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熱い!! だるい!! 人も牛も大あくび ふあーん !! Yawn( yo-n)!! 人も牛も欠伸(あくび)の「ふあーん」は「あくびの声」ではなく 「あくびの音」らしい。 動物と言う構造体が出す機械的な音と言うことだろう。 それにしても「欠伸」とはいい当て字だ、体を縮めて欠伸する人はいない。 ちょっと無理があるが今回は欠伸もゲップも同列に扱わせていただく。 牛の欠伸・ゲップが国際政治の舞台に登場することが多くなった。 牛は一頭当たり年間90-120kgのメタンガスを 欠伸・ゲップとして排出するといわれる。 私の試算では大気圧の下でドラム缶48.7-64.7個に相当する。 そして牛や羊の数は天文学的である。 牛は胃袋の中にメタン発生菌を飼っていてそれがメタンをつくる。 メタンガスは牛や羊のような反芻動物だけでなく、沼地や水田に 住む嫌気性細菌からも発生し、その量は地球全体の温暖化ガスの 約15%を占めるといわれ、その半分以上が牛の出すメタンと言われている。 中学で習うように牛は反芻動物で複数の胃袋を有し、 暇な時に一度摂取した餌を口に戻してよく噛みまた胃に戻している。 こうして人間が消化できない藁のような固い繊維を消化して栄養とできる。 メタン発生菌は酸素が有るところでは住めない嫌気性細菌である。 酸素がないけれども栄養分がある沼の底とか牛の何番目かの胃袋とか 人間の大腸など住んでにいる。淀んだ溝や沼の表面からメタンガスの 泡が発生するのを見かけることがあるが、 人間の大腸も酸欠沼によく似た環境でそこにはメタン菌が住んでいる。 したがって人間のおならにはメタンガスが含まれる。 腸内細菌には個人差があり、メタンの量も個人差があるが 多い人のそれは燃えるはずである。 お風呂に入った時広口瓶を持ち込んでガスを集め実験したらどうだろうか。 日頃ガスの量が多い人は口から多く空気を吸い込んでおり、 メタン菌も少なく期待がもてないが、ガス量が少なく どちらかと言えば匂いのあるガスは期待が持てそうである。 実はこのブログを書いているのははヨーロッパのある製薬会社が 牛のゲップを30%減らすことができる薬(3-nitrooxypropanol)を 開発したという記事をある雑誌で見つけたからである。 簡単な化合物で胃袋に入ると、もともとそこに存在する化合物に 変わるので薬害はなく牛は体重が増えると称している。 100%信用するわけにもゆかないが、かわいい子牛のゲップや
欠伸が地球の温暖化の一原因と言われるとかわいそうな気がして 日曜日の話題とした次第。 少し品を欠くブログになってしまったが休日の欠伸の合間に ものしたものなので乞容赦である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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