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愈々庵気まぐれ日記

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2017.05.22
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先週光ヶ丘バラ園を訪れ、あまりの美しさに感動したことを記した。
その際あまりの多様さに驚きバラ色(ピンク)系のバラを中心に写真を撮りブログに記録した。
あの美しさにもう一度触れてみたいと思い、2,3日前にまたバラ園に行ってきた。
今度はカメラにとらわれずバラを観賞しようと思い、カメラを持たないで出かけた。
ところがこの色を思い出すにはやはり画像あればと思うと、
ついポケットの携帯電話に手が伸びてしまった。
そんなわけで今回は主として人名に関係するバラを携帯電話の写真で記録してみる。

バラに相応しい名前となるとやはり品格・美貌のご婦人の出番であるが、
稀には物語上の男性の名もある。

ホメロスの叙情詩「オデッセイア」の主人公オデッセウス、トロイ戦争に勝った
イタケーの王はトルコからの帰路、地中海の各地に漂流し帰還までに十数年かかってしまう。
留守地のイタケーでは王は亡くなったと思われて美貌の未亡人に言い寄る好漢あまた、
オデッセウスも島で恋に落ち、王位の後継者に指名されるなど各地で色んな
物語を描きつつの物語。マルタに旅行した時オデッセウスの船を引き寄せた
と言う歌姫セイレーンが住んだと伝えられる洞窟を見に行ったことがある。
男名の場合バラの品格と勇者の勇猛さの関連を理解するのは難しい。
もっともこの名はオデッセウスと言うよりは物語そのものの
「オデッセイア」に基づくものかも知れない。


シエラザードはあのアラビアンナイトの語り手、1001話もの物語を創作し続ける才能は
大したもの。音楽・バレーなどいろいろな形で語り継がれている、まさしく才女の誉れである。


クイーンエリザベスと言えば当然エリザベス一世のことだろうか。映画で見た
エリザベス一世は恋多き女で部下の将軍を毎晩寝室に呼び込む多情な女性で二世とはまるで違う。
いずれにしても皇室の女性はいつもバラの命名には大うけである。
プリンセスミチコ、プリンセスマサコ、プリンセスキコ、プリンセスアイコ、
プリンセスマコ、プリンセスカコ、勿論すべてバラの花である。
ついでに記すと日本語で「クイーンエリザベス二世号」と言うイギリスの有名なクルーズ船が
あったが、あれは間違いで「クイーンエリザベス2号」と読むべきである。
「エリザベス二世」は現女王様のことで、それを船名にするのは不敬であろう。
私は船を見た(乗ったではない)ことがあるが ”Queen Elizabeth 2"と記されており、
”Queen Elizabeth Ⅱ”とは書かれていなかった。


ポンパドール夫人はルイ15世の公妾、現代では理解できないが徴税人の妻だった
彼女がポンパドール伯爵夫人の尊称を与えられてルイの妾になったという。
王族の夫人と言うものはいくら才があってもやはり美貌と教養と才と名跡が必要であった。
わが国でも町娘が一度大名の養女となり他の大名の側室になることがよくあった。
ポンパドール夫人は才があり政治を動かし、後にオーストリアのマリア・テレジア、
ロシアのエビータと組んでプロイセンと戦った「三枚のペチコート」作戦に参画している。
ヴェルサイユ宮殿内に自分の離宮・プチトリアノンを建ててもらっていたが間に合わず、
後にマリーアントワネットがこれを使用している。
私が行ったときにはここにポンパドール夫人の遺品が一杯かざられている。


イングリッドバーグマンの名はなぜか子供だった私の頭にこびりついている。
スエーデンの女優だった彼女は戦後間もなくハリウッドに移り確固たる名声を築く、
ところが1950年の映画製作を機にともに既婚のイタリアのロッセリーニ監督と
不倫関係になりアメリカ上院議会でも非難されて、アメリカに帰れなくなった。
それに関してNHKのニュース番組でその名を聞いたのである。
バーグマン(Bergman)はアメリカ名でスエーデンではBergはベリーと
読むためベリーマンとなる。やっぱり私にはバーグマンでないとピンとこない。
後にアメリカに帰還してからも多くの名作を残し、とにかくその気品と美貌に世界中が
ため息をついた。あえて一つ作品名を挙げれば「カサブランカ」だろうか。


女性の名前ではないけれど何となくロマンチックは響きがするバラの名前に「しのぶれど 
色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問うまで」からと思われる物があった。
あるいは単に「隠れていたのに匂いで分かってしまった」と言う単純なものかも知れない。


夜来香は強い芳香を放つ黄花であるがバラではない、日本人には
山口淑子(李香蘭)の歌うあの甘い歌声が思い出されるだろう。


      いずれにしても貴婦人達に囲まれて心地よい春の一時を過ごすことが出来た。






Last updated  2017.05.22 14:40:43
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