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2009.09.29
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Aloha!!! 皆様はお元気ですか ?
日本の秋、楽しく過ごしてますか?

今日はオアフ島の有名で、とても変わっている砂浜をご紹介したいと思います。
今回ご紹介する砂浜はクジラや亀の背中のように、日によって海から出たり潜ったりする特別な砂浜です。
ハワイ語で「アフ・オ・ラカ(Ahu o Laka)」又は、英語で「サンドバー(sandbar)」(=砂洲)と呼ばれていて、オアフ島の東側の山に守られ、穏やかなカネオヘ湾のど真ん中にある砂の固まりです。
「固まり」というよりは、「集まり」と呼んだ方が正しいかもしれません。

サンドバーの誕生は?
このサンドバーは1億年前に噴火口が地震で崩れてできたもので、その後長い間、砂が堆積してできたそうです。
サンドバーは現在、幅が約1.5kmにも及びます。サンゴの細かい砂がビーチを形成しているため、真っ白な美しい砂浜が続いているのです。
サンドバーの端は深い海になっていて、浅瀬の透明に近いブルーに濃い紺色でもう一本水平線を引いたよう。海の下で、毎日毎日ころころころころと、転びながら仕事をしている砂達は、その仕事に疲れたら、「アフ・オ・ラカ」という名前のカフェヘ、くつろぎに行きます。
砂達は潮の流れに乗って仕事をしていますので、潮が一番引いている時に最も集まっています。

さあ、サンドバーへ
実は、このアフ・オ・ラカは、45平方キロメートルもあって、ハワイ州で一番大事に保護されている湾で、また一番大きいサンドバーでもあり、ハワイで唯一のバリア・リーフ(サンゴ礁)になっています。
なので自然保護のために観光客を連れて行く船が限られていますので、行きたい時はツアーに参加するようにしてくださいね。
サンドバーのあるカネオヘ湾は、ワイキキから車で約40分ほどの距離。カネオヘ湾の北側にあるヘッエイア町から海に入って、500メートルから1キロ小型船に乗って沖へ行きます。
リーフに囲まれたカネオヘ湾の入り江は、波がないので、ほとんど揺れることなくサンドバー付近まで進むことができます。出発から10分ほどでボートは停泊。ここからサンドバーまでは歩いて渡るんですよ。
とってもきれいな純砂浜が海の下から丸く柔らかい山のように盛り上っています。この砂浜は、潮の流れによって、海から数十センチ出ていたり、潜っていたり、高さが変わります。満潮の時には、砂浜は海の中ですが、干潮の時には、乾いた砂の上を歩けたりします。
海底はほとんど柔らかい砂ですが、サンドバーの周りにたくさんあるサンゴ礁では大きく不思議な形をした魚、虹色の魚、小さくてかわいい魚などが沢山います。
昔々、オアフ島の西側から、こっちの東側の町に戦士が戦いに来て、戦士達が砂浜に集まって戦争の準備をしている時、津波がきて皆流されてしまい、ここの町が助かったという話があります。
その場所の名前「ヘッエイア」はハワイ語で「流された」という意味を持っていて、神の波の場所と言われています。
ここの砂浜の周りでは色んな海遊びができて、ジェットスキーやダイビングなどのさまざまなマリンスポーツから、ゆったりと昼寝をすることもできます。
砂浜から海の向こうに見える山の景色も、本当に美しくて感動します。何かをしていても、していなくても、穏やかで透明な海水が美しいサンドバーにいるだけで、幸せな時を過ごせることでしょう。

今度満潮の時には、友達をいっぱい連れて行って、サッカーでもしてみようかなー?
スポーツを楽しんだり、色々な海の生物と出逢えたりと、海の中の世界も、海の上のアクティビティも体験できるサンドバー。

今度、皆さんがハワイに来たら、そんなアフ・オ・ラカで楽しい一時を過ごされては如何ですか!

それでは、また、マハロ!





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最終更新日  2013.01.08 09:02:56
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