2010/08/29(日)09:28
ハーバード大学ロースクールの図書館
今週は日曜からずっとボストン出張&展示会対応。そして、珍しいことに日曜から水曜
まで4日続けてずっと雨。上着を着ていても肌寒いくらいの気候で、猛暑とのギャップに
ブルブルしました。
おまけに、客人たちの世話をドタバタしているうちに、デジカメを水溜りに落としちゃ
ったんだけど、ホテルの部屋で数日放置&乾燥させているうちに、ラッキーにもおおよそ
の機能は戻りました。ちょっとピントがボケちゃってるかな(と自分の腕をゴマカす)。
さて、そんな雨続きのボストンも木曜にはカラリと晴れ上がり、客人を連れてぶらりと
ハーバード大学へ。久々に晴れたキャンパスの広場では、学生たちがのんびり寛いで
います。
一方で、今は9月からの新学年を控えた慌しい時期でもあります。新入生たちは、学内の
寮への引越し作業で大忙しです。
そんなキャンパスをブラブラしつつ、この日はハーバード大学の天下のロースクールの
図書館を訪ねました。ドドーン。
ハーバード大学にはなんと90以上も図書館があるんだけど、このロースクール、つまり
法科大学院の図書館は、その中でも特に由緒のあるものの一つ。19世紀初めに遡る歴史
の中で、現在のLangdell Hallに移ったのが1910年ごろ。この「新しい建物」でも
100年ぐらいの歴史があるわけです。
そして、中の様子はこんな感じ。ドドーン。
レセプションなどを行う多目的ホールには、かつての図書館長が自ら立って、周りから
次々にやってくる質問者に対応したという丸テーブルも展示されています。
今は学期前なのでほとんど学生もいなかったし、最近はオンラインで資料を調べる学生が
増えているから来館者も減少傾向ということだけど、それでも試験前の時期には24時間
オープンになるそうで、廊下には仮眠用のソファもたくさん並んでました。
ハーバード大学には、もちろん世界各国からも留学生がやってくるわけだけど、最近は
中国や韓国からの留学生が増えてきている一方で、日本人は激減しているらしいです。
最近は日本の若者の海外志向がどんどん薄れてきてるらしいけど、このグローバルな時代に
日本はどうやって生き残っていくのか、おじさんは不安が募る今日この頃です。