カテゴリ: 生活・インテリア
演劇でひとの自叙伝を上演することがあります。
女の一生などが有名です。 あるいは[おしん]などもそういった半生を描いた作品なのでしょう。 ここで面白いはなしがあります。 ひとには他人には言えない人生の出来事が山のようにあります。 そのほとんどは恥ずかしい話なのでしょう。 だから人に見せる演劇ではどこまで本当のことか 分かったものではありません。 自分を美化したり、正当化したり、努力を誇張するのは ひとの常でしょう。 では何を観客は見たいのでしょうか? 何に感動したいのでしょうか? 答えは素直で率直なものです。 観客も、人に威張れる生き方をした訳ではないでしょうから、 立派な生き方に感動や称賛もするでしょうが、 むしろ逆で、同じ人生の苦悩を共感したいのだと思います。 人生は自分の理想や願いの挫折の連続なのです。 その一つずつの苦悩こそ、生きる輝きだと、 人々は知っているのです。 それこそが演劇の素晴らしさなのです。 皆さんも自分の人生に素直に向き合い、 大いに楽しんで良い作品を生み出してくださいね。 Good Luck. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.04 19:51:09
コメント(0) | コメントを書く
[ 生活・インテリア] カテゴリの最新記事
|