タジタジ☆マハル

2011/06/14(火)19:58

「翔ぶが如く (九)」 司馬遼太郎

読書/歴史系(409)

熊本をめざして進軍する政府軍を薩軍は田原坂で迎えた。 ここで十数日間の激しい攻防戦が続くのである。 薩軍は強かった。 すさまじい士気に圧倒される政府軍は惨敗を続けた。 しかし陸続と大軍を繰り出す政府軍に対し、 篠原国幹以下多数の兵を失った薩軍は、銃弾の不足にも悩まされる。 薩軍はついに田原坂から後退した…。 【送料無料】翔ぶが如く(9)新装版価格:610円(税込、送料別) いよいよ西南戦争のクライマックス、田原坂での戦いです。 う~ん、激戦だったんですねぇ。。 「行きあい弾」(敵味方の弾が空中でぶつかりあって互いに噛みあいだんごのようになったもの)が いくつもあったなんて、よっぽどすごい数の銃弾が飛び交ったんですね。。 薩軍は強く、政府軍はかなり苦戦しますが、 兵の数、弾薬の数は政府軍の方が上なので、結局薩軍は熊本から撤退することになります。 東京をめざすどころか、九州からも出られなかった薩軍。 戦争を始めたのは、無謀としか言いようがないですよねぇ。。。 ところで会津人というのは、維新後悲惨な目に会っていたんですねぇ(>_

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