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カテゴリ:趣味・趣向 関係
今朝の朝日新聞の天声人語にコーヒーのお話しが出ています。肝臓ガンになりにくく、糖尿病にも好いと言います。
今、私は先月HAWAIIで買い求めてまいりましたコナコーヒーを毎朝飲んでいます。今朝もそのコーヒーを飲みながら天声人語を読んでいました。5袋(200g詰)計1Kgを買い求めてきましたが、残り1袋になってしまいました、お正月には無くなってしまうでしょう。 100%コナコーヒーは中々国内では手に入りません、手に入っても味がチョット違うようです。国内で買い求める時は豆のままがあれば良いのですが、これが本当に有りません、大抵挽いて有ります、現地で挽きたてを買い求めたものと比べられません。現地ものは若干深煎りです、これが基本的に違うのでしょうね・・・。そこで今日はこのコナコーヒーについて勉強してみました。ご参考迄。 ■ハワイのコーヒーの歴史 ハワイに最初にコーヒーが植えられたのは、オアフ島です。1825年時のハワイ王国カメハメハ2世とカマルマル女王、オアフ総督ボギ酋長がロンドンを訪れます。この時初めてコーヒーを味わうことになります。しかし、カメハメハ2世とカマルマル女王は、麻疹にかかり亡くなってしまいます。ボギ酋長は二人の遺体と共に帰路につき、その際、コーヒーの苗木を手に入れ、オアフ島のボギ農園に植えました。このコーヒーは産業として成功は見られませんでしたが、1828年にサミュエル・ルグレス牧師が、ボギ農園からハワイ島にコナの挿し木を持ち帰り、観賞用として庭に植えました。このコーヒーは瞬く間に生長し数年の内に、コナ一帯でコーヒーを植えるのが流行となり、やがてこの地域の基幹産業に発展していきました。 コナコーヒーとは、ハワイ島西側のコナ地区で栽培されるアラビカ種のコーヒーのことです。この地域はマウナ・ロア山やファラライ山の裾野に広がっており、海抜300~800mの斜面を横切って走るママロホラハイウェイに沿って「コーヒーベルト」と呼ばれるコーヒー農園が集まる一帯があり、この一帯は、火山の影響を受けた未開墾の肥沃な土壌で、コーヒーに必要な全ての栄養分が備わっています。 また、穏やかな風、適度な気温、昼と夜の日較差、適量の降雨等、コーヒー栽培にとって理想的な条件が揃っています。コナ地区は、他の高品質カラビカコーヒーの産地の様に高地ではなくても、昼は海から暖かい風、夜は山から冷たい風が年中吹き、最高の環境を作り出しています。コーヒーの花は、2~3月頃に咲きます。現地では、白く美しい花が次々に開くことから「コナの雪」と呼ばれています。 収穫期は、9~1月頃で、充分熱したチェリーのみを一粒一粒手摘みします。精製工場に運ばれたチェリーは、水洗式で果肉除去、プール内での粘液除去をされた後、天日乾燥されます。木でできた専用熊手で広げながら1週間程度乾燥されます。乾燥後は、パーチメントを取り除き、生豆となります。 コナコーヒーの格付けは、粒の大きさ、水分含量、欠点数により行われ、最高級品をエクストラ・ファンシーとし、ファンシー、No.1、プライムと続きます。また、ピーベリーにも格付けがされます。コナコーヒーは独特の蝋状の青みかかった緑色で、大きな豆です。味は柔らかな酸味と滑らかな口当たりを楽しめる高品質コーヒーです 現在、ハワイ島以外に、マウイ島やオアフ島、カウアイ島等でもコーヒー栽培は行われていますが、ハワイ島コナ地区で生産されるコナコーヒーが最高品質とされ、世界的にも有名です。ハワイ州全体の年間生産量は約3000トンですが、この内、コナコーヒーの生産量は675~800トン程度とされています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.26 08:45:40
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