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2014.07.05
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 ハワイは「虹の州」とも呼ばれ、虹がとても多く、二重三重、月の光の虹も見られます。
ハワイの絵本には、「メネフネ」というカウアイ島に住んでいたといわれる小人族が、雨が降ってもどんよりと暗い暗くなるだけの空に、雨が降るたび人々に美しい虹を楽しんでもらいながら、水の大切さを思い出してもらえるようにと空にきれいな虹を作るために、虹の色の材料を探しに行ったという伝説があります。
 その材料は、「王家の象徴の赤い鳥の羽(赤)」、「イリマの花(オレンジ)」「バナナ(黄色)」「シダの葉(緑)」「海の深いところで汲んだ青い水(青)」「女王様のシルクのドレス(紫)」で、これを友達のカフナ(僧侶)が混ぜ、矢の先端に虹の滴をつけ、雲をめがけて打ち込みました。
 やがて雨が降り始め、辺り一面6色の虹で覆わるとメネフネたちは大喜びし、「これで、人々も、水と雨の大切さがよくわかるだろうし、何よりも虹の美しさを楽しんでくれるだろう」と言いました。 この伝説のためか、ハワイの虹は6色といわれています。
カウアイ島ナパリコーストにかかる虹.jpg
カウアイ島ナパリコーストにかかる虹






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最終更新日  2014.07.05 08:20:14
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