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2010.01.26
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カテゴリ:その他 雑関係
Ladies & Gentlemen 今日は我が神戸、私の生まれ育った街、神戸が誇る" KOBE BBEEF"についてお話をしてみたいと思います。

 昨年11月米オバマ大統領が来日を前に「神戸ビーフが食べたい」と言い出したと外交ルートを通じて伝えられたそうです。
 くしくも、レストランの格付け本「ミシュランガイド京都・大阪2010」が出版され、話題の渦中にあったころのことです。
 京都の料亭を中心に三つ星が7店、二つ星と一つ星を合わせて京都・大阪で150店が掲載されています。
でも、神戸は0です。
 ミシュランガイド広報事務局いわく「京都だけが対象でした、が大阪にも広げました。でも、神戸は今回の調査対象外です」との事です。

 京都でなく大阪でなく、ましてや東京でもない、フランス発祥の美食本が「蚊帳の外」にした我が神戸の味を米大統領は所望した。
 なぜか・・・? 「それは、アメリカ人が一度は食べたいと憧れる高級和食材が、神戸牛だからです」もちろん「世界一」の味、そして忘れてはならないのは、日本でなければ食べられないという希少価値だということです。
いま、正規のルートでは輸出されていないからです。
 今回の訪日で、残念ながらオバマ大統領は希望を叶えることができませんでした。でも、彼のことです、きっと何時の日か我が神戸の地を訪れてその念願を達成することだろうと私は願ってやみません。

 農水省によると、牛肉の対米輸出は1990年に本格化しました、しかし、2001年ご存じの牛海綿状脳症(BSE)問題で休止になりました。2005年再開後も群馬・鹿児島・宮崎の3県にある4ケ所の食肉取扱施設で扱われた食肉に限り輸出されているのです。
 神戸牛を管理・認定する神戸肉流通推進協議会は「兵庫県内で生まれ、兵庫県内で育て、兵庫県内の食肉センターに出荷されたもの」と定めている。
例え、県内で生まれて育っても、県外で処理されれば、それはもう神戸牛にはなれない宿命なのです。
 でも、世界ではParis・London・& New York etc.etc.特にNew Yorkでは高級スーパーや高級レストランでは「KOBE BBEEF」は並んでいるしメニューにある。「神戸のインパクトが強いから、あやかりたいのだ」それがブランドの磁力なのです。しかし、それらはエセだ。

 2009年ホテル向けに作られた英文観光ガイドでも、巻頭は神戸牛を出すステーキハウスの紹介です。「スティーブン・スピルやトム・クルーズも大のファーンだ」と記されている。
 米プロバスケットボール(NBA)の花形選手コービー・ブライアント選手も神戸牛ゆかりの著名人だ、父親のジョーさんが食した「KOBE・BEEF」が大変おいしくて気に入り、息子の名を「KOBE(コービー)」と名付けたそうです。今ではコービーさんは神戸市から「神戸大使」に任命されています。
 又、サッカーJ1のヴィッセル神戸のマスコットも牛の「モ-ヴィ」神戸といえば「牛」という揺るぎのないブランドだ。
 それが証拠にNew Yorkで著名なレストラン経営者が開いているステーキハウス名は「KOBE・CLUB」海外の人々も引き付ける神戸牛の磁力とは何だろう?
それは先にも記述したことを含めて3つ。

1 もちろん世界一の味。
2 そして忘れてはならないのは、日本でしか食べられないという希少価値。
3 現在正規のルートでは輸出されていない。


では、これらはどのようにして確立されてきたのでしょう。

 幕末、米国など諸外国からの強い圧力により徳川幕府は鎖国をやめた。開港後の横浜居留地の外国人向けに1865年、神戸から船で但馬牛などが送られてきた。3年後に開港した神戸でもそのおいしさは評判となり、何時しか「KOBE BBEEF」の名が広まった。
 美味しさの秘密は純血種を守りぬいていることにあると言える。
兵庫県の但馬牛は、他県産の牛との交配を避けて改良されてきた黒毛和種。全国に例のない「閉鎖育種」なのです。
 この但馬牛の中でも、霜降り度など厳しい条件をクリアした肉だけを1983年から「神戸ビーフ」と呼ぶことにしました。色鮮やかな筋肉の間に脂肪の「サシ」がきめ細やかに入った霜降りが特徴です。
 純粋神戸牛には、菊の花の模様の判子が押してあり、兵庫県の花ノジギクをあしらった神戸牛の証明という。
「神戸牛」と書かれた「ノジギク判」は「神戸牛」のあかし。「神戸肉の証」も発行される。
 いま国内の名柄牛肉は200種以上あり、牛肉消費量は82万トンと言われています。内、神戸牛はざっと700トン。わずか0.08%だ。
 そんな貴重な肉が、「KOBE BBEEF」なのです。

食における現代のアメリカンドリームともいえる神戸牛。皆さんどんな味だと思いますか。
 口中にジュワッと広がる肉汁。舌の上、肉が甘くとろけていく、そのくせしつこくない。
「脂の質がいいから、血統を守り、育て上げた世界一のビーフを神戸で食べてほしい」
 その「世界一」の味が「KOBE」の名を世界に広める。
 皆さん、一度も味わったことのない方は是非一度神戸の本場で「世界一」の味をご賞味下さい(ただし、決して安くはありません為念)、何かの記念、何かの区切りに、決して後悔する事のないお味だと推奨いたします。

参考文献
  朝日新聞 2010年1月5日新名所紀行
  神戸肉流通推進協議会  管理と認定
  兵庫県飼育技術研修会





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最終更新日  2010.01.26 08:22:20
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