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カテゴリ:HAWAIIのこといろいろ
Aloha! 今日はハワイのパイナップルについて
原産地ってどこか知っていますか? パイナップルはハワイで沢山取れる果物で、ほとんどのフルーツサラダに入っています、食後のデザートにも出てくるし、なんといっても、トロピカルドリンクやカクテルのコップのふちに飾られていますね、ハワイには無くてはならないものなのです。 パイナップルは、もともとブラジルや南アメリカが原産の果物です。 1493年に、コロンブスが、南アメリカにあるグアダルペ島で見つけてスペインへ運んだと言われています。 そこからスペイン人が、世界のあちこちに船で運んだらしいのです。 パイナップルを船で食べる理由は、長持ちするし、美味しいし、ビタミンCがいっぱい入っているから壊血病予防にも良かったと言われています。 1600年代にはスペイン人がフィリピン、グアムやハワイにパイナップルを運んだと言われています。 パイナップルといえば "ドール" 1893年にハワイ最後の女王様リリウオカラニが退陣、ハワイ王朝は幕を閉じ、1894年にハワイは共和国宣言してサンフォード・ドールさんが初代大統領になりました。 ハワイが州になったのは、第2次世界大戦から約15年後の1959年です。 1901年に初代大統領サンフォード・ドールさんのいとこのジェームス・ドールさんは、オアフ島に全財産を持ってきて、パイナップル栽培の会社を始めたのです。 オアフ島の真ん中に、ドールさんは、いとこの大統領サンフォード・ドールさんから土地をいっぱい買って、パイナップル畑を始めました。ドールさんは賢いビジネスマンで、いろいろな機械を使ったりして、たくさんのパイナップルをアメリカ本土に早く運びました。 大きい船を使って、ハワイから取れたてのパイナップルを本土に向かって送っていたら、本土からハワイへの帰りの船は、空っぽと気づきました。 ハワイでは、スチールや空き缶を作る事が出来なくて、工場もなかったので、パイナップルを缶に入れ、缶詰を作る事が出来なかったです。 そこでドールさんは、アメリカ本土で缶詰の入れ物を作って、ハワイ行きの空っぽの船に積み込み、ハワイで取れたてパイナップルを缶詰加工しました。取れたてのパイナップルを缶詰にすることにより、とっても長持ちするパイナップルを、世界中に送る事が出来ました! 皆さんも缶詰のパイナップルを食べる前には、賞味期限を確認してください。 ひょっとしたら、1905年と書かれている、当時の缶詰かもしれませんよ! パイナップルって、実はサボテンの実の固まりなんだって! パイナップルは、不思議な果物で、実はサボテンの実の固まりなのです。 地面にある緑のギザギザの葉っぱの真ん中に、一つの長い茎が出ます。この茎のさきっちょにたくさんの赤や紫の花を咲かせ、サボテンのような実が一杯固まって、一つのパイナップルの実になります。 普通は世界で一番小さい鳥のハミングバードが、パイナップルの花から花へ花粉を広げ、美味しいパイナップルが出来上がります。 日本でも自分で、パイナップルを育てる事が出来ますが、育てても固くて食べられないようです、でもいい香りが出て、すごく簡単に育てられるそうです。一度挑戦してみては如何でしょうか・・・。 では今日はこの辺で、次回までのお楽しみに!! Mahalo! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.01.08 09:22:13
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