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Dec 15, 2006
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テーマ:ニュース(100217)
カテゴリ:雑話・その他
 とうとう可決してしまいました。改正教育基本法です。
 結局、改正ありきで論議を十分にせず、数の論理で押し切った形になりました。
 
 そもそも、そもそもなぜ今改正を急ぐ必要があるのでしょうか?これでいじめや自殺、不登校、未履修問題、学力低下などを解決できるというのでしょうか?

 現行法は、教育行政について「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべき」としています。一方、改正法は「教育は、不当な支配に服することなく、この法律および他の法律の定めるところにより行われるべき」と変更されています。
 つまり、従来、国家による教育への介入を「不当な支配」として抑制すべきだとされてきたものが、改正法によれば公権力によるものがすべてで、それに対するものを「不当な支配」としているのです。
 こうした「お国のため」を第一とした教育が、姫君の教育の根本となるのはどうも納得がいきません。以前も書きましたが、「教育の基本となる法律を変える」って事は「次世代の日本を担う子どもたちを変える」ということであり、10年、20年後の日本の在りようを大きく左右する大きな事だと思います。

 そうした大きな問題をロクに議論せず、タウンミーティングなどでやらせ問題まで起こしながら世論を操作しようとし、強行に採決をしました。このまま、日本の政治は「自民党で考えたことは多数決ですべて通る。」ようになっていくのでしょうか?これじゃ何のための国会だかわかりません。この間の郵政民営化法案以来、与党提出法案で廃案になったってものはほとんど無いんじゃないでしょうか?

 あ、そもそも今の国会議員さん達は「郵政民営化について」国民に真意を聞き、投票させたんじゃなかったでしたっけ?
 じゃあ、民営化法案が可決されたなら、その他の法案については再度「国民に真意を聞く」ために選挙をしなおしてから審議すべきなのでは?ヽ(`◇´)/!

 これじゃあ平和憲法も(国民投票が必要とはいえ)審議不十分のまま改正されてしまいます…Σ(~□~;)!!

憲法を変えて戦争へ行こう















という世の中にしないための18人の発言
井筒和幸・井上ひさし・高山リカ・姜尚中・木村裕一・黒柳徹子
・猿渡要・品川正治・辛酸なめ子・田島征三・中村哲・半藤一利
・ピーコ・松本侑子・美輪明宏・森永卓郎・吉永小百合・渡辺えり子
                       (敬称略・五十音順)著






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Last updated  Dec 15, 2006 11:07:15 PM
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