インファナル アフェアインファナル アフェアを見た。現在公開されている無間序曲の第一弾だ。 おもしろかった。 まず脚本がいいと思う。無理のない展開で、それぞれの登場人物の複雑な関係を描いている。 香港のやくざ映画だとどうしても”男たちの挽歌”が頭を離れなくて、そういうイメージだと思いこんでしまう。 が、この作品は撃ち合いはあまりない。多面的なストーリーが進行する。 また、主役級の4人がそれぞれ魅力的である。 アンディーラウとトニーレオンはかっこいいだけでなく、影のある主人公の部分をうまく表現している。 ウオン警視とサムは見た目は、単なるおっさんなのだが、生き方がかっこよく感じさせる。 中盤まで淡々と進むが、後半に速度と展開が早まる。 第二弾はこの物語の前を描いているらしい。 第三弾が今年の12月に香港、来年5月に日本で公開されるらしい。 ひさびさに映画館でみたいなと思わせた映画だ。 |