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温故知新

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2020.04.09
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平常通りの日常が始まった途端、

残念なニュースが届いた。

昨日の新型コロナウイルスの感染者数が

数日ぶりに10名となった。

これで道内の累計患者数は200名を一気に超え、208例となった。

「緊急事態宣言」が避けられたとはいえ、

まだ安心してはいけないと痛感した。





では、今日も映画の紹介をしよう。

本日紹介するのは「主人公は僕だった」。20007年公開。

主演は、ウィル・フェレル。







国税庁に勤めるハロルド・クリック(ウィル・フェレル)は、

数字で頭がいっぱいで喋るのが苦手な会計捜査員。

毎日歯磨きから始まり、就寝時間など全て決まっている。

結婚を婚約者から破棄されて独身であり、独り暮らしをしていた。

仕事が終われば一人で帰って、一人で料理。

そんな彼のことを語るのは、

スランプ気味の作家・カレン・アイフル(エマ・トンプソン)だった。



ある日のこと、いつもどおり歯磨きをしていたハロルドは、

自分の物語を語る女性の声に気づいた。

最初は歯ブラシが喋っているのかと思ったが、そうではなかった。

バス停で待っている人に聞いても、その声は自分にしか聞こえていなかった。

いつもと違って、ハロルドは仕事中も取り乱していた。



ハロルドは税金の未納があるために

アナ・パスカル(マギー・ギレンホール)の菓子店へと出向いた。

彼女は政府のやり方が間違っていると考え、わざと税金を支払わないでいたのだ。

ハロルドはアナをじっと見つめてしまった。

そのことをアナから注意されて、ハロルドは謝罪をした。



カレンのオフィスには、

この道11年になるアシスタントのペニー(クイーン・ラティファ)が手伝いに来た。

カレンはどうしてもハロルドを殺す筋書きを書けないでいたのだ。

カレンの作品では、必ず登場人物が死ぬのだ。



医師に診てもらったハロルドは、バス停でバスを待っていた。

その時、時計が狂っていたことに気づき、

バスを待っている人に時間を聞いて合わせた。

その時もやっぱり、女性の声が聞こえてきたのだ。

一人叫ぶハロルドを見て、バスを待っている人々は彼から遠ざかった。



翌朝、ハロルドが歯磨きをしていると、女性の声が聞こえてきた。

ハロルドは自分が死ぬと聞き、取り乱してしまうのだった。

医師では埒が明かないので、

ハロルドは文学に携わるヒルバート教授(ダスティン・ホフマン)に相談しに行った。

最初は相手にしてもらえなかったが、

ヒルバート教授は相談にのってくれることになった。

なぜなら、自分が講義で行った内容を彼が言い当てたからだ。

ヒルバート教授から

「死の運命から逃れるためには喜劇の人生を生きることだ。」と助言され、

恋人を探すように勧められた。



再びハロルドはアナの店に行って、領収書を調べることにした。

アナは嫌がらせとして、領収書をぐちゃぐちゃにしておいたのだ。

調べ終えた後、アナはクッキーを焼いてあげた。

ハロルドは仕事柄、もらうわけにいかないので、買い取ると言い出した。

しかし、アナが自分のために焼いてくれたことに気づいて、申し訳なく思った。



ハロルドは今まで怖くてしなかったことをすることにした。

友人とご飯を一緒に食べたり、ギターを購入したり、平日に映画を見に行ったり。

アナには小麦粉を買って行った。

ハロルドは彼女に好きだと、自分の気持ちを告白した。

アナの部屋に通されると、貰い物だというギターがあった。

アナから弾いてと頼まれたが、暗記してないので無理だと断わった。

しかし、ハロルドはギターを弾き始め、アナは彼に近づいてキスをした。

その後、2人は結ばれ、2人は恋人同士になった。



それまでの単調な生活から一変した日々を楽しみ出したハロルドは

ヒルバート教授に報告に行った。

ヒルバート教授は、物語を語ってそうな作家をピックアップしてくれていた。

その時、研究室のテレビから聞きなれた声が聞こえた。

テレビには、カレンがインタビューされる場面が映っていた。

その時、ハロルドは声の主がカレンであると気づいた。

ヒルバート教授から、「彼女の作品の主人公は必ず死ぬ」と伝えられた。



ハロルドは彼女の本を見て、出版社の住所を見つけ、急いで向かった。

受付に説明するものの、取り次いではくれなかった。

そこでハロルドは、国税局に行き、カレンの電話番号を探し出した。

国税局の電話が故障していたので、

同僚のデイヴに電話を貸してくれるように頼んだが電波が悪く使えなかった。

そこでハロルドは外の公衆電話に走った。

しかしお爺さんが電話していたので、ハロルドは地下鉄の電話を目指して走った。

ようやくハロルドはカレンに電話をかけることができた。

カレンは自分が書いた通り、電話が来たことに驚いた。

さらに物語の主人公が電話越しに話してきたので驚くのだった。



カレンのマンションに通されると、数年ぶりに小説を執筆しているとことだった。

偶然にも、そこに書かれた主人公はハロルドそのものだったのだ。

カレンから物語を書き終えたことを告げられた。

カレンは原稿をハロルドに預け、読んでみるように言われた。

しかし、自分の目で事実を知ることが怖いので、

ヒルバート教授に読んでもらうことにした。

その間も、ハロルドは気が気でなかった。

数日後、研究室を訪れたハロルドに、

ヒルバート教授は最高傑作であると褒めた。

「人はいつか死ぬものであり、ハロルドの死はとても意味があるものだ」と言うのだ。

そして、筋書きを変えることは出来ないと告げられ、

ハロルドは研究室を後にした。



原稿を読み終えたハロルドは、

カレンの元を訪れ、

とても素晴らしい作品であり、完成させて欲しいとカレンに告げた。

カレンは、今まで何人も作品で殺してきたことに落ち込んだ。

さらに今度はフィクションではないのだ。

創造上の人物だったハロルドを目の前にし、小説の完成をためらうのだった。

そこで、カレンはヒルバート教授の元を訪れた。

ヒルバート教授から「ハロルドは結末を受け入れた」と聞いた。



ハロルドはアナと夜を過ごし、翌朝いつも通り出勤する。

停留所でバスを待つハロルドは、

子供を助けるため道路に飛び出し、バスにひかれてしまった。

意識を取り戻すと、ハロルドは自分が病院にいることに気付いた。

ハロルドは、カレンが結末を書き換えたため一命を取り留めたのだ。

アナが病院に駆けつけて、ハロルドの容態を心配した。

ハロルドはこうなった経緯を説明すると、アナは彼にキスをした。






自分の人生が、

誰かの創作だとしたらという想像をしたことがある。

敢えて波乱万丈の展開になるようにされているのではないか、と。

波風立たないような平々凡々の人生ではなく、

複雑な選択肢が用意され、

どう選ぶかで結末が変わってくるように仕向けられている。

だとすれば、

もう十分に人生を楽しんだので、

ここから先はのんびりと暮らせるような筋書きに変えてもらってもいい。








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Last updated  2020.04.09 06:17:54
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背番号のないエース0829@ 最優秀新人賞  岡田有希子「十月の人魚」に、上記の内容…
王島将春@ Re:初恋(04/23) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
たくちゃん9000@ Re:少女は異世界で戦った(04/26) 異常なしで良かったね、ほっとしたよ♪

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