2010/12/15(水)21:30
Music Collection第141回 GLAY/『GLAY』
ライブラッシュのせいでまたまたご無沙汰になってしまったこのコーナー・・・
今回紹介するのはGLAYの新譜です。(といってもリリースから結構経っちゃいましたが・・・)
USRでの活動を始めてから俺はすっかり洋楽しか聴かなそうなイメージになってますが、実は日本のポップス/ロックも聴くんですよ。(笑)
GLAYはデビュー時からTAKUROさんのファンで、今も変わらず尊敬しております。彼の音楽への愛情は他のアーティストの比じゃないですからね。
そんな彼らの10枚目となる最新作はバンド名をタイトルにしちゃうとこからも伺えるように、「これぞGLAY!」と言わんばかりのサウンドになってます。とはいってもマンネリではなく逆に新鮮な作品なのです。前作『Love Is Beautiful』は個人的にはシングルだらけで新作と思えないものだったので、ようやく新作が届いたというかんじでした。
StealthのTOKIさんも仰ってましたが、昔からのバンドとしてのヴィジョンが全くブレてない・・・1曲目『シキナ』から彼らの伝えたい「音楽」の意味が十分すぎるほど、伝わってきますね。この『シキナ』を聴くと新作を聴くたびにドキドキしていたあの頃を思い出します。
そしてこの曲と同じくらいのお気に入りが3曲目『WASTED TIME』・・・『Trouble On Monday』を思わせる煌びやかでメロディアスな曲です。『遥か・・・』は『Let me be』を思わせる王道大バラードってかんじで、しかもメロディーが最近のバラード曲よりも全然良いですね。着うたで先行配信されていた『Apologize』・・・アルバムで聴くとひと際、美しく輝きを放つ1曲です。個人的にはあまり好みではないHISASHIの曲ですが、今回収録の『風にひとり』はかなり好きです!
そして小説も泣ける『Precious』を経てハイライト『Satelite of Love』へ。壮大なこの曲は彼らの新境地を思わせるパワーに満ち溢れた曲です。
「原点回帰」ではなくあくまで現在進行形のGLAY・・・彼らにしか作れないコンパクトだけど濃密な10曲で聴き飽きない魅力のある作品ですね。
今月はTAKUROさんとTOKIさんのプロジェクトStealthのアルバム『アルストロメリア』もリリースされるのでGLAYファンの皆様も是非チェックしてください。