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愈々庵気まぐれ日記

ハンブルグの夜

ハンブルグの夜

上の見出しを見て艶っぽい話題と勘違いしないで欲しい。
やはり1967年の話である。私はチューリッヒからフランクフルトを
経て東京へのチケットを持っていた。当時格安航空券など無く
正規チケットである。リコンファームにチューリッヒのJALオフィスへ
行って、このチケットを有効に使いたいが何か面白いことが
出来ないかと相談した。

時刻表を検討して、フランクフルトからハンブルグに行き、
丸々一日半を過ごして、ハンブルグ―東京のJALフライトを奨めてくれた。
ハンブルグでJAL便を捕まえるには24時間以上待機することになる。
この間に乗ろうと思えばルフトハンザ便は飛んでいる。
正規のチケットであるからルフトハンザに乗り換えるのは何の問題も無い。
より長い待ち時間にもかかわらず競争相手のJALに乗ってくれるの
だからこのような顧客にはサービスが必要になる。

私の受けたサービスはハンブルグ空港での日航社員のお出迎え、
黒塗りハイヤーでの一流ホテルへの送迎、ホテルでの食事、
翌日ホテルへハイヤーのお出迎で空港へ。

おかげでハンブルグの昼夜を楽しんだ。昼間観るべきものも多くあった。
夜はいかがわしい人種が絡んでくるが、金を持っていないので安心。
前に書いたように何を言われても「サンキュウ」一点張り。
「いい娘いるよ」「サンキュウ」「---マルクでいいよ」「サンキュウ」
「お前日本人か」「サンキュウ」「この糞野郎」「サンキュウ」

今は航空会社も大変で前記のよなサービスは無くなっているだろう。
格安券しか使わない昨今はトンと事情が分かりません。
富裕人や本人は貧乏でも会社の衣を着てノーマルを常用のエリートさん
に伺いたいものです。


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