とうとう撤退しましたねF1......
とうとう来たかって感じです。しかし、昨日撤退報道を聞いてもさほど驚かなかったのは僕だけでしょうか?この環境問題が叫ばれている中で、ガソリンとCO2垂れ流しのF1を何十億もかけて開発するなんて、愚の骨頂です。当然の結末では無いでしょうか。昨年からブログでも書いていたのですが、レギュレーションの変更に、1レース当りのガソリン使用量制限をかけるべき。と言っていたのですが、レギュレーションをかえる気はないみたいで...もっとも、このレギュレーションを入れてしまうと、1980年代、HONDA黄金時代の再到来となってしまう事が怖かったんでしょうね。ヨーロッパのオーガナイザーは...燃費計算させたら世界一ですから、日本の自動車メーカーは。とにかく、今のF1は世界GPと言うより、ヨーロッパ選手権にしか見えません。それに、ヨーロッパでF1チーム作って宣伝しても、日本車はヨーロッパでは売れませんし。アメリカでインディーシリーズサポートしていた方がよっぽどましかと思います。それほど閉鎖的なんですね、ヨーロッパ。特にフランス。モータースポーツが、3度の飯よりも好きな私でさえ、F1は今年一切見ていません。F1見るためのスカパーも去年解約しました。大量高速移動時代の20世紀には技術面で貢献したF1でしたが、21世紀、地球温暖化が叫ばれつつあるこの時代に、残念ながらF1の存在意義が薄れてきた事を感じます。もちろん娯楽としても非常に有用でしたが、何百億円かける余裕があるなら、ホームレスを1人でも無くすこともできるのでは?とも考えちゃいます。何よりも、今後経済が回復して、前代未聞の高騰をするであろうガソリンを使う車なんて見向きもされなくなるでしょう。時代の境目にある自動車業界としては、環境対策車の開発は急務ですし、市場拡大の大きなチャンスでもあるのです。みんな環境対応車に買い替えなければならない需要が出れば、地デジ対応テレビの比ではないのです。世界中で起る買い替え需要ですから。地デジは今のところ日本だけですけど...その意味でも、HONDAのF1撤退も前向きな撤退といえます。本田宗一郎さんも仰っていました。「本業をないがしろにしてまで、レースはするな」と。近い将来、日本から、いやアジア発でF0なる環境対策車のスピードレースをオーガナイズできると良いですね。まずは日本の自動車メーカー、電気メーカー、大学、日本政府が旗ふりをして、いち早く企画、開催してもらいたいものです。いままで行ってきたソーラーカーレースみたいなものでなく、あくまでスピードと環境、燃料コストを加味した娯楽性や夢を感じる究極のレースを。※Ecoの頭文字を取ったE0ではだめです。あくまでfomura(最高)のF0です。こういうところにお金をかけるんだよ、麻生さん!!トヨタもブリジストンもF1なんてやっている余裕は無いと思うのですが...特に、トヨタなんて、期間労働者ばかりか契約労働者もあわせて2,000人近くカットしてるんですよ。なんとHONDAの4倍!!。確実に2,000人はトヨタの車を2度と買わないでしょうね。トヨタも辞めた方が良いと思います。F1。このままヨーロッパがF1のありかたを考え直さない限りは...