2011/05/07(土)14:02
菜園は西洋たんぽぽの花盛り!
わが家の菜園の野草は、たんぽぽの花盛り!
西洋タンポポはもう、何十年もまえからのおなじみでもある。
ふと、気がつけば、古くからの日本古来のタンポポを見ることが出来なくなってしまっている。
そういえば、会席料理に添えられているタンポポは造花に代わってしまっている。
日本タンポポは、会席料理に添えられる花はもちろん、
葉っぱもおひたしにして、食べることもできたのだが・・・
日本タンポポの葉っぱには、人と共存しようとする雰囲気が感じられる。
西洋タンポポの葉っぱは、種を絶やさないためのたくしい生命力を感じる。
日本タンポポは、昆虫の媒介で受粉して種子が出来るが、
西洋タンポポは受粉しないでも種子ができるようだ。
このあたりに、西洋タンポポの繁殖力の強さの秘密がありそうだ。
そんな雰囲気のせいか、西洋タンポポは花も葉っぱも、
見た目にも美味しく食べられそうな雰囲気を感じられない。
そんな強い生命力が、根っこを乾燥して煎じタンポポコーヒーとして飲むことにつながったのだろうか。
タンポポは別名、蒲公英とかチチグサとかなどとも呼ばれ、民間薬として、胃病、便秘、肝炎、浮腫、乳汁不足、とげのたたったとき、はれもの、いぼなどの効能もあるそうだ。
今度、トゲが刺さったときに、たんぽぽの白い乳汁を塗ってみよう。
西洋タンポポは花のガクが、外側に半分反り返って下がるかたちになっているが、日本タンポポはガクがしっかり花についていることで、見分けられる。
放っておけば、どんどん増える。
それで、掘り起こしても掘り起こしても、年々、どんどん増える。
しかし、自然は、うまく出来ている。
動物も植物も、増えすぎれば、自然に自滅するようになっている。
草取りに悪戦苦闘する必要もなさそうである。
野菜を栽培する畝は、必要に応じて耕すので、それが草とりも兼ねている。
野菜も草と共存させると、草とともに水分を吸い上げて分け合い、草が陰になって柔らかい葉っぱが育つ。
肥料は、多めに草の分も与えればよい。
野菜を収穫した跡の草は、埋めて土に戻せばよい。
菜園の草とりは、力仕事の疲れたときの骨休め程度が、よさそうである。
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