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カテゴリ:野山、植物園、花壇の花
昭和記念公園も完成した今となっては老人の足には大きすぎるので 最近はもっぱらこのミニトレイン(?)が移動手段である。 まだコスモスが見られるかと期待したが数日前に刈り取り会があったみたいである。 参加者が自分で刈り取り自由に持ち帰るという趣向らしい。刈取り代は省けるし 参加者はお土産付きで参加意識も高まるし素晴らしい催しである。 コスモスがないので日本庭園の色好きを探りにミニトレインに乗った。 湖畔の見晴らし亭からの眺めはいつも実にトランキライジングである。 亭の対岸の橋が景色にアクセントを添えて美しい。大名屋敷の庭を見るようである。 水前寺公園、栗林公園、岡山後楽園、彦根城公園、兼六園、偕楽園と大名屋敷の名園は 多いが江戸城にある東御苑が一番貧弱に見えてて仕方がない。 やはり江戸時代の藩は独立国なので裕福な藩が多かったのだろうが 軍備にではなく趣味に金を浪費することは江戸幕府にとっては安心できたのであろう。 変わってここは米軍基地跡に国・都が作った公園である。 軍用(自衛隊)にするのか公園にするのかずいぶん迷ったことだろう。 大名の庭なら茶室が置かれたであろう場所にはお休み処の見晴らし亭が湖面に風情を映している。 松の木も中々の樹形である。 多分今も句会なども催されていることだろう。 亭の傍らの小さな入り江に屋根付きの舟が繫がれている、 今は飾りであるが世が世なら舟遊びなども優雅な催しになったことだろう。
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Last updated
2018.11.06 12:14:13
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