2020/08/14(金)14:28
雨後の虹
多分今週は一年で一番熱い一週間であろう。
ましてや世界中で新型コロナが席巻している
COVID-19, GO TO, 政府はコロナをうつさないでどんどん動けという、
受け入れ側の地方の知事は帰省は遠慮を、と訴えている。
今年は記録にも記憶にも残る日本のお盆祭りである。
そんな中、浜松の孫からお祝いにウナギのかば焼きが送られてきた。
確かに今週は目出度くもあり、目出度くもない私の84回目の誕生日である。
それにしてもコロナと酷暑の下、水屯の術で誕生日を迎えている。
外界には出ないで水中に潜り、竹筒を空中に出して静かに息をしている。
昨日13日、水中ならぬエヤコンの室内からベランダの温度計をズームすると
38℃を越えている。体温よりはかなり高い気温である。
天気予報で午後所により激しい雷雨と言っていたが、どうやら我が家の
あるところはその所に当たっていたらしい。短時間激しい雷雨となった。程なくして青空が戻ると東天に見事な虹が出た。
この季節虹はよく見かけるがこの日の虹はなかなかの完成度である。
虹は水滴による日光の反射であるから
私と太陽の高さの真ん中の高度に出ることになる。
口径の大きなレンズを持つカメラを持ち出して撮影したのが下の写真である。
全自動設定での撮影は同じデジカメでもやはり大型カメラが綺麗な画像になる。
今回の虹が良かったのは完全な虹の架け橋ができていたことだ。
多くの場合どこかの部分が欠けていることが多い。
水滴の大きさや濃度が全体に均一でないとこのような綺麗な円形にならない。
実を言うとこの日の虹は完全な形であったが西の方角に薄雲が掛かっており、
日光がやや弱く完全な形ではあったが強くはなかったので副虹円はかすかなものであった。
久しぶりに無欠の虹を見たが虹は本来丸形だと言うことは度々述べてきた。
夜の星座と同じで下半分は地平線の下になってしまうため地上からは見えない。
飛行機だとそれが見えるという訳だ。
これも前に記したが多くの国で虹は4色になっているらしい
上の写真でもボヤっと見ていると赤、黄、青、紫の4色と考えるのが自然な気もする。