やままにあ(旧)

またやってしまった・・・。

土曜日の事。起きたときにはもう陽も高い11時。。

先日は飲み過ぎて頭が痛い！駅のホームでリバースしてしまったところまでは・・残念ながら覚えている・・。
寝ていようかどうしようか数秒迷った挙句(つかの間？)、身支度を整え山へ・・(笑)

駐車場には大方花を開かせた梅の樹が。こんな春の訪れに逆らっていざ冬を探しに・・



この日訪れたのは広島は島根と県境に鎮座する天狗石山(1191.8m)。広島では大きな部類に入るユートピアサイオトスキー場の隣にそびえる山である。

少なくとも県境までくれば少しは雪があるだろうと踏んでいたが、芸北地方に入っても雪は全く無い。ほんと全く期待が持てなくなってきた。勿論駐車場にもあるわけが無く、不安に包まれながらも登山道へと足を進めた。



登山道はのっけから急斜面が続き、少々ブランクのある身には中々堪える。しかも滑る滑る！最初の急斜面を登りきって緩やかになってくると、やっと雪がお目見え・・。

それらしい雰囲気になってきたが、まだまだ足りませぬ・・。

因みに私、山に登るくせに花粉症。今日も花粉がバフバフ飛んでいる。クシャミの連発でかなりキツイ。流石にマスクをして登るときっと死ぬ程辛いと思うから、我慢我慢。



隣のサイオトスキー場には約７０ｃｍ(人工)の積雪が見える。登る山を間違えたか！？



開けた笹の原に出ると目の前に天狗石山が見える。期待とは裏腹に雪の姿は全く見えず、春の訪れを待っているよう。ま、これはこれで良い景色なので何でも良くなってきた(笑)



山頂付近になるとようやく積雪が見られるようになったが、ごく僅か。本日であった一番の積雪がコレ。今年はもう春なんだなぁ・・と実感。ザクザクと粗めの雪を踏みしめながら山頂へと足を運ぶ。



天狗石山の山頂付近には大きな岩がゴロゴロしている。天狗石山の名の由来は分からないが、やはりこういった巨石群から来たのであろうか。

因みにこの山の反対斜面には旭テングストンというスキー場があるのだが、名前の由来はきっとTENGU-STONE(天狗石)なんだろう。以前はTEN-GOOD-STONEなんて思ってたが、きっとこちらが本命だと思う(笑)



巨石を見ながら登るとまもなく山頂へ辿り着く。山頂にはホントささやかなプレートがあった。残念ながら曇り空ではあるが、澄んだ空気で遠くの山々まで見渡せて眺めが良い。



山頂のプレートを見てふと顔を上げると、、辺りの木々には樹氷が！！う～ん、来て良かったと実感。本日も道中では誰にも会わず、私一人。山頂でもこの風景を独り占め状態。しばし見取れてしまった。この時点で二日酔いはゼロに。いつもながら現金な体・・(笑)



樹氷をもう少しズームアップ。枝にビッシリと氷が付着しているのが分かる。



はい、しつこいですが、次は接写モードで・・。因みに今回は５００万画素のケータイで取ったのだが、微妙にコツが掴めない。



という事で、もう今年は雪は期待できそうにないし、もう直ぐ春なんだなと実感した今回の山行。。う～ん、ほんと物足りない。。

帰りは御約束の温泉に浸かって帰った。こちらの温泉については後日紹介する事として、花粉症の私にはこの季節の温泉というのは唯一の癒しスポット。花粉も流石に温泉までは追っかけて来れない。まさしくウェットな花粉シェルターともいうべきか(笑)

ほんと最高でした・・。