のんびりナツコの場合。
5年生のナツコの算数の授業での百分率も徐々にたんぱく質問題に近づいてきた。どんぐり歴2年の彼女がどんな反応をするか、が少々楽しみでもあり不安でもあり。公式ではなく自分のやり方で納得するまで解く子ども。(これ、うらやましい限り。)授業の短時間で公式もそつなく理解しオリジナルも持てる賢いタイプの子。(これもまたうらやましや)で、ナツコの場合。私「百分率、わかる?」ナツコ「比べる、とか比べられるとかさあ出てきて、わかんないや。」私「・・・・・・・・」ナツコ「でも、ま、そのうちわかるよ。きっと!」「・・・・・・」そう言い切る自信はどこから??まあ、この反応は想定範囲内。ちゃこさんたちがあんなにいろんな絵図を書いたりしてくれてここいらで一度確認しておきたい気持ちをぐっとこらえ、ここは一つ今後の本人の動向を楽しみに(?)うかがうことにした。だって私がこの段階でできることって何もないはず。で、複雑な心境の私の横で楽しそうにさらさらっとやり終えた自由宿題。ノートより。新聞だそうだ。 カメのニュース、漢字、面積の求め方の問題、4こま漫画とある。問題はナツコのオリジナル。そして、ちょっとここに注目。随分前、IF法でやってみた「薔薇」の問題が載っている。 IF法は数回やった程度なのだけど、このタイミングで「薔薇」が出てきたかあ。しかし、漢字は「よく見て、思い出して書いてみて。」とは時々言っている。実際、高学年になってパーツの組み合わせで漢字に関してはナツコはかなり楽に覚えられるようになってきている.(読書好きで活字をよく見ていることも関係してるかな?)IF法は一度、難しい文字をやる体験をしておくと子供の中にゆっくり沁み込んでいくのかもしれない。面積の不思議な問題は説明を受けたけれどよくわからなかった・・。本人は良い問題が作れたと一人非常に満足し「私って天才だあ。」と言っていたのんびりどんぐりナツコくん。母は不安も残るけれどおもろい、とも感じているよ。だって、私の小学時代は全くの公式暗記派だったからね。こんな新聞書いたこと一度もなかったよ。その自信が本物になることを祈ります