「ハワイの島々の地形や地質について」

　ハワイの島々はすべて海底下数キロメートルにあるホットスポット（マグマの溜まり）から噴き出した溶岩によって形成されています。
島はマグマから溶岩を供給されている間は成長を続け、途絶えると侵食を続けて消滅する事を繰り返しているのです。
その期間は約1000万～1億年とも・・・!!!.
　浸食し続ける土砂を海に押し流し、本体は海中に没してその上にサンゴが成長して環礁を造りあげます。
　カウアイ島は島全体が翠で覆われていますが、ハワイ島のような若い土地よりも土壌の栄養素は乏しいのです。
　オアフ島は２つの脊梁(せきりょう)山脈を中心に浸食が進んでいるのです。
溶岩の露出する土地はほとんど見られませんが50万年ほど前まで火山活動がありました。
ハワイ島は中でも最も若い島で、今も溶岩が噴き出し島の景観を変え続けているのは皆様もご存知ですね。
　かってはマウイ島、モロカイ島、ラーナイ島、カホオラヴィ島は一つの形を形成していたと言われています。学者はこの島を「大マウイ」と名づけています。
今でも地球の息吹を感じることの出来るハワイ。その壮大な自然を見て、感じることの出来る事に感謝したい思います。