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高原高 

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2008.08.04
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カテゴリ: 生活・インテリア
演劇でひとの自叙伝を上演することがあります。

女の一生などが有名です。

あるいは[おしん]などもそういった半生を描いた作品なのでしょう。


ここで面白いはなしがあります。

ひとには他人には言えない人生の出来事が山のようにあります。

そのほとんどは恥ずかしい話なのでしょう。


だから人に見せる演劇ではどこまで本当のことか

分かったものではありません。

自分を美化したり、正当化したり、努力を誇張するのは

ひとの常でしょう。

ukulele36.JPG

では何を観客は見たいのでしょうか?

何に感動したいのでしょうか?


答えは素直で率直なものです。

観客も、人に威張れる生き方をした訳ではないでしょうから、

立派な生き方に感動や称賛もするでしょうが、

むしろ逆で、同じ人生の苦悩を共感したいのだと思います。


人生は自分の理想や願いの挫折の連続なのです。

その一つずつの苦悩こそ、生きる輝きだと、

人々は知っているのです。

それこそが演劇の素晴らしさなのです。


皆さんも自分の人生に素直に向き合い、

大いに楽しんで良い作品を生み出してくださいね。

Good Luck.





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最終更新日  2008.08.04 19:51:09
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