2011/03/09(水)10:58
「ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル」 今野敏
心霊テレビ番組の収録中、スタッフが首を骨折して死亡した。
密室での出来事は事故死と処理されかけたが、警視庁科学特捜班は殺人の可能性を追う。
スタッフ間の反目、霊能者、タレントらの人間関係が入り組む事件の真相は―。
警察小説の名手が放つ、ST文書担当の青山翔が活躍する「色」シリーズ第1弾。
【送料無料】青の調査ファイル価格:620円(税込、送料別)
STシリーズ第四弾。
そして本書から始まる「色」シリーズとしては、第一弾になります。
「青の調査ファイル」とゆーことで、一応メインは、青山くん。
ここで、第三弾巻末の解説より、青山くんの紹介を引用。
青山翔……
臨床心理士で文章鑑定担当。恐ろしいほどの美貌の持ち主。
秩序恐怖症で、自分の周囲をちらかしておかないと落ち着かない。
ついでにもうひとつ付け加えると、「ねえ、もう帰っていい?」が口癖(?)です。(笑)
このセリフを見るたび、「答えは聞いてない!」と付け加えたくなるワタクシは、
もちろん仮面ライダーファン…
ついでに青山くんのセリフはみんな、リュウタロスの声で読んでしまいます。
だって口調が似てるんだもんなあ。(笑)
さて、そんなことはさておき、今回のお話。
青山くんの心理学者ならではの鋭い洞察力が冴え、事件の真相が明らかに。
なんか警察モノというよりも、ミステリー色の濃いお話でしたね。
いつもやる気のなさそうな青山くんが、珍しくやる気を見せる(とも言えないですが)のが、
見どころです。(笑)