"菜翁が旨"さんのほほ~ぇむ健康ペ~ジ

2013/03/02(土)21:12

40歳から成人病検診

健康管理(29)

勤めていた会社が加盟していた健保は『政府管掌保険』であった。 現在は、『協会健保』と呼ばれている。 この健保では、加盟会社の40歳以降の希望する従業員に対して、『成人病検診』を推奨していた。 推奨方法は、検診料の半額を健保が負担するという制度であった。 検診料の残り半額は個人負担であった。 私が勤めていた会社では、検診を受診する従業員に対しては、有給休暇とは別枠で特別休暇を付与してこの検診を受診しやすくしてくれていた。 ご当時、夜のどか食いでメタボ状態であった「たいぞ~さん」も、まわりに誘われて、なにげなく受診していた。 心電図検査で「不整脈」、血液検査では「高脂血症」、「バリウム」検査では「十二指腸潰瘍」が疑われて、『要精検』のハンコがペタンと押された検査結果が返ってきた。 この数年前、35,6歳のころから、なんとなく身体がだるい、しんどい、といった症状を感じて、会社の保険医である近くの病院で、丸一日かけて口からバリウムを飲んで胃、十二指腸そして、お尻の穴からもバリウムを注入して大腸・・・と検査してもらったことがあるが、その時の検査結果は、異常なしであった。 しかし、だるい、しんどいという状態のままであった。 一念発起して、毎朝のジョギングをはじめて、無理をしないように身体の様子を伺いながら一ヶ月単位くらいごとに距離を伸ばして、そのうちに近くの山を走り登るようになった。 登り片道十四、五分を遅くても歩かずに走り続けて登るのであった。 始めのころは、山頂が近づく頃には、肺に酸素が足りない(大きく呼吸しても肺に酸素が充分に吸い込めない)とはっきり感じる状態であった。 肺活量が少なかったのだろうか? 二十台の頃には、人並みの肺活量であったが、やはり運動不足気味だったのだろう。 そんなジョギングを続けているうちに、身体にも自信がついて、そのころ始まった市民マラソンにもでてみようかな、と思い始めて、一番短い10キロに参加してみた。 7,8キロ付近で足が引きつって走る、というより歩いているような状態であった。 見かねた道端の応援の人が家のなかからスプレーを持ち出して足にかけてくれたりして応援してくれたおかげで、かろうじて四十五、六分もかかってではあるが、かろうじて完走できたのであった。 こんなことがあってか、『成人病検診』の精密検査では、『十二指腸潰瘍瑕疵』、つまり、どうやら毎日欠かさずに続けていたジョギングのお陰でなんとか自力で治癒していたようだった。 また、『高血圧・不整脈』は、当時の原因では『左心室肥大』で日常生活には特に支障なし、ただし、通院治療要、であった。 勿論、「高脂血症」ということは、動脈硬化も疑われてことであろう。 これも、どうやら、山登りジョギングが少なからず影響していたようにも思えた。 数年前、鼠径ヘルニアの手術で入院した機会に、24時間計測するホルター心電計で検査して、さらに循環器専門病院の『循内(循環器内科)』での不整脈の検査結果では、ホルモンの分泌異常が原因で、同じく、日常生活には特に支障なし、であった。 四十台のころには、64キロ前後あった体重が、三十年後の今では、50キロちょいのベストな状態になっている。 肥満解消には食生活の改善が大きく関与していることを実感している。 このころのズボンを仕立て直しに出したら一足が二足になって返ってくるであろう、と、期待できそうなくらいであった。 よろしければ『ポチーッ』とお願いします。    

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る