2011/04/18(月)17:29
「水滸伝 (十九) 旌旗の章」 北方謙三
最終決戦の秋が訪れる。
童貫はその存在の全てを懸けて総攻撃を仕掛けてきた。
梁山泊は宋江自らが出陣して迎え撃つ。
一方、流花寨にも趙安が進攻し、花栄が死力を尽くし防戦していた。
壮絶な闘いによって同志が次々と戦死していく中、遂に童貫の首を取る好機が訪れる。
史進と楊令は、童貫に向かって流星の如く駈けた。
この国に光は射すのか。
漢たちの志は民を救えるのか。
北方水滸、永遠の最終巻。
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いよいよ怒涛の最終巻です。
宋軍 VS 梁山泊軍、長かった戦いもついに終わりを迎えることになりました。
ということで、戦、戦、また戦の最終巻です。
まさに死闘!
梁山泊のたくさんの漢たちが戦いの中で死んでいきました。。
しかし、その死に様は、あっぱれ!といいたくなる者たちがほとんどだったです。
本当に本当に熱い漢たちでした。。
ただただ合掌…。
まあでも、童貫はやっぱり強すぎました。
数の面でも、宋軍の方が圧倒的に有利だったし。。
『国』というものの壁は、やはり簡単には打ち破れませんでしたね。。。
残念…。
でも、まだまだ生き残った梁山泊の漢たちは何人もいます。
最後は思いっきり「楊令伝」へ続く…みたいな終わり方だったし(笑)
というわけで、もちろんこれから「楊令伝」も読んでいきますよー!
北方水滸伝、熱い熱い漢の物語でした