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カテゴリ:散歩道
此の地域は歴史の塊みたいな所で、過去の遺跡が日常生活に溶け込んで(入り込んで)居ます。
付近に服部と言う地名が有るとおり、服部部(ハットリベ)の所在地と思われます、織物関連に従事する渡来人の集団が住んでいた所でしょう。付近には神服神社と言うお宮様も在ります。 昨日も記載致しましたが、古墳が沢山在り、「春子の庭」からも古墳に副葬されたと思われる焼き物(須恵器)の破片が発見された事は記述させて頂きました。 次の写真は一応古墳なんですが。 直径20メートル程度の古墳です。 民間の所有地なので、域内に入って行けないのですが、横穴式石室の天井石の様な物が見えて居ります。表面には焼き物の破片や瓦片等の近世の遺物が堆積しているので、江戸時代頃まではゴミ捨て等に利用されていたのかも知れません。 目視だけで判断すると、建設方法は版築では無いので、一般庶民の有力者が所有していたと思います。(横穴式石室を持つので、複数者が埋葬された様です) 時代は下りますが、16世紀。この地域は常に水争いの場所と成りました。 大きな川は有るのですが、常に大量の水が確保できるわけが無く、毎年の様に争いが発生していた様です。 其処で、これも記述済みですが、芥川山城に居を構える三好家が采配を振るい、水争いを収集したようです。 次の写真は、現在版水分けの施設です。 此方から向こうへ水は流れています。 写真の部分で、流量が4:6程度に別れるようになっております。此の比率が其の地域の水利権の比率なんでしょうね。 此れで流れてきた水は自動的に比率配分出来るので、争いは発生しませんね。 うちに帰って来ますと、さすがは今日の天気と昨夜の雨が影響したのか、芝生が一度に緑を増しています。 今年は一面緑が早く来ますよ。 その後、君子蘭の植え替えと株分け。本来は5月か6月に行なうのでしょうが、今年の我が家の君子蘭は全く花が無いので、本日行ないました。数年放置のままだったので、一杯の新たな鉢が出来てしまいました。 昨日は観音竹、其の前はオモトを株分け植え替えを行ないましたので、第二ウッドデッキは満員になってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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