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カテゴリ:魂の世界
17日、相方のおばあさんが亡くなった。
1年ほど前に、原因不明の高熱で入院し、それから意識がほとんど戻らないまま、 この世を去ってしまった。 あたしは、以前勤めていた会社に、相方のおばあさんがたまに来ていた事もあり、 前々から知ってはいたんだけど、 自分から 「お孫さんとお付き合いさせていただいてます~」 なーんて名乗る事もないので黙っていたんだけど、 ある時に、相方のお父さんが、酔った勢いであたしの存在を知らせ、 その後、おばあさんが店に来た時に 「あなたが、うちの孫の彼女なのね?」 と話しかけてくれた。 それから、あたしはその会社を辞めてしまったので、なかなか会う機会はなくなったけど、 相方と一緒におばあさんが作った野菜をもらいに行った時に 「うちの孫を選んでくれてありがとうねぇ~」 って、あたしの手をぎゅっと握って言ってくれたことが忘れられない。 あたしの祖父母は、もう4人とも天国に逝ってしまっているので、 相方のおばあさんを、本当のおばあさんのように思っていた。 あたしのじいちゃん・ばあちゃんには、花嫁姿もひ孫の顔も見せられなかった分、 相方にはそういう思いをして欲しくなかったのもあったんだけど・・・ その思いも、叶えられなかった。 相方は 「ばあちゃんにひ孫を抱かせてやりたかった・・・」 ってつぶやいた。 相方はずっと、おばあさんのそばで寝るために、おばあさんのうちに泊まっている。 人はいつか、この世での修行を終え天に還る。 それまで、やり残す事がないように、一生懸命に生きていくんだ。 『別れ』はツライけど、 その人それぞれにプログラムが違うから、天に還る時期もそれぞれに違う。 おばあさんは、天を出る前に、自ら作ったプログラムを完了して、還って行っただけなのだ。 心の中で おばあさん、お疲れ様でした。 たくさんの優しさ、ありがとうございました って話しかけてみた。 ゴールドの光が、太陽のように輝いた。 おばあさんは、ゴールドの人だったんだな・・・ 今日、こっちは大雪ですが、相方と2人、おばあさんに会いに行く予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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