2006/11/28(火)16:29
§74【上海】を歩く #6 最終目的地【兌換券&麻雀】
1987年8月25日(火)→
フェリーから下り、とりあえずお金を両替しないといけない。今回、全財産は腰に巻き付けてあったので、いちいちズボンを下げて・トレベラーズチェックやお金を取り出さなければ名ならない。銀行やホテルでズボンをおろすのも恥ずかしい
そして、上海で一番の繁華街【南京東路】
そこを歩いていると、いろんな人間が寄ってくる。
これは上海だけではないが、「チェンジマネー」
中国人は人民元のお金しか持っていないが、外国人は兌換券
が両替時に渡される。同じお金だが、値打ちが違う。一番の違いは、中国での外国製品は兌換券でないと買えない。そのため、約10倍の違いがある。
これを勝手にチェンジマネーに応えたら、外国人(我々)までも捕まる。
実は、K氏は広州のホテル前でこれに応じ、人民元が未だに余っている。それを商品の支払いに使用すると中国人は【日本人=外国人=兌換券】という発想のため、人民元をなかなか受け取らない。人民元を使うのはもっぱら、バス代金、(屋台の)アイスクリーム代金くらいだった。
私は最初はよくわからなかったが、とにかく10倍分のお金が手に入るのはおかしいと最初から思っていたので、チェンジマネーはしなかった。ここにきてK氏は困り果てていたのだった。
少々日本語ができる中国人が「買い物についていこうか?」「何が欲しい?」とかとにかくうっとうしく付いてくる。
とりあえず、「トランプが欲しい!」というと「あああ、麻雀」というので、ここで初めて知った
【麻雀=トランプ=カルタ=カルテ=百人一首】ということか
どんなトランプが手にはいるのだろうか気になって仕方がない。その中国人にトランプを買うため、デパートに行く。(当然、外国製のトランプ)
すると出てきました!紙の何でもないトランプが
まあこんなものか そしてその中国人とはさようなら
次にやってきたのは「私は日本語を勉強しています。一緒に会話をしてください」というので、上海雑伎団場まで会話をしながら行くのでいた。
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