幸せは結果でなく過程にある「 幸せは結果でなく過程にある 」 人はどんなときに一番、幸せでしょうか? 目標を達成したときでしょうか? 夢を叶えたときでしょうか? 私はそうは思いません。達成感は素晴らしいものですが、 はかないものです。 あまり幸福感は長く続きません。すぐに虚無感が襲ってきて次の目標に 駆り立てられます。 では、いつ幸せなのでしょうか? 何かに向かっているときです。 人は何かに向かって生きているとき、一番幸せなのです。 例えば、子供の頃を思い出してください。 なにか欲しいものがあって誕生日にそれを買ってもらえることに なりました。 誕生日までに毎日、それを手に入れたらどんな気持ちか、それでどうやって 遊ぶか、ワクワクしながら想像します。そのときが一番楽しいです。 結局、誕生日になってそれを手に入れてしまったら、しばらくはうれしい ですが、すぐに満足してしまって次のものが欲しくなってしまっている はずです。 幸せは結果にではなく過程にあるのです。 しかし、大人になるとそんな事は忘れ、結果に執着するようになってきます。 目標を達成するために過程を楽しむ事を忘れ、自分の友人、家族、健康、 本当にやりたいこと、そして今を楽しむ事を犠牲にするようになって いきます。 そして、過程を犠牲にして結果に幸せを求めるようになってくるのです。 将来、得られる結果に期待して、今を犠牲にしてしまうのです。 でも、そこには本当の幸せはありません。 もし、幸せを求めて迷ってしまったら、 重要なのは今・過程である事を思い出してください。 今を楽しむ事を思い出してください。 本当の幸せ・人生の意味は結果ではなく過程にあるのです。 |