2013/03/08(金)09:39
じゃがいもの植え付け
じゃがいもの植え付けを終えた。
わがやのじゃがいもの植えつけ方」が、『たいぞ~さん流安直・お手軽・手間いらず法』である。
すなわち、食べ終えた白菜のマルチの穴に移植ごてで穴を開けて、植え込むのである。
「移植ごて」とは、ショベルのことで、昔は、移植ごてと呼んでいた。
白菜のマルチの穴は50センチ間隔で開けているので、一抱えもありそうな大きな白菜が採れる。
白菜一株にかかる手間は、採れる白菜が大きかろうと小さかろうと、おんなじである。
それならば、株間を広くして少なく植えつけて大きな白菜を収穫するほうが、得策である。
市場などへ出荷するなら、高値のつきそうなサイズがあるのだろうが、自家用ならば、手間を省くサイズが合理的というものだ。
ところで、この白菜のマルチ穴の間隔は、じやがいもの株間にもちょうどうまく間に合うのである。
いや、合うことにしている。
そこで、毎年、この穴をそのまま利用してじゃがいもの種芋を植えつけることにしている。
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じゃがいもの種芋は、何年か前までは、農協で2キロとか3キロとか、目方で注文していた。
しかし、この方法では、種芋のサイズが決まっていないので、何個届くのかわからないので、わがやにとっては、不便極まりない。
余っても、じゃがいもの種芋は、消毒が施してあるので、食用にすることが出来ない。
少なくとも、体力・抵抗力の弱い幼児・子供・老人は食べないほうがよい。
家畜を養っていないので、その餌さにすることも出来ないので、廃棄するしかなくて、不便極まりないだけでなく、無駄の極めでもある。
そこで、毎年、種物屋さんで、自分で選んで、マルチの穴数に見合った必要な個数だけを、計量してもらって買っている。
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種芋は芽の位置を確かめながら、半割りにして、切り口にわら灰をこすり付けて乾かしておく。
わら灰でなくても、木灰でさえあればよい。
新聞紙を燃やした灰でもよい。
なにも、お金をだしてまで買うほどのしろものではない。
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さすが、こんな安直な植え付けでは、じゃがいもに失礼になるので、近頃では、マルチをあげて畦の中央に石灰と鶏糞をふって、びっちゅうでかじき込んで、あげておいたマルチで覆ってからじゃがいもを植え込んでいる。
マルチの穴が雨に叩かれないように、その上に古新聞で覆ってふさいで、風で飛ばないように、野地板を置いて、古瓦で抑えている。
わがやの菜園の畦の谷には、野路板を敷いている。
だから、耕運機で鋤いて畦をたてた直後に敷いているので、畦たて直後でも、雨上がりにでも、菜園の中を安心して、楽に歩くことが出来る。
こんな工夫も、野菜つくりの楽しみの一つであろうか。
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「野菜だけはたっぷり」の「半自給自足」の「いいことずくめ」なんぞとはほど遠い、しかし、楽しみだけはたっぷりの、田舎の生活の一端である。
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