億http://time-az.com/main/detail/15711世界中の国が毎年毎年増やしていく『軍事費』で買う武器(その他諸々)を売って儲けているのが、軍事産業です。世界の軍事売上げベスト１０ともなれば、当然にアメリカが多い..　１０社中７社だ＠＠日本の軍事産業は、どうだろうか？　はっと..日本は『軍需産業』とは言わずに『防衛産業』と言うらしい..(どこが違う？)　世界の軍需産業トップ１００の中に日本の企業も９社が入っている。（凡その見当は付くでしょう？）それに関連して興味深いことを発見！！防衛産業を行っている日本企業たちは、アメリカで軍需産業を行っている企業達と定期的に会合を開いている。『日米安全保障産業フォーラム』(ＩＦＳＥＣ)という。軍需産業(防衛産業？)の取引を円滑におこなおうというのが趣旨らしい^^日本側で名前の挙がっている企業は、三菱重工業(株)、石川島播磨重工業(株)、川崎重工業(株)、(株)小松製作所、ダイキン工業(株)、日本電気(株)、日立製作所(株)、富士通(株)、三菱電機(株)です。勿論、軍事産業と呼ばれる企業はこれだけではないですが、誰でも知っている超有名な（軍事関係の）企業が入っていますよね^^因みに、このフォーラムの事務局は、(社)日本経済団体連合会・防衛生産委員会が管理運営しています。世界から戦争が無くならないのは、何故だろうか？？アメリカが戦争をし続けるのは、何故だろうか？？ケネディ大統領が暗殺されたのは、ベトナム戦争撤退を目指したからだろうか？急に太陽が出てきました。　たまには晴れないとね^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　　

2009.08.03

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オバマ氏核兵器廃絶への道

●ＵＰしたら一万字をを超えていると注意が出たので、大幅に削除します。＠＠　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　オバマ大統領がプラハで（核兵器のない世界を目指して）行った『演説』が話題になっています。オバマ氏なら(もしかしたら)本当に核兵器廃絶の為の努力をしてくれるのではないか？そんな気がしてくるから不思議だ！　絶望的なほど、ブッシュのアメリカは『テロとの戦い』と称する戦争を行った。それによって得たのもは何だ！！　ブッシュ一族が経営している石油会社の莫大な利益だけか？　テロとの戦いと称しながら、何故かイラクの石油が狙われた..　ここで簡単にブッシュ政権を振り返ってみましょう^^ブッシュ政権は２００１年１月に成立している。（同じ年に小泉政権も成立）　２００１年　９月　同時多発テロ２００１年１０月　アフガニスタン侵攻２００２年　１月、一般教書演説において悪の枢軸発言(イラク・イラン・北朝鮮)２００３年　３月　イラクに侵攻　→　泥沼に..　↑イラク戦争の理由は二転三転している。初めには『大量破壊兵器』だった。国連の反対を押し切り、戦争を始めようとするブッシュに対して小泉首相(当時)は大量破壊兵器(もしくは生物化学兵器？)の確かな証拠を見たと言って、ブッシュのイラク侵攻を肯定したのだ..(実際には、何も出なかった。)大量破壊兵器も生物化学兵器も持っていなかったイラクのサダム・フセイン政権はあっという間に崩壊した。（３月１９日開戦、５月１日米国の終結宣言）捉えられたフセイン大統領は充分な審議もされずに、驚くほどの速さで（地獄に落ちろ！などの罵声の中で）死刑は執行された。何故ブッシュは急いで殺したのか？この時もアメリカ軍は必死で油田とパイプライン、そして石油省を守ったらしい..(その後の米国石油会社は市場空前のボロ儲けをしたと聞いた人もいるでしょう^^)ブッシュ一族のみならず、ブッシュ政権の閣僚の多くが米大手石油会社の重役でもあったのです。ブッシュのイラクに対する『難癖』と、何度も見せられる同時多発テロの『衝撃映像』そして小泉首相(当時)の『確かな証拠の嘘』などで掻き消されてしまった..　その代償は、貧しいアフガニスタン国民の無数の死であり、イラク国民の死である。そして戦争で使われた『小型核兵器』による放射能被害である..『元首相小泉純一郎の在任中には個人的な繋がりをアピールし、「ジョージ」、「純一郎」と呼び合うほどの仲であった。２００６年６月に小泉が訪米した際には、ワシントンD.C.から、小泉がファンであるエルヴィス・プレスリーの自宅兼博物館のあるメンフィスまでエアフォースワンで同乗し、プレスリーの自宅を自分の妻とプレスリーの元妻とその娘との4人で案内するなどした。』（Wikipediaより）＊小泉純一郎がブッシュの為にしたことのお礼が、これなのでしょうかね？？最終的にブッシュは、戦後第一位の不支持率を誇る大統領になり、厳重な警戒の中にも関わらず、イラク人記者に靴を投げられるのである^^　（投げた記者は英雄扱い）さて話を元に戻さなければならないですね。(ブッシュが嫌いなのが分かるでしょ？)●ここにオバマ米大統領がコロンビア大学の学生だった１９８３年に「核のない世界」に言及した論文を掲載したのですが、字数制限の為に削除しました。論文は『サンダイアル（日時計）』に書いた「戦争メンタリティー(思考方法)の打破」と言う題です。核爆弾を使用した世界で唯一の国であるアメリカと、世界で唯一核爆弾を落とされた日本が世界の『核兵器廃絶』に向けて連携出来ることは、多いと思いませんか？　世界の流れを『核兵器のない世界』に切り替えましょうよ！！オバマ米国大統領が５日、プラハで行った演説の主要部分は次の通りです。（長文）＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊　米国は、核兵器国として、そして核兵器を使ったことがある唯一の核兵器国として、行動する道義的責任がある。米国だけではうまくいかないが、米国は指導的役割を果たすことができる。今日、私は核兵器のない世界の平和と安全保障を追求するという米国の約束を、明確に、かつ確信をもって表明する。この目標は、すぐに到達できるものではない。おそらく私が生きている間にはできないだろう。忍耐とねばり強さが必要だ。しかし我々は今、世界は変わることができないと我々に語りかける声を無視しなければならない。まず、米国は、核兵器のない世界を目指して具体的な方策を取る。冷戦思考に終止符を打つため、米国の安全保障戦略の中での核兵器の役割を減らすとともに、他の国にも同じ行動を取るよう要請する。ただし核兵器が存在する限り、敵を抑止するための、安全で、厳重に管理され、効果的な核戦力を維持する。そしてチェコを含む同盟国に対し、その戦力による防衛を保証する。一方で、米国の核戦力を削減する努力を始める。核弾頭と貯蔵核兵器の削減のため、今年ロシアと新たな戦略兵器削減条約を交渉する。メドベージェフ・ロシア大統領と私は、ロンドンでこのプロセスを始め、今年末までに、法的拘束力があり、かつ大胆な新合意を目指す。この合意は、さらなる削減への舞台となるものであり、他のすべての核兵器国の参加を促す。　核実験の世界規模での禁止のため、私の政権は、直ちにかつ強力に、包括的核実験禁止条約（ＣＴＢＴ）の批准を目指す。５０年以上の協議を経た今、核実験はいよいよ禁止される時だ。核兵器に必要な材料を遮断するため、米国は、核兵器用の核分裂性物質の生産を検証可能な方法で禁止する新条約（カットオフ条約）を目指す。核兵器の拡散を本気で止めようとするなら、核兵器級に特化した物質生産に終止符を打つべきだ。　次に、我々は核不拡散条約（ＮＰＴ）を強化する。国際的な査察を強化するために（国際原子力機関〈ＩＡＥＡ〉に）さらなる資源と権限が必要だ。規則を破ったり、理由なくＮＰＴから脱退しようとしたりする国に、すぐに実のある措置をとる必要がある。民生用原子力協力のため、国際的な核燃料バンクを含む、新たな枠組みを作り、核拡散の危険を増すことなしに原子力利用ができるようすべきだ。今朝我々は、核の脅威に対応するため、より厳しい新たな手法が必要なことを改めて思い起こした。北朝鮮が長距離ミサイルに利用できるロケットの実験を行い、再び規則を破った。　この挑発は、午後の国連安全保障理事会の場のみならず、核拡散を防ぐという我々の決意の中でも、行動が必要であることを際立たせた。規則は拘束力のあるものでなければならない。違反は罰せられなければならない。言葉は何かを意味しなければならない。世界はこれらの兵器の拡散を防ぐために共に立ち上がらなければならない。今こそ厳しい国際対応をとる時だ。北朝鮮は脅しや違法な兵器によっては、安全と敬意への道は決して開かれないことを理解しなければならない。すべての国々は共に、より強力で世界的な体制を築かなければならない。　イランはまだ核兵器を完成させていない。イランに対し、私の政権は相互の利益と尊敬に基づく関与を追求し、明快な選択を示す。我々はイランが世界で、政治的、経済的に正当な地位を占めることを望む。我々はイランが査察を条件に原子力エネルギーの平和的利用の権利を認める。　あるいは一層の孤立や国際圧力、中東地域での核兵器競争の可能性につながる道を選ぶこともできる。　はっきりさせよう。イランの核や弾道ミサイルをめぐる活動は、米国だけでなく、イランの近隣諸国や我々の同盟国の現実の脅威だ。チェコとポーランドは、これらのミサイルに対する防衛施設を自国に置くことに同意した。イランの脅威が続く限り、ミサイル防衛（ＭＤ）システム配備を進める。脅威が除かれれば、欧州にＭＤを構築する緊急性は失われるだろう。最後にテロリストが決して核兵器を取得しないよう確保する必要がある。これは、世界の安全への最も差し迫った、大変な脅威だ。核兵器を持てば、テロリスト一人で大規模な破壊行為が可能になる。アルカイダは核爆弾を求めていると表明している。我々は、安全に保管されていない核物質が世界各地にあることを知っている。人々を守るためには、我々は目的意識を持って直ちに行動しなければならない。今日私は、テロリストなどに狙われうるあらゆる核物質を４年以内に安全な管理体制下に置くため、新たな国際的努力を始めることを発表する。　これらの物質を厳重な管理下に置くため、新しい基準を制定し、ロシアとの協力関係を拡大し、また他の国との新たな協力関係も追求する。核物質の闇市場をつぶし、移送中の物質を探知・阻止し、財政手段を使ってこの危険な取引を妨害するといった取り組みも強化しなければならない。　こういった脅威は継続的なものであるため、大量破壊兵器の拡散防止構想（ＰＳＩ）や核テロリズムに対抗するためのグローバル・イニシアチブ（ＧＩ）などを恒久的な国際機関に変えるべきだ。まずそのはじめとして米国は１年以内に核管理に関する首脳会議を主催する。こんなに広範囲な課題を実現できるのか疑問に思う人もいるだろう。　各国に違いがあることが避けられない中で、真に国際的な協力が可能か疑う人もいるだろう。核兵器のない世界という話を聴いて、そんな実現できそうもない目標を設けることの意味を疑う人もいるだろう。しかし誤ってはならない。我々は、そうした道がどこへ至るかを知っている。国々や人びとがそれぞれの違いによって定義されることを認めてしまうと、お互いの溝は広がっていく。我々が平和を追求しなければ、平和には永遠に手が届かない。協調への呼びかけを否定し、あきらめることは簡単で、そして臆病（おくびょう）なことだ。そうやって戦争が始まる。そうやって人類の進歩が終わる。我々の世界には、立ち向かわなければならない暴力と不正義がある。　それに対し、我々は分裂によってではなく、自由な国々、自由な人々として共に立ち向かわなければならない。私は、武器に訴えようとする呼びかけが、それを置くよう呼びかけるよりも、人びとの気持ちを沸き立たせることができると知っている。しかしだからこそ、平和と進歩に向けた声は、共に上げられなければならない。その声こそが、今なおプラハの通りにこだましているものだ。それは６８年の（プラハの春の）亡霊であり、ビロード革命の歓喜の声だ。それこそが一発の銃弾を撃つこともなく核武装した帝国を倒すことに力を貸したチェコの人びとだ。人類の運命は我々自身が作る。ここプラハで、よりよい未来を求めることで、我々の過去を称賛しよう。我々の分断に橋をかけ、我々の希望に基づいて建設し、世界を、我々が見いだした時よりも繁栄して平和なものにして去る責任を引き受けよう。共にならば、我々にはできるはずだ。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊希望のある未来や幸せな社会への展望は、誰かに頼むのではなくて、私達自らが行動しなくては達成出来ないことだと思うのです。絵空事と思われるような『核廃絶』や『戦争のない』世界は、一人一人の願いや努力の上に築かなくてはならないのでしょう。長文になってしまいました。最後までお読み頂き、有難うございました。今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.07.17

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オバマ大統領、お前もか？

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日はドンヨリ曇り空..　その上、肌寒い！！　身体を冷やさないようにご注意下さいね。　薄着のままだと風邪をひきますよ～＞＜つい先日、オバマ米大統領が、ブッシュ前政権の時に『テロとの戦い』と称して拘束した容疑者に加えられた虐待の写真を公開すると発言していた。覚えているだろうか？　グアンタナモを代表とするアメリカのテロリスト(と称しているが、一般人も多く含まれていると言う)虐待の疑惑は世界中に広がっている。それによって、米国の評価は大きく低下していたと私は思っていた。そのグアンタナモをオバマ大統領は閉鎖すると..　４月には、米人権団体「米国自由人権協会」の要求に応じ、イラクなどで米軍が運営する収容所で行われていた虐待行為を撮影した写真数百枚の公開に同意したと発表していた。ところがである..　なんとその公開が中止になった。理由は、なんなのだろうか？？（引用始まり）しかし国防総省によると、写真は過激派が戦闘員を募集する際の材料となる上、米軍兵士の命を危険にさらしかねないとの強い警告が、米軍司令部から出ていたという。オバマ大統領は記者団に対し、写真の公開が「反米感情をあおり、米軍兵士を危険にさらす」可能性があり、また「一部の個人によって過去に行われたことをわれわれが理解するにあたり、何ら利益とはならない」と説明した。（引用終り）　（5月14日 AFP通信）＠＠　米軍も自分達のやりたい放題の捕虜虐待（写真）は世界の人に見せたくないのだろう..ますます野蛮人の証明をしてしまうかも知れないし^^それにしても『テロ虐待』はブッシュも知っている公認だと報道された時もあるのだが、今になったら『一部の個人によって過去に行われたこと』に変更になってしまった。　オバマさん、お前もか？？　それとも余りに悲惨な写真で（よく考えたら）見せられないのだろうか？　怖そう..＠＠『テロとの戦争』なんて言っているが、実際は石油資源欲しさに起こした難癖戦争だろうと私は思っている。あの当時から、アメリカの石油会社はどれだけの利益を上げたか、分からないだろう。その大手米国石油会社の重役に名を連ねていたのが、ブッシュ政権なのだから..　アメリカの圧倒的軍事力を誇れば、あっと言う間に攻撃は終わるとブッシュは思っていたのだろう..　ところが最新兵器もゲリラ戦は不得意らしい..　地形が変わるほど爆弾を落としても（アメリカの言うテロリストは）いなくならない。焦るアメリカが誰彼構わずに逮捕して行った『拷問』は想像に難くない..これ以上の写真の公開はアメリカの権威を『地に落とす』と実行犯の米軍が抵抗したのも想像が出来る。（組織ぐるみだからこそだろう..）世界中に（在庫の）兵器を売りさばき、世界一貧しく弱い国を叩き潰し、世界中に自国の軍隊を展開させているアメリカ合衆国..　その費用たるや流石のアメリカでさえ大きな負担になる。その為に必要なのが日本のお金なのだ！　あ～でもない..こ～でもない..と言われながら（日本の外交力はゼロだから）結局は日本国民の税金はアメリカ軍の為に使われるのです。それだけでは足りず、近い将来は日本を戦争の出来る国にして、アメリカ軍の指揮下に入り、お金も軍人も提供させられる羽目になるのが想像出来ます^^　日本の軍事費、アメリカに捧げる軍事費、一体幾らになるのか？少し古いですが、昨年末、こんな新聞記事を見ました。（引用始まり）２００１年―０７年に起きた米軍犯罪の検察庁の受理人数と起訴人数（法務省まとめ）は合計５４９８人、うち起訴されたのは２４２８人、起訴率は平均４４％と半数にも満たないことが明らかになった。山内徳信参院議員（社民）の資料要求に対し２４日、外務省が参院外交防衛委員会の理事会で提出した。資料は米軍人、軍属、それらの家族による犯罪で検察庁が受理、起訴した人数。　過去７年間で最も起訴率が低かったのは、０１年で３８・１％（受理人数６３２人、起訴人数２４１人）。最も高かったのは、０６年で５３・２％（受理人数７５３人、起訴人数４０１人）。犯罪の内訳は公表していない。山内氏は「受理人数と起訴人数の差から、いかに米軍が優遇されているかが分かる。県民、国民の人権が保障されていない。　日米地位協定の抜本改正が必要だ」と話している。（引用終り）　（2008年12月25日　琉球新報）何故？沖縄海兵隊の犯罪はなくならないのか？ずっと気になっていました。そしてやっとの思いで刑務所に送っても、刑務所内でも米兵は優遇されていると..前にblogで書きました＠＠　今回、同じような記事を見つけたので書きます。（引用始まり）２００１―０８年に公務外で犯罪を起こした在日米軍人ら３８２９人の内、約８３％にあたる３１８４人が不起訴になっていたことが、法務省の資料で分かりました。日本政府は１９５３年１０月、米兵や軍属・家族の犯罪のうち、日本側に第一次裁判権がある場合でも、「著しく重要な事件」を除いて裁判権を放棄するとの「密約」を米国と交わしました。今回の法務省資料は、この「密約」が今も日本の司法当局をしばり、米兵らの犯罪を野放しにしていることを浮き彫りにしました。同時期の日本国内での強制わいせつ・gokan(ゴウカン)(致死傷を含む)の起訴率は約５９％ですが、米軍関係者の場合、強制わいせつ約１１％、go-kan約２６％にとどまっています。このほか、窃盗が約７％、住居侵入約１８％という低水準です。日本政府は「日本人と米軍人の事件とで起訴の判断に差はない」としていますが、法務省検察統計(０１―０８年)によると、米軍関係者で起訴ゼロとなっている公務執行妨害が日本の場合約６５％、同じくゼロの詐欺で約７６％、強制わいせつでは約５８％と大きな開きがあります。（引用終り）　（５月１６日　web akahata）これでは沖縄の犯罪が減らない訳ですよね。これ程に沖縄の人達は隷属的な暮らしを今まで強いられて来たのでしょう。前に大学の法律の授業で先生が笑いながら言っていました。『皆さ～ん、外国ナンバーの車がいたら近寄ってはいけません。交通事故になっても一銭も出ませんよ～　やられ損になりますから逃げて下さい。』そう言ったのです。私は内心『そんな大袈裟なぁ～　ジョークかな？』と思ったくらいです。沖縄の人たちは国からの経済支援と引き換えに、大きな負担を強いられてきたのでしょうね＞＜　同じ日本国民でありながら..申し訳ない思いがします。　『「著しく重要な事件」を除いて裁判権を放棄するとの「密約」』..これ程までに、米国の為に莫大な軍事費を肩代わりしている日本が裁判する権利もないなんて..　政治の怠慢がこんな密約を今まで有効にしてきたのではないだろうか？　このような政治しか出来ない政治家は、次の選挙では必ず落としましょう..　そして死ぬまで安泰と思っている“坊ちゃん２世議員”も私は要らない..　選挙に出るなら世襲制ではないので、親とは違う地盤から立候補して欲しいですね。それでこそ、他の候補者と平等になるでしょう^^　今までの政治の膿(うみ)を出して、より良い日本にしていかなければならないと思いませんか？？雨が降りそうです。気温もますます低くなってきました＞＜　上着を着ないと寒いです。折角の週末ですが身体を冷やさないようにご注意下さいね。今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.05.16

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グアンタナモ拷問の恐怖！

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今朝は風も弱まり、素晴らしい晴天です。青い空に白い雲..^^　気持ちがいいですね。昨日の外出の疲れも残っていますが、“気分は晴れ！”..ところで皆さんは、キューバのグアンタナモ米海軍基地にあるテロ容疑者収容施設をご存知だろうか？？　　『グアンタナモの虐待・拷問』として多くの人権侵害があり、アムネスティを初めとした世界の人権団体が抗議していたことでも有名だと思います。アメリカの恥とまで言われています。その『グアンタナモのテロ収容所』をオバマ米大統領は就任直後の大統領令で１年以内に閉鎖すると決めました。世界中の心ある人々に歓迎されたことでしょう..　米国のグアンタナモ収容所を知らない人の為に、少し解説を..^^（引用始まり）グアンタナモ米軍基地（Guantanamo Bay Naval Base）はキューバ東南部のグアンタナモ湾に位置するアメリカ海軍の基地である。面積は116平方Ｋ。1903年以来、米国が租借権を主張しており、2002年からはアフガニスタンやイラクで拘束されたイスラム過激派テロ容疑者の収容所としても使用されている。そのため、グアンタナモ収容所とも呼ばれる。周囲が地雷原で脱走が不可能な上、マスメディアにも実態が見えない海外基地、更にはキューバ国内でもアメリカ国内でもなく軍法のみが適用される治外法権区域。2004年11月、米軍は同基地収容者に対して心理的、時に物理的な強制を加えており、拷問に等しいとする赤十字国際委員会の報告書がリーク、2006年5月にはアムネスティ・インターナショナルからも「世界の人権状況に関する年次報告書」によって、「対テロ戦争を口実にした収容所での人権侵害」と告発された。キューバ政府は同基地の返還を求めており、世界的にも閉鎖を求める声が高まりつつある。（引用終り）　（Wikipediaより）収容所内は何をやっても外部に漏れにくい場所であり、『やりたい放題』の拷問が行われていた可能性があるということですね＞＜;その『グアンタナモのテロ収容所』の拷問に関する『極秘扱い文書』をオバマ大統領は公表に踏み切りました。（よくやった！）（引用始まり）米司法省は２日、ブッシュ前政権時代の高官らが作成したテロ対策に関するメモなど９件を公表した。「テロ容疑者」に対する家宅捜索や押収は大統領らの承認があれば令状なしでも可能と認める内容で合衆国憲法を適用しない超法規的な権限を与えている。ブッシュ前政権の秘密主義的な「対テロ戦争」最優先の姿勢が改めて浮き彫りになった。米メディアによると、９件は０１年９月の米同時多発テロ以降、テロ対策を担当する司法省高官らが法的な見解を記したメモや意見書。同月２５日付のメモには、テロ攻撃を受けた政府の安全対策は令状なしの捜索を正当化しうる、などと記載されているという。メモは具体的にブッシュ前政権が秘密裏に行った米国民を対象とする令状なしの盗聴制度について述べてはいないが「その基礎の一部を形成した」（ＡＰ通信）とみられる。同年１０月２３日のメモでは、令状なしの家宅捜索、押収から国民を保護する米憲法修正第４条は大統領によるテロ対策である限り適用されないと記載。また後日このメモに追加された書面には、表現や言論の自由を定めた同憲法修正第１条についても「戦争を成功させるという最優先の必要のためには後回しにしてもかまわない」と指摘している、という。文書の公開に先立ちホルダー司法長官は前政権について「むしろ（米国を）傷付けている」と批判した。一方オバマ政権は２日、米中央情報局（ＣＩＡ）がブッシュ前政権時代に「テロ容疑者」の取り調べを収録したビデオ９２本を極秘に処分していたことを認めた。人権保護団体「全米市民的自由連合」（ＡＣＬＵ）が提起していた国賠訴訟の審理が２日開かれ、提出書面で明らかにした。ビデオには拷問の様子が収められ、訴訟提起を機に処分されたとみられるという。（引用終り）　（時事通信より）（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090303-00000108-mai-int）ブッシュの大統領令は『令状なしの家宅捜索、押収もＯＫ』『表現や言論の自由の侵害もＯＫ』のやりたい放題です＞＜;　北朝鮮より酷いみたいな..米国がイラクやアフガニスタンを攻撃したのは（少なくとも初めは）、石油とその関連施設の為であることは間違いないと、私は今でも思っています。ブッシュ政権は圧倒的な軍事力で両国をねじ伏せたが、それは同時に世界的な“テロとの戦い”という全面戦争を引き起こしてしまったようだ..それに乗っかり全面的『同意』をしたのが、時の政権である小泉前内閣だ！ブッシュと小泉が言う『確かな証拠』が、今も出てこないのは何故だろうか。『グアンタナモのテロ収容所』で行われていた拷問に関しては外国メディアから、少しずつですが漏れ伝わって来ていました。薬物注射でグッタリとしてストレッチャーに横たわる収容者..有名な『水攻め』..裸にされ米国女性兵士に犬のように首輪をされて引き摺られる男性収容者..（覚えていますか？）住居は２．５平方ｍ四方に水道とトイレがあり、床はタイル、２４時間電気が点いている。薬物注射..自殺者多数.....極秘にされている収容所でも、これだけの報道がされていました＞＜アメリカ軍が連行してくるのは戦闘員だけではありません。非戦闘員であり一般市民も連行します。実際に連行された人が連行の様子を話していますね。『手錠をかけられ目も耳も口も覆われ、足と腹には鎖をかけられました。注射を打たれて意識を失い、キューバで意識を回復しました。　移動に何日係ったのか分かりません。縛られたままストレッチャーに載せられ檻のある収容所に入れられました。』これって海賊や山賊と同じやり方じゃないでしょうか？？もし、アメリカ人に同じことをやったら、不当逮捕・拘留、人権抑圧、障害などで、徹底的に抗議され、即座に報復されるでしょう。何せ？アメリカはアメリカ人一人に対して、他国民は１０００人の犠牲を要求しますからね^^いつの間にか、世界を巻き込んで『テロとの戦い』にしてしまったアメリカだけど、自国の兵士向けには『我々はアフガニスタンの人々を圧死から解放するために戦った。』などと行っている訳です。そうしないと虐殺や拷問の重圧から逃れられない人も出てきちゃうからね＞＜。自分達は正しいと暗示させるのです。ところがどんなに取り繕ったところでアメリカがアフガニスタンにしたことは、現実にはアフガニスタンを再びどん底に落とし、多くの人々を殺し、さらに膨大な量の劣化ウラン弾を撃ちこんで、将来にわたって消えることの無い未曾有の放射能汚染をもたらしたのだ..＠＠先進各国や人権団体等多くの人々が『グアンタナモのテロ収容所』人権侵害に対して抗議する中で釈放された人々がいた（もともと無罪の可能性が高い人たちだ）。彼らは帰国して『グアンタナモのテロ収容所』の中で行われていることを証言し出したのです。そしてそれが世界に広まり、圧力となって『グアンタナモのテロ収容所』(拷問場所)閉鎖へと繋がったのだと思います。オバマ大統領の『拷問の禁止』..『グアンタナモのテロ収容所』閉鎖は大きな希望だと思うのですが、それに反対してる人たちがいる..＠＠　ブッシュ政権下でブッシュと共に『拷問を容認』（それどころか積極加担？）していた連中だろう..　彼らが抵抗してオバマ大統領を悩ませているのだ..（引用始まり）ブッシュ前米政権下で問題化したテロ容疑者に対する「拷問」をめぐり、米政界に混乱が広がっている。「拷問」を正当化した前政権作成の機密文書をオバマ政権が開示したのをきっかけに、保守、リベラル勢力がそれぞれの立場で批判を展開。オバマ大統領は収拾に苦慮しており、対応にぶれも目立つ。１月の就任直後に拷問を禁止し、４月16日に機密文書開示に踏み切ったオバマ大統領は、前政権の「恥部」をさらけ出し、同じ過ちを繰り返さない姿勢をアピール。一方、拷問の実行者を訴追しない方針も示して軟着陸を図ろうとした。これに対し、前政権高官や共和党保守派は「文書開示で米国の安全が低下した」と批判。民主党リベラル派や市民団体は逆に、事実調査と刑事責任追及を強く要求した。大統領は、元高官の訴追の可能性や独立調査委員会の設置に言及してリベラル派に配慮を示したが、保守派から「魔女狩りをすべきではない」と猛反発を招いた。（引用終り）　（4月25日時事通信より）明らかに正しいことをしようとしても、これだけの反対がある..ブッシュの悪政の尻拭いは、これからもオバマ大統領を苦しめるだろう..アメリカの恥『グアンタナモのテロ収容所』の閉鎖と『拷問の禁止』に万歳！うわっ..今日は特に長くなってしまいましたね。最後までお読み頂き、有難うございました。　良い一日をお過ごし下さい。今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.04.28

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松本清張『鬼畜』と戦闘開始

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日もマァマァ^^良いお天気かな？？　　中途半端な表現ですねぇ～^^カラッと晴れてはいないが、明るめの晴れかな？？　難しい！！お天気など、どうでもいいと思っていた時期もあるのですが、話すタイミングを整えるには、丁度いい話題です。唐突に本題にも入りにくいから..これが小説だと違うでしょう..　最初に種明かしがある時もある位だから。『トンネルと抜けると雪国だった..』なんて始まりは、小説家にしか出来ない芸当だ！^^　おっと、そんな話をしていたらカラッと晴れてきました。例の（呆れる）森田健作千葉県知事ですが、彼のマニフェストには『教育再生』が大きな柱になっていた。そこには青少年の凶悪事件が多いことが記されていた。　だから森田氏は教育改革をして..（権力者の言うことを聞く）素直な青少年..　（親の老後を看る）親孝行の青少年..　（雇用者に不満を言わず）よく働く青少年..の青少年を作ると言う。ところが最近のニュースを見ていて感じるのは、親に殺される幼い子供たちだ..　青少年の問題より前に『子殺し』のない社会をお願いしたいと私は思います^^（引用始まり）大阪で小学４年生の女の子が行方不明になっていた事件で、警察は２３日夜、母親と同居の男ら３人を死体遺棄の疑いで逮捕しました。大阪市西淀川区の小学４年生・松本聖香さん（９）は、奈良市内の山中にある墓地で深さ７０センチの場所から遺体で発見されました。（引用終り）　（２４日　ＴＢＳニュース）例えばこの子..　学校へも行かず、近所でも悲鳴や泣き声を聞いていて、家の中で虐待を受けていたようです。気が付かないうちに死んでいたので墓地に埋めて、偽装の為に捜索願を警察に出しておいたと言う..　　皆さんは松本清張の小説『鬼畜（きちく）』を知っているだろうか？昭和３２年に書かれた小説で『子供を次々に殺していく親の話』なのだが、実際の事件を題材にしていると言います。　当時としては衝撃的な内容で社会を震撼させたことだと思います。何度も映画になっていますね。ところが今は、どうだろうか？？『小学４年生の女の子・松本聖香さん(９)』の虐待死は、どのように感じられますか？　長い人生を送る筈だったのに、たった９年しか生きられるず、親に虐め殺される子供..　泣き、悲鳴を上げても誰も大人は助けてくれない..　母親は“台所で生き絶えていた”と言い、内縁の夫である父親は“出しておいたベランダで死んでいた”と言っている。いつ死んだのか、親も分からないのか、それとも殺人罪を逃れる為“この期に及んで”までの『嘘』なのか？？　松本清張の小説のような鬼畜の親がゴロゴロいる..　そして隣近所の人が(死のうが虐待があろうが)どうなろうと関係無いと思う人達が住んでいる。児童相談所はどうした？？　民生委員はどうした？？　選挙の時に出てくる世話役はどうした？？　自治会はどうした？？　警察はどうした？？学校はどうした？？　...多くの大人達が、みんな・誰一人..　９歳の子の虐待（死）に気が付かなかったのだろうか？？これだけ親や大人に殺される子供が多くなったのに、政府や地域や学校や児童相談所は、どんな新しい対策を打っているのだろうか？　何も無い？子供の虐待や殺人に慣れないで下さい。奪われる命に大きい小さいはない筈です。　　こんな悲惨な事件は、もう終りにしたいです。さて、とうとう日本も合法的に自衛隊が武器使用が出来る法案が２３日に衆院本会議で与党などの賛成多数で可決された模様です。私は一生『自衛隊に武器の使用を認め、日本の領海内外にも派兵できる』　この法案『海賊対処法』を成立させた麻生内閣を忘れないだろう..私はアジアの国からどんなに過去の蛮行を非難されたとしても今の自衛隊が、戦後一度も戦闘で人を殺していないことを誇りに思ってきたので我慢出来ました。過去に過ちがあっても、今の日本は戦後ずっと他国で戦闘をしていない..　自衛隊の武器は、戦後誰一人も殺していない..それは『過去の過ち』を叫ぶ『中国や韓国』に対しても自慢出来たことだ。それなのに、麻生内閣は矢継ぎ早に、今まで守ってきた『国際紛争を武力で解決しない』という我国の国是＝平和憲法を破ろうとしている。絶対に許すことは出来ない..　私は麻生太郎を批判し続けようと思います。下の文、長いけど是非読んで下さい。とても分かり易く書かれています。（引用始まり）　海賊対策で日本の領海内外を問わず自衛隊派遣を可能にする「海賊対処法案」は２３日、麻生太郎首相への国会質疑の後、衆院本会議に上程され、与党などの賛成多数で可決された。同法案は海賊対策を名目に、自衛隊の海外派遣と武器使用拡大につながるものだ。平和憲法を揺るがしかねず、座視できない。　民主党も基本的に容認の姿勢で、今国会中に成立の見通しだ。成立すると、防衛相が必要と判断し首相の承認を得れば、自衛隊に武器使用を伴う海賊対処の海外出動を命じることができるようになる。...　ソマリア沖派遣は日本の船が度々襲われ船員が人質となり、その護衛のためという国民の理解が得られやすい条件下で、いわば国民の危機感に乗じて国会論議も経ることなく自衛艦を送り出した。　その延長線上にある対処法案は、日本船舶に限らず外国船をも護衛対象とし、しかも武器使用を「正当防衛・緊急避難」に限定せず「海賊船への船体射撃も可能」とするなど、自衛隊の活動を大きく広げるものだ。活動領域は「日本の領海と公海」。つまり「海賊対処」の名目さえあれば、世界中どこの海にも出動し、外国船を含め、“護衛”の武器使用ができるのである。...　安易な流れで自衛隊の海外活動が認められ、戦後初の海外での積極的な武器使用につながることに強い危惧(きぐ)を覚える。国民の間に憲法違反の懸念は根強いだけに、拙速を避け議論を重ねるべきだ。...国際社会の中で日本が期待され果たすべき役割は、自衛隊派遣による海賊対処よりもソマリア国内の産業、生活基盤の整備や経済復興の支援ではないだろうか。（引用終り）　（４月２４日　琉球新報　社説）http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-143644-storytopic-11.html危機感を煽られ、『やられる前にやってしまおう..』という世論を作ろうとして、いろいろな危機が報道されています。本当に私達は戦後守り続けてきた『非戦の誓い』を捨てていいのですか？私は絶対に嫌なのに..　辛いですね。　またまた曇ってきたようです。　やっぱり気温も下がってきましたね^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.04.24

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ガザは巨大強制収容所だ！

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日もうららかな春の日ですね^^　暖かい陽の光が窓から差し込んでいます。タイに行ったら『花粉症』が止まり、帰国後も暫くは出なかったのですが、最近はまた花粉症の症状が出てきてしまいました＞＜　このまま一気に抜けるかと期待したのですが..甘かった..＞＜;　今日のタイトルは、昨年末から行われたイスラエルによるガザ地区攻撃に際して、ローマ教皇庁のマルティ議長がイスラエルを批判して言った言葉です。まだ３ヶ月も過ぎないのに遠い過去のように感じるのは、世の中の出来事が目まぐるしく変化しているからでしょう..　驚くようなことばかりが起きては消えていく..　正確には消えていくのではなくて忘れられていくのですね。私達の記憶の中から消えても、当事者達の悲劇は変わることなく継続されていく..　せめて私達に出来ることは、イスラエルにより無差別攻撃を受けたガザ地区に住むパレスチナ国民を忘れないことではないでしょうか？？先日、『国境亡き医師団』からニュースレターが届きました。そこには(多分)初めてであろうと思われる『ガザ侵攻』について書かれてありました。その少し前に『国境亡き医師団』から送られてきたアンケートに私は答えていました。何故？パレスチナ人への医療活動をしない..　何故？ガザ地区に入らない..　世界のどこへでも、必要とされるところに行くのが『国境亡き医師団』ではないのか？？　やはり米国系？だからイスラエルに反旗をするようで出来ないのか？？　なんて^^過激な意見も書いて送った。だからとは思わないが（私一人の意見じゃね^^）、今回のニュースレターは『ガザ侵攻』と題した記事でした^^　記憶を呼び戻しながら、何が行われたのか？と書き出します。２００８年１２月２７日　イスラエル軍の空爆がガザ地区に始まった。２００９年　１月　３日　イスラエル軍はガザへの大規模な砲撃の後、歩兵、　　　　　　　　　　　　戦車、砲撃隊などの隊列が地上侵攻を開始した。２００９年　１月１８日　イスラエル・ハマス側双方が停戦を表明。２２日間の攻撃でガザでは１３００人以上が死亡、５３００人以上が負傷したと言われている。　被害者の内、１８００人以上が子供だった。参考までに、ハマスの攻撃により被害を受けたと言われるイスラエルの被害は『死者は１３人(うち民間人３人)で、４人は味方の誤射によるものだった』これでもイスラエルのガザ侵攻は、ガザ地区を実行支配しているハマスからの攻撃に報復するものだと（言わば、仕返し？）信じられますか？？？イスラエルは１月６日、国際連合パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA) の運営する避難所となっている学校を砲撃、少なくとも４０人が死亡させた。１月１５日、潘基文事務総長がイスラエルを訪問した直後にパレスチナ難民救済事業機関本部の敷地内が攻撃を受けた。事前通告していた施設でさえ、無差別に攻撃するイスラエル軍です。子供の死者数が多いいことを考えるとイスラエルの目的が、次世代を担うパレスチナの子供たちを標的にしていることが分かるだろう..　少なくとも、私はそう思っている。『国境亡き医師団』がガザ地区に入ったのは１月１７日です。その時の様子がニュースレターに載っていました。『ガザ地区は近代的な市街地ですが、あちこちに破壊された建物が見え、今回の戦争以前から放置されているような瓦礫の山もありました。この人口密度が高く、閉ざされた街で軍の攻撃を受けるのは、牢に爆弾が投げ込まれたようなものです。停戦後も、空爆はなくとも爆破事件などは周囲で頻発していました。』（国境亡き医師団　ニュースレター２００９年４月号より）２００９年１月１８日にイスラエルは突然に停戦したのは、何故だろうか？もう完全に叩き潰したからだろうか？　いや違うだろう..　その理由は１月２０日にオバマ氏がアメリカ大統領に就任するからだ..アメリカ大統領就任という時にガザで人殺しはイメージが良くない..　言いなりのブッシュとは違うかも知れない..　そんな計算が働いたのだろう..　もしかしたらアドバイスを受けたかな？^^　どちらにしても“ナチスの再来”は、ユダヤ人国家イスラエルだったと言うのが、如何にも皮肉な話だろう！！　　ユダヤの経済力や集票力に何も言えないアメリカ..そのアメリカのポチに成り下がった日本..ナチスの虐殺に遭ったユダヤ人への思いを引きずるヨーロッパの国々？？（それが本音とは思えない）　本音は多分、ユダヤ資本への遠慮だろう..そんなこんな思惑の中でパレスチナのガザ地区に住む子供達は殺されている。見て見ぬ振りを続ける日本は、国連人権理事会に提出されたイスラエル非難決議案を、イスラエル批判に傾重しているとして棄権した。日本の国として出来ることが限られているなら、私達だけでも支援出来ないものでしょうか。私は節約出来た中から１０００円ずつ寄付しています。１０００円でも助かる命がある。　そう思えば頑張れます^^　皆さんも金額の多寡ではないのでご寄付をお願いします。人間として最低限の医療を受ける権利が、誰にでもあると私は思うのです。宜しくお願いします。（因みに寄付のお願いは個人的なお願いです。）国境なき医師団：http://www.msf.or.jp/donate/index.html　まで^^太陽燦々ですね^^　良い一日になるようです。窓を開けて外の空気を入れて下さい。　そして深呼吸をして、肺の空気も入れ替えを～～^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.04.07

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人間関係の摩擦回避の努力

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　私の所は太陽が燦々と輝いて、気持ちのいい朝になりました。清々しい！私は犬がいるので幸いなことに毎日散歩に行けます^^　犬の散歩は意外に大変で雨の日も風の日も台風でも、真夏の暑い日もお正月も休むことなく続きます。犬も生きているの休めません^^　ですから犬を飼うのは大変！それに思いを馳せられない人は、可愛いと思って子犬を買いますがすぐに『お荷物』になってしまいます。　面倒だと思うと、何から何まで面倒になり、その結果..犬を捨てたり、保健所に持って行ったりしてしまいます。ですから私は、犬を『お荷物』に感じ始めた人に気付いた時は、一生懸命励ますことにしています。『犬を飼っている利点』..『犬が可愛いこと』などなど..　会う機会を増やしながら、それとなく励まします^^　それでも犬が邪魔になり、私の努力も虚しく効果を見せず『処分』を決行されてしまうことは多いです＞＜　いつの間にか、いなくなった犬を感じるのは本当に辛いです。毎日、散歩の度に犬の存在を確認してホッとする。ところがある日、そこにいない..　そんな時は悪い予感がして的中します。それでも『飼い主』に会えば『交通事故で死んだの！』『急に病気になって、あっと言う間に死んだの！』などなど..　弁解が飛び出してくる..そんな弁解を誰も信じる人はいないだろうが、『お前捨てたな！』とは言わない..　それまで通り、会えば挨拶をするのです..　　私は大人気無いから(多分)顔に出てしまうだろう..　それでも黙って弁解を聞いている。大人の社会はこういうものなのだ..　分かっていても知らんぷりする..　地域に住んでいる限り、喧嘩する訳にはいかないからね..今の社会で“難しい人間関係”を維持していく為には、(正しくても)自分の主張だけしては生きていけないことくらい..私でも分かる..　ここは我慢だ！　そうやって犬(ペット)の件で諦めたことが何度あるか？好き嫌いや憎しみを出していたら、摩擦ばかり起きて生きていくのが大変です。　そう思いませんか？？それと同じことが『北朝鮮』にも言えないだろうか？？　北朝鮮は隣人です。いままで日本が無視してきた隣人です。韓国は政治と関係なく『冬のソナタ』人気で、多くの国民が関心を持ち、訪問した為に友好関係が築けつつあるように見えます^^　そして民間外交によって政治も経済も歩み寄りつつあるようです。ところがそのすぐ隣の国：北朝鮮は今だに『近くて遠い国』です。そして中国・韓国と同様に戦時下で日本が『不幸な出来事』を行った国でもある。その上、戦後賠償もしていない..中国・韓国は戦後賠償も含めた戦後処理は終わっているのにです..　拉致問題を筆頭に日本国内では痛烈な『北朝鮮批判』がマスコミを通して連日のように行われている。一時ほどで無いにしても今なお憎しみの的だ。それでは外交など出来る訳が無い..　国交回復などしなくてもいい！！どうせ日本の相手ではない！！　そんな態度を取っていれば、北朝鮮だって敵意を示して当然だろう..　そして、その結果が北朝鮮による核の保有と長距離ミサイルの開発という結果をもたらした。核保有の話が出た時もマスコミに出ていた『北朝鮮通の人』『軍事評論家』は、こぞってハッタリだと言っていた。いつもの揺さぶり作戦だと..　ところが核開発は現実だった。今や北朝鮮は核保有国で長距離ミサイルを飛ばせる国なのだ！！飢えた国民を見捨てて、核開発・軍事力強化に突き進む北朝鮮を間違っていると私は思っています。でも現実には日本の無視してきた隣国が核保有であることは間違いのないことなのです。そしてその恐怖を煽り、日本の更なる軍事力強化→戦争の出来る国にしようとする勢力が(確かに)ある。日本が取り続けてきた北朝鮮への圧力・制裁だけで本当に解決が出来るのだろうか？？　読売新聞は準備宜しく、ミサイルを飛ばす前から『世論調査』をしていたようです。（引用始まり）北朝鮮による弾道ミサイル発射の前後にあたる３日午後から５日夜にかけ、読売新聞社が実施した全国世論調査（電話方式）によると、北朝鮮のミサイル発射に対して「日本政府は制裁を強めるべきだ」と思う人は７８％と約８割に達した。「その必要はない」は１６％にとどまり、世論の大勢は、日本政府が検討している対北朝鮮の独自制裁強化を支持していることがわかった。（引用終り）　（４月５日　読売新聞）個人的には『制裁・圧力』より、対話を重視する外交をして欲しいと希望しています..　昨日の国連安保理でも、制裁決議をまとめることは出来ずに延長になった。今度もまとまる可能性は少なく、厳しい制裁は出来ないのではないかと私は思っています。(中国・ロシアが反対。常任理事国以外からも反対有り)どう考えても多数の核爆弾を保有している米国や核保有国が『何をもって』反対出来るのかも不思議な筈です。唯一の被爆国であり、核を保有していない日本には大きな発言権がある筈なのですが、いつも米国の追随をしているので世界が認めてくれないだけです＞＜;価値観や人生観の違う隣人と摩擦を起こさずに生活する方法..　それって私達が毎日している努力と同じではないでしょうか？　国になると違うの。圧力と制裁で、拉致問題は少しでも進展したのでしょうか？　今も北朝鮮にいる拉致被害者の境遇が、私は心配です。ソ連が崩壊し、東西冷戦が終り、もう防衛省の言う“日本の仮想敵国”はなくなったと喜んでいたら..　次は北朝鮮になった。攻撃の恐怖を煽られ、軍事強化に口出し出来ない雰囲気が作られ、最終的には先制攻撃も出来る国にするのか？？　その前に自衛隊のミスを無くす方が先だろう..　　世論調査を見て、そうだ！そうだ！と同調するのは危険です。『武力で解決しない』を守る為に、隣国との付き合いを考えてみませんか。良いお天気ですね^^　昨日、お花が一杯の鉢植えを買ったのです。見ているだけで幸せな気持ちになります^^今日も元気に　ファイト！！　　　　　　　

2009.04.06

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自衛隊は本当に大丈夫なの

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今朝もいいお天気です。多くの人が安くなった高速を利用してドライブに出掛けたのではないでしょうか？　日頃、運転しない人も多いと思いますので運転には充分に気を付けて下さいね。『注意一秒、怪我一生』です^^昨日は、北朝鮮の衛星（ミサイルとも）が日本方面に打ち上げられる話で持ち切りでした。私もテレビを付けて、報道を見守っていました。するとお昼の１２時過ぎに『北朝鮮の衛生発射』のテロップが流れました。画面は切り替わり、臨時ニュースの体制に..　緊張が走ります..　暫くすると、誤報だと説明が..　緊張が解け、『なぁ～んだ^^』となった。ひと安心^^それにしても『発射の誤報』とは、どういうことなのだろうか？　防衛省は国民の安全の為に万全を期していると言っていたが、これが万全なのだろうか？　こんなことで自衛隊は日本の防衛など出来るのだろうか。今回の件で日本の自衛隊の防衛力が脆いものだと、世界に表明することが無いように祈りたいです。（引用始まり）日本政府が４日正午過ぎに速報し、直後に取り消した発射情報は、防衛省の情報に基づいて伝えられていたことがわかった。自衛隊の陸上幕僚監部も同日午前１１時前、発射情報を全国の陸自関係部署にメールで誤配信。防衛省は午前と午後の２回、誤報を流していたことになり、政府の情報伝達態勢の不備が浮き彫りになった。 ...　防衛省は４日夕、航空自衛隊の航空総隊司令部（東京都府中市）が午後０時１６分、中央指揮所に..（１）米国の早期警戒衛星による発射情報が流れた（２）千葉県旭市にある新型レーダーＦＰＳ５（通称「ガメラレーダー」）がミサイルの航跡を探知した―との誤った情報を流したことが原因だったと明らかにした。　米国の早期警戒情報は実際は流れておらず、ガメラレーダーがとらえた航跡もすぐに見失い、結局、誤探知とわかった。（引用終り）　（４．４　asahi.com）このシステムは今日以降も引き続き使われるらしい..　今度は誤報がないように『発射連絡』が報道されるのには、時間がかかるのでしょうね＞＜多くの国民が、軍事力に頼る考えに誘導されていく中で、今回のお粗末な自衛隊・防衛省の失態は(少なくとも現在の)自衛隊・防衛省の実力を考える時、良い情報の一つになるのではないだろうか？？　今回のことを整理すると..下記のような流れになった。●自衛隊が北朝鮮の衛星（ミサイルとも）を発射をしたと間違えて捉えた。　（航空総隊司令部）　↓　↓●防衛省中央指揮所が情報を受け取り（多分無条件に）..　↓　↓●首相官邸に連絡　↓　↓●自治体・報道機関へ　↓　↓●国民が知る今回は北朝鮮の衛星と言うことだったし、発射していないかったので誤報でも何とかなったが、これが本番の紛争なら、どうなっていたのだろうか。自衛隊・防衛省は年間約５兆円の税金を使っている。この額に異論が少ないのは、常日頃から『仮想敵国（＝北朝鮮？）』の存在を意識させられ、恐怖心を煽られながら国民の意識の中に、もしもの時の防衛を考えているからだと私は思っている。憲法で禁止されいる他国への先制攻撃など考えて多額の防衛費を許している国民は殆どいないだろう。そうだとすれば、自衛の為の約５兆円もの税金が、キチンと使われ効果を奏しているのかは、（今回のゴタゴタを見る限り）甚だ疑問でしょう..そして防衛省・自衛隊は、日本最大の公務員組織であり、防衛省職員への給与は、国家公務員給与費の４割を占めるのです。国家防衛となると何故か？　予算もその使い道も『聖域扱い』になってしまうが、厳しい監視は必要でしょう。そしてこの手の話をすると必ず出てくる人が主張するのが『徴兵制』です。　莫大な人件費を減らす為には『徴兵制』が一番だ！徴兵の無い国の方が少ないのだ。国家の為に『兵役』を課すべきだとね。私の言う防衛費節約問題とは、次元が違うことに気付かず主張されるので困りますね＞＜　例え、自国防衛の予算だとしても厳しい監視は必要だということを話したいのです。そして願わくば、今回のような決定的ミスが無いような体制作りをお願いしたいですね。　　　　沢山予算を配分したから、強力な自衛組織が作れる訳ではないと気が付いた今回の『誤報』事件でした。今の自衛隊って本当に大丈夫なの？？？すこ～し..太陽が曇って来ました。風も出てきました。お出掛けする方はお早めに～^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.04.05

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『相棒ー劇場版ー絶対絶命』

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日も朝から『日本晴れ！』ですね～^^　気持ちのいい朝になりました^^こんな日は、なんだかモゾモゾして働く元気が出てきますね^^　花の苗を買ってきて寄せ植えにしようかな？？　それとも窓際のプランター植えにしようかな？？　などなど..前向きに生活出来そうな気がする朝になりましたぁ～^^　と..その前にblogをＵＰ~~~~　*^_^*昨日、夜の９時からテレビで早くも『相棒ー劇場版ー絶対絶命』が放送されました^^　嬉しいですねぇ～^^　私はテレビの『相棒』が大好きでした。相棒の片割れ“亀ちゃん”が（何故か？）居なくなってからは『相棒』の魅力は半減してしまいましたが、劇場版にはその“亀ちゃん”が出ていますからねぇ～^^　楽しみだったのですぅ^^９時丁度にテレビの前に..　トイレも用事もＣＭ中に済ませて、長い劇場版を見ていました。　ドラマの内容は見た人も多いと思いますので簡単に説明します。『５年前に外国で人質になった青年が殺される。政府は退去勧告が出ていたのに滞在していた青年の自己責任を問うた。　マスコミも被害者を攻撃、被害者家族も攻撃、その被害者の父親が社会に復讐..と..思いきや、実際は被害者のところには避難勧告が届いていなかったと言う事実が判明..　その事実は隠蔽して、被害者を批判する結果に..　父親はその外務省の秘密を暴露しようと犯罪を犯していく。...』とまあ、こんな内容でした。（ちっとも分からない？？＠＠）この映画を見ていて、日本でも同じようなことが起きたと思い出した人が多いのではないだろうか？？　私は少しずつ思い出し、最終的には当時のマスコミと一部国民の異常なまでの（人質被害者に対する）バッシングを完全に思い出しました。『相棒ー劇場版ー絶対絶命』はあの時の邦人人質事件を題材に作られた作品なのかなぁ～と思いました。皆さんは、どう？現実の事件の方は..４月７日：イラクで日本人３名（ボランティアと称する女性、フリーカメラマンの男性、ジャーナリスト志望の未成年の少年）が武装勢力によって誘拐される。４月８日：カタールの衛星テレビ局「アルジャジーラ」が犯行グループから送られてきた映像を放送した。映像の中において犯行グループは、イラクのサマーワに駐留している自衛隊の撤退を要求する声明を発表した。犯行グループからの要求に対し、日本政府は自衛隊を撤退させる考えのないことを表明。４月１０日：小泉純一郎首相は、自衛隊を撤退する意思がないことを明らかにする。この当時『自己責任』の名の元に人質になった被害者らにマスコミ・日本国民のバッシングが行われた。　そしてその矛先は、被害者家族にまで..その様は異常でしたよ。自国の国民が、(言わば)アメリカが始めた戦争の被害に遭ったと言うのに、『そんなところに行くから悪いんだ』の論法でバッシングする。あの時、あまりのバッシングに驚いたフランスのシラク大統領さえ『本人達に罪は無い』とコメントし弁護してくれた。マスコミを筆頭に、あの時の日本はどうかしていた..　狂っていたと思う。（引用始まり）２００４年にバックパッカーとしてイラクに入国した日本人青年が行方不明になり、１０月２４日彼を拉致したとする犯行グループの声明がインターネットに公開された。小泉首相は即座に『テロに屈することはできない。自衛隊は撤退しない』と表明した。１０月３１日、首を切断された遺体が発見され、後日になって殺害の模様がインターネットに公開された。遺族は『息子は自己責任でイラクに入国しました。危険は覚悟の上での行動です』『彼の死を政治的に利用しないで欲しい』と言う声明を発表した。　そのため、最初の人質三人のようなバッシングは起こらず、マスコミも比較的淡々と報道した。（引用終り）　（Wikipediaより）『小泉首相は即座に『テロに屈することはできない。自衛隊は撤退しない』と表明した。』　このことを立派だと思うのでしょうか？　それによって自国民が殺された。この時、即座に返答しないで人質解放に向けて努力することは出来なかったのだろうか？我が子を殺され、その処刑を見なければならなかった被害者家族は、何故？政府や国民に謝罪しなければならなかったのか？？　謙遜にしていたから国民もマスコミもバッシングをしなかったのか？　被害者が死んだから？？あの時の日本国民は、国が外国で危難にあった国民を救済する義務があることを忘れていたのですか？　あの時、酷いバッシングをした人の家族や友人・知人が（もし）外国で危難に遭った時、同じことが言えますか？？当たり前のことですが『人の命は尊い』..　ましては自分の子供なら尚のことです。　その大事な息子の首を切られて殺された親が、何故？『息子は自己責任でイラクに入国しました。危険は覚悟の上での行動です』と言わなければならなかったのだろうか？　その心中を思うとき胸が痛みます。　　　　アメリカ追随の政策をしている限り、同じような事件は世界中で起こり得ます。その度にマスコミや一部国民は『そんなところに行った人が悪い！』と言って見捨てるのだろうか？？あの時の残念な気持ちを思い出したテレビ『相棒ー劇場版ー絶対絶命』でした。　映画は映画で面白かったですよ^^良いお天気が続いています。楽しい一日になるといいですね～^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.03.30

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米国発の『世界不況と紛争』

　皆さーん、おはようございまーす！　　　　　今日も朝から寒い！　３月になれば少し暖かくなりますよね。もう少しの我慢です。体温を維持する為のポイントは、ただ服を沢山着るだけでなく如何に体温を逃さないか？だと思っている。例えば、肌に直接触るものは隙間がない物がいいように思う..　空気の層があると寒い！　肌着が完璧だと多少の薄着でも体温保持が出来るように思います^^　肌着って大切ですよ..　外から見える服にお金をかける人も肌着（下着）になるとあまり気にしない人って意外に多いです。私は服にかけるお金を減らしても肌着に気を遣って欲しいと思ってしまいます^^　健康の為にね..昔のお父さんは『ラクダのシャツ』なんて着ていましたよね～^^　もうマスコミの多くは『内閣解散・総選挙はいつか？』で大騒ぎだ..私から見たら『政治の空白』が起きている感じ..　国民の鼻先にぶら下げただけの『生活支援定額給付金』はどうした？？　何より騒いでいた景気対策はどうした？　３日にあげず、ニュースで流される『内閣支持率』もウンザリだ..　内外の大切な問題がニュースの中心に置かれず、麻生内閣の崩壊？だけがマスコミ・国民の関心事だと言うのだろうか？？麻生氏が辞職したところで解散・総選挙にならなければ、同じ自民党から総理総裁が選ばれるだけで、次の総理・総裁の椅子を狙うポスト麻生氏が喜ぶだけだろう..　政権を放り投げた安倍さん、財界に追い出された福田さん、そして風前のともし火の麻生さん..　政権たらい回しの何ものでもない..　それをマスコミと国民が騒いでいる。騒ぐなら政策について騒いで欲しい。　小泉氏が改悪させた『製造業への派遣』を再び禁止すること。『定額給付金』も約束した以上、配るのが当たり前です。小泉氏の『骨太の方針』とかで、毎年削られていく『社会保障費』をどうするのか？？グアムのアメリカ軍基地の日本負担金(６１億ドル＝６１００億円)について国民に説明する義務が麻生内閣には、あるだろう..　中小企業対策は？あれもこれも..重要事項を棚上げして、引っ張るだけ引っ張って..最後は民主党との取引きで『議論無しで予算成立』に持って行かれる..　民主党も喉から手が出る程『政権交代』を待っている..その為なら何でもかぁ？　どちらも日本の国・日本国民の暮らしを考えて行動してはいない..　政治家も、もしかしたら国民も『日本』を本当に考えているのだろうか？小さいけれど、気になるニュースを見ました。チベット自治区の封鎖です。『外国人の入境禁止　中国　チベット自治区に』（引用始まり）中国政府がチベット自治区への外国人と台湾住民の立ち入りを来月末まで禁止したことが十八日分かった。来月はチベット動乱から五十年、昨年の騒動から一年の節目にあたる。同区を訪問した観光客によると、ラサでは銃を構えた武装警官隊が二十四時間体制で警戒。外国人の目に、同区の現状を触れさせないための措置とみられる。チベット観光局は十七日、旅行会社に対し、三月末までの外国人のツアーを認めないと通知した。表向きの理由は、「宿泊施設などインフラ整備のため」とされている。四川省の旅行会社によると、同区周辺のチベット人居住地域でも近く、車の検問によって外国人の立ち入りが禁止されるという。昨年は三月の騒動後、三カ月以上、同区への外国人の立ち入りが禁止されるなど観光が制限された。昨年の同区への観光客は前年より４４％減少している。（引用終り）　（２.１９　東京新聞）一年前のチベット人弾圧の際は勇気ある観光客が、中国軍隊による弾圧の様子を写真に撮ってくれた。それがマスコミに流れ、動かぬ証拠となって中国側発表の『嘘』を証明した。それを踏まえたのだろう..　今度は予め旅行者を徹底的に規制して目に触れさせないで『何をするのだろうか？』外国人の目に触れないところで徹底的に弾圧して、力で抑え続けるつもりなのだろうか？　今回の観光客規制が(どんな理由を付けようとも)外国人に、どう写るのか？　中国政府は分からないのだろうか？　本当に先進国の仲間入りをしたいならば“隠しながら弾圧する”のは、止めた方がいい。もう知られなければ何をしても大丈夫という時代は終わったと知るべきだろう..　　同じようにアメリカのオバマ大統領も『軍事力の限界』を感じている..世界一の傑出した軍事力を持つアメリカ..　そのアメリカでさえ、イラクもアフガニスタンも完全には制圧出来なかった。　アフガニスタン増派を公言していたオバマ大統領ですが、軍事力による解決には限界があることに気がついたようです。（引用始まり）オバマ米大統領が十七日、大統領選挙で公約していたアフガニスタンへの大幅増派（約一万七千人）に踏み切った。だが治安は予想以上に悪化し、大統領自ら軍事力のみによる復興に懐疑的な見方を示すなど、戦略見直しが功を奏するかは予断を許さない。...大統領も十七日の声明で今回の増派を「緊急措置」と強調。十九日に訪問する同盟国カナダのテレビ局とのインタビューでは「タリバンや過激派の拡大などの問題は、軍事的手段だけでは解決できない」と述べ、自ら兵力増強の限界を認めた。カナダは２０１１年までにアフガン駐留軍の撤退をすでに決め、欧州諸国の大半も増派への協力には慎重だ。大統領はこのため、今年四月の北大西洋条約機構(ＮＡＴＯ)首脳会議までには、外交と開発支援を組み合わせた「包括的な戦略」を打ち出し、内外に理解を求める方針だ。（引用終り）　（２月１９日　東京新聞）圧力だけで相手国を従わせようとするのは、間違いだと私も思います。『外交と援助』は、武力以外で充分に効果のあることだと思います。世界一の軍事力を誇るアメリカでさえ、兵士の犠牲・戦費を考えるなら戦略の変更を余儀なくされる。日本国内にも過大に軍事力を評価する一部の人達がいますが、長い目で見れば軍事力による『力の解決』は真の解決にはならず、アメリカのように『泥沼』の紛争に突入する可能性は高い..日本も出来れば『外交と援助』を中心に国外情勢に対処して欲しいですね。『金融危機』を世界に発信したアメリカの経済的打撃は、世界の他の国の類を見ないだろう..　必死の経済対策も『功を奏しなければ..』長い経済停滞が続く可能性もある..　どちらにしても、巨額な経済出動をしながら米国経済を支えなければならないだろう..　そこで問題になるのが、アメリカの経済的負担をどれだけ『援助』出来るかが『同盟国』（今回のクリントン訪問では何度も囁かれた言葉..＞＜）の経済的支援だ..　　　　日本を一番の訪問国にしたのも、野党・民主党党首小沢氏と会ったのも、拉致問題を６カ国協議の中に入れてくれると言うのも、リップサービスも全ては、これから始まる膨大なアメリカへの『経済的支援』の為なのだ..その一番が今回結んだ『米軍のグアム移転に関する協定』なのだろう..（引用始まり）中曽根弘文外相と来日中のクリントン米国務長官は十七日の会談後、在沖縄米海兵隊のグアム「移転」に関する協定に署名しました。クリントン長官は署名後の記者会見で、同協定により米軍再編計画を「さらに進めることができる」との考えを示しました。...　協定は、米海兵隊のグアム「移転」で、日本側が経費の六割にあたる約六十一億ドルを拠出することを再確認し、このうち直接の資金提供となる二十八億ドルの使用手続きを取り決めています。（引用終り）　（２月１８日　しんぶん赤旗）今までは口約束だったグアム移転の『費用負担』..　それが法的拘束力を持つ『協定』調印になった訳です。日本の負担分６１億ドルのうち２８億ドルは現金で差し上げるのです。残りは日本が発注する工事で払うのです。クリントン氏の日本訪問の最大の使命は、協定調印で終わりました。そしてこれから、アメリカが国債を発行しながら経済対策の資金調達をする際には、日本はどれだけの米国債を買わなければならないのだろうか？アメリカ経済の再生のために日本国民の税金は、どれだけ使われたら終わるのだろうか？？　アメリカの一刻でも早い経済回復を祈ります..＞＜;マスコミが“代わり映えもしない”政権交代劇に、大騒ぎしている間にも国民の税金は減り続けているのです。１０００兆円を越える日本の借金は、どうするのだろうか？？　国民一人当たり約８５０万円ですよ＞＜;今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.02.19

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村上春樹のイスラエル批判

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　昨日の夕方から寒波がきているようですね。　す..す..凄く寒いです＞＜;泥酔の中川氏は『予算成立後の辞任』が『即日辞任』に変わったそうです。その上、今日から入院するとかと言う話も..　そうやって少し隠れていれば国民は忘れて、３回後くらいの内閣では、また閣僚として出てくるのです..『人の噂も７５日』ですものね..＞＜　政権交代などと言っても、同じメンバーが総理・総裁や閣僚をたらい回しにしているだけです。挙句に２世議員だから同じ親子の顔で“たらい回し”も歴史が長い^^　急に政権を投げ出し呆れた『安倍前首相』など、もう堂々と政治活動の表舞台で発言している..政治家には『恥を知る』などと言う『礼儀作法？』は知らないらしい..　日本の専門集団の中で、政治家ほど『厚顔無恥で(その上)無知』な人間もいないだろう..　それとも『地盤・看板・カバン』を親から貰っている強さだろうか？？　有権者(国民)は無条件に投票してくれると思っているのか？？政治の世界も２世議員を一掃して、風通しを良くして、新しい有為な人材を登用すべきだろう..　世襲制とテレビ馴れした議員は、お断りだ！！ところでお聞きになった皆さんも多いと思いますが、『村上春樹』がイスラエルの文学賞を貰う為に、エルサレムで開かれた授賞式に出席しました。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊村上春樹(むらかみはるき、1949年 1月12日～)は、日本の小説家、米文学翻訳家、エッセイスト。1987年発表の『ノルウェイの森』はベストセラー。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊その『村上春樹』氏がイスラエルの文学賞を受賞したのです。イスラエル..　イスラエルと聞けば、あのガザ地区への侵攻で多くのパレスチナ人を虐殺した国..ユダヤ人の国..イスラエルと私は脳裏に刻まれている。そのイスラエルの文学賞を貰いに、エルサレムの授賞式に出席した。そこで村上春樹氏は、文学賞受賞のスピーチを行ったのです。（引用始まり）作家の村上春樹（Haruki Murakami）さん（60）が15日、イスラエル最高の文学賞「エルサレム賞（Jerusalem Prize）」の授賞式で記念講演し、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区（Gaza Strip）への攻撃を批判し、｢欠席して何も言わないよりも、ここへ来て話すことを選んだ」と述べた。　現地英字紙エルサレム・ポスト（Jerusalem Post）によると、スピーチに立った村上さんは、ガザ地区に対する攻撃を理由に、日本国内で受賞や式への出席辞退を求める声があったことを紹介。｢イスラエルを訪れることが適当なことかどうか、一方を支持することにならないかと悩んだ｣と明かした。そして考えた結果｢作家は自分の目で見ていないこと、自分の手で触れていないものは信じることができない。だからわたしは自分で見ることを選んだ。何も言わないよりも、ここへ来て話すことを選んだ｣と述べた。　また人間を壊れやすい卵、制度を壁にたとえ｢固い、高い壁があり、それに1個の卵がぶつかって壊れるとき、どんなに壁が正しくても、どんなに卵が間違っていても、わたしは卵の側に立つ。なぜならば、わたしたち1人1人は1個の卵であり、ひとつしか存在しない、壊れやすい殻に入った精神だからだ。わたしたちが立ち向かっているのは高い壁であり、その壁とは制度だ｣と語った。（引用終り）　（2.17　ＡＦＰ通信）例えが分かりづらい人もいるでしょうが、授賞式に出ての発言は素晴らしいと思う..　勿論、出席しないことでイスラエル批判をすることも出来るだろう..でも私なら出席する方を選ぶかも知れない..　悲劇のヒロインを装うイスラエル（ユダヤ人）の人たちにハッキリ言うべきなのだ..　多くの人がユダヤ資本やユダヤ人の権力に何も言えなかった。アメリカでさえ..　ブッシュがイスラエルへの国連非難決議を拒否し続けたことを見れば、分かることでしょう..世界各地で起きている『イスラエルのガザ侵攻』に対する抗議行動..それでも多くの国は、遠慮？して強く出られない..　そんな中で『村上春樹氏』の受賞スピーチは、何だか私を嬉しくさせます。テレビに出ている自称知識人たちの言動を見るに付け日本に幻滅していたのですが、今回の発言には僅かの希望を感じました。　ところでイスラエルの反応は、どうか？？　相変わらず、国民には『ああ、勘違い！』と思わせたいのでしょうね..　どこの国も同じですが。（引用始まり）イスラエルのメディアは、１５日に作家の村上春樹さんがエルサレム賞の授賞式で行った講演について、批判的には伝えず、授賞式に出席したことに力点を置いた。　１６日付の有力紙ハアレツは講演を「詩的」と表現し、村上さんが「ガザで多くの無実の人が殺された」と述べた、と客観的に伝えた。また「イスラエルに行くなと言われたが、自分の目で見ようと決意した」との内容を引用した。　英字紙エルサレム・ポスト（電子版）は「得意の難解さで受賞理由を説明」の見出しで、講演は「真にムラカミ・スタイルの、あいまいともいえるもの」としたうえで「時差と政治的反対を押し切ってエルサレムで受賞した」などと報じた。（引用終り）　（2.16　朝日.com）オバマ氏の大統領就任式ギリギリまで、ガザ地区でパレスチナ人皆殺し作戦をしていたイスラエルを、私は忘れない。彼らはパレスチナのロケット攻撃の報復だと言うが..皆さんはどう思いますか。（引用始まり）パレスチナ自治区ガザの医療当局者は22日、昨年12月に始まったイスラエル軍のガザ攻撃による死者が1330人、負傷者が約5450人に上ったと明らかにした。ＡＦＰ通信が伝えた。「最終的な犠牲者数」としているが、重傷者も多く死者はさらに増える可能性がある。　死亡者のうち少なくとも半分以上が一般住民だという。437人が16歳以下で、110人が女性。医療関係者14人、ジャーナリスト4人も死亡した。イスラエル側は市民3人を含む計13人が死亡した。（引用終り）　（2009.1.23　日経ネット）パレスチナ人の死者の中で驚くのは、子供の数である。子供を殺すことで未来のパレスチナを破壊しているつもりなのだろうか？？　私から見たら“ナチスより怖いユダヤ”という感じですね＞＜パレスチナ人死者１３３０人(１６歳以下の子供＝４３７人)パレスチナ人死者　１３３０人　⇔　イスラエル　１３人上記の死者は１２月２７日から始まったイスラエルの一方的なガザ地区攻撃で亡くなった人の数です。　イスラエル側の死者１３人のうち３人が民間人です。そしてオバマ新大統領の就任式(１月２０日)に合わせてイスラエル軍はガザ地区から撤退した。(１８日開始２１日終了)　今度のオバマ大統領では、イスラエルもブッシュの時のように『好き勝手』は出来ないと判断したのだろう..これから先、どんな言い訳がなされようとも私は今回のイスラエルによるガザ地区攻撃とパレスチナ人の皆殺しを忘れない..　　圧倒的な武力とブッシュに守られた人殺し国家..イスラエル！！寒い一日になりそうです。　服を暖かくして過ごして下さいね。今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.02.18

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コラテラル・ダメージなの？

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日は雨になりました。予報通り^^　寒いです。おっと冬だから当たり前か？外がドンヨリしていると家の中で電気を点けなくてはならないので、カーテンを閉めることになります。（そうしないと外から家の中が丸見えです）　カーテンを閉めると狭い部屋は、圧迫感があって気持ちが良くない..　されど開ければ、外にいる他人様^^と『こんにちわ！』ということになって面倒臭い！！敷地が広い家の人が羨ましい..！　う～ん、泣き言でした^^２０日の新聞にイスラエルの(一方的)停戦とガザ地区からの地上部隊の撤退について記事があった。　（引用始まり）『イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃停止を宣言した。ガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスも即時停戦を表明した。昨年末にイスラエル軍がハマスへの攻撃を始めてから、１３００人以上の命が失われた。犠牲者の６割以上は、民間人だという。約４０００戸の住宅が破壊され、約４万５０００人の住民が国連施設などに避難したと報じられている。こんな惨状は、直ちに止めなければならない。イスラエル、ハマス双方の停戦表明を歓迎する。』（引用終り）　（2009/01/20 西日本新聞）民間人の犠牲者が多い..　その中でも子供の数が多いことに驚く。　安全だと思い公共施設に逃げ込んだ民間人が多かったのだろう。　その公共施設である国連の建物や学校をイスラエルは破壊している。事前報告済みの建物を狙った卑怯な戦闘行為である。それでもこの停戦を歓迎する声は多い..　私は釈然としませんが..（イスラエルのやりたい放題、アラブ諸国の情けなさ..何もかも許せない気がして..　ユダヤ人国家イスラエルはナチスの再来になったのか？）まあ、過激なのは私一人だけで充分で^^　皆さんは冷静な判断をして下さいね。この記事の中で驚くのは、イスラエルの政府高官がガザ地区攻撃について言っていることです。（引用始まり）『「コラテラル・ダメージ」という政治用語がある。米カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガー氏が主演した映画の題名にもなった。直訳すれば「付随的な損失」。政治や外交の世界では「目的遂行のためのやむを得ない犠牲」という意味で使われる。人命すら「必要経費」のようにみなす、嫌な言葉だ。ガザ攻撃を、イスラエル政府高官は「やむを得ない犠牲だ」と説明した。まさにこの考え方だ。テロを仕掛けるイスラム過激派の側も同じ理屈だろう。だが、「必要な犠牲」などあってはならない。　「私たちは人間扱いされていない」というガザ住民の叫びから世界は目をそらしてはいけない。国家や組織の利益に基づく冷徹な論理がまかり通る限り、ガザの悲劇は繰り返される。』（引用終り）　（2009/01/20 西日本新聞）ガザ市民の虐殺を、あのユダヤ人国家・イスラエルが『止むを得ない犠牲』だと言うのか？？　今回のイスラエルの蛮行は、次第にその全容が解明されるだろうが、第一弾はこれだ！！『ガザ市（Gaza City）内のナセル病院の医師によると、11日早朝にイスラエル軍は白リン砲弾を発射し、この攻撃で少なくとも55人が負傷した。同医師は電話インタビューで｢これらの患者のやけどは、白リン砲弾でしかありえない焼け方をしている｣と語った。白リン砲弾は、民間人に対する使用は国際法で禁じられているが、煙幕生成のための使用は許可されている。』http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2557242/3678671　（写真有）記事と共に悲惨な写真もあります。この白リン砲弾による酷い火傷は、通常の火傷とは明らかに違う悲惨な火傷だと言う。これが『コラテラル・ダメージ』＝付随的損失（止むを得ない被害）なのだろうか？？　当然にイスラエル軍は白リン砲弾の使用を否定しているが...（引用始まり）『国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは１９日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの住宅密集地で、激しい燃焼力で深刻なやけど被害をもたらす白リン砲弾を多く使用した確証を得たと発表、「戦争犯罪」に当たるとの声明を出した。アムネスティは兵器の専門家を含む調査団をガザに派遣。１８日現在でまだ燃えている物体を含む砲弾の破片類を住宅地の広い範囲で発見した。大きな実害があったのは国連パレスチナ難民救済事業機関（ＵＮＲＷＡ）施設で、敷地内に３発の白リン砲弾が撃ち込まれ、人道支援物資の倉庫で火災が起きた。』（引用終り）　（2009/01/20 西日本新聞）イスラエル軍による『白リン砲弾』の使用に、確かな証拠が出たようだ.＞＜;ユダヤ人国家・イスラエル政府高官が言う『コラテラル・ダメージ』..ナチスによるユダヤ人虐殺も、あの時代の『コラテラル・ダメージ』だったのだろうか？？　そう言われたら、彼らは何と言うのだろうか？？『コラテラル・ダメージ』..　嫌な言葉だ！雨も止まずに嫌な空模様ですね。　こんな日は、派手～な柄の傘に綺麗な色の雨合羽を着て、お出掛けしましょう..　気分も晴れますよ～^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　　　

2009.01.22

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海上自衛隊民間船籍を護衛

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　昨日は暖かかったですね^^　とても気持ちのいい日で過ごし易かったです。今朝は一転して寒いですが冬だからと諦めています。ＰＣに向かいながら足元がジンジンと冷えて来ています。冷えが足元から上がってくる感じ？保温対策を充分にお願いしますね。インフルエンザは、高い温度と湿度の所では生きていけないらしい..　そんな環境をつくるのは、ストーブの上にお湯を張っておく古来からの暖房設備なんですよね^^　私もそれをしています。友人からは、もう少し今風の暖房にしたら？と言われますが＞＜兎に角、風邪をひきにくく、身体を冷やさないようにするのに役立ちます。最近、テレビを見ていると『何か、違う！』と感じてしまうのです。何が違うのか？　いつものように大切な何かをカモフラージュするために話題の中心がずれていると言うか、わざとずらしていると言うか、釈然としない思いがしていた..　そこで、今日はボケた頭を叩きながら考えたんです..　そうしたら出てきたのが『ソマリア派兵』の問題だった。麻生総理は１６日、与党の海賊対策に関するプロジェクトチーム(ＰＴ)に自衛隊法に定められた『海上警備行動』でソマリア派兵を行う措置を二十日に取りまとめさせ、海上警備行動発令の指示をすぐやると発言した。小泉内閣で強行された自衛隊の初めての『海外派兵』。。　覚えている？最初はイラクのサマワだったですね。　次はインド洋の給油活動だった..そして今回は、アフリカ東部・ソマリア沖の海賊対策だと言う..前回・前前回と今回が違う所は、海賊対策という任務内容から自衛隊法上、『正当防衛・緊急避難』に限られている武器使用要件が大幅に拡大される可能性があるということです。当然ですね。それが出来なければ海賊対策に海外派兵する意味がないですから..　戦闘行為が行われる可能性は高い。ところで日本の憲法では、当然に許されることではないと思います。それをどのように拡大解釈すれば、このような海上自衛隊のソマリア沖派兵と武器使用が出来ることになるのか、不思議でならない..防衛省でさえソマリア沖派兵のためには新法制定を先行すべきだとの考えが大勢なのに政府与党（自民・公明）は、それさえも待ってられない..憲法違反とも取れる行為を次々と拡大解釈を使ってやろうとする政府与党に呆れるばかりだ..　今日で任期が切れるブッシュの戦争好きが政府与党にも乗り移ったのか？？　さて、政府与党は、どうやって憲法を無視し、新法制定も待たずに(待てずに)海上自衛隊をソマリア沖まで行かせ『正当防衛・緊急避難』に限られていた武器使用を出来るようにしてしまおうと言うのだろうか？？　この問題を必死に急ぐ麻生総理を見ていると、国民からの超低支持率にぷちんと切れたのかと心配になります＞＜　　　政府与党は自衛隊法に定められた『海上警備行動』を拡大解釈して、ソマリア沖まで海上自衛隊の戦艦を派兵させようと言うのだ。この自衛隊法に定められた『海上警備行動』とは、当然に日本周辺を想定しているものです。　それに本来は海上保安庁の範囲になる筈です。それを海上保安庁ではなく自衛隊の戦艦が向かうのです。無理がありますよね。その上、自衛官は海賊などの逮捕権限がないため、司法警察官である海上保安官を乗船させ、海保を補完的な存在に位置付けています。海保も乗せているんだから大丈夫と言うことだろうか？　無理がありますよね。継ぎ接ぎだらけですが、何とか理由付けを整えて準備が出来次第麻生首相は『海上警備行動発令の指示』(＝ソマリア沖派兵)をすぐに出すと言っています。今度は海賊相手ですから『戦闘もあり』・『撃沈もあり』です。そして気になる保護対象も『日本人の人命・財産』から『外国船籍に搭載された日本の積み荷』までを対象にしようとしているといいます。最悪の場合、どの国の船でも海賊が襲ってきたら（襲うと自衛隊が判断した時点）先制攻撃で発砲、撃沈も出来ることになります。こんな日本国の未来にとって、重要な問題を『国民的議論』も起こさずに決まって行く..　そして一度やってしまえば、それが既成事実になり次々と憲法で禁止している『武力による解決』をしようとするのだろう..　小泉政権で初めて自衛隊がイラクのサマワに行った時、そこは戦闘地域ではなく、自衛隊の仕事もライフラインの復旧だった筈だ。次は戦闘に参加はしていないが、戦闘に参加しているアメリカ戦艦への補給活動だった。そして３回目の今は、戦闘活動ありの（それも日本の荷物があれば、外国船籍も対象の）海上自衛隊派兵へと来てしまった。海賊相手なんだから戦闘ではないと、賛成出来るのでしょうか？？（引用始まり）『昨年十一月、インド海軍のフリゲート艦がオマーン沖で民間船舶を「海賊母船」と誤認。「相手側が撃ってきた」として撃沈し、乗組員一人が死亡十四人が行方不明となりました。後にタイの企業が自社の漁船だったと名乗り出ましたが、与党ＰＴの佐藤茂樹座長（公明党）は「（インド側は）正当防衛・緊急避難の手続きを踏んでいる」と述べ、容認する考えを示しました。』（引用終り）　（1.18　新聞赤旗）日本は戦後６０年以上、海外の戦闘で外国人を一人も殺してはいない。過去には悲惨な戦争の歴史があるが、戦後の日本は世界に誇れる平和の国だと思っていた。それが今、終わろうとしている。武力による解決以外を模索する知恵は、日本人にはないのだろうか？？　武力以外の平和貢献をする気にはならないのだろうか？　日本が戦後守ってきた平和への願いが今、崩れようとしていることが残念です。皆さんは、本当にこれでいいのです？？今日も長い文になってしまいましたね^^　最後まで読んで頂き、有難うございます。　平和な日本がいつまでも続くように祈ります。今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2009.01.20

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製造業派遣規制どうする？

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　一週間の始まりですね^^　気持ち良く始められるように、今日は暖かく気持ちの良い日になって欲しいものです^^　暖かくなると予報は言っているのですが、まだ兆候が現れないようで..　寒いです＞＜;　　『製造業の派遣』..２００４年に小泉内閣で法改正して解禁＝規制緩和してしまったものです。その頃からワーキングプア、ネット難民、格差社会などと言う言葉が、巷に散乱してきたのです。それでも多くの人は自分には関係無い..別の世界の話くらいに思っていただろう..　いや、それとも小さな優越感を感じていたのだろうか？　自分の方がマシだと。劣悪な環境の中で働き、暮らさなければならなかった『派遣』の人たち。今は話題になっているので『派遣』だけが一人歩きしているが『非正規社員』全体の問題でもある訳です。　その非正規社員のうち、来年３月までに約８万５千人が失業する予定だという。この中で製造業は９６％を占める。いかに製造業が多いか、分かると思います。　反対に見れば、製造業にとって２００４年の『製造業への派遣解禁』がどれだけ企業に貢献したか、想像できると思います。製造調整をする場合、簡単に人的調整ができるのです。それは取りも直さず、大幅な人件費の削減＝経費の削減に繋がるものです。　そして日本の大企業はトヨタに代表されるように自動車産業であり、そしてキャノンに代表されるように電気機器産業である『製造業』が中心なんです。彼らが『製造業の派遣解禁』で受ける恩恵（儲け）は計り知れないと、私は思います。そしてとうとう派遣の人たちの悲惨な労働環境や給与の実態が明らかになってきた..次には製造調整による『解雇＝派遣切り』だ..年末年始の『テント村』報道を筆頭に、派遣に対する批判も多く出てきた。与野党議員の中からも『製造業の派遣』を規制する動きが出てきた。さあ、これからと言う時に、今度は『規制反対』の声が少しですが出てきた..＞＜財界のコントロールが働く勢力なのだろうが、悲しいね！　製造業への派遣解禁は何度も言いますが、２００４年の小泉内閣からです。規制と言っても、その２００４年以前に戻すだけです。それを何故、反対するのか？　確かに財界は労働者が不安になるようなことを(必死になって)囁くでしょう..　仕事が減るぞ！　正規社員の雇用も危ない！　今の非正規社員も解雇されるぞ！　などなど..　でも、本当にそうだろうか？柔軟な^^人的調整をしたい企業にとって今のように自由な雇用・首切りが出来るからこそ、余分な従業員は一人も置かずに済んでいるのではないだろうか？　見方を変えれば、最低限の雇用で済んでいるから企業の命題である経費削減（人件費の削減）が出来ているのではないだろうか。企業は、最低限の雇用しかしない..　それでもすぐに首切り出来るような法律でなければ、少しは雇用の確保が必要になるので雇用は増える筈だと私は考えます。すぐに首切り出来るなら、雇用の確保など必要ない。そうやって、今、職のある労働者を不安にさせ『製造業の派遣』を元に戻させないように必死なのです。　舛添(ますぞえ)厚生労働大臣も『個人的には』と断った上で、製造業にまで派遣を広げるのは『反対』だと言っていました。因みに『製造業の派遣解禁』になった２００４年は、企業は史上空前の利益を上げていた時であり、役員給与と株主配当は２倍になり、莫大な内部留保を計上していた時ではなかったでしょうか？？そんな年でさえ、企業の更なる利益追求のために『派遣』は最後の砦となった『製造業』へと拡大していったのです。　そして悲惨な今がある。製造業への派遣解禁は、私は絶対に反対です。製造業への派遣禁止です。一部のパート・アルバイトを除き、正規労働をする人は全て『正規社員』であるべきだと私は思います。　正社員がいることで、企業が負担する社会保険料も国庫に入って来るのです。企業はそれも逃れている訳です。忘れないで下さいね。あっ、お天気になってきましたね^^　暖かい一日になりそうですよ～^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　　

2009.01.19

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『神はカナンの地を与える』

　皆さーん、こんにちわ～^^　　　　　　今日も青空が綺麗です。　気持ちのいい日になりましたね^^お正月休暇も今日までの人が多いのではないでしょうか？　楽しいお正月を過ごされましたか？昨年末からイスラエルによるガザ地区への連日に及ぶ攻撃があり、多くのパレスチナ国民が死傷しています。特に子供の被害は目に余るものがありますね。この問題、宗教問題も含めて『面倒だ！』とか『どっちもどっち』だとか、『ハマスによるテロ攻撃が悪い！』などなど、パレスチナ問題を考える気にもならなくなっていると思います。でもそれでは(横暴な)強国の思う壷ではないでしょうか？？　語り尽くせない両国民の思いがありましょうが、私達第三者は、もう少し冷静に見ることが出来ると思うのです。そして『冷静に考えること』の一つに『報道を鵜呑みにするな！』の一言を申し上げたいです。私は学校に入った時(大昔^^)、言われました..『新聞を信じるな！』と..　それまでの学生生活では『新聞を読め！』と言われてきたのに、今度は『信じるな！』ですから、驚きですね^^新聞社と言えども民間会社..　時には信念や使命感以外に左右されることだってあって不思議じゃない..　ましてや時の政権に真っ向反論するのは、不利な時だってあるだろう..　大口スポンサーになるような大企業様なら尚更だろう..　そんなこんな多くの利権が絡み合って『報道』は成り立っているのかも知れない..　私は『信じるな！』の意味をそう取りました。そうだとすると、私達は何をどのように判断していいのか分からないですよね^^　私も分からない。そんな時、役に立つのがそれまでの経験や知識の積み重ねなのだと思うのです。報道と(積み上げられてきた)経験と知識が混在となって、本当のことが形作られていくのだと私は思っています。さて、今回のイスラエルのガザ地区への連日の攻撃..　皆さんの多くはハマス(パレスチナ自治政府の武装集団？)によるイスラエルへのロケット弾攻撃への報復だと思っているのでしょうか？？　私のblogにも書いたように圧倒的な差でイスラエルからガザ地区への攻撃（死傷者数）の方が多いのです。昨年の12月27日から連日続いているイスラエルによるガザ地区への空爆..これだけ見ても圧倒的な差でイスラエルの方が攻撃は大きい。パレスチナ死傷者　2500人以上⇔イスラエル　数人ここ数年の死者数が出ていましたので参考までに..^^（引用始まり）『パトリック・オコナーによると、2000年から2006年11月3日までの、パレスチナ側とイスラエル側の犠牲者数の比率は39:10である。しかし、2006年は258:10で、3月のハマースの政権参加後に限ると、762:10にまで差が広がったという。　すなわち、ハマースは政権参加後おおむね停戦を守っているが、イスラエルは一方的にパレスチナ人の殺害を続けているという指摘である。また、『毎日新聞』2006年12月31日号でイスラエルの人権団体「ベツェレム」のまとめを報じたところによると、2006年中の12月27日までの集計で、イスラエル軍に殺害されたパレスチナ人は660人（未成年141人）、パレスチナ側に殺害されたイスラエル人は23人であった。パレスチナ側の犠牲者は前年の3倍以上で、逆にイスラエル側の犠牲者は、2000年以降では最少であった。　パレスチナ側犠牲者のうち、少なくとも322人はイスラエルへの敵対行為に参加しておらず、イスラエル側犠牲者のうち17人は一般市民であったという。同様に、パレスチナの「パレスチナネットワーク」によると、イスラエル軍に殺害されたパレスチナ人は742人（子供144人、暗殺死210人。数字はのべ）。負傷者は3735人、連行者は5671人（子供約300人）であったという』（引用終り）　（ウィキペディア（Wikipedia）より）上記のような状態でも、報道で『テロリスト集団・ハマスに殺されたイスラエル人たち』が多く報道されれば、私達は今の状態を作ったのは『パレスチナ』もしくは『ハマス』だと思ってしまう..そういう思考回路が作られてしまいますよね。ところが実際は、イスラエルの挑発にハマスが反撃..するとそれを理由に更なる大規模な攻撃をする..そしてそれは『テロとの戦い！』と言う名になるのです..　どこかの大国と似ていませんか？軍事力の圧倒的な差で互角に戦えない国や国民..　彼らは敗北するかゲリラ戦に転じるしかない..　そのゲリラ戦を軍事大国は『テロリスト』と呼んで反撃を『正当化』してしまう..　彼らは本当にテロリストなのだろうか？？そろそろ日本人も自分達の価値基準で、誰が本当のテロリストで誰がテロリストでないのか、判別するときが来ているのではないでしょうか？？　私がイスラエルを許せないのは、2006年7月のイスラエルによるガザ地区への侵攻だ..　1993年にイスラエルとパレスチナ解放機構(PLO)の間で交わされた協定(暫定自治政府の創設)を守らずパレスチナのガザ地区に侵攻した。このことを忘れてはいけない..イスラエルは一旦は和平の道に入ったのです。イスラエル政府は、占領中の(パレスチナの)ヨルダン川西岸地区に入植者を送り込み、一般市民を不法な領土拡張政策に利用している。　そこにはあの不気味な『分離壁』が建設され、あらゆる物の侵入を防いでいる..　そしてイスラエルは不法にパレスチナの土地を占領する為に、家屋を破壊している。その後は..（引用始まり）『イスラエル支配下のパレスチナ人地区では、住居の建設はイスラエルの許可が必要だが、イスラエルの市民団体「ピース・ナウ」によれば、申請の94%が却下される。特に、イスラエルが行政・治安共に実権を握るC地区では、2008年2月現在、パレスチナ人の住居は、自分の土地であっても過去10年間１軒も許可されていない。　住居がなければ生活できないので、やむなく無許可で家を建てるが、イスラエルは無許可を理由に住居を破壊するのである。イスラエルは、こうした「無許可」の建物の1/3に破壊命令を出している。また、2002年4月にイスラエル軍のジェニン地区侵攻でパレスチナ人の虐殺が行われたとパレスチナが主張したが、イスラエルはそれを否定し、国連の査察受け入れを拒否して国連査察団が現地に入ることなく解体してしまうなど、イスラエルは国連や第3国からの介入を基本的に拒否している。』（引用終り）　（ウィキペディア（Wikipedia）より）こういう占領もあるのですね＞＜　何故？、これほどまでにイスラエルは好き勝手が出来るのだろうか？？それはアメリカの厚い保護があるからです。（引用始まり）『アメリカはイスラエルと極めて関係が深く、国連安保理でイスラエルを非難する内容の決議案が出されると、ほぼ確実に拒否権を発動している。』『また、軍事援助も継続して行っている。2007年7月29日にイスラエルのオルメルト首相が明かしたところによると、イスラエルはアメリカに対し、従来の25%増となる、10年間で300億ドル（約3兆5000億円）の軍事援助を取り付けた。従来は年間24億ドル（約2800億円）（「米政府、イスラエルに10年で300億ドルの軍事支援に合意 * 2007年07月29日 21:35　発信地:エルサレム/イスラエル」）。この金額は、イスラエルの軍事費の2割以上に相当する。これは無償援助のみの額で、有償での借款や兵器の売買などを含めると、アメリカによる出資はさらに巨額になる。』（引用終り）　ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区は、ほぼ完全にイスラエルの占領下にある。そして残るは、パレスチナ自治政府のある『ガザ地区』だ..イスラエル(ユダヤ人)擁護のアメリカ・ブッシュのいる間に、ガザ地区を実質上、占領するつもりなのだろう..　そしてアメリカに気を使う日本の報道は、どうしてもイスラエル人の被害者を中心に、報道される傾向が高い！！　それによって私達日本人も、アメリカ国民同様の意見を持つようになるのです。上記の戦闘による死傷者数を比較すれば、一目瞭然だと私は思うのですが..　イスラエル人の主張の根拠は..　ユダヤ教徒が信じる『旧約聖書』の中に..『神様がこの土地をユダヤ人に与える..』と書いてあったことに始まるのです。ところで旧約聖書には『殺人を犯してはいけない..』とも書いてあるのだが..明日からまた日常が始まりますね^^　良い一年になるように祈ります！今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　ＰＳ：blogをＵＰ後に懸念していたイスラエルの地上部隊がガザ地区に侵攻　　　を知りました。これでまた、多くの非戦闘員＝市民が殺されます..　　　（引用始まり）　『イスラエル軍は3日夜、パレスチナ自治区ガザへの　　　地上部隊投入に踏み切った（3日）』　　　『国連の潘基文事務総長は３日、報道官を通じて声明を発表し、イス　　　ラエル軍によるパレスチナ自治区ガザでの地上作戦開始を「深く懸念　　　している」と表明した上で、同国に「作戦の即時停止」を求めた。　　　声明によれば、潘事務総長はイスラエルのオルメルト首相に「非常に　　　強い憂慮と失望」を伝達。また、声明は民間人保護と人道支援の実施　　　を保証するため、可能なすべての措置を講じるよう同国に要求した。　　　一方、安保理は同日、ガザ情勢を受けて緊急会合を開催。非常任理事　　　国のリビアが「イスラエルによる地上攻撃開始後のガザ情勢悪化」に　　　懸念を示すとともに、紛争当事者に「軍事活動の即時停止」を求める　　　声明案を提示した。』（引用終り）　（1.4　時事通信）　　　またもアメリカの拒否権が発動されるのだろうが、国連は今こそその　　　機能を発揮して欲しいと切に願います。

2009.01.04

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ラオスに眠るクラスター爆弾

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日も暖かい日になりました。それで朝からのんびりとテレビを見ていたら..　クラスター爆弾の不発弾が画面に写った..＞＜;　なんと...ラオスには大量のクラスターの不発弾が眠る。アメリカの落とし物だ..アメリカはベトナム戦争時に、ベトナム軍の物資供給ルートと目されたラオス北部に大量のクラスター爆弾を落とした。ラオス北部は農業で生計を立てる人々が暮らす、風光明媚な農村地帯だ。そして今なお、不発弾が大量に眠る畑で農作業をしなければならない。戦後、その不発弾処理は行われていないので、村人たちは不発弾に怯えながら農業をしなければならないのです。トウモロコシ畑で収穫をする農民..　そこには雑草が生い茂り、どれがトウモロコシなのか私には判別出来ない程だった。トウモロコシは痩せていて、実は小さかった。クラスター爆弾の不発弾が眠る畑では、雑草取りなどの農作業が危険で出来ないのです。種の直播きに、収穫だけ..だから農家は今も貧しいままです..　そして一番の悲劇は今尚、クラスター爆弾の不発弾で多くの村人が被害に遭っていることだ..　遊んでいる子供が、農作業中の大人が、爆弾に触れて死亡したり怪我を負ったりしている。１９７３年にパリ協定が締結され、アメリカ軍がベトナムから撤退した。そして１９７５年にベトナム戦争は終結した。　ところがラオス北部の農村地帯には今尚、多くのクラスター爆弾の不発弾が眠り、村人たちを攻撃している..　今から処理を始めたとしても１００年はかかるのではないかと言われているラオス北部に眠るクラスターの大量不発弾..マメリカの責任は、どうなるのだろうか？　立場の弱いラオスは泣き寝入りするしかないのだろうか？？　今は亡き『ダイアナ妃』が地雷原を歩き、地雷の撤廃を主張していた。世界にばら撒かれた無数の『地雷』..　その地雷処理が始まったと思ったら今度はクラスター爆弾の不発弾だ！！　人間はなんて愚かな生き物なのだろうか？？　戦争を止めようとしない人間たち..　強力な武器へ、残酷な武器へ、大量に殺せる武器へと、とどまるところを知らない愚かな行為は、どこまで続くのだろうか？？かすかな希望もある..^^（引用始まり）『不発子爆弾が深刻な人道被害をひき起こしているクラスター（集束）爆弾の使用や製造を全面的に禁止する条約の署名式が３日、ノルウェーのオスロ市庁舎で行われた。ノルウェー政府によると、同日中に日本を含め約９０カ国が署名する。最終的な署名国は１００カ国を超える見通し。米国やロシア、中国など主立った生産・保有国は加わっていないが、非政府組織（ＮＧＯ）と有志国政府の主導で昨年２月の提案から２年たらずで署名式にこぎつけた。ＮＧＯ・有志国による軍縮条約は対人地雷禁止条約（オタワ条約）に続き２例目。条約は、クラスター爆弾の使用、製造、備蓄などを禁じ、締約国は保有爆弾を条約発効から原則８年以内に廃棄しなければならない。署名国のうち３０カ国が批准してから６カ月後に発効する。』（引用終り）　（12月3日　朝日新聞）戦後、不発弾で罪のない子供が遊びながら不発弾に触れ、死亡したり、障害を負ったりすることを報道で（極稀に）知ることもあると思います。その残虐性から『残虐なモンスター』『沈黙の悪魔』『第２の対人地雷』『チャイルドキラー』などと呼ばれているクラスター爆弾の不発弾..最大の保有国であり製造国のアメリカ合衆国、次にロシア、中国の参加がない『この条約』の効力を疑問視する人々(主に反対派だろう)もいるが、私はそうは思わない..　もう軍事大国が自国の都合で戦争する時代は終りにしたい..　世界的不況がそれを後押ししてくれることを願っています。　軍国主義より資本主義へ..そして理想である『価値主義』の社会に進んで欲しいですね^^　安心・安全な生活は、爆弾が作ってくれるものではないと私は思います..　今朝クラスターの不発弾被害を見ていて考えたことを書いてみました^^幸いなことに日本はクラスター爆弾禁止条約に署名していますよ。　嬉しいですね^^^^^^^^^^^^^^^^^暖かい日曜日になりました。今日辺りから大掃除に年賀状書きに忙しくなる人も多いのではないでしょうか？？　頑張って下さいね～^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　　

2008.12.21

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アフガンを覚えていますか

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日も青空が見えますね^^　気持ちのいい日です。ところがテレビをつければ（もう習慣のように朝起きるとつけますね＞＜）、欧米の経済危機ばかりが放送されている。それも米国・英国が中心だろうか。世界の富を掻き集め経済繁栄を誇ったアメリカが、巨大企業が、破綻の危機に瀕している。個人消費は落ち込み、アメリカ経済の危機は誰の目にも明らかだろう..　英国もしかりである。アメリカの血を分けた兄弟とも言われた英国である。アメリカのサブプライムローンの洗礼をタップリを受けた筈だ。サブプライムローンの破綻は誰の目にも明らかに見えた筈だ！　何故なら、無理な貸付で破綻は目に見えていたからだ..　日本でも数年前に米国経済の無理な個人消費(確か、カードローンと住宅ローンだった)の危険性について放送していました。だから日本では早くから素人でも危険性について感じていた筈です。それで日本の被害が少なかったのではないかと私は考えています。サブプライムローンの債権だけなら米国以外は(危険性から)手を出さなかったかもしれないが、米国ウォール街はセット販売を考えてサブプライムローンの債権を滑り込ませた。例えば、Ａ＋Ｂ＋Ｃ＋Ｄ・・と複数の債権をセットにしてハイリターン（勿論ハイリスク^^）商品を作り上げ、世界中の証券市場で売りさばいたと言うことだろう..　ところが日本は、手を出さなかった企業が多くいたということだろう..　今の日本で問題なのは世界的な経済不安で商品が売れなくなったことによる利益減少の問題が中心なのです。まだ会社が傾いた訳じゃない..　外需頼みの大企業が世界の市場で売れなくなったことへの利益減少による不安から『リストラ』と言う名の解雇を早めに始めているだけだと私は考えます。(勿論、多少の打撃はあるだろうが..)そこにテレビで映し出される米国・英国の不景気の嵐、企業の倒産・リストラなどなど..　｢あ～、日本も大変なんだな！｣と重複させて考える思考回路が出来上がる＞＜　そうして政府が行おうとする各種の『経済支援』『増税』に国民の理解を得ようとするのです。そして企業は『リストラ』と言う名の首切りを国民に理解させようとするのだと、私は考えます^^現に倒産しそうな企業でもないのに、そこの社員はリストラに対して『企業が潰れれば元も子もなくなる。』と容認発言をしているのがテレビに映し出されていた。あまりに物分りの良い社員なので私は驚きました。(放送用？)はっと..　前置きの筈が本題になってしまいました。最近のニュースの流し方にちょっと不満があるので、ついつい..長くなりました＞＜　　本題に..皆さんは『アフガニスタン＝アフガン』と言う国を覚えているだろうか？世界で最も貧しい国の一つであり、アメリカの空爆で『あっと言う間に..』壊滅した国です。９.１１を計画・実行したアルカイダと関わりがあると言われる『タリバーン』が政権を持っていた国ですね。それで壊滅させられたことになっているが、アフガニスタンには米国が作りたくても作れなかったパイプラインの計画があった。天然ガスかオイルのパイプラインだと記憶している。タリバーン政権はアメリカのパイプライン計画を受け入れなかった。それで『アルカイダを匿っている』なんて理由で滅ばされてしまったのだろうと私は考えています。その時も貧しいアフガニスタン国民は『誤爆』（と言う理由なのだろうが）で多くの人が死に､今も苦しんでいる。　目の前で家族や愛する人を殺されたアフガンの人々が次のテロ要員になることも考えないで..　どんどん殺している。『アフガン復興への道』と題された朝日新聞１１月９日付けの新聞でＮＧＯ｢ペシャワール会｣の現地代表『中村　哲さん』が書いています。『｢テロとの戦い｣は８年目になったが、アフガンでは米軍や国際治安支援部隊（ＩＳＡＦ）の活動が、暴力の連鎖を生んでいる。｢誤爆｣で子供や女性を殺され、親兄弟が報復社会の中で戦闘要員になっていく。　一人の外国兵の死亡の背後には、１００倍のアフガン人の犠牲があることへの想像力が欠けている。.....だが、まだ間に合う。軍事協力を一切しないと言う宣言だけで、日本への好感は回復するだろう。アフガン政府自身、軍事的にタリバーンを制圧する事は不可能とみて平和交渉を呼びかけているではないか。アフガニスタンは、干ばつ前には穀物自給率が９割を越えた農業国家だ。農民たちが生存出来るような条件を整えることこそ、治安安定への近道でありテロ対策である。期待されるのは、干ばつ対策で灌漑用水路の整備や治水工事である。農民は水さえあれば、決して貧しくはない。』(11.9朝日新聞)灌漑用水路の整備や治水工事..　日本の得意とする分野ではないでしょうか。軍事協力以外で日本が出来ること。軍事行動以外での協力が出来るのは今の日本しかいないでしょう..　戦争を放棄した日本だからこそ出来る支援を、アフガニスタンにしてみたくありませんか？？　『テロとの戦い』に積極的に関与することは、武力行使だけなのでしょうか。暖かくなってきましたね^^　良い日になりそうです^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2008.12.11

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グリーンスパンも規制の必要

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日は一日雨のようですね^^　明るい雨なので気分が沈むこともないでしょう^^大変だ！　大変だ！の大合唱のお陰で、昨日はデパートの食品売り場を歩いていたら、普通の主婦のオバサン・グループが『金融危機で大変よね～』..『本当、本当！どうなるのかしらねぇ～』と大騒ぎ！　その漠然とした不安が同時株安や金融危機を拡大しているのだと私は思っている。何故？騒ぐのか理解出来ない..大口の株主、運用をしているような大金持ち、会社経営などなど..　株の動きや金融機関の動きに直結しているような人たちを除けば、そんなに影響がすぐ来る訳がない..　(裕福な日本の)大企業も今回の株安の影響で、年度末の決算が影響されると考え利益の下方修正をすると発表しているくらい..　史上空前の高収益を上げてきた大企業や大手銀行が下方修正したからって、庶民にはすぐ影響などないだろう..　それをこれほどまでに騒ぐのは何故か。マスコミの騒ぎ方も異常に思える..　これでまた国民の負担が当然のように増えるのでしょうね。　緊急経済対策の中身の中心は財界（更なる規制緩和、優遇税制など）と金融機関の公的資金投入になるからだ..　もう日本はバブル崩壊後に言われるままに支援した筈だ..　もう国民の税金を使っての支援は遠慮してもらいたい..私は思う..今、テレビのニュースで麻生首相は『消費税増税』に言及していた..ほら出た！これだけ税金のばら撒きをするのだから、財源が必要になる..　ニュースの中で麻生氏は『社会保障費も増えるので』と持って付けたような『常套句』を言っていたが初めから想定内でしょう。今回の世界同時株安・金融危機を逆手にとって更なる財界支援・金融機関への公的資金投入..ついでに消費税の導入までやってしまえば『金融危機万歳！』である..　それを後押しするかのようなマスコミの騒ぎ方..　僅かにコメンテーターが『日本への影響は少ない筈だ』なんて言っても掻き消されてしまう状況です..　今、またテレビにＦＲＢのグリーンスパン氏が出ている。金融危機を招いた責任を問われている..　アメリカは原因と責任をキチンと追求するのが日本と違う..グリーンスパンは言う『今回の金融危機の原因は、一部の金融商品の規制が足りなかったことだ。』責任はあると答えている。多くの金融商品を作り出し、世界にばら撒いたアメリカのウォール街..　マネーゲームならぬマネー戦争をしていた金融市場の規制を出来なかった責任は大きいと思う。　それがアメリカの世界戦略に乗って世界中に広がった..　儲けも世界規模を狙ったのだろうが、損失も世界規模だと言うことを忘れていたのか？？　日本はサブプライムローンの損害も大きくないと言う専門家がいる。そうであるなら、今の騒ぎは心理的な不安感から来る一時的なものと考えていいのではないだろうか？　どちらにしてもまだまだ全容が分からない内にお金をばら撒くのは良くない..　これ以上の増税もこれ以上の国家の借金を背負うのも限界でしょう。アメリカの経済が減速すれば、確かに日本を含めて世界中に影響が出るでしょう。その時にはもっと多くの国内問題が起きるでしょう..　税金はその時の為に使いたいですね。　国民の為に..　ここから先はイラクの問題..特にアメリカの劣化ウラン弾による子供達の影響について書いています。興味の無い方は、ここで終わってください。怖い映像の話もあるので、お薦めはしません。　最後に麻生氏の悪口も^^＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊昨日の夜、報道ステーションを見た..　イラクの今を映像で伝える非常に有意義な番組だった。イラクが悲惨な状態にあることは想像が付いたが、なかなか映像で見られることは少なかった。そんな中、危険を犯しながらカメラはバクダット市内に入って行った。　市内は厳しい検問と２ｍ高さのコンクリートの壁に覆い尽くされていた。異様なコンクリートの壁は自動車による自爆テロを防止する為に軍の施設や民間会社に作られている。その壁が延々と続いていた。検問も至るところにあり厳しいと言う。カメラが見つかれば軍に拘束されると言うので現地の案内人も神経をピリピリさせていた。それでも自爆テロは無くならず、中継の日も、前の日も、次の日も自爆テロは起きていたと言う..　そして一番の驚きは障害を持った子供たちの姿だ。明らかに分かる子供達の障害..　脳の障害も多いようだ..　これらの多くはアメリカが使用している劣化ウラン弾が原因だと言われている。　核廃棄物で作られる劣化ウラン弾は、安価で使いやすいと言う..その劣化ウラン弾によって多くの子供達が障害を負ってしまった..　勿論、戦闘そのもので障害を負った子供も多い..　機会があれば、劣化ウラン弾の放射能で障害を負った子供達の姿を見て欲しい..　悲惨で怖い姿だが私たちが止められなかったアメリカのイラク攻撃によって受けたものだから..見なければならない..子供たちの障害に対してアメリカは『障害と劣化ウラン弾の因果関係』について認めていない..　湾岸戦争後もアメリカの劣化ウラン弾によって障害児が急増していると言われていた。少ない報道の中で、私たちは日々の生活に追われ彼らの苦痛を忘れてしまっていた..　私たち日本人がイラクに出来る国際貢献があるとしたら広島・長崎で培った放射能による障害に対する医療支援ではないだろうか。専門の医師を派遣して、放射能汚染による障害に対して医療支援して欲しいです。どうですか？　何度も言いますが、アメリカがイラク攻撃の口実にした『大量破壊兵器』..『生物化学兵器』..どれも無かったのに日本はアメリカのイラク攻撃を応援した。そのことを私はどうしても忘れることが出来ない..　遠くにいるから、目の前にいないから、私たちは彼らの受けた本当の悲惨さを見ないですんでいる。それでいいのだろうか？　このまま知らん顔でいいのだろうか？　イラク支援給油活動だけしていれば、いいのだろうか？　私は気になって仕方がないです。下のアドレスを開けて、下の方にスクロールしていくと画像があります。覚悟がいる映像だと注意書きがあります。女性の方、気の弱い方、心臓の弱い方などは見ないようにとの注意書きもありましたのでご注意ください。因みに私も見ていません。（他で見ているので..）http://209.85.175.104/search?q=cache:7-pwBMUxU10J:ch.kitaguni.tv/u/1023/%25BB%25FE%25BB%25F6%25A1%25F5%25BC%25D2%25B2%25F1%25CC%25E4%25C2%25EA/0000039806.html+%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%8A%A3%E5%8C%96%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%B3%E5%BC%BE&hl=ja&ct=clnk&cd=10&gl=jp&lr=lang_ja麻生太郎首相が首相に就任(９月２４日)してから１カ月が経ちました。　そして今月２１日までの間、連日のようにレストランや高級料理店、会員制バーなどで会食していると言う。　延べ３２回？..　それを記者に聞かれた麻生首相『ホテルのバーは安全だし、意外と安い！　私の習慣だし、これからも変えるつもりはない。』と話していた。　確かにホテルの中はセキュリティーという観点からは“その通り！”だと私も思う。　麻生首相のような要人なら危険が一杯..　その辺りの庶民的なお店で飲めないのは理解出来る..^^　だけどね麻生さん、あなた庶民派を気取っているんでしょう？？　庶民とは毎日のビールを一日おきにして、普通のビールを発泡酒に変えて飲んでいるんですよ。幾ら安くても幾ら安全でも一年に一度もホテルのバーに行けない人が沢山いる..　それを麻生さんには想像が出来ない..　顔や話し方は庶民派かもしれないが、その発言が庶民派じゃないことを証明しているんですよ。スーパーを１５分覗いたからって、庶民が分かる訳じゃない！！　追加の経済対策に『住宅ローンの控除拡大』を上げているようだが、それが今回の世界同時株安と金融危機に対する対策なんでしょうか？物凄く遠回りすれば^^効果があるだろうが..　建設業者への選挙対策？　政府がしようとしている『緊急経済対策』..　中身に注意して下さい。大騒ぎして国民の不安を煽り『贅沢三昧の財界支援』『税金の更なるバラ撒き』がされないように十分に気を付けて下さい。今回の騒動..　日本に本当に影響があるのかは、まだ分からないです。　私たちは円高の恩恵でも楽しむことを考えたら、どうでしょうか？　それとも、こんな時に不謹慎でしょうか？　長文を読んで頂き、有難うございました^^今日も元気で　ファイト！！　　　　　　　

2008.10.23

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ひっそりと宇宙基本法施行

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今もテレビニュースで中山国土交通省大臣の辞任を放送しています^^中山大臣の呆れる発言ですが、この発言は間違いでも何でもなく日頃思っている本音を言ったに過ぎないのでしょうね。こういう意見を大臣と言う立場の人が公式の場で言うことが、どういうことなのか？考えられないレベルの人だったのでしょう..　こういう人を閣僚に任命する麻生氏に幻滅しました。この中山国交省大臣、２５日に新内閣成立、その日のインタビューでの失言、２８日（今日）の辞任でした。何の仕事もしないで、在位４日間？この人を見ていると、政治家とは、国会議員とは、大臣とは、どういうものなのかと疑問に思ってしまいます。同時にこの程度でも閣僚にまでなれるのだなぁ～と軽蔑してしまいます。もう少しマシナ政治家はいないのですか？これでも組閣後『不用意な発言に気をつけよう！』と注意されていたと言うのだから..　大臣になって浮かれてしまったのか？？　　私のblogでも取り上げていましたが、宇宙基本法が８月２９日にひっそりと施行になりました。　国民的議論にもならずに、さしたる大きな報道もなく成立・施行されてしまった『宇宙基本法』とは、どういうものなのか？少し考えませんか？　宇宙への軍事利用の道を拓くとも言われる『宇宙基本法』..　気になりますね^^（引用始まり）『宇宙基本法（うちゅうきほんほう）とは、日本において、宇宙開発・利用の基本的枠組みを定めるための法律である。...自由民主党が推進しており、２００７年６月には与党である自由民主党と公明党との間で骨子案についての合意がなされた。その後は継続審議となっていたが、２００８年４月には最大野党である民主党と基本合意したため、いったん法案を取り下げた上で新法案を第１６９回国会（常会）に提出し、同年５月１３日に衆議院本会議で可決。同年５月２１日に参議院本会議にて、自民党、公明党、民主党等の賛成多数で可決、成立した。同年５月２８日に公布された。同年８月２７日から施行された。』(引用終り)(Wikipediaより)この法律の成立過程を見てみましょう..●日本経団連(会長：御手洗氏＝キャノン)は２００４年６月「宇宙開発利用　の早期再開と着実な推進を望む」と題する意見書を発表しました。　２００４年６月２２日（社）日本経済団体連合会　http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2004/055.html　●政府の総合科学技術会議（議長・小泉首相）は、２００４年９月に「我が　国における宇宙開発利用の基本戦略」を発表した。●２００７年６月｢宇宙基本法｣案が、与党から国会に提出された。　政府はこれまでは、宇宙開発の「平和利用」とは「非軍事」であると国会　で答弁してきた。ところが、国際的には「非侵略」で「防衛目的」の宇宙　利用は可能と解釈されているとして、新法は「自衛権の範囲内」での軍事　利用を認める方針に変わっている。（継続審議）　継続審議になった｢宇宙基本法｣案に日本経団連は７月１７日公表の提言で、　「宇宙分野へ必要な額を配分すべき」とか「企業の産業技術基盤維持にも　十分配慮すべき」と言っています。●２００８年４月民主党と基本合意●２００８年５月衆院内閣委員会は、宇宙基本法案をわずか２時間の質疑で　採決することを決めた。●２００８年５月２１日｢宇宙基本法｣が可決成立●２００８年８月２７日｢宇宙基本法｣施行大きくマスコミに取り上げられることも無く、国民の中に議論も起きずに、ひっそりと｢宇宙基本法｣は成立、施行されていったのです。経団連が推すこの｢宇宙基本法｣が、これから先どのように私達の生活に陰を落としていくのでしょうか？　軍事利用が禁止されていた宇宙の開発と利用、それが『非軍事』から『非侵略』に変わることで、大きく変更されることになるのでしょう。この言葉の違いを、皆さんは覚えておいて下さいね。そして急いで成立させた｢宇宙基本法｣によって、どれだけの国家予算が投入されることになるのか？　何故、経団連はこれ程までに｢宇宙基本法｣の成立を望んだのか？考えて下さい。軍事産業の活性化か？　またも国民の税金で金儲けを考えているのか？　それに振り回される日本の政治家たち..｢宇宙基本法｣の成立に反対したのは、社民党と共産党だけだったと言います。｢宇宙基本法｣が施行されて初めてとなる２００９年度の宇宙関係予算の概算要求がありました。１１府省庁の合計で約４０８６億円が計上されました。０８年度予算比で約２９％増です。分野別内訳をみると「安全保障」分野が約１２７９億円で３１％を占めています。２００８年の５月成立、８月２７日施行の｢宇宙基本法｣関連で、これだけの予算の要求が始まったのです。これから先、どれだけの予算（税金）が必要になるのでしょうか？　私から見たら『また税金を使う理由を作り出した！』としか見えない..　そして『安全保障』の名の元に、税金の使い道はベールに包まれるのでしょうね＞＜　財界はこれが目的なのでしょうか？？国家予算は私達の税金..　一円たりとも無駄にさせない覚悟です。『濡れ手で粟(あわ)』は許さない..　厳しく監視しましょう！！　今日も長くなりました^^　面倒な問題ばかりですが、厳しく監視することで国民の税金が無駄に使われず、国民泣かせの制度を作らせないことに繋がるのだと思うのです。　今の日本に、今の政治に、幻滅しないで下さい！今日も元気で　ファイト！　　　　　　　　　　　　　

2008.09.28

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軍需産業自民に２億円献金

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日は朝から雨です。何だかシットリした雨のようで情緒があります^^お出掛けの方は、そんな呑気なことは言ってられないのでしょうが..雨です。数日前に今年も農作物(キャベツ)の廃棄が行われた..　何度見ても胸が痛みますね。テレビの映像を見ながら、近くなら取りに行きたいなぁ！と衝動にかられます。瑞々しく、新鮮で美味しそうな(立派な)キャベツが捨てられていく様子は辛いです..　毎回感じることですが他に方法はないのでしょうか。廃棄すれば、３５円／キロの交付金を農家は貰えます。この制度がおかしい。何とか有効利用しようとするより、廃棄したほうがお金になる..　そんなの変だ！と思いませんか？　幾ら大量に収穫出来たとしても庶民は生活防衛をしなければならないほど家計を切り詰めている..　それなのに片方では価格維持の為に農作物が廃棄される。確かにスーパーで見たら、キャベツは１個１４８円でそれ以下には下がっていなかった..　価格は維持されている？？その為に３５円／キロの税金を投入している..　だから農家の人も泣く泣く作ったキャベツを捨てているのです。だったら価格下落の為に負担増になると言う（ニュースでは、そう言っていた）コストに３５円を上乗せした方がいい位だ..　何故、しないのか？？　それは他の食品との競合だろう..キャベツだけが売れては困る..　他の食品が低価格の煽りを受けては困る..そうやって、ある程度の価格を維持するために（安くしない為に）キャベツ廃棄→交付金（３５円／キロ）の構図が出来上がるのだろう..　　そこには国民の生活より食品の『流通』の問題だけが前提としてあるのだろう..そして行政にとっての『簡便さ』..　面倒なことがない！　農家が廃棄したら（３５円／キロ）を払えばいいのだから..　農家が申請（〇〇キロ）→交付金（３５円／キロ）そこには何の知恵も努力も工夫も要らないだろう..　そうやって税金は浪費され、国民は安くならない食品を買わされているのです。せめて公共の施設に無料で配るくらいの手間をかける気にはならないのだろうか？　廃棄させて交付金を払う以外の対策を是非して頂きたいです。その為には国民が関心を寄せ、強く働きかけないと永遠に変わらないように、私は思います。美味しく・身体にいい国産キャベツを安く・沢山食べる機会があってもいいじゃないですか？　山梨、北海道、群馬、それに長野や熊本で７１００トン余りの大量のキャベツが廃棄されました。　　　自衛隊の装備・弾薬・燃料などを受注している軍需企業の“２００７年自民党への献金”は、防衛省との契約額上位１５社だけで『２億１０４２万円』になることが分かりました。（総務省：２００７年政治資金収支報告書）軍需企業上位１５社の２００７年度の契約額(合計)は８８３８億円で防衛省の全契約額(１兆３０３４億円)の約６８％になります。契約額トップは『三菱重工業』..　自民党への政治献金もトップで４千万円。こういう実体を見聞きするにつけ思い出すのは『前防衛事務次官の収賄容疑』です。三百回以上にのぼるゴルフ接待・家族も含めた丸抱え接待など防衛省・自衛隊と軍需企業との癒着の実態が明らかにされました。当時ショックを受けた人も多かったと思います。他には、ないのだろうか？　気になります。これから厳しく監視する必要があると思われる上位１５社の防衛省受注業者。　　　　　　　　　　契約額(億円)　　　自民党への献金(万円)　　　１.三菱重工業　　　　　３２７５　　　　　　　４０００　２.三菱電機　　　　　　　９６１　　　　　　　２５２０　３.日本電気　　　　　　　７１７　　　　　　　１８００　４.川崎重工業　　　　　　６６８　　　　　　　　５００　５.東芝　　　　　　　　　５７０　　　　　　　３８５０　６.富士通　　　　　　　　４４２　　　　　　　１８００　７.富士重工業　　　　　　３７４　　　　　　　１６６０　８.小松製作所　　　　　　３３４　　　　　　　１０００　９.ＩＨＩ　　　　　　　　３２０　　　　　　　　　６２１０.川崎造船　　　　　　　３１４　　　　　　　　　　－１１.中川物産　　　　　　　２１６　　　　　　　　　　－１２.日立製作所　　　　　　１９８　　　　　　　３８５０１３.新日本石油　　　　　　１６２　　　　　　　　　　－１４.コスモ石油　　　　　　１４８　　　　　　　　　　－１５.日本製鉄所　　　　　　１３９　　　　　　　　　　－合計　　　　　　　　　　　８８３８　　　　　　２１０４２（２００７年度）これから問題になるだろうと思われている『防衛省・自衛隊と軍需企業』との不適切な関係？？　勿論、何も無いことを祈るばかりだが、果たして...今日は一日中、雨が降るらしいです。　一雨ごとに、秋が深まりますね^^今日も元気で　ファイト！　　　　　　　　　

2008.09.18

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『活埋』（生き埋め）！

　皆さーん、こんにちわ～^^　　　　　何だか、身体がダルイ日が続きます。私だけなのか、気候がそうなのか？？こんな日は朝からテキパキと動けないです..　行動することに時間がかかる^^blogのＵＰも書くことは決まっているのにキーボードを打つ手がすぐに止まる。だから時間ばっかり、かかってしまいますね。　そんな日ってありますか？？さぁ、気を取り直して^^、今日のタイトルは“朝日新聞『写真が語る戦争』”です。ご覧になった方も多いと思いますが、９月１４日(日)の朝刊に連載されている『写真が語る戦争』です。『謎　ひとつ解けた』と大見出しがあります。南京事件をめぐる論争の中で出てくる写真として有名な｢活埋｣（生き埋め）と題された写真があります。この写真は..『37年に12月に南京が陥落した前後、旧日本軍が市街と周辺で大規模な虐殺や略奪、●姦がなどを繰り返した南京事件の場面として多くの出版物に引用されてきた。撮影された日時や場所が不明で、近年は穴の中の人物の写真と兵士の写真などを一つにした｢中国側の宣伝用の合成写真｣とする主張も出ていた。』（『』内　9.14　朝日新聞）その｢活埋｣（生き埋め）と題された写真と『近接した時間に同じ場面を別々の角度から撮影したと言え、一方を｢複数の写真の合成｣とする主張は成り立たなくなった』(『』内　9.14　朝日新聞)としている。南京事件..　南京大虐殺..　などと言われる事件..　日本人なら誰でも無かったことにしたい事件だろう..　勿論、私だってそうだ！　少し前なら、生きている証人も居ただろうが、７０年を超える今となっては生き証人の期待は薄い。今回のように一般の家庭から｢貴重な写真｣が出てきて、｢南京事件は無かった｣と言う説、もしくは｢中国の捏造説｣が崩されていくのを見るのも辛いものです。初めの頃には『そんなぁ～』『事件は在ったじゃないか！』『私は知っている』などと言われた筈だろう..　それでも言い続け、今になれば生き証人が居なくなりつつある。若者の中には、『本当に中国の捏造かも知れない..』そう思う人が出て来ても不思議じゃないからです。それが怖い！！　どんなことでも言い続けられると(例え、それが間違っていることでも)、人の気持ちの中に浸透していくことがある。言い続けているうちに『あれだけ言うのだから本当かも？』と(根拠無く)思ってもらえることがある。それが怖い！この写真が出てきたことで、｢南京事件は無かった説｣｢中国捏造説｣が崩される訳でもないが、少なくとも写真『活埋(生き埋め)』における｢合成説｣は成り立たないようです。戦争と言う異常事態の中で、どんな非人道的なことが行われたとしても、私は驚かない気がします。本当は日本女性だって『従軍慰安婦』にさせられ、戦地では敗戦のドサクサの中で●姦されたのだと思っています。ところが日本女性は、そういう事を『口に出してはいけない』『知られてはいけない！』と教育がされているから誰も騒いだりしないのでしょう(大和撫子？)それこそ反対に、殺人・●姦・略奪のない戦争などあるのでしょうか？？　戦争がそんな綺麗なものだと思っている人などいるのでしょうか？？個人が所有しているであろう『歴史を証明する写真』が、まだまだあるのではないだろうかと期待してしまいますね^^　　｢南京事件は無かった説｣・｢中国捏造説｣..などなど　あなたの考えはどちら？連休最後になってしまいました。　夕方から夜になるといつも雨でした..^^今晩も降るのかなぁ～^^今日も元気で　ファイト！　　　　　　　

2008.09.15

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どうなる新テロ特措法延長

　結局、どこの国の国民も本当の変化は、求めていないのだろうか？？アメリカも日本も..　　　　　そんな気がして、愕然としています。　皆さ～ん、おはようございまーす！　　　　　今日は深い溜息からスタートしてしまいました^^　アメリカ大統領選もオバマ氏、オバマ氏と言いながら本当にオバマ氏が大統領になりそうになったら、どう見ても魅力のなさそうなマケイン氏が出てきた。女性の副大統領を担ぎ出したことが支持率ＵＰの要因のように言っているが、有権者は理由を待っていただけのことだと私は思う..　理由は..　やっぱり黒人の大統領が嫌なんですよ。オバマ氏の方が良さそうだ！　人種差別意識はない！　そう思ってきたが、いざとなったらやっぱり黒人の大統領は嫌だと思った。そんな時、マケイン氏が女性の副大統領を出してきた。これは“宗旨変え（しゅうしがえ）”をする理由に丁度いい..^^今更、黒人だから嫌だと言う本音は言えない..　自分は人種差別意識のない人間だから..　ただ、マケイン氏の選んだ副大統領は良い..　とても良い..　だから私はオバマ氏支持からマケイン氏支持に変わっただけだ..　自由に平等に選んだ結果だ！　　と、自分の良心にも世間にも言い訳が出来る..　今の日本も同じだろうか？　これだけ社会を悪くした(自公)現政権だが、そこに揃った自民党総理・総裁候補５人は全て、小泉内閣時代の大臣・閣僚たちですね。構造改革と言う名の元に格差社会を作り、高齢者医療を差別化し、自衛隊の海外派兵を積極的に行ってきた内閣です。この５人にその責任はないのでしょうか？彼らに今の社会をうんぬん出来る権利があるのかどうか？、私は疑問に思います。アメリカ大統領選と同じように、人間は大きな変化を“いざとなれば”望まない生き物なのでしょう？　同じ器の中からだけしか、選択をしない。新しい可能性にかける＝期待することは出来ないのだろうかと、意気消沈してしまったのです。この５人の中でも異色なのは、石破前防衛相ではないでしょうか？　強面の顔に何故か、無理矢理作った笑顔..　私は不思議な違和感を覚えています。石破氏が出馬したのは、何故だろうか？　そして小池元防衛相もいる。防衛関係のトップが二人も入っているのが気になりませんか？　まあ、小池氏の場合は^^『華を添える』程度の扱いなのかもしれないが、本人は至って本気のようだ＞＜問題は石破氏だろう..自民、公明両党は９月９日の政策責任者会議で、新テロ特措法に基づくインド洋での海上自衛隊の給油継続について合意したと言う。次期臨時国会へ新テロ特措法延長案を提出したい意向だろう。今、日本の国防に関して大きな転換点に来ていることは多くの人が感じていることだろうと思います。その足がかりともなるべきものが、この『新テロ特措法に基づくインド洋での海上自衛隊の給油継続』だと私は思っている。そしてそこには、アメリカの強い意向が存在する。『マイケル・グリーン元米国国家安全保障会議（ＮＳＣ）上級アジア部長は、「ウォールストリート・ジャーナル　アジア版」（九月三日付）に発表した論文で「次の首相は、アフガニスタンにおける要請に目を向け、必要とされる援助を配分する機会をつくらなければならない」と主張。「アフガニスタンにおける国際的連合は、ＰＲＴ（地方復興チーム）の支援のためにヘリコプター、より多くの復興資金、地上軍派兵を必要としている。これらのミッションはすべて憲法の制限の範囲内で満たすことができるものである」』（『』内新聞赤旗より）アメリカの利益のために（圧倒的な軍事力で）一方的に破壊したアフガニスタンの援助のために『ヘリコプター、より多くの復興資金、地上軍派兵』をしろと言うのだ。私なら呆れる話だ！　この地上軍の派兵こそ、私には危険な海外派兵だと思える事態です。お金も機材も兵隊も出せと言っている訳でしょう？？ですから首相の突然の辞任という事態にも関わらず、取り合えずは『新テロ特措法に基づくインド洋での海上自衛隊の給油継続』を成立させようと必死なのではないでしょうか..　そしてこれからの(アメリカの)要望に応えるためにも国民の関心を『安全保障』に向けなければならない..　その為に強面^^の石破氏の緊急(総裁選)出馬があったのではないかという見方も出来るのではないでしょうか？残念ながら、野党民主党の小沢代表も国連安保理決議に基づく集団安全保障活動に日本の自衛隊が参加することは憲法違反ではないとの考え方だと聞いています。憲法９条を改正して堂々と海外派兵させたいところでしょうが、それがダメでも憲法の拡大解釈の中で『海外派兵』させようと言うのが自民・民主の多くの議員達とアメリカの考え方でしょう..　皆さんは、どう思われるのでしょうか？ずるずると『新テロ特措法に基づくインド洋での海上自衛隊の給油継続』をして本当にアフガニスタン復興の協力をしているとお思いですか？？　それとも更なる破壊に加担していると思いますか？　自分の考えと同じ考えを持っている議員を選挙では、是非選んで下さい。　自分の望む社会を自分達の代表である議員に託すしかないです。アフガニスタンではアメリカの“テロとの戦い”の名の元に更に激しい空爆が、今なお継続して行われています。その犠牲者の多くは子供達です。あまりの子供の犠牲の多さに国連は異例の｢作戦変更の勧告｣をアメリカ軍に出したほどです。『テロとの戦い』『民主主義のため』と言いながら、アメリカ軍は戦闘員・民間人・大人・子供の差がなく殺し続けているのです。その中に日本も入らなければならないのでしょうか？　何故、ペシャワール会の農業指導員は殺されなければならなかったのか？　関係がないとは言えないと思うのです。９.１１で亡くなった人たちには胸が痛みますが、その後にアフガニスタンやイラクで亡くなった人の数はあまりに多くて、正確に把握することすら出来ないです。一体、いつまでアメリカは殺し続けるのか？？　根絶やしにするまでですか？？自民党総裁選..　自民党の総裁を決めるだけなら興味もないが、その人が総理になるから気になるのです。大きく変わろうとする日本の社会..少しでも良い方向に変わるように力を出して下さい。お願いします。今日も長くなってしまいました。　最後までお読み頂き、有難うございました。今日も元気で　ファイト！　　　　　　　

2008.09.12

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核拡散防止条約の壊滅と米

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　流石の旅行好きの私も昨日は疲れて、爆睡をいたしました^^　年と共に疲れが抜けないようで..情けないです..＞＜　　嘆いてばかりもいられないので今日からまた新たに、政治や平和問題に自分なりの目線を持ってblogに書いて行こうと思います。　キリッ！..っと、気持ちは新たに..　　今朝のテレビで日本のお米の流通価格について報道していました。それを何気に聞いていて驚き！！！　まずは情報から..　　『米の流通価格／トン』主食用...３０万～３５万円　　（キロ＝３００円～３５０円）加工用...　　　　　５万円　　（キロ＝　５０円）工業用...　　　　　１万円　　（キロ＝　１０円）だから安い加工用のお米を買い、主食用の米として売る偽装販売が行われたと言うのですが..　この価格差は、何なんでしょうか？　加工用を異常に安くしているのか？　それとも主食用を異常に高く設定しているのか分からないが、多分、後者の方だろう..　食品の高騰に苦しむ庶民から見たら、呆れるような価格設定ではないでしょうか？理由は色々あるでしょう..　政策上の問題、主食用はあれやこれやの安全上の対策？をしているとか、エトセトラ..　だけど加工用だってお煎餅になったり、お菓子になったりして人間の口に入るのは同じでしょう..　そんなに差があるようには思えないです..　それに私達は選択することが出来ない..　安いお米でもいいと思っても選ぶことが出来ない..　ところが業者は選べる..　そして安い加工用米を買い、主食用として売れば６倍から７倍の儲けになる訳です..農林水産省は『騙された』と言っているようだが、売買に常に立ち会う訳ではないと言うことなので、業者は自由に売買に出来るに等しいことだと思う..いろいろな理由から制度だけはある..　しかし、それを本気で守らせる規制はない..　守らなければならないのは、いつも庶民だけです。　私達はどんなに生活が苦しくても１キロ５０円の加工用米は買えないのです。　そしてそれを買える業者だけが、こっそり偽装して主食用の米として売るのです..　　　これだけ貧困の問題、収入の格差、ワーキング・プアなどが騒がれているのに政府が言うのは『経済の活性化・テコ入れ』と言う名の大企業支援（法人税の減額、その他色々）ばかりです。１キロ５０円の加工用のお米を買えるようにしたら、どうですか？　食品や日用品の消費税を除外したら、どうですか？対策は幾らでも出来る..　一年限りの減税など、どれだけの効果があるのだろうか？疑問です。政府が本気でやろうと思えば、出来ることは沢山あるのに..今ある制度を点検し直して、暮らし易い社会作りをしてみませんか？？^^もう一つの問題は、核拡散防止条約の事実上の壊滅危機です。『原子力分野の取引規制を行う原子力供給国グループ（ＮＳＧ・四十五カ国）が六日にインドへの輸出解禁を承認したことで、核保有国の拡大阻止を目指す核拡散防止条約（ＮＰＴ）は有名無実化の危機を迎えた。ＮＰＴに加盟せず核兵器を保有するインドの特別扱いは、事実上インドを核兵器国として容認するものだからだ。北朝鮮やイランの核問題にも影響を与えるのは必至とみられる。』（2008.9.8　東京新聞）これには、またもやアメリカによる裏工作がある。『１１億の人口を抱え、年率９％前後の経済成長を続けるインドの悩みは慢性的な電力不足だ。今後２５年で４０基近い原子炉が必要で、「１千億ドル（約１兆７千億円）以上のビジネス」（業界関係者）となる。そんなインドの原発市場に群がるのが核先進国だ。インドはこれまでに英国やフランス、ロシアなどと原子力分野で協力関係を結んできた。』（2008.9.8　東京新聞）　　上の記事でも分かるように、インド市場はアメリカにとって、大きなビジネスチャンスであるにも関わらず、アメリカは市場に参入していなかった..そこで米国大統領のブッシュ自らが各国に働きかけ、インドへの原子力分野の規制を解禁することで、米国がインド市場へ大きく参入出来ることになったのです。金儲けの為なら『原子力規制』など“有って無きが如く”の問題なのでしょうね＠＠　　核兵器を持っているとイランや北朝鮮を避難し続け、核保有国は自分達だけと言い張ってきた『原子力分野の取引規制を行う原子力供給国グループ（ＮＳＧ・四十五カ国）』の大義名分：核保有国の拡大阻止を目指す核拡散防止条約（ＮＰＴ）は事実上崩壊したも同然だ..　自分達は『核保有』をしていながら、他国には『核拡散防止条約(ＮＰＴ)』を押し付ける（どう考えても理解出来ない）核保有国たち..　そして世界で唯一原子爆弾を落とされた国として、日本は独自の『核拡散』の考え方は出来ないのだろうか？この『原子力分野の取引規制を行う原子力供給国グループ（四十五カ国）』の総会でアメリカの提案に異議を唱えた（勇気ある）国もあった。ニュージーランド、オーストリア、ノルウェー、オランダ、スイス、アイルランドの六カ国。そして被爆国である日本は賛成に回ってしまいました。悲しいですね..　　そして記事は最後にこう結んでいます。『..だが、ＮＰＴの理念を逸脱した今回の措置の代償は、核兵器が世界に拡散するという最悪の形ではね返ってくるかもしれない。』（2008.9.8　東京新聞）日本では一ヶ月程前に広島・長崎の原爆の日・平和式典が行われたばかりです。その時述べた日本の決意は、秘書が書いた文の朗読だけだったのでしょうか？核兵器拡散に対する日本の貢献は、いつになったら出来るのでしょうか？　反対票を投じることも出来ないのか？？　それとも日本も核保有・羨望国？？台湾（台北）では、かなり高層のホテルの窓から『トンボ』が飛んでいるのが見えました。　盆地だからでしょうか、蒸し暑かったですよ^^今日も元気で　ファイト！　　　　　　　

2008.09.08

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アフガンの子供が殺されて

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　　　　　　う～ん、今日もセミが元気良く鳴いていますね^^　まだ夏（の終わり？）です。国家予算や経済となると“からっきし”弱い私ですが、大切な税金がどう使われるのか、しっかり監視しないと『大企業』や『大金持ち』優遇の政策ばかりに使われる可能性があるので危険です..　昨日２９日に政府は「安心実現のための緊急総合対策」と銘打った総合経済対策を決定した。いつもの事ながら、ネーミングが“ウソ臭い！”と思うのは私だけだろうか？　自民党の歴代総理の中では好感の持てる首相の福田氏ですが、ネーミングに関してはイマイチですね..　前の後期高齢者医療制度の時は、何でしたっけ？？『［東京　２９日　ロイター］　政府・与党は２９日、原材料や食料品の価格高騰など物価高対策を盛り込んだ総合経済対策を決定した。中小企業に対する資金繰り支援や高齢者医療対策などを柱に２００９年度予算も展望した事業規模は１１兆７０００億円以上、予算規模は２兆円以上となった。』(2008.8.30　ロイター通信)この「安心実現のための緊急総合対策」には、公明党が強く主張していた定額減税の２００８年度内の実施も盛り込まれた。物価高騰に苦しむ中低所得者向けの低額減税だが「単年度の措置」だと言う。何でも減税なら『大喜び』したいところだが、今回は素直に喜べない..　国にはお金が無い..お金が無い..と言われ続け、増税も止む無しの雰囲気作りがされてきた。今、消費税増税が無いのは、近付く総選挙を睨んでのことだろうと誰でも考えている。　借金だらけの日本の国家予算..　これ以上の借金は無理だろう..　福田総理も赤字国債は出さないと言っている..残るは、要するに『やりくり』だけです。そんな状態でも単年度とは言え低額減税をすると言う..　これは一体何なのだろうか？　個人的意見ですが、減税するなら増税をしないのが前提でしょう..　そうでないなら、ただの人気取り？？私は時々考えます..　政府の言う『経済』と国民が思う『経済』には、違いがあるのではないでしょうか？政府の言う経済＝大企業が収益を上げるために協力し優遇する。それによって海外　　　　　　　の投資家から投資が行われ、大企業は資本の増強を行う。大企業は　　　　　　　繁栄し益々利益を上げる。役員や株主は儲かり、ますます金持ちに..国民が思う経済＝企業が収益を上げることで日本経済は繁栄し給料が増え、社会に　　　　　　　お金が出回るようになり日本経済そのものが成長し、恩恵を受ける？単純に考えると、こんな感じの相互誤解？があるように思うのですが..^^とある政治家もそのような誤解のある発言で更なる『法人税の減税』を主張していましたよね。　　　政治献金は大きいですから..選挙の前になるといつもの事ながら、ばら撒きかと思える経済対策が発表されるのですが、皆さんはどう考えるのでしょうか？　私は社会保障費の２２００億円(毎年自然増分)を減らすのをやめて欲しいのですが..これは毎年増えた分(高齢化社会になるのだから当たり前)の社会保障費を２２００億円ずつ減らしていこうとするもので、小泉前首相が取り入れた政策です。それが福田内閣でも継続されています。　選挙の前だけ単年度で行われる減税とは違って、毎年継続される政策になります。この２２００億円の社会保障費削減の為にどれだけの人が苦境に追い込まれたか、一人一人の悲鳴は表面には出てこないですからね。私がとても残念に思った『ペシャワール会』スタッフの拉致・監禁・殺人事件..どう考えても、あれほどまでに現地に溶け込み現地の為になることをしていたアフガニスタンの『ペシャワール会』スタッフが攻撃されるのが納得できない気がしています。　テレビに映った現地の方も『ペシャワール会は攻撃されない..特別だ』と言っていた。私もそう思っていた..　でも事件は起きた。　今のアフガニスタンでは、何が起きているのだろうか？　人々はどう変わってしまったのだろうか？『【デンバー＝西村央】クマラスワミ子どもと武力紛争に関する国連事務総長特別代表は二十七日、声明を発表し、アフガニスタンでの子どもの犠牲者増加は最近の軍事行動の結果であるとして、米軍などに軍事作戦の再考を求めました。国連アフガニスタン支援ミッション（ＵＮＡＭＡ）は二十六日に出した調査報告で、アフガン西部ヘラート州シンダンド地区への二十一日の空爆で子ども六十人を含む民間人九十人が死亡したことを確認しています。クマラスワミ氏は声明で、アフガニスタンでの最近の軍事作戦の結果、市民の犠牲者のなかで子どもの占める割合が高いことをあげ、「子どもが激しい攻撃にさらされており、肉体的にも心理的にも深い傷を負っている」と警告。同氏はさらに「空爆や他の軍事行動で多くの犠牲が出ていることに深い懸念を持っている」と述べ、アフガンで軍事行動を続けている米軍や国際治安支援部隊(ISAF)に、「繰り返されている悲劇を避けるために、作戦手順についての見直しが必要である」と要請しました。』（2008.8.30　しんぶん赤旗）アメリカ軍はパイプラインの為に(私はそう思っている)未だに治安の回復出来ないアフガニスタンを攻撃している。そして２１日の空爆で殺した民間人９０人のうち６０人が子供だと言う..アフガニスタンの未来を担う子供がどんどん殺されている。もうアメリカは誰が戦闘員で、誰が民間人かの差別がなく殺している..　資源確保の為に貧しい一国は叩き潰され、子供まで無差別に殺されている..　　そんな中で起きたのが、今回のペシャワール会のスタッフ拉致・殺害事件なのです。親子関係が希薄になった日本人だって我が子が殺されたら、どうでしょうか？どんどん殺されていったら、どうでしょうか？　『外国人を排除したかった！』と言った、現地の犯人グループ(と思われる)の人の発言も少しは理解出来る気がしました。（だからと言って、殺人を理解している訳じゃない！）　少なくとも国連が攻撃変更の要請をするほどに民間人、特に子供が多く殺されていると言う現実を知るべきだと思う..　天然資源確保の為に、そして輸送の為に世界中で戦闘が起きているし、これからも起きそうだ..　日本は資源も無いし、輸送にも関わらないから『ひと安心』という訳にはいかない..　先進国の一員として、唯一の被爆国として、敗戦国として他国の平和の為に出来ることはないのでしょうか？　貧しく、資源もないアフガニスタンの一般市民と子供達..　小さい子供一人の命の重さは、アメリカのペントハウスに住む子供の命と同じ重さなんです。　少しも変わらない...そのことに先進国の人たちは、いつになったら気が付くのでしょうか？？今日も長文になってしまいました。最後までお読み頂き、有難うございます。今日も元気で　ファイト！　　　　　　　　　　　　　　ＰＳ：アフガニスタンの本当の姿を知り信頼されている『ペシャワール会』の活動　　が今後中断されることがないように祈ります。スタッフの安全確保は最優先で　　すが、今回の事件を契機に日本政府から（米国？）圧力がないように監視して　　いきたいです。　頑張れ！　ペシャワール会！！　中村哲さん！！

2008.08.30

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米軍のイラク駐留と日本駐留

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日も雨ですね。暑い日が続いたと思ったら、雨の日が続きます。メリハリがあっていいとも言えますが..^^　降り続く雨に災害など気になりますのでご注意下さいね。今、アメリカでは大統領選も最後の追い込みになって熾烈な戦いを繰り広げているようですね^^　オバマ氏か？マケイン氏か？..　イラクへの軍事侵攻を推していたマケイン氏より、平和なイメージのオバマ氏に期待したいが、ここに来てオバマ氏が伸び悩んでいると言う。　私には予想出来た気がします。　私の思い込みかもしれないが、あのアメリカ？が黒人の大統領をそう簡単には認めないと思えるからです。長い歴史の中で有色人種への差別意識は多くの国民の中に染み付いていると私は勝手に思っているのです。今朝のＮＨＫのニュースでは、その大統領選について放送していました。マケイン氏が追い込んでいる背景が、やはりイラク国内の米軍の駐留だと言います..米軍の撤退が見えてきたイラクの問題が、それほど大きな争点にならなくなってきていると言うのが理由です。　アメリカ人にとってイラク攻撃、その後のイラク駐留は至極当然なことであり、｢イラクの民主化のためになっている！｣と思い込んでいるようです。一般の米国民はイラクの石油埋蔵量のことも、イラク国民の惨状も理解していないようです。　マケイン候補の支持者は、ＮＨＫテレビの前でこう言った..『ドイツも日本もアメリカの軍隊が駐留している。イラクに駐留していて何が悪い！』これがアメリカ人の本音なんでしょうね。戦争に勝ったんだから敗戦国に軍隊を駐留させて何が悪い！！　ドイツや日本にもそうしている..イラクも同じだと言う訳です。前に沖縄の米兵によるgokan事件、犯罪が後を絶たないことを高齢の元米軍兵士がこう言っていました。『日本は米国に負けた国だ！　だから｢何をしてもいいんだ｣と言う気持ちが兵士の中にある。』それが問題だと言っていました。世界一の軍事力を誇るアメリカは勝つことしか知らない国（国民）なのだろう。戦争に勝ったんだから何をしてもいいんだ..　資源を横取りすることも、女性をgokanすることも、暴力を振るうことも、略奪することも全て許されることだと考えているのでしょう..ころころ変わったイラク攻撃の理由中、最後の理由は『イラクの民主化』だった..アメリカの言う民主化とは、アメリカにとってだけ都合のいい民主化なんだと、いうことですね。　最近は隠れ蓑的扱いが多くなった『民主化』という言葉ですが、その本当の意味は何なのか？？　民主化とは、体制や機構が民主的に変わることですが、その民主的とは何か？と言えば、民主主義に基づいていることになります..　　ですから、アメリカの得意とする民主化するとは、民主主義に基づく体制の社会でなければならない筈です。ついでに、民主主義とは何かと紐解いてみると..　民主主義：人民と権力とを結合したもの。すなわち人民が権力を所有し、権力を自ら行使する立場をいう。古代ギリシャの都市国家に行われたものを初めとし近世に至って市民革命を起こた欧米諸国に勃興。　基本的人権・自由権・平等権あるいは多数決原理・法治主義などがその主たる属性であり、またその実現が要請される。(広辞苑)米国の言う民主主義とは他国にイチャモンをつける時の常套句になりつつありますね。そして(出来れば)対等と思いたい日本人とは違い、アメリカ人にとって敗戦国は永久に敗戦国なんですよね＞＜　『戦後は終わった！』と思っているのは日本人だけか？と... 憤慨した私ですが『そんなの当たり前だ～！』と思っている日本人の方が多いのでしょうか？？　時々、テレビに映るアメリカ人の本音って異常な程、自信過剰！あんなの相手じゃ、日本の政治家もちょっと可哀相な気がしてきました..　頑張れ！呆れるニュースが多い中で、今日も腰が抜けるほど驚きました。（あんなの普通？）今日も一日、雨が上がりそうもないですね。滑りやすい足元に充分に注意して下さい。今日も元気で　ファイト！　　　　　　　

2008.08.26

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中央アジアにおける米国の覇権

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　朝夕が涼しくなりましたね。　特に今朝は涼しかったです。　涼しくなれば、よく眠れて体調維持にもなりますね^^　こんなご時世ですから、健康だけは維持しましょう..^^　皆さんはアフガニスタンを覚えていますか？私のblogでも何度か紹介している中村哲さん（ペシャワール会）が支援している国がアフガニスタンです。アメリカの攻撃、干ばつなどで壊滅状態にあるアフガニスタンですが、その国を必死に復興支援している人が中村哲さんです。アフガニスタンはアメリカの９.１１テロの首謀者とされる｢オサマビン・ラディン｣(アルカイダ)を匿っていると名指しされた｢タリバン政権｣のあった国です。２００１年９月１１日後、アメリカは１０月にはアフガニスタンを攻撃、１１月には全土を破壊・掌握し、アメリカの傀儡政権とも言うべきカルザイ政権が発足しています。（現在まで）　その後は、イラク攻撃になりましたね。　　テロの首謀者を匿っているというのを理由に即効で壊滅させられたタリバン政権ですが、アメリカの本当の理由はアフガニスタン国内に敷設したかった石油パイプラインにあると私は考えている。（本当は私と言うより、思っている人は多いと思う。）　その証拠にアメリカはタリバン政権崩壊後すぐに石油パイプラインを作ったと聞いた。（報道があまりに少ないが..）私は１５年近く前に早稲田大学の先生に聞いたことがあります。アメリカはアフガニスタンに石油パイプラインを敷きたいが出来ない。何としてもアフガニスタンを支配下に起きたいだろうと言っていました。そして偶然にも？テロ事件発生。あの時、本当にオサマビン・ラディンは、アフガニスタンにいたのだろうか？？それさえアメリカのアフガニスタン攻撃の理由に作られたものではないかと疑問に思ってしまうのです。この件に関しては報道が余りに少なくて残念ですね最近、アフガニスタン国内で展開している平和維持部隊から死者が出ている..今日のニュースでカナダ軍３名、ポーランド軍３名、アメリカ軍１人、少し前にフランス軍からも多数の死者が出ていると言っていた。　一度は壊滅させられたタリバンだが、その後再結成されたとも聞く..　世界で最も貧しい国と言われたアフガニスタンを、世界一豊かで、世界一強い軍隊を持つアメリカが攻撃した..その理由は石油（天然資源）パイプラインなのか？？？険しい山の多いアフガニスタンは隠れる所も多いとされたため、アメリカは多くのミサイル攻撃を山間部にしたと言われている。その為に地形が変わったとさえ、言われていた。アメリカの攻撃の前、最後に見た首都カブールのお爺さんのインタビューが心に残ります。｢世界一豊かな国が、石を投げ返すことしか出来ない貧しい国を何故、攻める？｣多くの一般市民の生活やささやかな幸せは、『戦争に勝つ！』『石油利権を手に入れる！』ためには、押し潰して当然なのだろうか？　アメリカはブッシュ大統領になってから、強大な軍事力をひけらかす凶暴な国家になってしまったように感じる！　今、世界中の多くの人達はアメリカ大統領が平和を望む新しい大統領に代わるように願っているだろう..　　　今日はもう一つニュースが流れていました..　『平和維持部隊への給油活動継続』です。今、お話したアフガニスタンやイラクへの平和維持部隊に給油活動をしている日本の自衛隊の活動ですが、それをまたまた延長するというのです。その為のＰＲとして冊子を４万部、ＤＶＤを数千枚作成するということです。インド洋での給油活動を、皆さんはどう思うのでしょうか？？　石油高騰の折から喜ばれるでしょうが、それが本当の支援になっているのでしょうか？　前回はどれだけ給油しているのか、量さえ把握してない政府答弁でした。同じアメリカの尻拭いなら、復興支援として国民に本当に喜ばれる支援をしてあげたいです。私たち日本人が、アメリカの後押しをしてしまった形のアフガニスタンやイラクの国民に対して、直接の支援をしてあげたいです。　中村哲さんの報告を見ていると少ないお金で、効率良く、そして本当に必要なものを、市民に喜ばれる形で支援しているのが良く分かります。国になると何故それが出来ないのでしょうか。国家になると何百倍いや何千倍もの予算を使いながら、喜んでくれるのは他国の軍隊だけになる。　これもまた、他国の軍事費の支援なのだろう..考えることが沢山あって大変な世の中ですが、日本もその破壊を後押しした責任があると思われるので、イラクやアフガニスタンの今後を忘れないで欲しいです。最後にアフガニスタンのパイプライン関してまとめられている良い文が有りますので載せておきます。　２００２年４月里屋和彦の『エネルギー学講座』より（引用）『米国のアフガニスタン攻撃の背景には、米国石油資本ユノカル等のアフガニスタンにおける石油パイプライン利権の頓挫があるとの報道がなされた（噂の真相2001年11月号　30-31頁、北沢洋子氏の報告）』『【モスクワ＝共同】アフガニスタン情勢の安定化を受け、タリバン政権時代に頓挫した同国経由の天然ガスパイプライン建設計画が実現へ向け再び動き始めた。アフガン、トルクメニスタン、パキスタンの三カ国首脳が今月、トルクメニスタンの首都アシガバードで会談し、事業復活へ向け本格的な協議を開始する。完成すれば周辺のエネルギー供給地図を塗り替えることになるが、隣接の大国ロシアやイランにとっては経済的損失となりかねず、海外資本を再び呼び込めるかも不透明。実現にはなお曲折がありそうだ。天然ガス埋蔵量世界4位のトルクメニスタンからアフガン南部カンダハルを経由、パキスタンのムルタンに抜けるパイプライン計画は、米国の石油資本などが推進していたが、タリバンと米国との関係悪化で98年に中止された。』（引用）http://cgi.members.interq.or.jp/japan/snsi/rika-kei/wd200204.htmlちょっと大袈裟なタイトルになってしまったが、エネルギー確保が多くの紛争の根底にあることを理解して欲しい。そしてより多くのエネルギーを確保出来る国が、世界の覇権者になることが出来るのかもしれない..　　とっても過ごしやすい日になりそうですね！　夏休み疲れ^^を早く取り除いてくださいね～^^今日も元気で　ファイト！　　　　　　　　　

2008.08.22

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『希望は戦争』嘲笑する社会

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　なんと..昨日は昼間にセミの大合唱を聞き、夜には秋の虫が鳴いていた..ちょっと驚きです！　朝夕が過ごしやすくなったと思ったら、秋の虫が鳴くなんて^^それにしても今朝は寝やすかったですね^^　私は明け方爆睡してしまい、寝坊しそうでした＞＜　気持ち良く眠れましたよ。　夏の疲れも一気に取れそうです..^^昨日は(私にとって)衝撃的な文『希望は　戦争』と言う若者達の話をしました。その後、気になっていろいろ検索して見ました。　直接、書いた文も読みました。全体としてのニュアンスの違い、私の考えなどを書いてみたくなりました。少し変わった若者の話でなくて、追い詰められた人たちの『叫び』として聞いた方がいいと感じました。刺激的な言葉だけが一人歩きしないように、一人一人が自分なりの人生と照らし合わせて聞いた方がいいと思います。その前に少しだけ、気になるグルジア紛争に軍事介入したロシア軍のお話を...８月　７日：グルジア共和国が領土問題のあった南オセチアに軍事侵攻した。８月　８日：北京オリンピック開会式から急遽、ロシアのプーチン首相が帰国。８月　９日：ロシアのグルジア攻撃が開始された。圧倒的武力で南オセチアのグ　　　　　　ルジア軍を制圧、その後グルジア領土内に軍事侵攻した。８月１０日：グルジア外務省は文書で即時停戦と対話の用意をロシア側に申し出た　　　　　　ものの、ロシアはそれを無視した。　　　　　　グルジア側の情報では、ロシア軍は１１日午前までにトビリシ近郊の　　　　　　軍基地やレーダー施設、トビリシ国際空港の周辺を空爆した。同国外　　　　　　務省は「数十機のロシア爆撃機がグルジア領空におり国内各地で攻撃　　　　　　を行っている」と発表した。　　　　　　ロシア軍は１１日夜以降、首都トビリシから北西約６０キロにあるス　　　　　　ターリンの故郷ゴリや黒海沿岸のポチ、西部のセナキ、ズグディディ　　　　　　に部隊を進め、攻撃した。８月１６日：ロシアのメドベージェフ大統領が６項目の和平原則に署名した。　　　　　　　　　　　　グルジア内務省は１６日、首都トビリシの西方約４５キロにある鉄橋　　　　　　をロシア軍が爆破したと述べた。鉄道はグルジアを東西に貫く主要路　　　　　　線で、内務省は「ロシア軍はグルジアの鉄道網をまひさせた」と非難。８月１７日：国連難民高等弁務官事務所(ＵＮＨＣＲ)のスタッフは１７日、初めて　　　　　　ゴリに入り、「大規模な略奪」の痕跡が見つかったとの声明を出した。８月１８日：ロシアのメドべージェフ大統領が、１８日からグルジア国内に侵攻し　　　　　　たロシア軍が撤退を始めると表明した。簡単に時系列に並べてみるとよく分かるのだが、南オセチアに侵攻したグルジア軍のロシア軍による制圧は、たった一日で終わっている..（９日侵攻→９日中に制圧）その後の撤退開始の１８日までの９日間、ロシア軍はグルジアの首都トビリシ以外の都市、港湾、橋、線路、道路などを破壊し、略奪を繰り返していたことになる。そしてもう一つ..　8月18日配信の時事通信の記事である。『18日付の米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は、米政府筋の話として、グルジアに侵攻したロシア軍が南オセチア自治州に短距離弾道ミサイルの移動発射装置を配備したと報じた。配備されたのはSS21の発射装置で、南オセチア州都ツヒンバリの北約16キロの地点に設置された。　首都トビリシを含めグルジア領土の大半が射程圏内に入るという。』大国ロシアが圧倒的軍事力で弱小国を踏み潰す..米国もロシアも同じ穴のムジナだ。世界の軍事大国のこの２国が軍事力を誇示したがるから、世界中で軍拡時代が来てしまった。ゴルバチョフ時代の『軍縮』を懐かしく思うのは、私だけでしょうか？日本もまた大きな利権の匂いを発散させながら、これからも莫大な軍事費を注ぎ込むのだろうか？昨日は若者達の本音..『希望は　戦争』に付いて話題にしまいした。恐ろしく絶望的な文..赤木智弘(33)『｢丸山眞男｣をひっぱたきたい。希望は、戦争』タイトルを見ると少し誤解をしてしまいそうですが、全文を読めば、もっと深い絶望を感じさせます。そしてもっと残酷な本音が感じられる..　文の中でも２つの個所が気になりました。『....だが私は、若者たちの右傾化はけっして不可解なことではないと思う。極めて単純な話、日本が軍国化し、戦争が起き、たくさんの人が死ねば、日本は流動化する。多くの若者は、それを望んでいるように思う。』『丸山は「陸軍は海軍に比べ『擬似デモクラティック』だった」として、兵士の階級のみが序列を決めていたと述べているが、それは我々が暮らしている現状も同様ではないか。　社会に出た時期が人間の序列を決める擬似デモクラティックな社会の中で、一方的にイジメ抜かれる私たちにとっての戦争とは現状をひっくり返して「丸山眞男」の横っ面をひっぱたける立場にたてるかもしれないという、まさに希望の光なのだ。しかし、それでもと思う。それでもやはり見ず知らずの他人であっても、我々を見下す連中であっても、彼らが戦争に苦しむさまを見たくはない。だからこうして訴えている。私を戦争に向かわせないでほしいと。しかし、それでも社会が平和の名の下に、私に対して弱者であることを強制しつづけ、私のささやかな幸せへの願望を嘲笑いつづけるのだとしたら、そのとき私は、「国民全員が苦しみつづける平等」を望み、それを選択することに躊躇しないだろう。』　（赤木智弘）朝日新聞社　「論座　2007年１月号」http://t-job.vis.ne.jp/base/maruyama.html（全文掲載）随分前に田舎の道路拡幅について話し合いがあった。偶然、知る機会があった私には不可解なことがあった。『誰にとっても利益になると思える、田舎道の拡幅工事！』ところが反対者がいる..　どうしてもダメだと言うので、拡幅工事自体が中止になりそうだった..　何故なのか？？　私には理解出来ない..　ところが地元の人には簡単に理解出来るらしい^^　理由はこうだ！『道路が拡幅・舗装されれば、隣接地の地価は上がる。勿論、反対者の地価も上がるのだが嫌いな奴の地価も上がる。それが気に入らないのだと言う。』この理屈、私には理解が出来ない。自分の土地の地価も上がり、使い勝っても良くなるのに反対する。反対に言えば、それは自分の土地の価格が上がらず、使い勝っても悪いままでいいと言うことを意味することになる..？？理解出来ない..　ところが田舎のように人間の付き合いが延々と続く社会では、良くあることらしい..　自分が得をしても、相手にはさせたくない..(これは分かる^^）同時に『自分が損をしても相手に得はさせたくない！』と言う心理が働くと言うのだ。そんなぁ～..　と思う人もいるだろうが、実際にあった話です。同時に私が尊敬する政治家の(韓国元大統領の）金大中氏も似たようなことを言っていました。　北朝鮮との外交を考える時、北朝鮮の人の考え方と言うものを理解しないといけない。　誰かが彼らを追い詰めて攻撃しようとすれば、彼らは自分達だけで滅びようとはしない。　韓国も道ずれにして滅びようとするだろう。だから最後まで追い詰めてはいけない..と、そんな話をしていらっしゃいましたね。日本の政治家や財界の方達にも理解してほしいです。国民は『絞れば絞るほど、税金の取れる奴隷じゃない！』また『どんな苦しい環境にしても、頑張って生きていく生き物でもない！』　氷河期に社会に出なければならなかった人たちに、やっと景気が回復した時に、今度は非正規社員の拡大と言う試練を与えてしまった。財界の利益追求のために、政府は一緒になって『怒りの国民』を作ってしまった。　本当なら『全体のために個人が犠牲になる』と言う教育を徹底させたかったでしょうが、残念ながら、まだ機能していないようですね＞＜　彼らを救えるのは、雇用の拡大、正規社員への道なのです。それとも右傾化する若者が増えることは、『勿怪(もっけ)の幸い』でしょうか？？残念ながら、戦争しても若者達が描く『負の平等』はないでしょう..　どんなに悲惨な戦争でもその中で利権を手にし肥え太る人はいるのです。今よりもっと理不尽な形でね。自分達が何故、虐めぬかれる立場になってしまったのか？　何が変わったからなのか？誰が変えたのか？　どうすれば望む社会が来るのか？　皆で考え行動しましょう..何度でも言いますが、社会は変えることが出来る。今の私達は政治を変えることが出来る..　制度を変えることが出来る..　本当に働く人たちの制度を良い方向に変えてくれる政治家は誰なのか？？　よく考えて欲しい..　パホーマンスに騙されないで！..『赤木智弘さん』と言う人が、日本中に衝撃を与え、社会に警鐘を鳴らしてくれた..凄いことです。　多くの人が彼の文を通して、悩み、考えるでしょう..そして多くの中高年も苦しみの中にいることを知ってください..　決して幸せじゃない。心なしかセミの声が少なくなりました。もう少しで秋の気配です^^　健康管理は出来ていますか？　お盆休みの疲れも残る今週ですが、頑張りましょう！！今日も元気で　ファイト！　　　　　　　　

2008.08.19

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若者達が言う『希望は戦争』

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　昨日は比較的涼しくて、特に夜は冷んやりした空気が気持ち良かったです^^久し振りに寝苦しくない夜を過ごした方も、多いのではないでしょうか？今朝のテレビを見ていたら、韓国で『米韓合同軍事訓練』が今日から韓国主導で行われると出ていた..朝鮮半島の有事に備えてだと言う..　決して北朝鮮を想定した軍事訓練では無いと言っているが、不愉快に思う北朝鮮の方が当然の気持ちだろう..　（朝鮮半島で韓国に接しているのは北朝鮮だけだからね。後は海..）相手を刺激する方法は幾らでもある..　直接的な刺激から間接的な刺激まで..アメリカも広い太平洋を渡って、韓国・日本と北朝鮮の微妙なバランスを米国に都合がいいように持って行こうとする..　特に今度の韓国大統領は多くの問題をはらんでいる気がする..　就任後、数ヶ月で大規模な抗議デモ（ローソクデモ）が市民により起こされている..　その回数も１００回を越えたと言います。私も６月末から７月初めにかけて、実際のデモを見聞きして来ました。数え切れない凄い数の市民が整然と集会・デモ行進をしていました。その中にはベビーカーに乗った『赤ちゃん部隊』も..^^　兎も角、イミョンバク大統領弾劾の様相を呈していました。そのローソク・デモ（集会）はアメリカのブッシュ大統領が訪韓したときも、続いていたと言います。初めにはカメラが映っていないところで、深夜から明け方にかけてスパイを入れたり、見せしめのために逮捕・拘留したりしていました。最近では、それがエスカレートしてデモの集会・行進した人をどんどん逮捕して、罰則を強化していると言いますね。かなり厳しい処分を強行しているようです。そして逮捕した側の警察隊員には報奨金の制度まで作ろうとした。　それは流石に市民の反対に遭い、ポイント制にして優遇することに変えたようです。ほら、マイレージを貯めるのと同じポイント制..^^　そうしないとデモの市民を暴行したり、逮捕したりすること自体に、内部から反発が起きる可能性があるからでしょう..^^他国のことだが、呆れる韓国イ・ミョンバク大統領です..昨日の朝日新聞『社会面』にこんな記事が載った..　『格差泥沼｢いっそ戦争｣』始まりはこうだ..『作家の雨宮処凛(かりん＝33)が気になっているメールがある。｢どこへ行っても｢死ね｣といじめられる。いっそ戦争でも..｣　今春、自宅のパソコンに届いた相談だ。差出人はそば屋で働くフリーターだった』（8.17朝日新聞）フリーターなどと言っても所詮は厳しくなった正社員の道を閉ざされた人が多いのだろう..　そば屋でも職人は威張り、店主は威張り、パートのオバサンは筋金入りだ..　弱い立場の人を虐めて、ストレス解消しているのが現実だろう..程度の悪い人間が増えてしまった..　そこに非正規社員の増加だから、たまったものじゃない..　名前も呼ばれず人間扱いされない中で当然に『虐め』も起きる。それが若い人の場合、悲惨だろう..　中年オジサン・オバサンになれば、世の中とはこんなもんだ！　所詮、人間は意地悪だ！　などとストレス解消方法も自然と身に付いている..　いや少しのことでは動じない、心の筋肉硬直が起きている。ところが若い人の心は柔軟で傷付きやすい..　他人なんて適当に毒を吐いているだけなんだとは思えない..　本気で受け止めてしまうのか？　それとも度重なる『毒』で病んでしまうのだろうか？　可哀相だ！　負けないで欲しいと思っても愚痴をこぼせる家族も、優しく聞いてくれる友人もいないだろう..　でもね..！それが普通なんですよ^^　９０％の人には、心を許せる友人なんていないんです。９０％の人には、優しく理解してくれる家族だっていない..　それは特別なことではなくて、普通のことなんです。　寂しく孤独なのは、あなただけじゃない..口では『友達・友達』と言うが、それは友達じゃない。優しく話を聞いてくれる人なんかじゃ絶対ない..　家族だって自分のことで一杯・一杯です。だって同じ厳しい社会で生きているからです。それを忘れないで欲しいです。このニュースは続きます..『..雨宮と同じ７５年生まれの赤木智弘(33)が月刊誌の昨年１月号に書いた｢『丸山眞男』をひっぱたきたい。希望は、戦争｣。　当時、赤木は栃木県佐野市の自宅近くのコンビニエンスストアーで、夜のアルバイトをして暮らしていた。年収約１５０万円。明け方に親が寝ている家に帰り、夕方に起きる生活を１０年近く続けていた。..』（8.17　朝日新聞）この『丸山眞男』という人について、記事は説明している..『太平洋戦争末期の４４年、東京帝国大学の助教授だった丸山(1914～96)は陸軍二等兵として召集され、朝鮮半島の平壌に送られた。軍隊では、中学にも進んでいない上等兵や下士官から繰り返し殴られたと、あった。その後、丸山は戦後民主主義を象徴する知識人になる。』（8.17　朝日新聞）このことを知って赤木は｢『丸山眞男』をひっぱたきたい。希望は、戦争｣と思う。『私たちにとっての戦争は、現状をひっくり返して、｢丸山眞男｣の横っ面をひっぱたける立場にたてるかもしれないという、まさに希望の光なのだ。　間もなく、｢希望は、戦争？｣というブログが生まれ、その主張が載った。』（8.17　朝日新聞）記事には、他にも月５万円で母親と暮らすフリーターも載せている。彼は｢いずれ僕はホームレスになるのか｣と不安を抱えている。生きることに疲れた若者達の行き着く先が、戦争なのだと思うと余りにも悲しい..自分達が置かれた環境を｢一気にひっくり返せる｣のが、戦争なのだろうか？？｢東京大学助教授の横っ面を叩ける！｣と、そんなに嬉しいのか？？戦争になり、前線に駆り出され、命を賭けなければならないのは彼らなのに..またも戦争で儲けようとする人達..　戦争で得をする人たちに利用されると言うのか？？　生きるか死ぬかの極限の中で、暴力に走る人間の残酷さを経験したいと言うのだろうか？？　それでも｢今よりは、まし！｣と言うのだろうか？？何故、非正規職員が増えたのか？　何故、日本社会はこんなにも疲弊してしまったのか？　何故、多くの働く人たちの収入は減ってしまったのか？　その原因を考えないで『戦争が希望！』にならないで欲しい！　アメリカの老兵士が言っていました。『戦争をしたがるのは年寄りだが、戦争で死ぬのは若者だ！』とね^^怒りを向ける矛先が間違っていると私は思う..　とても残念なことです..今日も蝉が精一杯鳴いていますね。夏ももう少しです..　お盆休みの連休疲れは取れましたか？　今週はスロースタート^^で体調管理をして下さいね..今日も元気で　ファイト！　　　　　　　

2008.08.18

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６３回目の敗戦記念日と靖国

　皆さ～ん、おはようございまーす^^　　　　　今日も暑い日になりそうです。　それでも夜は心なしか涼しく感じられたのですが気の所為でしょうか？　ところが一夜明けた今日は朝から気温がぐんぐん上がっています。まだＡＭ９時だと言うのに、暑くて暑くて汗が吹き出ます。午後が怖い！さあ、今年も広島の原爆の日、続いて長崎の原爆の日、最後に『敗戦記念日』が来ました。　今日８月１５日は、６３回目の『終戦記念日』です..　私の母親は『敗戦記念日』と言っていたので、私もついついこの呼び名になってしまいます。戦争の悲惨さを忘れないためにも『敗戦記念日』の方が合っているように思います。今日のこの日を『なんだぁ～？』と思っている人の為にちょっとだけ（助けを借りて）説明しましょう..^^　　　『終戦記念日：日本が占領下にあった1951年ごろまでの新聞紙上では、9月2日を降伏の日や降伏記念日と呼んでいた。敗戦記念日（はいせんきねんび）とも呼ばれてきた。現在、日本では、玉音放送が行なわれた8月15日を一般に終戦記念日（しゅうせんきねんび）あるいは終戦の日と称し、政府主催の全国戦没者追悼式が開かれる。』（Wikipediaより）敗戦記念日と終戦記念日は同じ８月１５日だった訳です。この日天皇陛下から戦争が終わったと言うお話がラジオより流れたのです。それで『終戦記念日』になった。第２次世界大戦で最後まで戦っていたのが日本なので、その日本が敗戦を認めた日と言うのは、同時に第２次世界大戦が終わった日でもある訳です。　　ただ、８月１５日は天皇陛下の敗戦のラジオ放送があった日と言うことで、実際の戦争終結は..『日本国が連合国に対して正式に降伏を行ったのはポツダム宣言受諾の降伏文書に調印した1945年9月2日であり、戦争終結は日本国との平和条約（通称：サンフランシスコ講和条約）が発効した1952年4月28日をもって国際法上の正式の日付とする』（Wikipediaより）毎年、この日になると首相や閣僚の『靖国神社参拝』が問題になります。毎回物議をかもす『靖国神社参拝』..　この神社について、少し説明を..『靖国神社（靖國神社、やすくにじんじゃ）は、東京都千代田区にある神社である。旧称は東京招魂社。東京の九段に鎮座する事から、単に九段あるいは九段下などと通称される事も多い。靖国神社本殿に祀られている「祭神」は「天皇・朝廷・政府側の立場で命を捧げた」戦没者、英霊（死霊の美称）である。神話に登場する神や天皇などではない。計246万6532柱（2004年10月17日現在）が祀られている。』（Wikipediaより）要するに時の権力者の命令で戦争中に死んだ人を奉っていると言うことでしょうか。話は逸れますが、靖国神社には『軍犬慰霊像』（戦場で死んだ軍犬の霊を慰撫するため、1992年3月に奉納された。）なんて言うのもあって癒されます^^靖国神社自体には問題が無いように見える..　８月１５日に何か特別な祭事もしていないようです。それなのに何で首相以下、閣僚達（全員ではないが）はアジアの反発を配慮せずに参拝しようとするのだろうか？？　そこには戦争で亡くなった人では無くて、その遺族である『日本遺族会』が関係しているように感じる..それでは『日本遺族会』とは、何でしょうか？？『日本遺族会(にほんいぞくかい)は、戦没者遺族の相互扶助を目的に作られた日本の団体である。1947年に「日本遺族厚生連盟」として設立された。傘下に政治団体日本遺族政治連盟を持つ。1979年、「国家のために父を捧げた遺児」のための記念施設の建設を政府に働きかけ始めた。厚生省は遺族会が提案したこうした要望をただちに支持し、1985年7月に厚生大臣の私的諮問機関として「戦没者遺児記念館に関する懇談会」を発足させ、1992年8月に基本計画を策定し、翌93年度の政府予算に計上する過程で、「戦没者追悼平和記念館」と名を変え、ようやく国会の委員会審議において公表された。また、遺族会は自民党中枢の人物からも支援されており、1993年から95年にかけての会長であった橋本龍太郎は、遺族会が記念施設の建設を要望した1979年当時、厚生大臣でもあった。九段会館・外観全景皇国史観的な立場を維持しつつ政府との緊密な結びつきを確固たるものとし、さらに政府からの莫大な援助を受けている。　1953年以来、政府は九段会館（旧称「軍人会館」。遺族会本部でもある）をレストランや結婚式場ごと無償で遺族会に貸し出している。2008年8月現在の会長は衆議院議員の古賀誠、副会長に参議院議員尾辻秀久。靖国神社など特定宗教団体との密接な関係がある。なお、太平洋戦争を肯定的に見る右翼的方針に反発する遺族は別団体「平和遺族会」を結成している。』（Wikipediaより）どうもこの日本遺族会が首相や閣僚の８月１５日の靖国神社参拝を政治目標としてきたと言うことらしいですね。その遺族会の意向に沿って、小泉前首相はアジアの猛反対を無視して靖国神社参拝をやり続けた訳です。今年の福田首相は、初めから『８月１５日の靖国神社参拝をしない！』と言っているので、ひと安心ですね^^今日の新聞にこんな記事が載っていました。『戦後６３回目の終戦記念日を迎え、２年前の小泉純一郎元首相の時とは一変して靖国神社問題は沈静化している。福田康夫首相は就任前から不参拝を表明「ポスト福田」を目指す麻生太郎自民党幹事長も不参拝の意向だ。「小泉参拝」が国内外の摩擦を生んだ余波ともいえ現職首相の参拝はむしろ難しくなった。政治目標として首相・閣僚の公式参拝を長年求めてきた日本遺族会も歴史的な方針転換を迫られている。』『遺族会などが８・１５公式参拝を初めて求めたのは１９７８年。国が靖国神社を管理する国家護持法案が７４年に５度目の廃案となったのを受け、運動方針を「公人参拝の定着」に転換。首相参拝を定着させることで神社を公的施設と認知させ、国家護持への環境を整える段階的戦略だった。しかし８５年に公式参拝した中曽根康弘元首相は、中国への配慮から翌年は見送り、国家護持も神社自身が拒んで挫折。その後も公式参拝運動方針だけが長年独り歩きした。』（8.15　毎日新聞）戦争の犠牲になった人たちを祀るのは（私は）当然のことであると思うし、戦争の犠牲になった人たちをお気の毒にも思う..　私も靖国神社の近くに行った時は心からのお参りをしています。だって戦争でなんか、死にたくなかっただろうと思うし怖かっただろう！と思うからです。　そう思って安らかに眠って欲しいと参拝する。そんな人たちが首相・閣僚の公式参拝を望むのだろうか？？　諸外国と摩擦を起こすようなことを望むのだろうか？？　ちょっと古い資料だが、こんな記事も見つけました。『日本遺族会福祉課によると、会員数は「昭和五十六(1981)年度の調査で百万世帯。その後は不明」という。「会員に戦没者の孫やひ孫まで含むかの判断などは各地方組織の裁量」（関係者）なのが実態だ。　〇三年度決算でも八億円以上の補助金・委託費を得る日本遺族会が「圧力団体」でありえた理由は周知の通り、厚労省、自民党、遺族会のトライアングルにある。旧厚生省の援護畑はかつて遺族会幹部に近い旧陸軍グループが支配的だった。これに票田目当ての与党保守勢力が結び、力を行使できた。』『..敗戦を十六歳で迎えたという東京大学の奥平康弘名誉教授（憲法）は「当時、戦争で困った人々はたくさんいた。兵士の遺族はその一部にすぎない。そもそも旧厚生省の成り立ちには良質な兵士の育成という陸軍省の狙いがあった。そんな経緯もあり、旧軍人を最も厚遇した遺族行政は不平等の連続でもあったといえる。」と指摘する。』（2005.9　日本遺族会　戦後６０年　曲がり角に　国が無期限無償貸与も　九段会館　【東京新聞】より）自民党衆議院議員の古賀誠氏を会長に、絶大な権力を持った時もあった日本遺族会..　会員の多くは遺族年金が少しでも多く貰えるならと思っている位なのだろうが、『数は力』の政治の世界にあって、その力を利用した政治家もいたのでしょうね！私は時々、考えます。　日本の国の為に尊い命を犠牲にした人たち..　そしてその死後は英霊として祭られはしたが、またもや日本の政治家に利用されているのかも知れないと..　だとしたら、本当に悲劇だ！　参拝する政治家の中に心からの参拝をする人が一人でもいるのだろうか？　毎年８月１５日になると大騒ぎとなった首相・閣僚による靖国神社参拝..　英霊達はどんな気持ちで見ているのだろうか？　心有る人は日付けに関係なく参拝しましょうね^^　死にたくなかった人たちの無念の思いを感じて下さい。ついでに私も軍犬の慰霊にも行ってきます。（知らなかったので^^）下らない政争や権力争いの為に、靖国神社を嫌わないで下さいね。それでは余りに亡くなった人達や靖国神社が気の毒です。彼らもまた利用された人たちかも知れないです..今日もblogＵＰに長い時間がかかってしまいました。キーボードを打つ速度も遅いんですよ＞＜　いつも長い文を読んで頂き、有難うございます^^今日も元気で　ファイト！　　　　　　　

2008.08.15

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ロシア最高司令官プーチン

　皆さーん、こんばんわ～^^　　　　　平和の祭典・北京オリンピックが開幕していると言うのに、世界は戦禍にまみれてしまった。　昨日のblogでも書いたように、中国から大きな弾圧を受けている新疆ウイグル自治区で１２日にも事件が起きた..『中国の国営・新華社通信によると、新疆ウイグル自治区の山間部にある高速道路で１２日午後、バスが横転し、乗客２５人が死亡した。バスは自治区のアクチェからアルトゥシへ向かっていたが、治安当局は犯罪が絡んだ形跡はないとしている。』（8.13　ＣＮＮ）と言うことなんですが、この新疆ウイグル自治区は紛争の種が分離独立運動の問題などとされていますが、現実には昨日の医師の告発にもあるように人権侵害である可能性も高い訳です。『事故現場は、新疆の中心都市ウルムチから約１１７０キロ離れた地点。新疆では北京五輪の開幕に合わせ、爆弾攻撃事件などが多発。１２日にはカシュガルの検問所で治安要員３人が複数の襲撃犯にナイフで攻撃され、死亡している。カシュガルでは８月４日にも、武装警察部隊が爆弾などで攻撃され警察官１６人が死亡、１６人が負傷する事件があった。同１０日には同自治区クチャで、武装グループが爆弾で公安施設などを攻撃し計１２人が死亡している。』（8.13　ＣＮＮ）世界が注目しているこの時期に、多くの事件を起こすことによって自分達の苦境を世界の人に伝えたいと考える人がいるのは、確かなようです..　　そしてもう一つ..　『グルジア紛争？戦争？』です。　軍事大国ロシアが参戦して戦禍は一気に広がったようですが、今の時間ではフランスのサルコジ大統領の仲介で、ロシアとグルジアの停戦合意が成立したようです。^^　と喜んでばかりもいられない..　一体、この戦争は何だったのか？　またまた分離独立問題だけと言うのは説得力がないというしかない。もう多くの人が気が付き出しているように旧ソ連から独立した『グルジア共和国』は中東の石油をロシアを経由しないでヨーロッパに運べるパイプラインの要衝にある。そして当然に、米国・ＥＵ寄りにいる国です。もし、そのパイプラインがなければ(もしくはロシアが支配していれば)、ヨーロッパのエネルギー供給をロシアの手に握ることが出来る可能性もあるのですね。それを背景に入れながら、今回のグルジア紛争を見てみると分かってくることが多いです。７日：夜にグルジアは南オセチアに軍事侵攻..８日：中国の北京オリンピック（ロシアのプーチン首相が参加）　その後帰国..９日：プーチン首相は南オセチア自治州に隣接するロシア南部・ウラジカフカスの　　　作戦司令本部に入り、誰が「最高司令官」であるかを明確に示した。　　　この機にロシア軍は南オセチアに空爆を開始し、南オセチアを越えてグルジ　　　アまで圧倒的軍事力で空爆した。こう見るとプーチン首相（元大統領）が実質的『ロシア最高司令官』であることは隠しようがない事実だと、私は感じますが..　　　陰が薄くてお気の毒なのがロシアの軍事・外交の権限を持つはずのメドベージェフ大統領になりますね..　民主的な温厚路線のロシアに変わるのではないかと期待していた人たちには、期待外れの観もあるのではないでしょうか？？ロシアはグルジア領内にまで侵攻..大規模な空爆をしたのですが、その中でも集中的に攻撃された所が『ゴリ』と『コドリ渓谷』になるだろうか？　完全にグルジア領内のこの２箇所は、ロシアにとってどのように重要な場所なのだろうか？１回殴ったら、違う相手が出てきて１００回殴り返されたのと同じことにならないだろうか。　大国ロシアの意図が見え隠れする.. 『圧倒的な軍事力を誇るロシアは、グルジアが南オセチアからの撤退を決めた後も容赦なく襲いかかり、火の手が次々に上がった。なかでもグルジア中部の要衝ゴリに対する空爆は激しかった。陸軍基地周辺の民間アパートも爆撃を受け約６０キロ離れたトビリシの病院では、犠牲者の家族のむせび泣く姿があった。』（8.13　読売新聞）アブハジア自治共和国ではグルジア政権が唯一支配していたコドリ渓谷を、南オセチアでの戦闘に乗じた独立派勢力がロシアの支援を受けて奪い取ったと言う..一応停戦は成立した。これからの進展と紛争の“本当に理由”が知りたいものです。blogのＵＰが深夜になってしまいました。　ここまでお読み頂きまして有難うございます^^お休みなさい...　　　　　　　

2008.08.13

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中国にも核実験の被害が？

　皆さーん、こんばんわ～^^　　　　　今日は書きたいことが沢山あって、悩んでいると朝のblogでお話しました^^やっぱり我慢出来なくて、中国の問題を書こうと思います。折角中国で行われている北京オリンピックですから、出来れば無事に終わって欲しい..　有終の美を飾って欲しいと心から思っていた。　余りに色々な問題が噴出して難問山積の中国に同情もするが、どうしても待てない問題が..　今の中国は隠れていた不満が、各地で噴出しているとしか言えないような状態にある。紛争..殺害..テロ..　新疆ウイグル自治区クチャ県で起きた爆発事件などは、中国の根深い問題点を感じさせる。先程のニュースでも新疆ウイグル族自治区の西部、カシュガルに入るシュール県の公道の検問所が襲撃され、少なくとも３人の保安要員が死亡、１人が負傷したと言っていた。この地域には何か大きな問題が潜んでいるようです。力で押さえつけても、どんなに警備を強化しても収まらない攻撃..そんな中、興味深いニュースを見ました。１９９９年にイギリスに政治亡命した中国・新疆ウイグル自治区出身の外科医である『アニワル・トフティ氏』が広島市で行われた原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列するため来日した。彼の主張は、何なのか？　産経新聞との会見記事から見てみます。『中国は１９６４年以来、私たちの土地で４６回にわたり核実験をしてきたが、この事実はまだまだ知られていない。南新疆では、内臓異常で腹やのどなどが肥大化した人が大勢いる村があった。先天性異常の大脳未発達で歩くことも話すこともできない障害児ばかりが生まれる村もあった。山で木を切って調べたところ広島に投下された原爆の３００倍もの放射性の反応が出たこともあった。だが中国は核実験による放射能汚染や後遺症の存在を認めていない。海外の医療団体の調査立ち入りも認められず、すべてが隠蔽（いんぺい）されている。中国が初めて核実験をしたのは東京五輪の開会期間中。そして中国は核実験を繰り返し軍事力を世界に誇示しつつ経済発展を遂げ、ついに五輪を開催できるまでになった。その影で実験のモルモットにされたウイグル人の生命、土地、資源が犠牲となってきた。五輪後も、中国のウイグル人への人権弾圧は続くだろう。』（8.10　産経新聞より）外科医である『アニワル・トフティ氏』は世界で唯一、原爆が投下された日本に来て核被害に苦しんでいるのは日本人だけじゃない..新疆ウイグル自治区の住民も放射能の被害に苦しんでいると伝えたかったと言います。そして日本政府には...『日本には毅然（きぜん）として中国に対峙（たいじ）してほしい。日本が弱腰になれば、中国は増長する。アジア太平洋地域で私が待ち望んでいるのは、力強い日本であって、強大で独裁的な中国ではない。』（8.10　産経新聞より）世界で唯一の被爆国・日本は彼の希望に対して、どのように対処するのだろうか？今になれば、無事にオリンピックを終わらせて欲しいという希望が強かったが..今だからこそ、必死の思いで世界に訴えかけている人々がいるのかも知れない..オリンピックが終われば、彼らの叫びは世界には届かない可能性が高くなる..そして厳しい弾圧も..　新疆ウイグル自治区の住民もまた同じ『人間』なのです..平和の祭典..　世界が一つに..　そんな夢を現実に少しでも近付けるために、今何が出来るのだろうか？？　私達日本人は、大人しい隣人でいるだけでいいのだろうか？くれぐれも、思想的に中国に反感を持っている人と一緒にしないでもらいたいです..広島や長崎の人たちと同じ苦しみを味わっている、新疆ウイグル自治区の住民の話をしているのです。初めに日本の放射能被害に対する医療技術の提供など出来ることがあると思うのですが..　皆さんは、どう思いますか？？助けを求めている隣人がいれば、出来る限りの手助けをしてあげたい..　何か、出来ることはないか？？　そんなことを考えていました。今日も寝返りを沢山打ちそうです＞＜皆さん、お休みなさい！！　　　　　　　

2008.08.12

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ロシア参戦と長崎原爆の日

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日も夏日ですね～（夏だから当たり前か^^）　暑い日々をいかがお過ごしですか？どうしたら少しでも涼しくなるのか？、日々頭をひねっていますが動く気がしないので何を考えても意味が無いです＞＜　それに考えるだけでもエネルギーの消耗が考えられて、思考停止が一番の省エネのように思ったりもして..^^　　困った話です。昨日は８日夜から始まった『北京オリンピック』に釘付けになり、寝不足で朝を迎えた人も多かったのではないですか？　勿論私もその一人で開会式の後、あ～でもない、こ～でもないと余計なことを考えつつ（プーチンの表情が冴えなかったのとブッシュが盛んに話し掛けていたことなど..）、ネットでグルジア軍の戦況など検索していて床に着いたのは深夜になった。当然朝は遅い！　暑くて寝ていられなくなったので起きたのです＞＜　その後に軽い食事をして薬を飲む。私はすぐにはテレビをつけないでＰＣの電源を入れる。その後 gooleのニュースを見て、あれこれ..　その後にテレビがつく..　のんびりしていたら『長崎原爆の日』の１分間の黙祷が終わっていた..かなりショックだ！　毎年の恒例行事にしていたのでガッカリ..　ところが以外にも長崎原爆の日の黙祷は、忘れることが多々ある..　原爆の日自体を忘れていることも過去にあった。　この違いは何だろうか？　広島の原爆の日は忘れることがないのに、数日後の長崎原爆の日はこの有様です..　情けない！！昨日８月９日は６３回目の『長崎原爆の日』でした。１９４５年８月９日午前１１時２分、長崎に原子爆弾がアメリカによって投下された。今年１年間に死亡が確認された人は３０５８人。死没者は１４万５９８４人になった。今の社会に生きる私たちも幾多の苦難の中にいますが、６３年前の暑い暑い夏の日にもっと暑い熱線に焼かれて死んでいった人たちのことを少しだけ思い出して欲しい！私はこの時期が来ると中学生のときに読んだ、大江健三郎氏の『ヒロシマノート』を思い出します。何度も読んだからでしょうか、それとも衝撃の大きさからでしょうか、多くの部分が記憶に残っています。　多感な時期に読んだ『ヒロシマノート』..皆さんは、読んだことがありますか？　決してアメリカを非難しているような安っぽい本ではないです。日本人や外国人..全ての人間に読んでもらいたい本です。中学生の私でも読めた優しい本ですので是非読んでみてください。日本人だけが持っている貴重な原爆体験を、古臭い過去の遺物として置き去りにしてはいけないと思います。広島の原爆記念式典に続き、福田康夫首相、河野洋平衆院議長、舛添要一厚生労働相が出席してくださいました。核保有国からは唯一ロシアが出席しています。ロシアは広島の式典にも出席してくれていますね。（感謝！）　ところがアメリカは来ない！世界の核保有の９５％を持っていると言われるロシアとアメリカ..　この二つの国の参加無くして『核問題』の解決は、お話にならないです。　　福田総理は８日夜の北京オリンピック開会式に出席、９日未明には日本に帰国。そのまま９日午前１０時４０分から始まる『長崎原爆の日』の式典に出席したことになります。真夏の今、これだけの強行スケジュールは大変だと思います。(感謝！)　相変わらず靖国神社へは外国の批判をもろともせずに参拝なさる国会議員の皆さんも、広島に続き、長崎の原爆の日式典にはお出でにならなかった。戦争で無くなった兵士と原爆で死んだ民間人の差は何なのでしょうか？？　戦争で犠牲になった全ての人達のご冥福をお祈りしたいです..そんな中で行われた『グルジア共和国』による『南オセチア自治州』への軍事作戦..そこに『南オセチア自治州』を支援しているロシアが参戦して、戦争が拡大している。『ロシアは８日にグルジアの首都トビリシ近郊の軍基地を空爆したのに続き、黒海に面するポチ港や旧ソ連の独裁者スターリンの出身地、ゴリ近郊を軍用機で爆撃。ゴリではアパートが空爆を受けて民間人に死者が出ている。　ロシアが支援するグルジア北西部の独立派地域「アブハジア自治共和国」のグルジア支配地域も空爆を受けた。ロシアが、アゼルバイジャンからグルジアを経由、トルコへ原油を輸出するＢＴＣパイプライン周辺を攻撃したとの情報もある。』（8.10　産経新聞）『グルジア共和国』からの分離・独立を望んでいると言われる『南オセチア自治州』ですが、石油パイプラインの問題を含んで(いや、それが一番だろう)、ロシアや欧米諸国が絡み合ってくるのだろうか..　この戦争の行く末はまたもや大国ロシアと米国の出方で決まるのだろうか？？　代理戦争はお断りだ！！　石油利権もお断りだ！！ロシアも含めて即時停戦を３カ国に申し出たブッシュ米国大統領だが、誰から見ても『人のことを言える義理があるか？』と思われるのがオチだろう？？　　　北京五輪のスローガンである『One World, One Dream(ひとつの世界、ひとつの夢)』が実現するのは、いつだろうか？？開会式の華やかさだけが印象に残って、五輪スローガンが出てこなくて困りました＞＜暑い毎日が続きますが、健康第一に楽しい夏休みをお過ごしくださいね～^^今日も元気で　ファイト！　　　　　　　

2008.08.10

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広島の原爆投下は米国です

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　辛い８月６日がまた巡って来ました。８月６日が何の日か？すぐに分かる人はもう少なくなってしまいましたね^^　それでもテレビで『広島原爆の日』式典を報道してくれるので気が付きます。　私はテレビを見ながら８時１５分になると１分間の黙祷を一緒にします。一年に一分間だけ暑い日に熱い熱線に焼け死んだ人達の無念を思い浮かべます。『水を下さい！』『助けて下さい！』と叫ぶ人たちの声が聞こえてくるように感じます。１９４５年８月６日午前８時１５分、広島に原子爆弾を投下したのはアメリカです。原爆についての報道が少なくなる中で、原爆を投下したのは『ソ連(現ロシア)』と答える小学生が多くなったと、随分前に報道されていた..　　　　世界で初めて『原子爆弾』を広島・長崎に投下（使用）したのは、アメリカです。そんな大切なことを絶対に忘れないで下さい。　毎年８月６日に行われる平和式典には『核保有国』を招待していると言うが、参加しているのは３年前からロシアと今年から中国が参加しているだけです。アメリカは勿論、他の核保有国も参加して欲しいものです。そして日本政府から広島の平和式典に参加したのは、福田総理大臣・舛添要一厚労相・衆参両院議長でした。８月１５日の終戦記念日、靖国神社に(諸外国の反対を押し切って)列をなす閣僚達にも是非、広島の平和式典に出席して欲しかったと思うのは、私だけでしょうか？広島の原爆投下など過去の話だと思っている人も多いだろうが、現在、広島市内に住む被爆者は３月末現在で７万５６４２人になります。平均年齢は７４・８歳です。この方たちが今後１０年で高齢化のピークを迎えるのです。広島市長が平和式典のスピーチで言った『暖かい支援』の必要性を、政府は受け止めて欲しいと思います。福田総理や舛添要一厚労相なら、分かってくれますよね！　　今日８月６日、広島市中区の平和記念公園で行われている式典の正式名称は...『原爆死没者慰霊式・平和祈念式』（平和記念式典）です。　覚えておいてね！世界で唯一の被爆国でありながら、世界に対して『核廃絶』を大きくアピール出来ているか？心配になります。なぜなら世界はますます『核開発』『核保有』競争に血道を上げているしか思えないからです。　そして日本でも、『核保有』を平然と主張出来る雰囲気が出来つつあるように思うのです。世界中が軍事力強化に向けて『もっと、もっと..』と進んでいる..　広島市長のスピーチにあるように、米国大統領が平和を大切にする大統領に代わることを期待したいです。　　日本は非核三原則(持たず、作らず、持ち込ませず)を堅持したいものですが、実際はどうなのでしょうか？　『中川昭一（当時：自民党政調会長）が核武装論を肯定する発言をしたということに対して非難が集中した。しかし、本人が発言したのは核に対する“議論”であって核武装を肯定したわけではなく、麻生太郎（当時：外務大臣）などは、“核保有及び武装の論議自体をも許さないかのような状態は、憲法の保障する言論の自由を奪っている”として、議論自体は認められるべきとの見解を示している。』『2006年11月14日に核保有についての鈴木宗男の質問主意書に対して「政府としては、非核三原則の見直しを議論することは考えていない」と強調しながらも「核兵器であっても、自衛のための必要最小限度にとどまれば、保有は必ずしも憲法の禁止するところではない」との答弁書[を出した。2002年2月、早稲田大学での講演会（非公開）における田原総一朗との質疑応答で、安倍晋三は「小型であれば原子爆弾の保有や使用も問題ない」と、発言したと『サンデー毎日』（2002年6月2日号）が報じて物議を醸したが...』　以上『』内は（出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より）少なくとも中川氏、麻生氏、安倍氏の核兵器への考え方が分かったような気がします。これからの日本はどこに向かうのでしょうか？　それを決めるのは国民です。願わくば、広島・長崎で被爆された方たちのご苦労が無駄にならないようにしたいものです。　そう思いませんか？　どうしたら、暴力を伴わない平和は構築出来るのでしょうか？　考えてみて下さい！平和式典の放送が終わり、高校野球の様子が映し出されています。　日に焼けた顔で頑張る球児たちが眩しいですね^^　それでも毎年、平和式典の様子や原爆関連の放送時間が短くなるように感じて残念です。　　　　今日も元気で　ファイト！　　　　　　　　

2008.08.06

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今更！『非核三原則』の問題

　皆さーん、おはようございま－す^^　　　　　今日は朝から本格的な雨でざんす＞＜　朝と言うより明け方から強い雨音を聞いていたから、かなり長い間降っているのでしょう..　大雨の時は、家と周辺の被害について充分に気を付けて下さいね。お出掛けの時などグルリと周りを点検してみて下さい。雨水の排水は大丈夫か？　雨水溝から溢れていないか？　土から水が染み出ていないかなど、自分で出来る点検も多いと思います。試してみて下さいね。特に最近の住宅は美観上？、建設費の節約？　などの理由から雨樋から出る配水管の数が少ないと建築家の友人が言っていました。大雨の時は点検のチャンスです^^今朝のテレビニュースでアメリカの原子力空母『ジョージワシントン』の火災状況が報告されたと言っていた。船内も公開され、火災状況の説明がされるのは異例のことだと言います。搭載されている原子炉に被害がないことを強調するための配慮とも言われている。少しでも入港反対運動をかわしたい狙いもあるのでしょう..この原子力空母..夏に横須賀に配備される予定なのだそうです。『原子力空母(げんしりょくくうぼ)とは、軍用航空機を海上で運用することを目的に作られた航空母艦（空母）のうち、原子炉を搭載し核反応による反応熱を熱源とする機関をもつ艦船。現在公表されているところでは、全てが原子炉＝蒸気タービン艦である。長大な航続力を誇る。』（Wikipediaより）そこで“フッと”頭をもたげた..日本の『非核三原則』は、どうしたのだろうか？こんなに堂々とニュースで流れるほど、『非核三原則』は崩れたのでしょうか？『非核三原則(ひかくさんげんそく)は「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という、日本政府の三つの原則。..法律ではないため、この三原則自体に法的な拘束力はないが「核兵器を持たず、作らず」の日本独自の核保有に関する2項目については、1955年に締結された日米原子力協力協定や、それを受けた国内法の原子力基本法および、国際原子力機関（IAEA）、核拡散防止条約（NPT）等の批准で法的に禁止されている。』（Wikipediaより）一応、今でも日本では『非核三原則』が生きているようですが..　日本政府が自ら決めた日本独自の原則を実際にはもう放棄してしまうのでしょうか？　　日本国民はそれで良いのでしょうか？　『知らない内に核が持ち込まれていた』ということが無いように..　済し崩し的に認めさせられないように注意したい。世界で唯一原子爆弾を落とされた被爆国・日本が『非核三原則』を守らなくて、どうやって世界に核軍縮をアピール出来るのかと私は疑問です。中国は核爆弾を持っている..　北朝鮮も核実験に成功した..　領土問題も山積..安保条約も何だか頼りない..　アジアも世界もきな臭い..　現実を見ろ..そうやって脅されながら、自衛隊は巨大化してきた..　年間５兆円の予算が使われていても予算削減はされない『聖域』扱いです。侵略されたら、どうする？　現実的対応を考えろ！　理想論で世界には対応出来ないだろう..　軍事問題を書けば、私はいつもそう言われて脅されてきました..そうやって国民を脅しながら、憲法９条を拡大解釈させながら日本は軍隊を強化させて来たのです。　それでも『歯止め』は必要だと私は考えます。一部大物政治家は日本の核武装を論じ、そこまで行かないまでも『小さな核兵器』の議論位はいいだろうと言う..　言論の自由だとも言っていた..　　はて..『小さな核兵器』とは、何だろう？　皆さんは、知っていますか？６月２日のblogで私は『劣化ウラン弾』の被害について書きました。アメリカが湾岸戦争・イラク戦争で大量に使った『劣化ウラン弾』による被害が今、子供達を苦しめています。核爆弾製造過程で作られる『劣化ウラン』..　言わば、産業廃棄物だ..　アメリカはそれを大量にイラク戦争で使った..　その劣化ウラン弾から放出された放射能で今、多くの被害が出ています奇形児の発生率。。。。。。戦前の７倍子供の白血病の発生率。。。戦前の７倍勿論、今なお戦争状態にあるイラクで因果関係を証明出来る筈もないが、国内が安定次第、被害状況の調査をして頂きたいですね。放射能汚染..『劣化ウラン弾は核燃料を製造する過程でできる副産物で放射性物質を含みます。大変硬質なので、弾丸にすると戦車を打ち抜いてしまうほどの破壊力を持っています。この劣化ウラン弾で破壊する際に、エアゾール化して放射性物質が撒き散るので“小さな核兵器”とも言われています。』(｢イラク湾岸戦争の子供達｣)（ソース先：http://www.koubunken.co.jp/0300/0281.html）『小さな核兵器』..ここに出てきましたね。小さな核兵器とは、劣化ウラン弾のことだったのですね。確かにあった『非核三原則』（実際は密約もあったと分かったが..）　ところが今は、堂々と原子力空母が横須賀港に入って来ている..　この空母から飛び立った戦闘機から『劣化ウラン弾』が落とされたのだろうか？　そう思うと何だか日本と言う国が、私は情けなくなってしまいます..　今、混迷する世界情勢、アジアの情勢、朝鮮半島情勢、領土問題..　これからの問題を日本は、武力を持って解決しようとするのか？平和的に外交で解決しようとするのか？　分かれ目に来ていると思います。　なし崩し的に誘導されるのは止めたいです。　国民が自らの意思を持って選択することだと思います。明日までは雨だそうです。週末は晴れるのかな？　早いもので今日は木曜日です。折り返しを過ぎました^^　もう少しの頑張りですよ～　今日も元気で　ファイト！　　　　　　　　　

2008.06.12

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アフガニスタンを忘れない

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　今日は雨の降っていない朝を迎えました^^　雨戸を明けたときに晴れていると嬉しいですね。少し明るいです。もしかしたら、太陽が見えるかも知れません。晴れるといいね！　う～ん、私って農耕民族だとツクヅク思います。　『晴耕雨読』..　私のことです^^皆さんは忘れられない..記憶に残る場面（映像）などが幾つかあると思いますが、私にも記憶に刻み込まれた映像が幾つかあります。その中の一つが米国によるアフガニスタンへの空爆です。爆撃された後、映し出された貧しい子供達の一人が笑っていました。まだ３～４歳の少女です。カメラを向けると笑っている..　私には悲惨な状況の中で見た一筋の希望でした。可愛い女の子が笑っている..　映像のそこだけに光が当たっているように見えた..ところがナレーションは..『この女の子は目の前で両親が爆撃により殺され、恐怖の余り精神に異常をきたしています。それでいつも笑っているんです。』　そう言っていた..その子の笑顔..　汚れた服..　あれから、あの子はどうやって生きているのだろうか？　いつも私の記憶から消えない衝撃的映像でした。爆撃したアメリカ人は見ただろうか？　世界一貧しい国を、世界一豊かな国が叩き潰す..　あっという間にアフガニスタンは消えてしまった。あの時の日本はアメリカの後押しをしただけだ。毎日、毎日、９.１１の映像を見せられ、日本国民の中にも首謀者を匿ったアフガニスタン攻撃を容認する空気があった。その陰で、どれだけ多くの一般（非戦闘員）のアフガニスタン人が殺され、子供達が死に、親を亡くしたことか？　その中の一人があの笑う少女なのです。　今までの『アフガニスタン復興支援』に日本は１４５０億円を支出表明しているとテレビが言っていた。　そして..『　政府は２日、アフガニスタン復興への貢献策をめぐり、インド洋での海上自衛隊の給油活動を来年１月の期限切れ後も延長するための新テロ対策特別措置法の改正に伴い、アフガン本土での自衛隊活動を可能にする新たな規定を盛り込む方向で検討に入った。アフガン本土に展開する国際治安支援部隊（ＩＳＡＦ）の後方支援業務として、自衛隊による人道支援物資の空輸などが想定されている。』（2008/06/02 共同通信）アフガニスタン復興支援と言いながら日本政府は米国への給油活動を継続させ、その上、新たに自衛隊をアフガニスタンに上陸させて活動させようと言うのだ。アフガニスタン復興支援と言う名の、自衛隊の海外派兵だ！！言わば、アメリカの尻拭いで１４５０億円を支出しながら、次は自衛隊の海外派兵への道筋を作ろうとしている..　海外派兵を禁止している憲法問題はどう解決するのだろうか？　平和憲法をどう守るのか？　このままアメリカの言うままに日本軍隊を復活させていいのだろうか？？　日本人の中には軍事力が増せば、アメリカの影響力から逃れられると思っている人も多いと思いますが、それはどうでしょうか？？私は膨大な軍事費に苦しむアメリカの軍事力の肩代わりをさせられる可能性の方が大きいと思いますがね..　日本の与党政治家は誰一人、アメリカに逆らえる人は、残念ですがいないように思います。　　日本の行く末にとって大切な問題です。　報道が少なくて分かりにくいですが、関心を持って眺めてください。　そして少しでも日本独自の本当のアフガニスタン復興支援をして欲しいです。その責任が日本にはある..雨が降っていなくても梅雨です^^　にわか雨が降るかもしれないので傘を忘れないで下さいね～。　今日も元気で　ファイト！　　　　　　　　　

2008.06.04

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安全保障と言う名の軍拡競争

　皆さーん、おはようございまーす^^　　　　　昨日から『梅雨入り』してしまいましたぁ～＞＜　これから毎日雨なのかな..雨に濡れたアジサイも好きだけど、毎日雨じゃねぇ～..　　昨日はイラクの小児ガンの増加についてお話しました。因果関係は証明されていませんが、アメリカが使用した『劣化ウラン弾』が原因と思われています。『劣化ウラン弾　＝　核兵器や原子力発電用の濃縮ウラン製造過程で生まれる大量の劣化ウラン（ウラン２３８）は、鉛より比重が重く、優れた貫通力は対戦車砲として絶大な威力を発揮する。摩擦熱による発火力も高く、発火の際に放射能を含んだ微粒子が大気中に飛散。劣化ウランの持つ強い毒性と併せ、人体や動物に悪影響を与え、環境汚染を引き起こす。』産業(核)廃棄物を有効利用したつもりだろうが、敵だけでなく自国の兵隊までも被爆させていることに注目しますね。そして戦後に生まれた子供に多く出る白血病、リンパ性ガンなどの様々なガンが増加した。先天性異常を持つ新生児の誕生も目立つと言います。この悪魔の兵器『劣化ウラン弾』は１９９１年の湾岸戦争で米・英軍の新兵器として、イラク軍に対し初めて実戦で使われたものです。次はイラク侵略時に使いました。戦争が終わってからも大きな被害を市民に残す兵器（劣化ウラン弾）を日本の自衛隊に配備したいですか？？　使用したいですか？？日本はクラスター爆弾の使用禁止に賛成しました。　福田首相の強い意向だと聞いています。　小泉前首相の作った制度の言わば尻拭いで窮地に立たされている感のある福田首相..　ちょっと気の毒に感じます。まあ同じ自民党なので大差ないのかも知れないが..　兎に角福田首相が英断を下したクラスター爆弾禁止条約への参加を私は高く評価しています..　それともう一つ..　薬害肝炎の全員救済をしたことも高く評価しています..　　有難う..福田首相..　クラスター爆弾の使用禁止・廃棄に関して反対する人たちがいると思います。彼らの言い分は、米国・ロシア・中国が参加していないこと..　最新のクラスター爆弾は除外されている事を上げているが、それがどうした！である..ニュースで『軍事評論家？』という人が言っていた。　広範囲に殺傷力のあるクラスター爆弾は有効な兵器だと言うのである。日本の安全保障上問題があると言っていた..　おいおい何が安全保障だ..　クラスター爆弾は飛行機で空から爆弾を落とし、その爆弾が地上近くで沢山の子爆弾になって飛散する兵器だ。『専守防衛』の自衛隊で使う機会は少ない筈です。　国土の狭い日本で使えば、日本国民への被害は大きいと考えるべきでしょう。尚且つ、不発弾が多いと言われ、戦後になってから被害に遭う市民が多い兵器でもある..　『専守防衛　＝　他を攻撃することなく、もっぱら守りによって自国を防衛すること。武力行使を禁じた日本国憲法下における自衛隊のあり方とされる。』（広辞苑）ところが日本の『軍事評論家』は安全保障上、問題があると言う..　　安全保障を出してくると何故か、何でも言えてしまう風潮が今の日本にはある。安全保障とは、何なのか？　しっかりと考える時に来ていると思いませんか？安全保障のためなら、何でも許されるのか？『安全保障　＝　外部からの侵略に対して、国家および国民の安全を保障すること。各国別の施策、友好国同士の同盟、国際機構による集団安全保障などがある。』（広辞苑）日本の安全保障は、憲法９条により『専守防衛』の戦力のみの筈です。その為に年間５兆円と言う『防衛費』を、税金の中から使っている..軍事費で言えば、世界で５番目に多く使っているのです。１.アメリカ　２.ロシア　３.中国　４.フランス　そして日本..　６.のイギリスより多いのです。（２００６年）領土問題を見れば、竹島（韓国）、尖閣諸島（中国）、北方領土（ロシア）がある。北朝鮮のテポドンは日本に向いていると言う..　中国もか？？そうやって煽れば、国民は苦しい生活の中から防衛費を出す事に不満を言わなくなる..　それどころか、益々の軍事強化を望む人だって出てくるだろう..あの北朝鮮を見てみよう..　なんと５５億ドルも軍事費に使っている..　疲弊している国民を黙らせるのは『侵略される恐怖』だけだろう..日本はどこまで行けば、『もういい！』になるのだろうか？限度を決めなければならない気がします。『侵略されたら、どうする？？』　　　『安全保障は？？』『中国、韓国、北朝鮮、ロシア..　これらの国が信用出来るか？？』　.....そうやって日本国民は、社会保障費を削りながら防衛費を捻出してきたのです。『侵略されたら、どうする？』と言う恐怖感を与えたのは誰か？？世界の軍事費は約１兆ドル..　(馬鹿げている。軍縮への道はいつから消えた)世界の軍需企業（兵器）トップ２０　　（ドル）１アメリカボーイング２０５億２アメリカロッキードマーチン１８９億３アメリカノースロップグラマン１７８億４アメリカレイセオン１５２億５イギリスＢＡＥシステム１４０億６アメリカゼネラルダイナミック９８億７フランスタレス６８億８フランス E A D S ５６億９アメリカＵＴＣ４６億１０イタリアフィンメカニカ３７億１１アメリカＬ-３コミュニケーション３０億１２アメリカサイエンスアプリケーション３０億１３アメリカコンピュータサイエンス２９億１４イギリスロールスロイス２９億１５日本三菱重工２８億１６アメリカゼネラルエレクトリック２２億１７フランスＤＣＮ２１億１８アメリカハニーウエルインターナショナル１８億１９イギリスＧＫＮ１８億２０アメリカユナイテッドデフェンス１７億（２００４年ストックホルム国際平和研究所資料）安全保障と言う名の隠れ蓑で『軍拡』が進んでいる..　雨..　雨..　雨..　明るい雨具を持って、お出掛けしようかな？？今日も元気で　ファイト！　　　　　　　

2008.06.03

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