2011/11/03(木)12:06
田舎じじいのたわごと:食べ物で家族の命を守ろう!#3
一物全体食がよい。
わが家では、つい最近までは、さばなどは、一匹まるごとか買って、キッチンで、かしらをはね、二枚におろして、煮付けていた。
近頃では、魚屋で二枚におろして下さい、というと、必ず、えっ?三枚じゃないのですね、とわざわざ、念を押されるようになった。
「骨の髄までしゃぶる」と言う言葉があるように、骨の髄は血液が生産されるところだから、身にはないリンや鉄などのミネラル、ビタミン類や良質の脂肪等が含まれている。
たいぞ~さんが子供の頃は、近くの川で獲った魚は頭も「しがんで」食べて、喉を通らない骨だけを吐き出していた。
ちかごろでは、一旦口の中に入れたものを吐き出すような、こんな食べ方をすることは家庭の中でも、無くなってしまったが…
「しがむ」という習慣を子供の頃に経験していると、食べ物を口の中で味わうという習慣もついているので、食べ物の腐敗が始まっているかどうかを味わう(?)ことも出来るので、食中毒に遭遇する危険性が少ないという有利性がある。
いわしなどは、今でも頭から尻尾まで食べてしまうことがある。
頭を切り落としたいわしを店先で見ると、違和感を覚えることがある。
サンマなども、頭を切り落としたものが焼かれて皿に乗って目の前に現れると、やはり、美味しさが感じられない。
やはり、皿にのる魚は、「おかしらつき」が好みである。
さすが、サンマの頭を「しがむ」ことは、もうしていないが…
その上さらに、骨の髄には食欲をそそるうま味、風味がある。
トン骨スープや鳥ガラスープが美味しいのは骨の髄のうま味があるからだ。
サンマやいわしなどの魚は、わた(内蔵)も骨も食べるようにするのがよい。
小骨などは、よく噛めばのどに刺さらずに通過してしまう。
海の浅いところを泳いでいるこれら青背の魚は、水圧がかかっていないので骨が柔らかく、焼いて食べることが出来る。
青背の魚は「骨まで愛して」、焼いて酢橘を搾ってかけて食べるとよい、ということですかね。
よろしければ『ポチーッ』とお願いします。
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