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愈々庵気まぐれ日記

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2018.09.15
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カテゴリ:Belanda景色
8月は異常な暑さで外出どころではなかった。テレビでは「年寄りは冷房を
利かせ水を飲んで静かに過ごせ」と念仏のように繰り返していた。
八十翁にとって外で倒れてそれ見ろと言われるのも不本意で
ついつい外出の機会を失することになる。
言い訳がましいが、終わってみると八月は2編のブログを上信したのみで
今はすでに9月も半ばである。
そこで8月中に撮影した写真を探してみると、18日まだ真夏の頃にもかかわらず
きれいなべランだの夕景色があった。

石神井公園駅方面

秩父の武甲山

この山の北麓に秩父の町並みが広がっているがセメント原料の石灰岩が
掘り崩されて山容がすっかり変わってしまった。火山の噴火以外でここまで
山がえぐられたのも珍しいのではなかろうか。
もっとも今は崩された山肌の緑化が進み少しづつ山が再生している。


その夜は青空で薄暮時の半月はぼかしが入り、いい雰囲気であった。
「月がとっても青いから遠回りして帰ろ」と言う歌が有った気がする。
昔から月は人を狂わせる、英語のlunacyは精神病を意味する。

もう一つ余計なことを記すと、Lunaはローマ神話で月の女神であるが相当する
ギリシャ神はSeleneでその笛の音で船人を惑わせる。
ライン川のローレライの岩にはセイレーンが済み多くの船を難破させたらしい。
この物語はホメロスのオデッセイアに発している。ギリシャの英雄オデッセイは
セイレーンの住む島の近くを航海するときその歌声に引き込まれないように
耳は蝋で栓をし、マストに強く縛り付けてもらって難を逃れた。
実は10数年前マルタ島に個人旅行をした。その時フェリーでコゾ島に渡り
タクシーで無人のカリプソの洞窟を訪れた。私の中でセイレーンとカリプソが
混同されていたが、崖岩にある小さな洞窟からは眼下にまっ黄色のビーチが広がっており、
海水浴の人影が見えた。その景色は今でも鮮明に思い出すことが出来る。
ちなみに日本語のサイレンはギリシャ神セイレーンに由来する。

一週間後の25日の西空の夕暮れは雲の覆い怪しげな空模様であった。


しかし東天に懸かる満月は穏やかで題すれば「印象・月」と言ったところか。



9月まだブログの上信がないので無理してものした一稿、無理は承知の上である。
乞容赦





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Last updated  2018.09.15 18:17:59
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