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カテゴリ:主張
一昨日、白い鳩の写真を載せたブログを書いた。 GKhenさんがコメントを寄せていただき、靖国神社の白鳩が今は どうなっているだろうということであった。 検索してみるとここは特別な鳩舎を持っているので今も白鳩みたいである。 かっては神社の鳩と言えばたいがい白鳩であった。 白い鳩は神の使いとして旧約聖書に現れるらしい。 ノアの洪水が終わったとき一羽の白鳩がオリーブの枝をくわえて 箱舟に飛来して人類の繁栄を知らせたという。 この伝記によってオリンピックの開会式や平和的行事には白鳩を放つのが恒例であったが 最近はあまり見かけなくなったのは白鳩が入手困難になったためだろう。 神社の白鳩はキリスト教の伝記を神道がパクったことになるのだろうか。 さらに言えば神道のシンボルはやはり黒いヤタガラスではないだろうか。 一方、昔死者が現れるとカラスが集まったので不吉の印と考えられたこともある。 私の勝手な推測であるが10~20年前は都内いたるところで 嘴太カラスが繁殖し路上のごみ袋を荒らすのが社会問題となった。 カラスに追い立てられている鳩をよく見かけたが、 この時期に白い鳩がいなくなったような気がする。 そしてひそかに進められたカラス撲滅運動で今は都会のカラスもいなくなった。 かってNHKのドキュメンタリーで都心のカラスは神宮の森に巣を構え、 未明に銀座に出勤して飲食店から出されたごみ袋をあさって 人間の出勤時には帰巣していることが伝えられた。 一般市民のごみ袋に御馳走が多くなるとカラスも都会生活に順応し、 早起きが面倒になり、街中公園に住んで近くのごみ袋をあさるようになったのである。 そうなるとカラスの生活を乱す人間は敵となり人間を攻撃するようになった。 私も公園でいきなり飛んできたカラスに頭をひっかかれた経験を持っている。 こんなわけで相撲の世界とは反対に黒いカラスが白い鳩を駆逐してしまった。 つまり黒いカラスが白星を挙げ、白い鳩が黒星を喫したわけである。 相撲の世界では勝者に〇印をつけ、敗者にはマルを塗りつぶした●印をつけるようになった。 要するに色は関係なく空白か塗りつぶしたどうかの違いから発した、 墨を使ったので黒星と言われるようになったらしい。 それにしてもなぜ白丸・黒丸でなく白星・黒星なのかは大いなる疑問である。 ちなみに横綱を負かせた金星を表すとすれば だろうか●だろうか、 さて新聞に金文字は見たことがない。 外国では試合の勝ち負けはどのように印すのであろうか。 winning mark/symbol, loosing mark/symbolで検索してみたが Thum up/downとかVマーク(日本ではピースマーク)、 Bull’s-eyeマークくらいしか見つからなかった。 MLBなどは単純にW(win), L(loose)で表記されている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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