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愈々庵気まぐれ日記

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2018.11.18
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カテゴリ:国内旅行
山中湖は紅葉の時期遅れだったので翌日河口湖に向かった。
河口湖の紅葉だけに限れば前ブログに記したの紅葉谷が一番であるが、
紅葉回廊入り口のミュージアムが集まる辺りの街路樹もちょうどいい色付きである。




下の猫ミュージアム・オルゴールミュージアムの辺りの紅葉は後一週間くらいが最盛期だろう。


紅葉回廊奥の谷を少し行くと《久保田一竹美術館》がある。
ミシュラン三ツ星と言うこの美術館は日本の着物絵美術としては最高峰なのだろうが何度か
見ているので最近は紅葉に包まれてガウディー風の建物と庭を無料で鑑賞させて貰っている。
インドの古城を模したという門は紅葉に囲まれて遺跡を思わせる雰囲気である。


門をくぐるとすぐ自然の渓流を利用した滝の庭園がある。滝壺に赤く色付いた
モミジの葉っぱが重なり才能が有れば一句浮かびそうな雰囲気。


歩道脇に大きな切り株が何本かあり、ちょうど滝を鑑賞する椅子に見えた。
左の株はその朽ち具合から見て明らかに古木の株である、一方右側の切り株は
古いのに形がしっかりしている。触ってみるとこれは石であった。
公園によくあるコンクリートで作った疑似木かとも思ったがそれにしても
疑似木であればもうちょっと崩れていそうな気がした。


隣にまた別の株があったがその崩れ方はまさしく化石の《珪化木》である。
《珪化木》は古代の大木の林が一度海底に沈み、地質学的時間を経て
木の有機質が無機質に置き換わりケイ素の化石になって再び隆起したものである。
この《珪化木》は大変貴重な石材で、かってヨーロッパやアメリカの富豪の家の
暖炉のマントルピース上板として使われた。
アリゾナの砂漠の中に”Petrified Forest National Park”と言うのがあり、
直径1メートル以上もある大木の珪化木が無数に横たわっている。
私は半世紀以上も前ここを訪れ売店で木目も樹皮もはっきりしてきれいに研磨
されている小枝の珪化木化石を買ってきた。
長い間引き出しの肥やしにしていたが今は無事孫の宝物として引き継いでもらっている。
それにしても美術館の下の写真の化石もかなり大木である、
どうやってここにやって来たのであろうか、ぜひ知りたいものである。


前述したようにこの美術館の建物はガウディー調である。
以前は無かったが最近(?)は屋上にカフェテラスが出来たようである。




美術館の屋上も庭園風でやはりインド様の門が見える、もちろん
近づくことは出来ないが何やら天国に通じている門のような気がする。


前庭は石を敷き詰めた広場になっており、ここにも門とその前に小さな舞台がある。
時々ここで薪能が催されると聞いたことがある。紅葉の中でのマチネー興行も乙な気がする。





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Last updated  2018.11.18 20:02:04
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