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河口湖・紅葉回廊をさらに遡ると久保田一竹美術館に通じる。 久保田は若いころ 室町時代に途絶えた「辻が花染」に出会い 晩年にそれを再興した友禅作家である。 久保田は四季折々、日々折々の富士の姿に魅了され、作品の題材にし続けたようです。 美術館も本人が私財を投じて開館したとのことである。 以前入館したことがあるので今回は紅葉のお庭だけ見せてもらった。 石段があって紅葉に埋まる門となると京都の寺院を彷彿させる。 しかしこれは創作でインドの古城の門をいくつか組み合わせて作り、 周りには鉄の彫刻を配している。 正門を額にして庭を覗くと美しい紅葉の庭が燃える。 門をくぐって進むと渓谷を思わせる滝の流れ。 さらに進むと美術館入口でその屋根には古代ギリシャ遺跡のような崩れたエンタシス。 今回は美術館には入らないので横から覗くとまるでガウディー建築のような石柱が並ぶ。 屋上の手すりも鉄の彫刻みたいなデザインでパラソルの休憩所だろうか、 前回来た時にはパラソルは無かった気がする。 一階がカフェになっており、石柱の前には開けた庭があり小さな舞台を備えた 寺院の門のようなオブジェ、この舞台では薪能が催されると聞いた気がする。 ギリシャ悲劇も似合いそうな気がするが、ちょっと寒いかな。 さらにわき道を少し奥に進むと屋上に通じるガウディー風の階段があり、門のオブジェが。 伝統的和服模様の辻が花と石造風建築のマッチングは別にして美しい庭である。 今回は紅葉見物が主目的なので赤松とモミジの帰路である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.19 11:17:05
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