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愈々庵気まぐれ日記

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2020.11.30
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テーマ:紅葉(774)
カテゴリ:都内散歩
毎年秋の紅葉見物の仕上げとして石神井公園の近くにある
三宝寺と道場寺の紅葉を楽しんでいる。
コロナ下の今年はどこにも出かけなかったので先週両寺に出かけてみた。
今年はさっぱりである。
我が家の下を流れる石神井川には2キロ近く両岸に桜並木が伸びており、
この時期になると真っ赤に紅葉する。
一般に桜は紅葉樹としては顧みられない存在である。その理由は桜の葉が
表が真っ赤に紅葉しても裏側はほとんど白っぽい色をしているためである。
モミジやカエデのように薄い葉は裏からでも赤く透けて見えるが、
桜の葉は厚く表の色はほとんど裏側からは見えない。
我が家は八階にあり、桜葉の表側だけを眺めrことが出来るので
並木は真っ赤に見えるわけである。
しかし今年は夏の日照りが9月になっても続き、10月中にはほとんど
すべての葉が落ちてしまって紅葉する葉がない。
そんなわけで近所で見かけるモミジも赤い葉が半分と
茶色に枯れて枝に残っている葉が半分と散々である。
それでもせっかくの日和なので良いとこどりをして記録に止めておくことにする。


三宝寺は豊島氏の菩提寺で江戸時代も将軍家の鷹狩りの拠点として使われ
今でもいたるところに三つ葉葵の紋所がみえる真言宗の古刹で、
境内には四国八十八か所の碑並び、江戸時代から庶民が遠く離れた
四国八十八か所参りを手軽にできる場所であった。
三重塔にはそれなりの威厳と風格がある。 
 


三宝寺の隣には鎌倉時代禅の修行所として多くの修行者を集め、いざ鎌倉と
言うときの拠点ともなった道場寺があり、ここは私の秘蔵紅葉の名所である。

 

そここにも立派な三重塔があり周りのモミジが美しい所である。
この塔は30年ほど前に新しく建立されたもので、白く輝く木肌がむき出しの塔は
それはそれで美しく、モミジとよくマッチしていた。
現在もう新築の輝きはなく、古刹のそれとあまり違わず堂々たる佇まいである。
この塔を見ていつも感じるのは我が越し方である。
この塔と共にわが身も少しは円熟の色を出せているだろうかと気になる。

 

まだ青葉のモミジ葉も多く、今後の気候次第ではまだ希望が持てそうである。




本道の横には掲示があり、コロナのため日中も扉を閉めていると記されている。
仏の代理として鎮座している仏像を拝めなくとも祈りの気持ちは板戸など
何の抵抗もなくつき抜けるのでこれでもよかろう。


地球の岩盤をも突き抜けるというニュートリノみたいだとふと思ったことである。





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Last updated  2020.11.30 14:35:32
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