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愈々庵気まぐれ日記

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2017.11.30
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大宮氷川神社の裏側には大宮公園がある。
ここは春桜の名所で、広場全体にソメイヨシノの古木が多く花見の宴会の場である。
公園に桜があれば紅葉もあるだろうと安易に考えて出かけたがここには
モミジはほとんど見かけなかった。日本人の愛する桜やモミジは人工林であって
自然のものではないことがよくわかる。
要するに桜やモミジは植樹されたところにしかないということである。


池の向こう側に黄色い銀杏がありその前に藤の花のように垂れ下がった枝が紅葉している。
しだれ桜、しだれ柳、しだれ梅などはよく見かけるが明らかにそれらとは異なる樹形である。


池には葦が茂っている。ヨシとアシはの漢字はどちらも葦で同じ植物である。
本来は「アシ」であるが「悪し」は良くないので「良し」という、日本の悪しき習慣である。
薄と萱も同じ植物であるがこちらは漢字も違っている、そのわけは知らない。


ヨシの中はマガモの良い住家となっている。
我が家の下を流れる石神井川のカモたちは流れに抗して激しく漕いでいるが
池の鳥は静かに泳ぎ、まるでカモの老人ホームのように見えてくる。


公園の端にごつごつの幹をした「アカシデ」の木がある。
なんでも幹の部分によって成長の度合いが異なり結果としてこんな形相になるとのこと。
しめ縄に吊るしたひらひらする紙を紙垂(シデ)と言い、新しい芽が赤いのでその名があるという。
床柱に重用されるようで盆栽でも重要視されると言う。
そういえばこの近所には大宮盆栽の里があり、世界中から観光客が押し寄せているという。
 
      





      

 












どこにでも有ってさえないツワブキもこの時期鮮やかな黄花をつけている、
ここのツワブキの葉は珍しく艶があり鮮やかな緑色をしていた。


傍らの千両(センリョウ)の実も今鮮やかである。この時期赤い実をつけるのは
背の高いピラカンサスの他に小木の万両、千両、百両、十両がある。


万両・千両以外はあまり見かけないのでwebで調べたものを示しておく。
見比べてもよくわからないが見る人が見ればわかるのだろう。












         万両                   千両
  










          百両              十両

駅に戻る帰り道、一軒の家の前に鮮やかな紅白の山茶花を見つけた。
花々のあまりの新鮮さと葉っぱのみずみずしさに感心して写真を撮らせてもらった。
サザンカの当て字も難解であるが葉っぱが椿よりも小さく茶葉よりは大きくて
山に自生していたのでこの名があるのだろう。







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Last updated  2017.11.30 12:13:40
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