"菜翁が旨"さんのほほ~ぇむ健康ペ~ジ

2012/09/10(月)21:52

白才の移植

田舎の生活(350)

今年の夏は、日照り続きで毎年海の日ごろに植えつける「岩津ねぎ」すら枯れてしまった。 ねぎは、干しねぎにする位だから、水遣りなぞしなくても、日照りで枯れるなんてことは、考えてもみなかった。 そういえば、近年の気候は昔の気候とは随分と変わってしまっている。 第一、このところ十年ほどはタイヤチエーンを必要とするほどの積雪が見られなくなってしまっている。 そのせいか、真夏には手を切るように冷たかった地下水をくみ上げている水道の水温が、 公営水道の水温と変わらなくなってしまっている。 この地下水道の水で冷やした瓶ビールは、直ぐに生暖かくなってしまう冷蔵庫で冷やしたものとは違って、真夏でもなかなか生暖かくなることはなかった。 そして、第一、生ビールに負けないほど、旨かった。 話がそれてしまったが、気温が高いからといって、ハクサイの種蒔きを遅らせると、これまた、ハクサイが大きく巻かずに周りの葉っぱばかりになったしまう。 不思議なことではあるが、ハクサイは例年通りの時期に種蒔きをする必要がある。 わが家は毎年、ポットに種を植え付けて菜園に移植するので、菜園の畦の準備は種蒔きの時期依存する心配がない。 今年は、九月に入ってからは、夏場の雨不足を解消するかのように雨が降り続けて、なかなか畦たてをする機会が少ない。 降り止んだ時期を見計らって、畦たてをせざるを得ない。 ま、この時期は、一雨ごとに涼しくなる季節でもあるので、降る雨は有り難いものでもある。 この、ハクサイの種を蒔くポットであるが、わが家では、使用済みのコーヒーのフィルターを広げて長方形に切ってホッチキスで止めて、その中に菜園の土を詰めて、種を三粒落とし込んで、ヤキヌカを振り掛ける。 ヤキヌカとは、籾殻を燃やさずに焼いて炭のようにしたものである。 ヤキヌカを作るのは、燃えないようにするためになかなか手間のかかる仕事である。 花や野菜の土を買えば簡単ではあるが、ヤキヌカ作りも、また、野菜作りの楽しみの一つでもある。 近くで干している洗濯物に浸み込んだヤキヌカの香りも、また、良い香りでもある。 その、ハクサイの畦であるが、真ん中を割って稲藁を埋め込んでおけば、畦の乾燥を防ぐことが出来る。 今年の新米はまだ収穫されていない。 籾殻も稲藁も昨年のものである。 ミミズや微生物の力を借りて、土に帰るものなら、何でも利用するのが、田舎の生活でもある。 そういえば、開墾して苦労して田畑を作っていた人たちが、生えた草も穴を掘って埋めて土に帰していた、と語っていたことを思い出した。 良い土は人間にとっては大切なそして貴重な財産である。 よろしければ『ポチーッ』とお願いします。 J最近のブログの目次 (クリックすると日記を読めます)12345カリッツ!と音がして歯ごたえのある自家製のラッキョウ 20120901田舎の生活:『快適な日々のための地道な活動』の一端 20120818今年の暑さはわやくちゃだ! 20120808夏は暑いのだ!精一杯汗をかけ! 20120729もう始めている冬支度!アリかキリギリスか? 20120720夏野菜が採れすぎて・・・ 20120712職員室の拭き掃除を終えて『今日は○色だった』とみんなに報告 20120626 チンチンドンドンチンドンサイトマップ へ「たいぞ~さん」のブログのIndex(5)へ「たいぞ~さん」のブログのIndex(4)へ「たいぞ~さん」のブログのIndex(3)へ 速水御舟・春昼(大正13年)(部分)

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